ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

　この映画が劇場公開されてから数日後に、友人や娘たちから次々とメールや電話が届いた。おおよそこの映画には縁のなさそうな私に、絶対に面白いからと、わざわざ今作を薦めてくれたのだ。素直に忠告に従って、ネットで予約したうえで、近くのシアターに観に行った。予約の時点で、数スクリーンある吹き替え版はすべて満席になっていて、今作の人気のほどがよく分かる。元々字幕版を観るつもりだったので何の問題もなく、スムーズに予約完了。

　劇場に着いて驚いたのなんのって、観客の外国人比率の高さ。親子連れが多い。映画館でこんなに多くの外国人と遭遇したのは初めてかもしれない。私たちの両隣も外国人親子だった。英語版だったせいもあると思うのだけれど、スーパーマリオのインターナショナルな人気を改めて感じさせられた。久しぶりにポプコーン片手に楽しく鑑賞。この日はコンタクト（近視です！）の調子が悪く、字幕を読むのに苦労するかもと危惧していたのだが、字幕が目の前にポップアップするのでとても読み易い。３Dが目に優しいということを再認識した。

　暖色系多用のカラフルな映像も綺麗で、ストーリーも子どもらしいけど面白く、童心に返った気分で純粋に楽しんだ。そのなかにも、シンプルなメッセージが込められているのがとてもいい。何もしなければ何も変わらないし、何も得られない。勇気を出して闘えば、きっと何かを変えることができる。平和も取り戻せるかもしれない。そのうえ、さらにみんなで協力し合えば、勇気百万倍で心強いことこの上なし。「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」だ。家族の絆が大切にされていることもすごくいい。ピーチ姫は、現代風のキャラクター設定になっていて、決断力がありポジティブで明るく溌溂としている。とても爽やかだった。

けっこう面白かった。
ゲームの楽しさをちゃんと入れてあり、それをダイナミックな世界観に拡張してあり、怒濤のアクションで締めくくっている。色彩もよかった。
尚、わたしが高校生の頃にやっていたゲームのバージョンには恐竜のような顔の亀のキャラクターは登場してなかったと思うのだが、これはこれでなかなかよかった。
あと、ラストのクレジットを観て、プリンセス・ピーチの声がアニャだったのが嬉しかった。

劇場上映に続き、ＤＶＤで２度目の鑑賞しました。

楽しい〜。
マリオカートやマリオパーティで馴染みのキャラが総出演！
ゲーム内で使われた「音」やＢＧＭにワクワクする。
映像もゲームっぽさを表現してる上にＣＧアニメ特有の動きやカメラアングルの融合。

観る前の予想では、オーソドックスに
さらわれたピーチ姫を助けにマリオとルイージが協力して戦う。
といったイメージを持っていたが、さらわれたのはルイージ！
ピーチ姫も闘い活躍する！

ルイージ、ドジすぎ？
もっとルイージに活躍して欲しかった。
続編では「ルイージマンション」ネタを希望。
マリオと一緒に戦うルイージが観たいぞ。

テレビゲームを題材にしてるのに「おもちゃ箱」をひっくり返したような楽しさ♪

続編に期待！

９５点　　

ゲームの世界観をそのままに
マリオが映画になっちゃった！
なんたってファミコンで初めてプレイしたゲームが
スーパーマリオだったので、映画になったと聞いてワクワクしたものです。
世間の評判もよく、とても楽しみにしていた本作。
面白かったです。
映像も滅茶苦茶キレイでした。

人間の世界からマリオたちはどうやってキノコ王国に来たのか
ピーチ姫は何故王国のプリンセスになったのか
今まで微塵も疑問に思ったことがなかったけど(笑)
今回映画でその理由が明かされることになるのも驚きでした。
ゲームではクッパ大魔王にさらわれたか弱いピーチ姫をマリオが助けにいくわけですが
映画の中のピーチ姫は強くてカッコいいお姫様。
なのでさらわれるのは気の弱いルイージと言うわけです。
今やジェンダー平等の時代、そんな時代背景を感じさせますね。

ルイージとの兄弟愛や
おてんばピーチ姫との楽しい冒険
ドンキーコングとの友情とかわいいキノピオとの心温まるシーン
マリオカートがそのまま映画になったような迫力あるレースシーン
そしてクッパ大魔王との対決など
スピーディーな展開で最後まで楽しめました。

エンドロール終了後に、続編を匂わすシーンがありますので
最後までお楽しみください。
きっと、作りますね！

「死ぬには可愛すぎる〜！！」とキノピオが叫ぶシーン
可愛くて、可笑しかったです。

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ファミコンが生まれて、それで育っていった世代の私。いつしかゲームもやらないようになっていくうちに、子らが通信対戦とかでマリオカートとかやっているのをみるようになりました。

そんな世代の私がニコニコしながら観てしまった作品です。いやぁ、よく出来ている。まさにスーパーマリオの世界。強すぎるピーチ姫は今の時代なのかも知れないけど、それ以外の要素は昔のまんま。

なにせ、音がいいんですねぇ。シーンシーンを思い出すような音楽が流れてきて、この映画つくった人たち、スーパーマリオ大好きなんだろうな、と思ってしまう作品でした。

ブルックリンの配管工マリオとルイージという設定があるため現実世界ときのこ王国との関わりを描かないといけないところがちょっと無理がありましたね。でもまぁ、あの世界になぜかいる人間たちを考えると、無理やりにでも繋げていくしかなかったんだろうな。

敵キャラの造形も見事でした。敵キャラたちはもっといっぱいいるんだけど、ある程度絞り込んでやっていて、それがうまく使われていてよかったです。続編とかしていったら敵も増えていってまた色々やってくれるんでしょう。いいですねぇ。

日本語版は普通にスーパーマリオでしたが、英語版はクッパがジャック・ブラック、そうなると、ジャック・ブラックのアクが出てきましたね。まぁ、いいんだけど、ちょっとコメディよりになりすぎてしまうのがなぁ。強さがあまり感じれなかった。ここは次回期待ということで・・・