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西暦2977年、高度に成長した文明と繁栄に酔いしれた人類は怠惰な平和をむさぼっていた。 そんなある日、宇宙のどこからか日本のある地域に巨大なペナントがうちこまれた。人々は、これを最近出没している宇宙海賊のしわざだと考えた。しかし、大ペナントは未知の宇宙人が地球侵略の目標として打ち込んだ電波灯標であった。そしてこのことに気付いた人間が二人いた。一人は科学者・台羽博士。もう一人は宇宙海賊キャプテン・ハーロックであった。 が、その途端、台羽博士が殺害されてしまう。殺したのは無論、ペナントを打ち込んだマゾーンの女王ラフレシア・・・地球の危機を確信したハーロックはマゾーン宇宙艦隊との戦闘を開始する。一方、台羽博士の息子・正はハーロックとともに戦うことを決意し、アルカディア号に乗り込んだのだった・・・!
なかなかレンタルが出来なくてやっとレンタルできました。
ついに3巻目です。
昔の作品で作画もストーリーも描写もかなり荒いんですが、松本零士ワールドが十分に堪能できる作品です。
6話盛り込まれ見ごたえも満載です。
マジ機関長の悲しい過去が印象的な感があります。
ハーロック好きには堪らない作品です。
「心配しなくていい」 西暦2977年。人類は宇宙に進出するまでの科学技術を得て、ロボットによる惑星開拓、食糧生産などでこれまでにない飽食の時代を迎えていた。人々は政府から衣食住のすべてを提供され、催眠音波が仕込まれたテレビ映像によって反乱の意思を持たないよう飼いならされる。それにより政府の高官までも職務を放り出して競馬や娯楽に興じる日々を送っていた。 宇宙海賊として地球全域にその名が知れ渡るキャプテン・ハーロックは、すっかり腑抜けた地球に危機感を覚えた唯一の人物。彼の言葉に耳を貸すのは、ハーロックが指揮する宇宙船「アルカディア号」のクルー以外はなく、「大いなる反乱者」として地球連邦政府警備隊の切田長官に目のかたきにされていた。そんな時、天文学者が次々と暗殺されるという事件が発生する。地球連邦はこれをハーロックの仕業と考えるが、それはまったくのえん罪だった。ハーロックだけは感じる、地球を何者かが狙っていると・・・
「まゆ、君は天使の心を持った少女だ。だから花や小鳥を友だちにして暮らすべきなんだ」 第七惑星を出発した輸送船団が正体不明の円盤に攻撃された。地球はこれをハーロックの仕業と考え、彼を捕縛するためにハーロックが「大切な友から預かった」という少女・まゆをエサにおびき出そうとする。一方、未知なる敵“マゾーン”と初めて交戦したハーロックと彼のクルーは、ついに侵略の手が迫って来たのかと警戒していた。そしてやはり侵略者の存在に気付き、警告のために首相官邸を訪れていた台羽博士と彼の息子・正と共に首相の説得にあたるが、腑抜けた首相に危機感はなく、ついに侵略者の円盤が地球に降り立ってしまう。
「男なら、悲しむ前にやるべきことをやれ!」 侵略者からの飛来物で都市圏はパニックに陥っていた。その様子に台羽博士や彼の息子・正と共に見守っていたクスコ教授は、その飛来物が侵略者の打ち込んだペナントで、地球の占有権を主張する「印」なのだと直感する。しかし再三の警告にも関わらず首相はまともに取り合おうとしなかった。そうしている間にも侵略者マゾーンの統率者は、ペナントの意味に気付いた者の殺害を部下に指示。台羽博士が最初の犠牲者になってしまう。ハーロックに救われた正は、女性の姿をした紙のように燃える侵略者・マゾーンへの復讐を誓うのだった。
「誰のためでもない。俺の胸の中にあるもののためだけに戦うのだ」 ハーロックに誘われたものの、彼が海賊ということもあり正はアルカディア号を降りた。その頃、クスコ教授はペナントに書かれた文字を解読し、首相たち政府高官にマゾーンが地球を狙っていること、彼女たちが地球を自分たちの第二の故郷だと思っていることを伝える。しかし首相たちはそれでもまったく興味を示そうとしなかった。絶望のクスコ教授は失意のままマゾーンの刺客に暗殺され、正もハーロックの仲間だと思われ政府に拘束されてしまう。危機を脱した正は政府に失望し、改めてハーロックと共に戦う決意をするのだった。
「俺と一緒に同じ宇宙を見て暮らすんだ。そのうち、きっと輝いて見えるようになる。暗黒の星が・・・」 アルカディア号のクルーになったものの、ハーロックに「今は何もしなくていい、ブラブラ遊んでいろ」と言うだけで正は戸惑うばかり。しかもクルーは皆、好き勝手に遊んでいるばかりで、正が持つアルカディア号のイメージとは正反対だった。失望感に苛まれたこと、ずっと狭い空間にいたことで正は軽いノイローゼ状態になってしまう正。彼はその中で、かつて母が海王星の衛星トリトンで事故死したことを思い出す。マゾーンの攻撃があったのはそんな時だった。アルカディア号はマゾーンのひとりを捕虜にするが、彼女はためらいもなく艦内で自爆してしまう。
「女王ラフレシア・・・幻の敵だが、恐ろしい相手だ・・・」 「女王ラフレシア」・・・そう言い残してマゾーン兵士は自爆した。さらなる情報収集の必要性を感じたハーロックは、正の適性を確認するためにもマゾーンの戦闘艇を撃墜させ、その残骸をクルーに回収させる。そして残骸の解析結果から、マゾーンが古代の地球に干渉していた可能性を導き出すのだった。 一息ついたハーロックは、地球で連邦政府の監視下にあるまゆに手紙を出すことにした。そして大胆にも政府を脅し、自らが停泊している第一海賊島に返事を送るよう指示する。しかし返事が来たのも束の間、海賊島に侵入したマゾーンが自爆したため、島は跡形もなく爆破されてしまう。
「例え許しがたい敵だとしても、使命のために倒れた者には最大の敬意を表する」 宇宙から見た地球がおかしな反応を示していたため、ハーロックたちはその調査のために魔の三角地帯として有名なバミューダ海域へと向かった。彼らは海底でマゾーンが建設したと思われるピラミッドを発見したハーロックたちは、内部探査を行ってマゾーンが植物性の生命体であることを推測する。さらにマゾーンが地球全土に潜伏していることを突き止めると、首相が警告を無視したこともあって独自に掃討作戦を開始した。そしてまゆの身辺にもマゾーンがいることを突き止め、それも排除するのだった。
「帰って女王に伝えろ、このキャプテン・ハーロックはマゾーンの中心まで乗り込んでいくぞ、とな」 ペナントとピラミッドから発せられた信号。それはマゾーン本隊を誘導するものだった。直接対決を予感したハーロックは、アルカディア号を設計した親友の娘・まゆを守るのが使命だと再認識し、面会のために一度地球へと戻る。そして気持ちも新たに外宇宙へと飛び出すと、彼らに警告を発するために現れた高官を捕虜にするのだった。ハーロックは彼女を見逃すものの、復讐に燃える正はそれを許さず追撃に入る。しかし撃墜に成功した正は遭難してしまい、一時的な幼児退行現象に見舞われてしまった。その間にアルカディア号は先遣部隊と始めての戦闘を展開する。
「最後の最後まで撃ちまくれ! 例えひとりでも多くのマゾーンを倒すのだ!」 捕虜の頭髪サンプルから、同様の樹液を持つ植物が古代遺跡周辺に分布していることを突き止めるドクター・ゼロ。そこでハーロックは古代遺跡とマゾーンの関係を解明するべく、正とヤッタラン副長に火炎土器の調達を命じる。そして火炎土器が記憶回路の役割を果たしていることを突き止めたのだった。しかし膨大なエネルギーが必要なため分析は後回しにされ、今度は特に分布が集中する南米のジャングルが調査の対象になる。ハーロックと正はそこで植物に擬態していたマゾーンに攻撃されるものの、ヤッタラン副長の機転でどうにか危機を脱するのだった。
「これが海賊式・無法戦闘だ」 マゾーンが地球全土のジャングルで眠りについていることを確信したハーロックは、一度海賊島に戻ることを決意した。そこへ、南米で部下を殺されたアレルギアスが復讐戦を仕掛けてくる。その最中、相手のパイロット・ローラの顔を見た正が、一瞬ミサイルのトリガーを引くことをためらってしまった。アルカディア号の体当たりで勝利を勝ち取るものの、その「迷い」に動揺する正。一方、ハーロックはマゾーン母艦の破片に金星の土が付着していたことで進路を金星へと向ける。しかし金星の基地ではアレルギアススが手ぐすねを引いて待ち構えていた。
原作では描かれて無かった女王ラフレシアとの闘いも終わり本シリーズも大円団を迎えました。
。長いこと待ちましたがやっと見ることができました。
感慨もひとしおです。
かなり荒いストーリーでしたが、これはこれであり。
ファンのひいき目でしょうか?
ラフレシアの戦闘服がとてもダサかったのとか、アルカディア号だけでマゾーンの大艦隊に勝っちゃうとか、アルカディア号の乗員がゾンビみたいとか突っ込みは無しにしないと厳しいです(笑
ラフレシアとマゾーンはどうなるのか?
地球はどうなるのか?
そしてハーロックは?
まだまだ気になる点が多々残されています。
いつか続きが書かれることがあるのか・・・期待したいところですが無理でしょう。
第37話 赤いセーターの涙
第38話 さらば! まゆ
第39話 壮絶! 長官死す
第40話 その時 天使は歌った
第41話 決闘! 女王対ハーロック
第42話 さらば宇宙の無法者
DISCASさんありがとうございました。