父の祈りを

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父の祈りを / ダニエル・デイ=ルイス
全体の平均評価点:
(5点満点)

27

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ジャンル:

「父の祈りを」 の解説・あらすじ・ストーリー

IRAの抗争が激化した北アイルランドとロンドンで“ギルフォード・フォー事件”と呼ばれた衝撃の実話に基づくフィクション。1974年10月5日、ロンドン郊外の町ギルフォードで起きた爆弾テロ事件。多くの市民を巻き込んだこの事件の犯人として、いわれなき罪に問われた父と息子。獄中での気の遠くなるような歳月の中で、息子は、静かなる闘いに魂を投じる父の姿をはじめて正視する。

「父の祈りを」 の作品情報

製作年: 1993年
製作国: イギリス/アメリカ
原題: IN THE NAME OF THE FATHER
受賞記録: 1994年 ベルリン国際映画祭 金熊賞

「父の祈りを」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

父の祈りをの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
133分 日本語 英語 スペイン語 韓国語 中国語 ポルトガル タイ 1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
UJRD31211 2003年06月27日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
19枚 2人 0人

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ユーザーレビュー:27件

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1〜 5件 / 全27件

『 In the Name of the Father 』

投稿日:2011/06/19 レビュアー:ロキュータス

ロキュの69日連続レビュー その11

(ネタバレあり)

息子は父を疎ましく思っていた。
まじめで実直、「地道に働け」と説教がましく、自分は劣悪な職場環境でのペンキ塗りで肺を悪くしてしまっている。   
ベルファストで鉄くずを盗んでイギリス治安部隊とIRAの双方ににらまれ、ロンドンに逃げると空き家に勝手に済みこんでいる連中のところに転がり込み、ドラッグと気ままなフーテン暮らしをする不良息子。

そんなジェリー・コンロン(ダニエル・デイ・ルイス)は1974年10月5日ロンドン南部での「ギルフォード・パブ爆破事件」を起した実行犯とみなされ、テロリストは逮捕礼状もなく7日間監禁拘留できる新法により、拷問ともいえる取調べを受ける。
さらには、息子を心配してロンドンに来た父・ジョゼッペ・コンロンも幇助者とみなされて逮捕されてしまう。

まったくの無実でありながら長期の刑を科せられた父子(他にも計11人)の冤罪をはらすための長い日日が始まった・・・。
フィクションですが、実際の事件を元にしています。

これがベルファスト。 パレスチナでもイラクでもなく、自由と民主主義の国イギリスの現実かと、冒頭から知らされる。  「二等市民」として何ら人権を顧みられないアイルランド人へのイギリスの仕打ち。

監督は『 マイ・レフト・フット 』のジム・シェリダン。
エグゼクティブ・プロデューサーはガブリエル・バーン
共同脚本は『 ホテル・ルワンダ 』のテリー・ジョージ
主題歌を歌うのはボノ
主演のダニエル・デイ・ルイスも合わせて、アイリッシュの才能が集結した印象。

弁護士役のエマ・トンプソンもあいかわらずよかったですが、やはり圧巻は実直で温厚ながら静かに信念をつらぬく父親ジョゼッペ・コンロンを演じたピート・ポスルスウェイトの存在感。
名優でしたが今年1月2日他界。 ご冥福をお祈りします。

原題 『 In the Name of the Father 』 Fatherは「 父 」を指すと同時に人々が宣誓する際に挙げる「 神 」も指すのでしょう。   父の名にかけて  神の名の下に

愛と真実は何ものにもまして強いということでしょうか。

父の日に。

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「大事にするんだ。・・・もっと自分を。」

投稿日:2008/04/13 レビュアー:まゆまゆ

若気のいたり、で済まなくなってしまう、まずは背景に戦争の恐ろしさかな。
平和な世の中であれば、起きない冤罪事件。

犯人ではないことがわかっているので、主人公ジェリー(ダニエル・デイ=ルイス)と父親ジュゼッペ(ピート・ポスルスウェイト)の父子関係にだけ集中出来、題材は思いけど最後までいい緊張感の中見ることが出来ました。派手さはないけど、なかなか良かったと思います。奥深かったです。

冒頭の浮かれたヒッピーたちの見せ方。音楽も良かったし、ヒッピーのファッションは見ていて楽しかったです。その後の人生と綺麗に対照的に見せています。

真犯人がどうしてあっさり捕まったのか説明はありませんでしたが、彼の存在が良くも悪くもジェリーの中の父親に対する気持ちの変化に作用したのは間違いないのでしょう。ダニエル・デイ=ルイスは最初から最後まで程好い緊張感で惹き付ける演技を見せてくれましたが、ピート・ポスルスウェイト・・・。誠実さが時に優しく時に切なくさせるのです。この人は実に存在感のある俳優さんですよね。『ユージュアル・サスペクツ』のコバヤシとか。私は『ロミオ&ジュリエット(ディカプリオ)』の神父役が特に印象に残っていますけど。

エマ・トンプソンがちょっとコメディ入った弁護士役で出ていますが、出番が短いせいか可もなく不可もなく、といったところで収まっている感じかな。彼女なりに印象付けようと頑張っているとは思いますけど。


なかなか見応えのある父子関係の映画です。
ご覧になってみて下さい。

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悪しき均衡点ネタバレ

投稿日:2008/03/14 レビュアー:tyler

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時は1974年、イギリスはIRAの突発なテロ活動により混沌と化していた。

そんな折、ある爆弾テロ事件がおきる。偶然近くに居合わせたジェリーはIRAテロリストと間違われ逮捕された。

いくらモノをいっても聞く耳をもたない司法体制、結局無期懲役を甘受することとなる。

そしてまた、父及び家族までもが関与したかどにより投獄される。

すべてに諦観しはじめたとき、父が最期の時を迎えた。

今まで自由奔放に生き、恩を返せなかった不甲斐無さを鑑みて、父の無罪を勝ち取るために立ち上がった。


最近日本でも「それでも僕はやってない」という司法制度と警察のずさんさについてメスを入れた作品が登場したが、やはり今作でもそれが扱われている。この作品はどちらかというと実際の事件を淡々と父と子の関係に焦点をあわせながら描いた作品であるがゆえに、そこまで直接的に司法や警察の対応について捕らえるものではないが十分に問題提起させ考えさせられる。


民衆はいつでもひとつの事件で不安になり、その解消の糸口を犯人逮捕という一点に求める。そしてまた権威保全を望み、民衆の期待にこたえようとする警察側も同じく。ただ、ここで問題となるのはその犯人が本当に犯罪者なのかということ。


たとえそれが無辜でもメディアの力で祭り上げられ、ゆがんだ情報で犯人に仕立て上げられる。もちろん事情を知らないわれわれ民衆はそれを信じるよりほかにない。そして一度罪を認めてしまえば人々の関心は薄れ、たちまちに風化してしまう。


ここにパブリックエネミーと警察側のスケープゴートの均衡点がうまれる。

そんな悪循環が繰り返されていることに対して異議を申し立てる意欲作。

見て損はない、確実に。

俳優陣の演技も申し分なく、ダニエル・デイ・ルイスは今作でも最高にうまい。

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いらつくかもしれないが

投稿日:2004/10/30 レビュアー:あら

よくできた作品。
やるせなさ、悲しみ、いかり、いらだちといった
負の感情を持ちながら見ることになると思う。
最初のうちは主人公も、どうしようもない奴だし。
しかし、見終わったあとは確実に何かを残してくれる。
一つ付け加えておくと、
背景知識があるにこしたことはない映画の一つ。

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イギリスの司法制度もひどいネタバレ

投稿日:2015/01/24 レビュアー:勇光

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無実の者を無実だとわかっていながら家族ごと刑務所に送ったひどい話で、これが実話だというから観ていてスゴいストレスを感じる。
ただ、中盤から話はやや違うものになる。人間ってのは不思議なもので、どんなにひどい目にあわされていても、生きてメシが食えているとその環境に慣れてしまう。すべてをあきらめた人間には、それなりの安らぎがあるらしい。絶望しながらも清く人生をまっとうする主人公の父親を観ていると、人の幸せとはなにかを考えさせられる。
ちなみに、ラストには華々しい逆転劇があり、溜飲がさがり、気持ちよくなる。
しかし、事実が発覚したのは弁護士の執念もあったが、偶然の要素も少なからずある。無実であるのに刑事の面子のために刑務所に送られ、今もそのままになっている人たちがイギリスにはかなりの数いるにちがいない。

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