オーケストラ・クラス

  • La Melodie
  • 2017
  • フランス
オーケストラ・クラス

    アフリカ系やアジア系など多様な人種の子供たちが通うパリ郊外の小学校では、地元のフィルハーモニー・ド・パリが運営する音楽教育プログラムを実践している。その最終目標は年度末にフィルハーモニー・ド・パリで課題曲「シェエラザード」を演奏することだ。別れた妻との間にもうけたひとり娘と疎遠になり、プロの演奏家としての仕事にもあぶれたバイオリニストのダウドが6年生のオーケストラ・クラスを指導することになったが、やんちゃな生徒たちは勝手気ままに騒ぎ続け、楽器の扱い方を教えようとしても聞く耳を持たない。しかしダウドが模範演奏を披露してみせると騒々しかった生徒たちは静まりかえり、真剣な表情で美しく澄んだ音色に耳を澄ませた。後からクラスに加わったアフリカ系の少年アーノルドは、学校から貸し出されたバイオリンに夢中になり、帰宅してからも練習に励む。アーノルドの才能を見抜いたダウドは、無口で引っ込み思案な彼の背中を押し、勇気を出してクラス全員の前で演奏するよう促した。冬になり、クラスの重大な転機となる出来事が起こった。他校との合同練習に参加した生徒たちが、まったく演奏についていけなかったのだ。弾けるようになったと思い込んでいた彼らはショックを受け、アーノルドの自宅の屋根の上に集まって自主的な練習に取り組むことに。ダウドもクラスの指導に打ち込んでいく。心をひとつにしたダウドと生徒たちは「シェエラザード」の演奏に磨きをかけていく。果たしてフィルハーモニー・ド・パリでの晴れ舞台の行方は?

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