カラダ探し

「カラダ探しゲーム」は、「赤い人」から殺される前に3択コース進みながらバラバラになった「カラダ」を集める事が出来たらクリア、というゲーム。
それにプロットを借りた本作は、50年前にバラバラ殺人の犠牲者となった少女の棺がある礼拝堂。そこに失った少女のカラダのパーツを納めてくれと、お願いされた同じクラスの6人の男女。時は午前零時。
ランダムに選ばれたのか、見た目の良い子が選ばれたのかわからんが、とにかく探そう、という6人に、そうはさせじとディフェンスをかけて殺しまくるのが「赤い人」、
人間なのか怪物なのか霊なのかわからんが、キモいヤツ。
はじめチョロチョロだった「赤い人」は、中パッパになってゆき、見た目もグロく、殺し方もエゲツなくなってゆく。
（ゴジラの進化形態のイメージ）コワイかというとちょっとはコワイのであるが、意味はなんにもない。（多分）

ところが、夜中に血飛沫まみれ残虐に殺された少年少女たちは、朝7時になると何事もなかったかのように自宅で目覚め、
しかもきのうと同じ一日を繰り返すというタイムループに巻き込まれる。

そのうち「殺されてもどうせ生き返るんだから・・」と楽観し、
「ねっ、みんなで海ゆこうよ！」「ひゃっほー♪」なんて青春グラフティになる。
いいのか、その流れ。
50年前のバラバラ事件について語られることもない・・。

眞栄田郷敦（ゴードン君）が演じる男子はバスケがうまい。華麗なシュートはダンスでも見ているようだ。
橋本環奈だけでなく、横田真悠、山本舞香とも利発そうな高校生役で映像的には華がある。

特にワタシのひいきの神尾楓珠君は、ここでもひとり別行動のカッコつけ男子だが、
かわいそうに、サバの筒切り状態にされちゃいますの！ショッキン、グー。
これ、グリーンバックで筒切りの残骸はモコモコ・グリーンの青虫状になったフージュ君は楽しんでるだろうなと想像できるだけに可愛い。
（一番テンション上がるお宝シーンなのに、youtubeで簡単に暴露されてまして残念無念、何ならそこだけ見ればもういいかもしれません）
（まぁワタクシも暴露してますがね。正確には筒切りじゃなくて○○切りなんですよ。）
まぁでも、ホラーだと思ったら学園モノで、最後はやっぱりゾクゾク井戸の中・・という
ナメてるうちに色が替わる飴のような作品でした。。
楽しめれば儲けもの。楽しめなくても怒りっこなしよ。

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ループもののホラーですが・・・
タイトルに書いた通り、全然怖くありませんでした。

一番の理由が、本作がモンスターもの的な展開になってしまっていたこと。
殺されるとリセットループしていくという設定は良いのですが、その怪異の起こる意味がまったくわからないことが痛い。

無残に惨殺されてしまった少女の霊が、この現象を引き起こしているようですが、恨みというわけでは無いという点と体がそろった時点で、霊が体集めに感謝する感動ものならわかるのですが・・・
からだも簡単に見つかってしまうし、クライマックスに至ってはう〜んって感じ。

また何回も殺されるメンバーたちの恐怖や、殺されるときの痛みや苦痛があまり観る側に伝わってきません。
そこから派生するおぞましさが全く表現されていませんでした。

アイデアは良いのですが、どこか中途半端。
惜しい作品でした。

昔のＪホラーは、怖い作品が多かったのですが、最近の作品は、コンプライアンスの問題なのか？全体的にソフト指向が強まり、その結果、怖さが無くなりました。この作品も、怖さはまったく有りません。
化け物が出てきますが、体の大きな汚い人形で、迫力を感じません。バラバラになった体を探すのですが、見つかった体のパーツにリアル感が無く、質の悪い作り物です。

しかし、普通のドラマとして見ると、見方によっては楽しめました。ちょっとしたことがきっかけで、友達から無視された橋本環奈が、深夜0時から始まるゲームの世界で友達と仲良くなり、ゲームのクリアを邪魔する奴らと戦いながらゲームクリアを目指す物語です。最後にどんでん返しもあります。
ちょっと見方を変えて見ると、以外に楽しめる作品です。まぁ、橋本環奈が出ていなければ、見なかったと思いますが・・・

借りたはいいけど、すぐに一度見たやつだと気づいた。
新作だったのに、どこで見たのか？？

内容は私的にはそこそこですかね。悪くはないけど、クライマックスの藁人形みたいなやつはなんとかならんのか？！って感じでした。

見たやつだったので辛めの2.5です。

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始めはホラーチックな感じ。風の音や物の擦れる音とか聞こえて(あ?日本のホラー映画だなぁ)って感じ。
でも、タイトルメインのカラダ探しが始まってからタヒに関して「怖い、痛い、なんでこんな目に…」ってのがあったけど2日、3日となればそれも無くなり慣れが出た。
ただのゲーム感覚になり、最後の頭を集めるまでの過程はただの学園青春物語。途中なんでこんな呪いにかかったのかをオマケみたいにミステリーである。ゲームで言うとメインではなくミニゲームみたいな感じのものでしかない。
ホラー→友情→恋愛→ミステリー→アクションで締めくくられる。ホラーが好きな人にとっては何これ？ってなる。つまらん。ホラーが苦手な人は観れるけど、ストーリーも取ってつけたような物なのでたいして面白くない。