アンダーワールド　ブラッド・ウォーズ

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　オオカミ一族が勢力を強めているので、ヴァンパイア一族が主人公に助けを求めたりして相変わらず戦い続けている話。

　冒頭で今までのシリーズを軽く復習してくれて世界観はなんとなく頭に入る親切設計でした。相変わらず戦っていて、しかも映画は終始暗闇で進行するのでどんよりする気分の映画でした。話も進行部分は全部説明台詞で、そしてあの手この手のアクションシーンが差し込まれての繰り返しなので、相当の思い入れがないとなかなかキツイ1本だと思いました。

　ヴァンパイア族は精鋭部隊を作るために教官として雇われるけど、速攻でその部隊が壊滅してヴァンパイアに裏切り者が出て、とやってることは今まで変わり映えせずにもう少しひねりがあってもいいのではないかと感じてしまいました。精鋭部隊を作る、となっても速攻で終わり。オオカミは寒さに弱いと言って砦を作っていたら、コートを着たオオカミたちに襲撃される。とヴァンパイアの頭の悪さばかりが目立つ進行でした。主人公が一回敗北してから復活するのも急展開すぎだし、復活してからは瞬間移動最強説でもはや強すぎて相手が可哀そうになっていってしまいました。

　とはいえ、主人公のケイト・ベッキンセールの美しさは相変わらず綺麗でそれを愛でる映画だと思いました。

シリーズも5作品目となるとさすがに新鮮味も失せて、
13年経ても変わらずに美しいケイト・ベッキンセールが唯一の
楽しみ・・・という映画です。
内容は薄っぺらく、台詞で説明するばかりで、
あとは手を変え品を変えのアクション・シーン。

マリウスも偉そうな年増女も敵としてインパクトが、
たいしてなかった。
マリウスは混血種であるセリーンの娘イヴを狙っていたが、
イヴの出番も少なく存在感も薄い。

そしてシリーズは終わったとも、続く・・・とも、
どちらにもとれるラストだった。

わるいできばえではないと思うが、褒めるところがみつからない。

気になったのはベッキンセールのホッペタ。ときどきヘタっとなっていた。41歳くらいかと思われるが、さすがに不老不死の役は厳しかったような気がした。まったく問題のないシーンもあったが・・。

ストーリーは前作の「覚醒」とは全然ちがうものになっていて、１作目の貴族社会みたいなのが復活し、チャールズ・ダンスが長老となって偉そうにしていた。他にも長老と呼ばれる者が何人が登場していたが観たことのないジイさんと婆さんだった。で、そのヴァンパイア社会内での権力闘争があり、裏切り者がいた。狼男たちの集団内にも新しいボスがどこからともなく現れていた。
それらの新キャラが前作や前々作から継続して登場してるのかと思い、１作目から再見したが、その必要はなかったみたい。
尚、前作でせっかく生きのびたセリーヌの娘はほとんど登場しない。会話に出てくるだけ。ラストシーンにそれらしい影がワンカットだけあったが、それだけ。当初の予定ではその娘を軸にしてまったく新しい展開をつくることになっていたのではないかと思うのだが、なぜかそうなっていない。
ちなみに、前作でそのセリーヌの娘の役をやった女の子はインディア・アイズリーという名前の女優さんでこれはオリビア・ハッセーの娘だそうだ。当時17歳前後だったと思うが、12歳くらいに見えた。この作品はその４年後だから年齢的にはいい頃だったと思うし、若いときの写真を見るとヴァンパイアらしい雰囲気がある。なんで出てこなかったのか不思議。

で、アクションもそれほどではなく、目をみはるような感じのシーンはなかった。制作費が前作の半分になってるので、全体的にショボくなったのだろう。

ラストは一応のハッピーエンドみたいだった。別の女優をセリーヌの娘の役にしてさらにシリーズをつづけることも可能だろうが、それほど儲からなかったみたいなので打ち止めとなるかも。

アンダーワールドシリーズ第５弾だそうです。ずいぶん間があきましたね〜
ずっと見てるので、一応見てみました。

今までのストーリーはほぼ忘れていても、冒頭にサクッとおさらいしてくれるので大丈夫でした。
それなりに面白かったです。スタイリッシュな映像は健在。
でも、確かに2003年の「アンダーワールド」のカッコよさには驚かされたけど、今はもう旬が過ぎた感じ。見ても見なくてもいい感じの映画でした(^^;

ヒロインのセリーンが「私は生きすぎた」と言っていたけど、この映画もやりすぎたのかも(^^;

吸血鬼一族と狼男一族の間に続く、何百年にもわたる戦いを描くアクション映画で、
現時点で5作まで制作された人気シリーズとなる5作目の作品。
そして、たぶんシリーズ最終作品で終わるのでは？？

1作目で華々しく不老不死の美形吸血鬼・セリーンを演じていたケイト・ベッキンセール嬢も、
14年の月日が流れ43歳に。

十分過ぎるほど綺麗なんだけど、やはり老けた感は出るわなぁ〜

その分、若い力や新キャラの活躍に活路を見出すところなのでしょうが、
シリーズファンとしては彼女とマイケルの活躍を中心としたものであって欲しかったかな。

単体作品として観れば、ド派手でスケールの大きな超大作として十分な魅力を持つ作品なのでしょうが、
思い入れが強くなる分物足りなさを感じてしまった次第…