チャイルド44 森に消えた子供たち

チャイルド44 森に消えた子供たちの画像・ジャケット写真

チャイルド44 森に消えた子供たち / ゲイリー・オールドマン

全体の平均評価点:(5点満点)

29

全体の平均評価点:

DVD

Blu-ray

TSUTAYA TV

動画ポイント利用可

ジャンル :

「チャイルド44 森に消えた子供たち」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

Blu-ray

TSUTAYA TV

動画ポイント利用可

解説・ストーリー

トム・ロブ・スミスのベストセラー・ミステリー『チャイルド44』をトム・ハーディ主演で映画化。スターリン独裁政権下のソ連を舞台に、国家が揉み消した連続猟奇殺人事件の謎を追う一人のエリート捜査官の運命を描く。監督は「デンジャラス・ラン」のダニエル・エスピノーサ。1953年、スターリン政権下のソ連。ある夜、国家保安省(MGB)のエリート捜査官レオは、戦友の息子が変死体となって発見されたことを知る。事件性は明白だったが、上司は“理想国家のソ連に殺人は存在しない”との理由で事故死として処理するよう命じる。疑念が拭えない中、今度は最愛の妻ライーサにあらぬスパイの容疑がかけられ、レオに妻を告発するよう圧力がかかる。これを拒否したため、地方の警察署に飛ばされてしまうレオだったが…。 JAN:4589921401920

「チャイルド44 森に消えた子供たち」 の作品情報

作品情報

製作年: 2014年
製作国: アメリカ
原題: CHILD 44

「チャイルド44 森に消えた子供たち」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

国家が破産する日

猿の惑星:新世紀(ライジング)

アンロック 陰謀のコード

キリング/26日間

ユーザーレビュー:29件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全29件

恐るべき闇

投稿日:2015/12/25 レビュアー:ミルクチョコ

2009年版「このミステリーがすごい!」海外編で1位を獲得したトム・ロブ・スミスのミステリー小説「チャイルド44」を映画化。
スターリン政権下にあった1953年のソ連で、子供の変死体が次々と発見されます。しかし、犯罪なき理想国家を掲げる政権は、殺人事件など起こり得ないとして、全て事故扱いにしてしまいます。秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は、親友の息子の死をきっかけに、真相究明に乗り出すものの、国家からの圧力に阻まれ、さらに妻までも不当な容疑がかけられてしまいます。

連続殺人事件の解決がメインと思いきや、旧ソ時代の闇を描いていて、あまりの凄まじさに呆然となりました。
ソ連の内幕は、隠蔽体質からあまり描かれることがなかったため知らない部分が多かったですが、独裁政権の内幕を描き、極上の心理戦が展開されます。
権力者側として厳格に仕事してきたレオに、ふと芽生えた疑問。自ら信じた正義に目覚めます。

妻を守るという一つの信念がはっきりしはじめた中盤あたりから、グングン引き込まれました。
妻を守ったっことから、レオは辺境のような地方都市へと左遷されます。結婚は、実はMGBが怖かったから。生きるためにレオと結婚したとうライーサが、共に巨大な敵と戦っているうちに愛が芽生え、真の夫婦になっていくというところも良かったです。
荒廃した社会情勢こそがこの映画主役というちょっと恐ろしい社会派映画でした。

このレビューは気に入りましたか? 24人の会員が気に入ったと投稿しています

余りの暗さ、時代背景(スターリンの大粛清)に唖然とするも、力作!!

投稿日:2016/01/08 レビュアー:カマンベール

1953年。
スターリンの死亡した年にこの映画は終結する。

「チャイルド44」という少年が猟奇的に44人殺された事件を縦糸に
レオ(トム・ハーディー)を主人公に、彼の妻ライーサ(ノオミ・ラパス)の、ねじれたような夫婦愛を横糸に、暗鬱極まりない、映画は描かれる。
スターリンの理想郷に『殺人事件』は存在しない・・・という前提なのである。
レオは仲間と孤児院で育った第二次世界大戦の英雄。
今はMGB(ソ連国家保安省)の捜査官をしている。
その彼の妻ライーサが、あろうことか?
スパイだと密告される。
そして妻の捜査を夫のレオに任されるのだ。

スターリンの大粛清は一説に700万人を殺した・・とされている。
密告がはびこり、友人も隣人も信じられない恐怖。
スターリンの大粛清という背景抜きでは語れないのです。

夫でさえ《恐怖》の対象であり、
妻でさえ《疑惑》の対象である。

そんな余裕のない世界に少年を拷問し縊死して、内臓を取り出し、
線路上に捨てる・・・という猟奇殺人事件。
レオ役のトム・ハーディーとても素晴らしいです。
善とも言い切れず、悪とも言い切れない複雑な男レオを、
美しい姿と低くて厚みのある声の響き・・素晴らしかったです。
妻ライーサ役のノオミ・ラパスは『ミレニアム3部作』に匹敵する、
柄にあった名演と適役でした。
余りの暗さに二の足を踏む方も多いことと思います。
原作者のトム・ロブ・スミス(英国人)は若干28歳でこの世界的ベストセラーを書きました。
レオを主人公に、2作目、3作目もソビエト政権下の暗部を描いて
います。
この「チャイルド44」はロシアでは、上映禁止されたそうです。
決して楽しくはないですが、圧政と恐怖政権が、日常である国も
多数、存在するのですから、目をそらしてばかりは、いられません。

このレビューは気に入りましたか? 11人の会員が気に入ったと投稿しています

鈍重

投稿日:2015/12/27 レビュアー:よふかし

原作は未読。「重厚」と勘違いしてはいけない。これは「重厚」を目指したが「鈍重」になった作品だ。設定と人物紹介に慌ただしい序盤は物語の核がつかめず、農場の惨劇でようやく腰が落ち着いた。原作ダイジェストにありがちな説明不足のドタバタした展開にもかかわらず、先の見えた物語を進む主人公の歩みは実にのろい。テーマの重さでごまかしているが、映画としては退屈な凡作である。20点。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

期待していた内容とは異なりますが、話題作であることは納得っ!

投稿日:2017/07/11 レビュアー:伝衛門

2009年の『このミステリーがすごい!大賞』の海外編で1位となった同名小説の映画化作品。

踊らされ感はあるものの、『このミス』大賞の威力はすごい!
本格サスペンス映画を期待して手に取った次第なのですが、
52人もの女子供を殺害した殺人鬼及び犯行に焦点を当てたものではなく、
また作品の鍵でもある犯人と主人公との関係が変更されてしまっており、
少々消化不良なものとなっています。

とは言え、当時のお国事情を知り得ただけでも鑑賞し甲斐のある作品といえますし、
何より命を守る為についた嘘を乗り越えながら固い絆で結ばれていく夫婦愛という
完全な別ジャンル作品という観点でも面白い作品だったように感じます。

このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています

サスペンス?No!革命後の偽善に満ちた地獄社会を描いたもの

投稿日:2016/02/15 レビュアー:哲郎

ズ〜ンと重苦しい内容で、見ていてちょっとウンザリしますね。
スターリン体制下のソ連邦社会がいかに酷いものだったかを、これでもか、これでもかとダークに描いてるんですね。
原作(小説)を読んでいないので比較しての考察はできないけれど、この映画化は失敗じゃないかなぁ...

現実にあった超統制社会のむごさ、理不尽さを取り上げたことは意義あるけど、映画作品としての完成度は低いかなと。
タイトルとは裏腹に、国家保安省の陰謀や謀略、内部での醜いキャリア争いがメインで、子ども殺しの犯人探しは付け合せのような構成なんですね。原作の内容はともかく、映画化に際しては「子ども殺しの連続殺人犯探し」を全体の軸にして、スターリン体制ヘの風刺を織り込み、体制下の庶民の苦難を描くという構成のほうがよかったと思う。

この作品はロシアでは上映中止とされたとのこと。う〜ん...確かにいくら事実であったとしても、こうストレートに批判的表現をされたのでは“プーチン体制”としても容認するわけにはいかないだろう。
スピルバーグ監督が手がけた『シンドラーのリスト』(1993)などは、ナチスによるホロコーストを扱いながらも、それほど暗い気分にならずに中身に惹き込まれる巧みな出来栄えだった。同作品はアカデミーの脚色賞を受賞しているとおり、映画作品としての仕上げ、完成度を重視しており、必ずしも事実の忠実な再現物語とはなっていない。
史実の検証と考察を期待してということなら、ドキュメンタリー的な手法もある。しかし通常の興行仕様ということなら、私は映画の娯楽性を重視した映画づくりを好む。

ところで、ライーサ役を演じたのがノウミ・ラパスとは気づかなかった。
私は『プロメテウス』(2012)の考古学者役しか見たことがなかったので、イメージの違いに新鮮さあり。こちらの方が明らかに適役。
そういえば、「プロメテウス」の続編はどうなったんだろう。期待したほどの評価が得られなかったので、頓挫したのかな...

このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全29件

チャイルド44 森に消えた子供たち

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:29件

恐るべき闇

投稿日

2015/12/25

レビュアー

ミルクチョコ

2009年版「このミステリーがすごい!」海外編で1位を獲得したトム・ロブ・スミスのミステリー小説「チャイルド44」を映画化。
スターリン政権下にあった1953年のソ連で、子供の変死体が次々と発見されます。しかし、犯罪なき理想国家を掲げる政権は、殺人事件など起こり得ないとして、全て事故扱いにしてしまいます。秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は、親友の息子の死をきっかけに、真相究明に乗り出すものの、国家からの圧力に阻まれ、さらに妻までも不当な容疑がかけられてしまいます。

連続殺人事件の解決がメインと思いきや、旧ソ時代の闇を描いていて、あまりの凄まじさに呆然となりました。
ソ連の内幕は、隠蔽体質からあまり描かれることがなかったため知らない部分が多かったですが、独裁政権の内幕を描き、極上の心理戦が展開されます。
権力者側として厳格に仕事してきたレオに、ふと芽生えた疑問。自ら信じた正義に目覚めます。

妻を守るという一つの信念がはっきりしはじめた中盤あたりから、グングン引き込まれました。
妻を守ったっことから、レオは辺境のような地方都市へと左遷されます。結婚は、実はMGBが怖かったから。生きるためにレオと結婚したとうライーサが、共に巨大な敵と戦っているうちに愛が芽生え、真の夫婦になっていくというところも良かったです。
荒廃した社会情勢こそがこの映画主役というちょっと恐ろしい社会派映画でした。

余りの暗さ、時代背景(スターリンの大粛清)に唖然とするも、力作!!

投稿日

2016/01/08

レビュアー

カマンベール

1953年。
スターリンの死亡した年にこの映画は終結する。

「チャイルド44」という少年が猟奇的に44人殺された事件を縦糸に
レオ(トム・ハーディー)を主人公に、彼の妻ライーサ(ノオミ・ラパス)の、ねじれたような夫婦愛を横糸に、暗鬱極まりない、映画は描かれる。
スターリンの理想郷に『殺人事件』は存在しない・・・という前提なのである。
レオは仲間と孤児院で育った第二次世界大戦の英雄。
今はMGB(ソ連国家保安省)の捜査官をしている。
その彼の妻ライーサが、あろうことか?
スパイだと密告される。
そして妻の捜査を夫のレオに任されるのだ。

スターリンの大粛清は一説に700万人を殺した・・とされている。
密告がはびこり、友人も隣人も信じられない恐怖。
スターリンの大粛清という背景抜きでは語れないのです。

夫でさえ《恐怖》の対象であり、
妻でさえ《疑惑》の対象である。

そんな余裕のない世界に少年を拷問し縊死して、内臓を取り出し、
線路上に捨てる・・・という猟奇殺人事件。
レオ役のトム・ハーディーとても素晴らしいです。
善とも言い切れず、悪とも言い切れない複雑な男レオを、
美しい姿と低くて厚みのある声の響き・・素晴らしかったです。
妻ライーサ役のノオミ・ラパスは『ミレニアム3部作』に匹敵する、
柄にあった名演と適役でした。
余りの暗さに二の足を踏む方も多いことと思います。
原作者のトム・ロブ・スミス(英国人)は若干28歳でこの世界的ベストセラーを書きました。
レオを主人公に、2作目、3作目もソビエト政権下の暗部を描いて
います。
この「チャイルド44」はロシアでは、上映禁止されたそうです。
決して楽しくはないですが、圧政と恐怖政権が、日常である国も
多数、存在するのですから、目をそらしてばかりは、いられません。

鈍重

投稿日

2015/12/27

レビュアー

よふかし

原作は未読。「重厚」と勘違いしてはいけない。これは「重厚」を目指したが「鈍重」になった作品だ。設定と人物紹介に慌ただしい序盤は物語の核がつかめず、農場の惨劇でようやく腰が落ち着いた。原作ダイジェストにありがちな説明不足のドタバタした展開にもかかわらず、先の見えた物語を進む主人公の歩みは実にのろい。テーマの重さでごまかしているが、映画としては退屈な凡作である。20点。

期待していた内容とは異なりますが、話題作であることは納得っ!

投稿日

2017/07/11

レビュアー

伝衛門

2009年の『このミステリーがすごい!大賞』の海外編で1位となった同名小説の映画化作品。

踊らされ感はあるものの、『このミス』大賞の威力はすごい!
本格サスペンス映画を期待して手に取った次第なのですが、
52人もの女子供を殺害した殺人鬼及び犯行に焦点を当てたものではなく、
また作品の鍵でもある犯人と主人公との関係が変更されてしまっており、
少々消化不良なものとなっています。

とは言え、当時のお国事情を知り得ただけでも鑑賞し甲斐のある作品といえますし、
何より命を守る為についた嘘を乗り越えながら固い絆で結ばれていく夫婦愛という
完全な別ジャンル作品という観点でも面白い作品だったように感じます。

サスペンス?No!革命後の偽善に満ちた地獄社会を描いたもの

投稿日

2016/02/15

レビュアー

哲郎

ズ〜ンと重苦しい内容で、見ていてちょっとウンザリしますね。
スターリン体制下のソ連邦社会がいかに酷いものだったかを、これでもか、これでもかとダークに描いてるんですね。
原作(小説)を読んでいないので比較しての考察はできないけれど、この映画化は失敗じゃないかなぁ...

現実にあった超統制社会のむごさ、理不尽さを取り上げたことは意義あるけど、映画作品としての完成度は低いかなと。
タイトルとは裏腹に、国家保安省の陰謀や謀略、内部での醜いキャリア争いがメインで、子ども殺しの犯人探しは付け合せのような構成なんですね。原作の内容はともかく、映画化に際しては「子ども殺しの連続殺人犯探し」を全体の軸にして、スターリン体制ヘの風刺を織り込み、体制下の庶民の苦難を描くという構成のほうがよかったと思う。

この作品はロシアでは上映中止とされたとのこと。う〜ん...確かにいくら事実であったとしても、こうストレートに批判的表現をされたのでは“プーチン体制”としても容認するわけにはいかないだろう。
スピルバーグ監督が手がけた『シンドラーのリスト』(1993)などは、ナチスによるホロコーストを扱いながらも、それほど暗い気分にならずに中身に惹き込まれる巧みな出来栄えだった。同作品はアカデミーの脚色賞を受賞しているとおり、映画作品としての仕上げ、完成度を重視しており、必ずしも事実の忠実な再現物語とはなっていない。
史実の検証と考察を期待してということなら、ドキュメンタリー的な手法もある。しかし通常の興行仕様ということなら、私は映画の娯楽性を重視した映画づくりを好む。

ところで、ライーサ役を演じたのがノウミ・ラパスとは気づかなかった。
私は『プロメテウス』(2012)の考古学者役しか見たことがなかったので、イメージの違いに新鮮さあり。こちらの方が明らかに適役。
そういえば、「プロメテウス」の続編はどうなったんだろう。期待したほどの評価が得られなかったので、頓挫したのかな...

1〜 5件 / 全29件