TAR/ター / ケイト・ブランシェット
TAR/ター
/トッド・フィールド
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全体の平均評価点: (5点満点)
(14)
解説・ストーリー
ケイト・ブランシェットがカリスマ指揮者を圧倒的存在感で演じ切り映画賞を席巻した衝撃のサスペンス・ドラマ。ベルリンフィル初の女性マエストロととなり、頂点を極めた孤高の天才リディア・ターが、様々な重圧と謎の陰謀の前に次第に追い詰められていくさまを緊張感あふれる筆致でスリリングに描き出す。監督は「イン・ザ・ベッドルーム」「リトル・チルドレン」のトッド・フィールド。女性として初めてベルリンフィルの首席指揮者に就任したリディア・ターは、類まれな才能に甘んじることなく、常に努力を重ねて現在の地位を掴み取ってきた。今や作曲家としても活躍し、自伝の出版も控える彼女だったが、新曲が思うように作れず生みの苦しみを味わうとともに、マーラーの交響曲で唯一残っていた第5番の録音が目前に迫り大きなプレッシャーにも晒されていた。
ケイト・ブランシェットがカリスマ指揮者を圧倒的存在感で演じ切り映画賞を席巻した衝撃のサスペンス・ドラマ。ベルリンフィル初の女性マエストロととなり、頂点を極めた孤高の天才リディア・ターが、様々な重圧と謎の陰謀の前に次第に追い詰められていくさまを緊張感あふれる筆致でスリリングに描き出す。監督は「イン・ザ・ベッドルーム」「リトル・チルドレン」のトッド・フィールド。女性として初めてベルリンフィルの首席指揮者に就任したリディア・ターは、類まれな才能に甘んじることなく、常に努力を重ねて現在の地位を掴み取ってきた。今や作曲家としても活躍し、自伝の出版も控える彼女だったが、新曲が思うように作れず生みの苦しみを味わうとともに、マーラーの交響曲で唯一残っていた第5番の録音が目前に迫り大きなプレッシャーにも晒されていた。
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「TAR/ター」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ケイト・ブランシェットがカリスマ指揮者を圧倒的存在感で演じ切り映画賞を席巻した衝撃のサスペンス・ドラマ。ベルリンフィル初の女性マエストロととなり、頂点を極めた孤高の天才リディア・ターが、様々な重圧と謎の陰謀の前に次第に追い詰められていくさまを緊張感あふれる筆致でスリリングに描き出す。監督は「イン・ザ・ベッドルーム」「リトル・チルドレン」のトッド・フィールド。女性として初めてベルリンフィルの首席指揮者に就任したリディア・ターは、類まれな才能に甘んじることなく、常に努力を重ねて現在の地位を掴み取ってきた。今や作曲家としても活躍し、自伝の出版も控える彼女だったが、新曲が思うように作れず生みの苦しみを味わうとともに、マーラーの交響曲で唯一残っていた第5番の録音が目前に迫り大きなプレッシャーにも晒されていた。
「TAR/ター」 の作品情報
「TAR/ター」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
TAR/ターの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
159分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR11322 |
2023年08月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
353枚
|
4人
|
1人
|
TAR/ターの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
159分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR11322 |
2023年08月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
353枚
|
4人
|
1人
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ユーザーレビュー:14件
結末に希望を見るか否か…
ベルリン・フィルの主席指揮者リディア・ターは、若い女性音楽家クラリスを自殺に追いやったと告発され…
監督・脚本はトッド・フィールド。
リディアは信念を持って音楽に対峙する指揮者。同性愛者で、妻と養女のいる家庭人でもある。
一方で、若い女性と浮気をし、好みの女性を入団させたりもする。
さらに、告発されるに及ぶと自己保身に走ってしまう…
様々な側面を持つヒロインをケイト・ブランシェットが巧みに演じていた。
結末に希望を見るか否かは、その人の価値観によって変わる気がする。
私はアホなので希望を見る派w ちょっとワクワク感を覚えた。
開始早々、インタビュアーとリディアのシーンで、リディアが如何に優れた人物であるかが描かれる。
名門大卒、博士号取得、難民支援コンサート等々…
リディアが音楽に対する考えを語る様子は、非の打ち所がない完成された人物という印象を与える。
「リハの時に本当の発見がある」との言葉通り、リハーサル時に、彼女が自分の志向する作品へと楽団員を導くシーンには説得力があった。
物語は、リディアが素晴らしい指揮者であることを強調しつつ、人間としてアレな部分も見せてくる。
先のインタビューの後、リディアは話しかけてきた若い女性と浮気をしている。たぶん。
チェロ奏者の入団テストでは、好みの女性奏者オルガを合格させただけでなく、ソロ奏者として起用。
(しかし、オルガには実力があるので、情実一辺倒ではない)
楽団の副指揮者を切り捨てたリディアは、付き人のフランチェスカを後任に就かせようとした。
だが、意図がバレてしまい、献身してきたフランチェスカではなく別人を選ぶ。無情w
「人真似に栄光はない」と言いながら、有名指揮者アバドのレコードジャケットをパクったポーズでキメるw
そして、彼女の人生を変える原因となるクラリスの自殺には、真摯に向き合おうとしない。
リディア・ターは親しみの湧くヒロインではないのだが、そんなに嫌いではない。
実家に帰った彼女が、自室に保管していたメダルや賞状、音楽関係の資料を見返すシーンがある。
名匠バーンスタインの古いビデオを観て感涙する様子は、音楽への愛情を感じた。
汚物に塗れた老人を発見した時は「うおぉぉ…」って様子だったけど、秒で体が動いていた。尊敬する…
少女買春には、嘔吐するほど嫌悪と衝撃を覚えていた…
女性指揮者の不遇について語っていたリディアだけれど、女性解放運動や国際女性デーについて知識も関心もない感じだった。
何か発信しよう!とかじゃなく、音楽と自分自身に集中している人なのね…人間だもの…
講義をするリディアが、学生と対話するシーンが印象に残った。
有色人種の学生は「バッハは白人で女性差別主義者だから演奏したくない」と言って反発する。
リディアは「古典はドイツ系の白人男性が多い。作曲家ではなく楽曲を優先して考えて」と言う。
淡々と論破していくリディアなのだけど、納得しなかった学生は「ビッチ」とか何とか言って立ち去ってしまう。
この講義が後に切り取り編集され、リディアを誹謗中傷する動画になって出回る。恐ろしいわー…
「TAR」のアナグラム、本の送り主、楽譜を盗んだ犯人など、考察好きな人は楽しめる作品かもしれない。
映像が端正で美しい。2時間以上ある作品だが飽きずに観られた。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
映画はおもしろくなければクソ
投稿日:2023/08/13
レビュアー:モモイチゴ
クラッシック音楽が好きでなければ退屈。ケイト・ブランシェットの演技は素晴らしいが、全体的に意味不明。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
A R T 地獄の黙示録
冒頭からCDやらベルリンフィルやら 演奏など音響は みな実物
だらけで主人公だけフェイクな人物 モノホンを相手に 勿論 ケイト
姐さんは一歩も引かずに捩じ伏せの一人勝ちです
ジェンダーのフェミのレズのと 今時の意識高い系かと心配なの
ですが 勿論 脚本の映画してまして しっかりした土台を作って
ますが その上で やっぱしアメリカ娯楽映画になっているのが立派
難しい題材ですよね それを構成力と編集 そして美術などで
乗り切るのですね
芸術家の苦悩なんてのでは長丁場が退屈になってしまうので後半は
院内政治とスキャンダルで面白おかしく乗り越えて ケイト姐さんは
ボロボロになりながらも 最後はカーツ大佐にあっぱれ生成変化して
しまうのです
人を指揮する映画として 最低お下劣な ムカつうく いやムカデ人間
2を推薦しときます ケイト姐御にぶち殺されます
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
頂点からの転落人生か、それとも・・・
2022年 アメリカ映画
監督:ドット・フィールド
――― ケイト・ブランシェットが女性指揮者を圧倒的存在感で演じ切り、アカデミー賞6部門にノミネートされた ――― こんな宣伝文句と、予告編での(ケイトが)髪を振り乱してタクトを振る姿を観たらどうしても期待してしまいますが、あまりにも評価が低いので、ちょっと敬遠していた作品。でも頭の片隅に観ようか観まいか迷っている自分がいたので、今回思い切って観てみました。結果、期待していなかった分、私には悪くなかった。
音楽家なんぞはヘンテコな人(あ、いや個性が強いと言うべきだったか)が多いのはある程度知っているし、またそうでなければ這い上がれないだろうから、ケイト・ブランシェット演じるターや、彼女を取り巻く音楽家達に違和感は無かった。バッハに対して異論を唱えたマックスという男子学生なんか、説教を食らって「あんたは最低だ!」と退席するなんてあっぱれ!だと思った(ただ、これが違った解釈で後々問題になるんだけど・・)。
リディア・ター(ケイト・ブランシェット)はベルリン・フィルの女性初の首席指揮者であり作曲家としても大成功した人物。音楽家として頂点を極めた彼女がインタビューを受けるシーンから始まりますが、(最初は気付かなかったけれど)彼女はレズビアンであり、パートナーの娘ペトラとも一緒に暮らしている”パパ”なので、口調は男言葉です。(笑)
また、気に食わないと団員を即クビにしたり、かなりの自己中な性格も描かれていて、音楽界では天才でも人間として完璧ではない部分を知ると、親近感を覚えます。これ、優れた音楽は完璧な人間が創る訳ではない事の証明のようなものですね。
娘ペトラがいじめを受けたという少女に「今度やったら懲らしめてやる」等と、いい大人が子供を相手に脅迫めいた言葉を発するのはどうなのよ、とも思ったし、後半でアパートの大家が亡くなった事で、立ち退きを迫られると、理性を失って完全に壊れてしまう演技も人間味溢れていた。
持ち前のカリスマ性を発揮するあまり反感を買い、以前の教え子クリスタが自殺したことから歯車が狂い始めて行き――という筋書きですが、ラストをどう解釈するか人それぞれで良いのではないかと思います。
確かに楽しい話ではないかもしれないけれど、悪くないと思えたのは成功した音楽家であっても重圧に耐え、悩みを抱えた一人の人間だと思えた部分かなと思う。そこをケイト・ブランシェットが上手く演じていたように思う。音楽界に限らずジェンダー平等な社会であるべきだし、実力で地位を掴んで力を発揮出来る社会であって欲しいと思う。そんなことを本作で考えさせられた。実際にはなかなか難しいとは思うけれど。
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栄光と転落
投稿日:2024/03/23
レビュアー:こうさま
女性ではじめてドイツベルリンフィルオーケストラの主席指揮者となったリディア・ターの栄光と転落の生き様を描いた作品でターを演じるケイト・ブランシェットの好演が光る。
リディア・ターは実在の人物ではないが本作では世界の著名なオーケストラの指揮者を経てペルリンフィル主席指揮者に就任した超エリートマエストロであり音楽の賞を総なめにしてきた女性という設定、自らレズビアンと公言しパートナーのシャロンと養子と暮らしている。
いささか難解な作品ではあるがいかにも現代のネット社会にありそうな展開である。
冒頭多分ニューヨークでのトークショーで堂々と自身の音楽論を語るリディア、勿論音楽になんの造詣も持ち合わせていない筆者にとっては理解し難い内容ではあるが、彼女の音楽に対する信念や知見のすごさは理解できる。
まさしく彼女は最高の権力を持ちクラシック音楽界に君臨する女王である反面、かなり傲慢で独善的、自分に献身的に仕えてくれている副指揮者を目指すアシスタントのフランチェスカも使い捨ての存在。
彼女が講師を務めるジュリアード音楽院でバッハ論を巡って口論となる男子学生とのシーンもあるがこれも一つの伏線になっている。
元の教え子クリスタの自殺が伝えられてもさして動揺も無くフランチェスカに面倒に巻き込まれないよう彼女とのメール削除を指示するリディア、
この事実も彼女の転落の要因になっている。
新人のチエロリスト若いオルガに食指を延ばそうとするリディア、これも要因のひとつでフランチェスカも去り、パートナーのシャロンからも別れを告げられる、そうしてクリスタの両親から訴えられ、動画の拡散もあり、あっという間に堕ちてゆくリディア、なんかジャニーズ事務所の一件と重なる。
SNSが発達した現代社会において、成功して栄光の頂点にある人間が堕ちてゆく様を心地よく思い、さらに追い打ちを試みる人たちが存在するのも確かなことであろう。
築城5年落城1日という言葉があるが人の人生の複雑さを見る、深みのある作品である。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
結末に希望を見るか否か…
投稿日
2023/08/29
レビュアー
コタロウ(!)
ベルリン・フィルの主席指揮者リディア・ターは、若い女性音楽家クラリスを自殺に追いやったと告発され…
監督・脚本はトッド・フィールド。
リディアは信念を持って音楽に対峙する指揮者。同性愛者で、妻と養女のいる家庭人でもある。
一方で、若い女性と浮気をし、好みの女性を入団させたりもする。
さらに、告発されるに及ぶと自己保身に走ってしまう…
様々な側面を持つヒロインをケイト・ブランシェットが巧みに演じていた。
結末に希望を見るか否かは、その人の価値観によって変わる気がする。
私はアホなので希望を見る派w ちょっとワクワク感を覚えた。
開始早々、インタビュアーとリディアのシーンで、リディアが如何に優れた人物であるかが描かれる。
名門大卒、博士号取得、難民支援コンサート等々…
リディアが音楽に対する考えを語る様子は、非の打ち所がない完成された人物という印象を与える。
「リハの時に本当の発見がある」との言葉通り、リハーサル時に、彼女が自分の志向する作品へと楽団員を導くシーンには説得力があった。
物語は、リディアが素晴らしい指揮者であることを強調しつつ、人間としてアレな部分も見せてくる。
先のインタビューの後、リディアは話しかけてきた若い女性と浮気をしている。たぶん。
チェロ奏者の入団テストでは、好みの女性奏者オルガを合格させただけでなく、ソロ奏者として起用。
(しかし、オルガには実力があるので、情実一辺倒ではない)
楽団の副指揮者を切り捨てたリディアは、付き人のフランチェスカを後任に就かせようとした。
だが、意図がバレてしまい、献身してきたフランチェスカではなく別人を選ぶ。無情w
「人真似に栄光はない」と言いながら、有名指揮者アバドのレコードジャケットをパクったポーズでキメるw
そして、彼女の人生を変える原因となるクラリスの自殺には、真摯に向き合おうとしない。
リディア・ターは親しみの湧くヒロインではないのだが、そんなに嫌いではない。
実家に帰った彼女が、自室に保管していたメダルや賞状、音楽関係の資料を見返すシーンがある。
名匠バーンスタインの古いビデオを観て感涙する様子は、音楽への愛情を感じた。
汚物に塗れた老人を発見した時は「うおぉぉ…」って様子だったけど、秒で体が動いていた。尊敬する…
少女買春には、嘔吐するほど嫌悪と衝撃を覚えていた…
女性指揮者の不遇について語っていたリディアだけれど、女性解放運動や国際女性デーについて知識も関心もない感じだった。
何か発信しよう!とかじゃなく、音楽と自分自身に集中している人なのね…人間だもの…
講義をするリディアが、学生と対話するシーンが印象に残った。
有色人種の学生は「バッハは白人で女性差別主義者だから演奏したくない」と言って反発する。
リディアは「古典はドイツ系の白人男性が多い。作曲家ではなく楽曲を優先して考えて」と言う。
淡々と論破していくリディアなのだけど、納得しなかった学生は「ビッチ」とか何とか言って立ち去ってしまう。
この講義が後に切り取り編集され、リディアを誹謗中傷する動画になって出回る。恐ろしいわー…
「TAR」のアナグラム、本の送り主、楽譜を盗んだ犯人など、考察好きな人は楽しめる作品かもしれない。
映像が端正で美しい。2時間以上ある作品だが飽きずに観られた。
映画はおもしろくなければクソ
投稿日
2023/08/13
レビュアー
モモイチゴ
クラッシック音楽が好きでなければ退屈。ケイト・ブランシェットの演技は素晴らしいが、全体的に意味不明。
A R T 地獄の黙示録
投稿日
2023/08/24
レビュアー
裸足のラヴァース 2.0
冒頭からCDやらベルリンフィルやら 演奏など音響は みな実物
だらけで主人公だけフェイクな人物 モノホンを相手に 勿論 ケイト
姐さんは一歩も引かずに捩じ伏せの一人勝ちです
ジェンダーのフェミのレズのと 今時の意識高い系かと心配なの
ですが 勿論 脚本の映画してまして しっかりした土台を作って
ますが その上で やっぱしアメリカ娯楽映画になっているのが立派
難しい題材ですよね それを構成力と編集 そして美術などで
乗り切るのですね
芸術家の苦悩なんてのでは長丁場が退屈になってしまうので後半は
院内政治とスキャンダルで面白おかしく乗り越えて ケイト姐さんは
ボロボロになりながらも 最後はカーツ大佐にあっぱれ生成変化して
しまうのです
人を指揮する映画として 最低お下劣な ムカつうく いやムカデ人間
2を推薦しときます ケイト姐御にぶち殺されます
頂点からの転落人生か、それとも・・・
投稿日
2024/02/21
レビュアー
かつ
2022年 アメリカ映画
監督:ドット・フィールド
――― ケイト・ブランシェットが女性指揮者を圧倒的存在感で演じ切り、アカデミー賞6部門にノミネートされた ――― こんな宣伝文句と、予告編での(ケイトが)髪を振り乱してタクトを振る姿を観たらどうしても期待してしまいますが、あまりにも評価が低いので、ちょっと敬遠していた作品。でも頭の片隅に観ようか観まいか迷っている自分がいたので、今回思い切って観てみました。結果、期待していなかった分、私には悪くなかった。
音楽家なんぞはヘンテコな人(あ、いや個性が強いと言うべきだったか)が多いのはある程度知っているし、またそうでなければ這い上がれないだろうから、ケイト・ブランシェット演じるターや、彼女を取り巻く音楽家達に違和感は無かった。バッハに対して異論を唱えたマックスという男子学生なんか、説教を食らって「あんたは最低だ!」と退席するなんてあっぱれ!だと思った(ただ、これが違った解釈で後々問題になるんだけど・・)。
リディア・ター(ケイト・ブランシェット)はベルリン・フィルの女性初の首席指揮者であり作曲家としても大成功した人物。音楽家として頂点を極めた彼女がインタビューを受けるシーンから始まりますが、(最初は気付かなかったけれど)彼女はレズビアンであり、パートナーの娘ペトラとも一緒に暮らしている”パパ”なので、口調は男言葉です。(笑)
また、気に食わないと団員を即クビにしたり、かなりの自己中な性格も描かれていて、音楽界では天才でも人間として完璧ではない部分を知ると、親近感を覚えます。これ、優れた音楽は完璧な人間が創る訳ではない事の証明のようなものですね。
娘ペトラがいじめを受けたという少女に「今度やったら懲らしめてやる」等と、いい大人が子供を相手に脅迫めいた言葉を発するのはどうなのよ、とも思ったし、後半でアパートの大家が亡くなった事で、立ち退きを迫られると、理性を失って完全に壊れてしまう演技も人間味溢れていた。
持ち前のカリスマ性を発揮するあまり反感を買い、以前の教え子クリスタが自殺したことから歯車が狂い始めて行き――という筋書きですが、ラストをどう解釈するか人それぞれで良いのではないかと思います。
確かに楽しい話ではないかもしれないけれど、悪くないと思えたのは成功した音楽家であっても重圧に耐え、悩みを抱えた一人の人間だと思えた部分かなと思う。そこをケイト・ブランシェットが上手く演じていたように思う。音楽界に限らずジェンダー平等な社会であるべきだし、実力で地位を掴んで力を発揮出来る社会であって欲しいと思う。そんなことを本作で考えさせられた。実際にはなかなか難しいとは思うけれど。
栄光と転落
投稿日
2024/03/23
レビュアー
こうさま
女性ではじめてドイツベルリンフィルオーケストラの主席指揮者となったリディア・ターの栄光と転落の生き様を描いた作品でターを演じるケイト・ブランシェットの好演が光る。
リディア・ターは実在の人物ではないが本作では世界の著名なオーケストラの指揮者を経てペルリンフィル主席指揮者に就任した超エリートマエストロであり音楽の賞を総なめにしてきた女性という設定、自らレズビアンと公言しパートナーのシャロンと養子と暮らしている。
いささか難解な作品ではあるがいかにも現代のネット社会にありそうな展開である。
冒頭多分ニューヨークでのトークショーで堂々と自身の音楽論を語るリディア、勿論音楽になんの造詣も持ち合わせていない筆者にとっては理解し難い内容ではあるが、彼女の音楽に対する信念や知見のすごさは理解できる。
まさしく彼女は最高の権力を持ちクラシック音楽界に君臨する女王である反面、かなり傲慢で独善的、自分に献身的に仕えてくれている副指揮者を目指すアシスタントのフランチェスカも使い捨ての存在。
彼女が講師を務めるジュリアード音楽院でバッハ論を巡って口論となる男子学生とのシーンもあるがこれも一つの伏線になっている。
元の教え子クリスタの自殺が伝えられてもさして動揺も無くフランチェスカに面倒に巻き込まれないよう彼女とのメール削除を指示するリディア、
この事実も彼女の転落の要因になっている。
新人のチエロリスト若いオルガに食指を延ばそうとするリディア、これも要因のひとつでフランチェスカも去り、パートナーのシャロンからも別れを告げられる、そうしてクリスタの両親から訴えられ、動画の拡散もあり、あっという間に堕ちてゆくリディア、なんかジャニーズ事務所の一件と重なる。
SNSが発達した現代社会において、成功して栄光の頂点にある人間が堕ちてゆく様を心地よく思い、さらに追い打ちを試みる人たちが存在するのも確かなことであろう。
築城5年落城1日という言葉があるが人の人生の複雑さを見る、深みのある作品である。
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- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
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