オーバー・フェンス

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オーバー・フェンス / オダギリジョ-
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「オーバー・フェンス」 の解説・あらすじ・ストーリー

佐藤泰志の小説を、山下敦弘監督がオダギリ ジョー主演で映画化した人間ドラマ。妻に見限られ、故郷の函館で職業訓練校に通い、失業保険で暮らす白岩。ある日、同じ訓練校に通う代島とキャバクラに連れて行かれた白岩は、風変わりなホステスに出会う。

「オーバー・フェンス」 の作品情報

製作年: 2016年
製作国: 日本

「オーバー・フェンス」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

監督: 山下敦弘
出演: オダギリジョ-

オーバー・フェンスの詳細

  • まだまだ話題作
収録時間: 字幕: 音声:
112分 日:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
TCED3402 2017年03月10日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
1,000枚 11人 4人

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ユーザーレビュー:9件

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1〜 5件 / 全9件

かすかな希望にすがって生きる大人たちの青春映画

投稿日:2017/03/01 レビュアー:ミルクチョコ

「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」の原作者・佐藤泰志の芥川賞候補作を、オダギリジョー、蒼井優、松田翔太ら豪華キャスト競演で映画化。
妻に見限られて故郷・函館に戻った白岩は、職業訓練校に通いながら失業保険で生計を立て、訓練校とアパートを往復するだけの淡々とした毎日を送っています。そんなある日、同じ訓練校に通う代島(松田翔太)にキャバクラへ連れて行かれた白岩(オダギリ・ジョー)は、鳥の動きを真似する風変わりなホステス・聡(蒼井優)と出会い、どこか危うさを抱える彼女に強く惹かれていきます。

「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」が函館に暮らす庶民のどんづまりを描いていたので、かなり暗い映画だと覚悟して見ましたが、根底にあるものは一緒ですが、ラストに解放感が感じられたので、救われました。
人生を半ば諦めた40代男と心に闇を抱える女性の刹那的な恋。さらには、二人を取り巻く人々のやるせない日常も描き出しています。
蒼井優、めんどくさい女を 演じたら一番ですね。
聡という名の女性と出会い、傷ついた彼女と触れ合い衝突する中で次第に鬱屈した心を氷解させていく姿は、淡々とした中での大きな見せ場だと思います。
青春を終え、いまだ人生にさまよう人々の諦感と哀切に満ちた日々と北海道の広く美しい青空のコントラストが残酷なまでに印象的な作品でした。

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今ひとつ「痛み」が、胸に響かず!!

投稿日:2017/03/18 レビュアー:カマンベール

佐藤泰志の原作・・・と聞くと、精神的にも経済的にも、
ギリギリ追い詰められた人間・・・
と、勝手に考えてしまいます。
私の感受性が鈍いのか?
胸に迫ってくるものが薄かったです。

小さな違和感が、たくさんあります。
☆主人公白岩(オダギリジョー)の、手入れの行き届いた「髭」
・・・自暴自棄の男の、髭でしようか?
☆代島(松田翔太)が、職業訓練校で大工の訓練を受ける男に見えない
・・・彼なら、何をやっても食っていけそう!!
☆キャバクラ穣の聡(蒼井優)・・・実家の離れに住む?
・・・鳥の求愛ダンス?
・・・流しで、身体をコスルのは、自分が汚れてるから?
☆白岩の元妻(優香)・・・癒やし系の暖かさで、病んでいた妻
・・・白岩のせいで、精神的に追い詰められた・・
☆オーバーフェンス・・・フェンスは「柵」ですよね。「壁」ではない
☆BGMというか音楽が不協和音的なのも、効果的とは思えなかった。
☆訓練校の森(満島真之介)は、病気の人だと思った。

函館市の風景だけで、かなりのポイントが付きますが、
なんとも中途半端な感覚が残りました。

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オーバー・フェンスネタバレ

投稿日:2017/01/28 レビュアー:片山刑事

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 函館の職業訓練校に通う中年男性とホステスさんが良い感じになっていく話。

 職業訓練校という場所をモチーフにした映画をあまり見たことないので、大工になることを目的にしているけども、それよりもソフトボール大会に力を入れていて、主人公も失業保険が延期されるから、という理由で訓練校に通っている。40前の主人公が人生の中盤の夏休み的な感じで、周りの人たちを観察しているキャラクターで終始受動的で周りのキャラクターが動いて、それにリアクションする人物でした。

 ヒロインのホステスと出会って、彼女と良い感じになるけど。ヒロインが情緒不安定で彼女とのやり取りに苦労する姿が描かれていきますが、いかんせんヒロインの行動言動が無茶苦茶でついていけなかったです。そりゃ主人公もどうしていいのかわからず戸惑うだろうなと同情しながら見てました。

 主人公とヒロインのやりとりよりも職業訓練校の様々な年代が一緒にいることよる摩擦とかのほうが面白かったです。就職を目的とした若者と定年後の趣味としてやってくる年代が一緒に勉強する様子。

 けれどもそれはあくまで舞台装置としてで描かれるだけで、基本は主人公の軌跡に思いを寄せるような展開が続いて、しかも日本映画らしい静かに淡々と描かれるので山下監督作品らしいオフビートな笑いも少なく退屈な100分間でした。
他にも、ちょっとヒロインが何度もやるいろんな鳥の求愛ダンスとミニ動物園のくだりとかも、ちょっと図式的で安易すぎなのではなかろうか? とか思っちゃいました。みなさん函館弁なのかなまりで喋っているのに主人公だけなまりがないのは何でだろうかと考えるうちに終わってしまいました。

 とはいえ、職業訓練校ってこんな刑務所みたいな雰囲気なんだと勉強になる映画でした。

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Smile

投稿日:2017/06/11 レビュアー:Smile

つまらなかった。
これ旧作になってから借りればよかった…
予告に騙された…


登場人物の背景がとにかく薄い…

さとし目線でもう少し描かれてれば
感情移入できたろうけど… 
どれも中途半端。


あと意味不明な音楽が物語りを邪魔する…

えっ、ここのシーンでその音いるってなる…

怪しげな音が流れるけど場面も変わらず…そのまま…
何度もある… 

多分この映画見たこと忘れるくらい何も残らない映画でした。

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わが幻想の都市【18 】 函館

投稿日:2017/03/18 レビュアー:ちゅく

「道具の手入れは大工の大事な仕事でしょ」という言葉、響きます。

「オーバー・フェンス」(2016年)。

佐藤泰志(1949〜1990)という小説家。彼の小説を原作にした映画が始まり、続いています。

●「海炭市叙景」(2010年、映画「海炭市叙景」製作実行委員会/配給:スローラーナー)。 熊切和嘉・監督。
●「そこのみにて光り輝く」(2014年、「そこのみにて光輝く」製作委員会/配給:テアトル東京/函館シネマアイリス)。監督・呉美保(オ・ミホ)。
この映画。
●「オーバー・フェンス」(2016年、「オーバー・フェンス」製作委員会/配給:テアトル東京/函館シネマアイリス)。監督・山下敦弘。

函館.
青函連絡船(1908〜1988)に青森から乗って、着岸。
脚を下ろすと、じわっと、大陸を感じる。「ここは、本州ではない。大陸の一部だ。」

初めて、冬に行ったとき、ケーブルの工事中で、山に登れず、街と海の夜景を見られなかった。

佐藤泰志は、芥川賞、三島賞の候補に何度も挙がって、一つも取れなかった。

男は、東京で妻と別れ、小説で立つことを諦め、故郷の函館に帰る。
職業訓練校に通うようになる。彼は、大工になろうとする。

初めて函館に行ったとき、大森浜に自転車をこいで向かい、啄木の像にたどりついた。
風が強い、吹き曝しの浜に右肩を向け、啄木は右手で右ほほを支え、考えている。
「函館大火」(1934年3月21日)のとき、大森で多くの死者が出たことを、最近知った。
「潮かおる 北の浜辺の砂山の かの浜薔薇(はまなす)よ 今年も咲けるや」

男は、花屋の娘「さとし」と出会う。ちょっと変な子だった。
「なくすもなんか、なにもないから」と言って、近づく。

ソフトボール大会で、男は、バットを思いきり振る。自分をぶっこわすために。

函館という町は、上陸早々、大陸の大地の大きさ、渇きを、悲しみを感じさせてくれたが、早朝、うろうろしていると凍死してしまうので、
商人宿の戸を「おーい、おい」と激しく叩き、「1時間:500円」で入り、結局、7時間寝て、夕方のっそり起きて、五稜郭タワーに上り、
「ミス函館」という襷(たすき)を掛けた美女から、枡酒を頂き、飲むたびに御礼を言い握手をして、駅に戻り、また、連絡船で、青森に向かったのだった。

佐藤泰志(1949〜1990)は、高校生のとき書いた作文が、賞をとったが、彼は、小説家を目指していたのではなかった。
大工になりたかったのだ。
自分の書いた小説、長く絶版であった作品が、平成20年代、多くの人に読まれ、映画になっていることを、彼は知ることができるだろうか。
知ったとしたら、彼は、「遅い」と怒るだろうか。そんな人ではない。静かに、はにかみ、笑うだろう。

彼が自死するまえに、一つでも賞が与えられていたら、と思うのは甘いだろうか。

ドキュメンタリー映画「書くことの重さ」(2013年)で、彼の顔、声、手に触れたいと思う。

函館では、今も、坂を、路面電車が走っている。

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