モリコーネ 映画が恋した音楽家 / エンニオ・モリコーネ
モリコーネ 映画が恋した音楽家
/ジュゼッペ・トルナトーレ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(8)
解説・ストーリー
伝説のマエストロ、エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫るドキュメンタリー。モリコーネ自らが自身の半生を回想。クラシック音楽の道へ進まなかった葛藤と向き合いながら、いかにして音楽家としての誇りを手にするに至ったかが、紐解かれていく。 JAN:4589921416344
伝説のマエストロ、エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫るドキュメンタリー。モリコーネ自らが自身の半生を回想。クラシック音楽の道へ進まなかった葛藤と向き合いながら、いかにして音楽家としての誇りを手にするに至ったかが、紐解かれていく。 JAN:4589921416344
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「モリコーネ 映画が恋した音楽家」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
伝説のマエストロ、エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫るドキュメンタリー。モリコーネ自らが自身の半生を回想。クラシック音楽の道へ進まなかった葛藤と向き合いながら、いかにして音楽家としての誇りを手にするに至ったかが、紐解かれていく。 JAN:4589921416344
「モリコーネ 映画が恋した音楽家」 の作品情報
「モリコーネ 映画が恋した音楽家」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
モリコーネ 映画が恋した音楽家の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
157分 |
日 |
伊・英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GADR2634 |
2023年07月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
59枚
|
1人
|
0人
|
モリコーネ 映画が恋した音楽家の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
157分 |
日 |
伊・英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GADR2634 |
2023年07月05日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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|
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ユーザーレビュー:8件
私的ミニ映画祭 その3 映画に魂を吹き込んだ作曲家
( ネタばれあり )
生前のエンニオ・モリコーネが語る自身の音楽人生。
原題は『 ENNIO 』
監督は『 ニュー・シネマ・パラダイス 』のジュゼッペ・トルナトーレ。
モリコーネが「 自分のドキュメンタリーを撮るなら彼以外はダメ 」と指名によるもの。
長らく正当に評価されなかった道のり。 マエストロは温和ながら誇り高く頑固に生き抜いてきた。
そしてENNIOについて、敬意と愛をこめて語る面々。
ジョン・ウィリアムス、ハンス・ジマー、彼をBROYJERと呼ぶクインシー・ジョーンズら映画音楽の作曲家たち。
ブルース・スプリングスティーン、ジョーン・バエズ、ジェイムズ・ヘットフィールド(メタリカ)などのミュージシャン
もちろんクリント・イーストウッドも
ダリオ・アルジェンテ、タヴィアーニ兄弟、リリアーナ・カヴァーニ リナ・ヴェルトミュラー そして ベルナルド・ベルトルッチの登場、その動く姿に、語る姿には目頭が熱くなりました。
キューブリックをめぐるエピソード、アカデミー賞をめぐるエピソードも興味深い
観る者の映画脳を刺激し、そして映画愛をきっと熱くわき起こさせる作品。
このドキュメンタリーには人生があります。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
彼の血管にはメロディが流れている
投稿日:2023/12/06
レビュアー:趣味は洋画
モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年・イタリア、カラー及び一部モノクロ、157分)
2020年7月6日、偉大なる映画音楽家が世を去った。エンニオ・モリコーネ、享年91歳。
彼が作曲した映画音楽は、短編映画やテレビ映画を含めると720曲を超えると言われている。驚異的な作曲数だ。
その内、私が鑑賞した作品は、たったの34本である。
本作は、エンニオ・モリコーネを師と仰ぎ、深い親交をもつジュゼッペ・トルナトーレ監督が、貴重な映像と多くの関係者のインタビューを交えて手掛けたドキュメンタリー映画。 無論、モリコーネ自身が半生を振り返りながら、栄光の映画人生を語っているのが根幹である。
とはいうものの、モリコーネが関わった代表作の名場面が次々と映し出され、そこに懐かしのメロディーが絡むのであるから堪らない。
「荒野の用心棒」(64年)、「夕陽のガンマン」(65年)、「続・夕陽のガンマン」(66年)、そして「ウエスタン」(68年)、シビレる西部劇の名シーンが続く。これらはすべてセルジオ・レオーネ監督である。
自分の鑑賞作品の中で、次に挙げる名画の音楽もモリコーネが手掛けていたこと、あらためて感慨深い。
「天地創造」(66年)、「殺しが静かにやって来る」(68年)、「赤いテント/SOS北極...」(69年)、「タランチュラ」(71年)、「エスピオナージ」(73年)、「狼たちの影」(75年)、「オルカ」(77年)、「天国の日々」(78年)、「華麗なる相続人」(79年)、「遊星からの物体X」(82年)、「アンタッチャブル」(87年)、「フランティック」(88年)、「シャドー・メーカーズ」(89年)、「カジュアリティーズ」(89年)、「バグジー」(91年)、「ザ・シークレットサービス」(93年)、「ディスクロージャー」(94年)、「Uターン」(97年)、「ミッション・トゥ・マーズ」(00年)等である。
一方で、作品のイメージから、モリコーネの音楽であると確信できる(又は想像できる)作品もあった。
「続・荒野の1ドル銀貨」(65年)、「シシリアン」(69年)、「真昼の死闘」(70年)、「夕陽のギャングたち」(71年)、「死刑台のメロディ」(71年)、「ミスター・ノーボディ」(73年)、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(84年)、「ミッション」(86年)、「ニュー・シネマ・パラダイス」(89年)、「ステート・オブ・グレース」(90年)
彼は2007年、第79回アカデミー賞に於いて「名誉賞」を受賞、クリント・イーストウッドが笑顔でオスカーを渡している。
又、2016年、第88回アカデミー賞に於いて、「ヘイトフル・エイト」で念願の「作曲賞」を受賞した。
遅すぎた受賞だったのか、或いは、アカデミーによるモリコーネへの謝罪の意味もあったのか...。
クリント・イーストウッドが、モリコーネの曲を評している。
‘「荒野の用心棒」は音楽が独創的で、あれほどオペラ的な西部劇の曲はなかった’ と。
モリコーネと関わりのある(あった)映画人たちのコメントも随所に登場。
監督では、ベルナルド・ベルトリッチ、ダリオ・アルジェント、オリバー・ストーン、バリー・レヴィンソン、ジュゼッペ・トルナトーレ等々。
音楽家では、ハンス・ジマー、ジョン・ウィリアムス、クインシー・ジョーンズ、ジョーン・バエズ等々。
勿論、「ヘイトフル・エイト」を監督したクエンティン・タランティーノのコメントも。
誰かが言った。 ‘彼の血管にはメロディが流れている’
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
サウンドトラックは物語を支えるもう一人の役者である
とても良かった。
映画好きならエンニオ・モリコーネの名を知らない人はいないだろう。
2020年7月6日、91歳でこの世を去るまで、生涯現役で音楽を作り続けた。
「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「ウェスタン」などの西部劇音楽をはじめとして
「アンタッチャブル」「ニューシネマパラダイス」「ワンスアポンアタイムアメリカ」など
多くの名作のサウンドトラックを作り続けた巨匠のドキュメンタリー。
まだ元気だったころのモリコーネが自身の生涯を振り返り解説していく中で
多くの著名人のインタビューを交えて
彼の音楽家としての功績のみならず、人としての生き方にも触れていく。
本当はクラシック音楽をやりたかったモリコーネは
生活のために、音楽の編曲の仕事をしていた。
編曲者としてある程度名が売れたころ
映画音楽の作曲の依頼があったのだそうだ。
最初は映画音楽を作ることに抵抗があったモリコーネ。
「荒野の用心棒」のセルジオ・レオーネ監督は、実は小学校の同級生だった!
そんな縁もあり、多くのレオーネ監督作品の音楽を作っていくことになる。
一番の驚きは、あの「荒野の用心棒」の音楽は、彼自身あまり気に入ってなかったということ。
私は今でも物語より、音楽の方が印象に残っているというのに!
懐かしい映画の映像とともに流れるモリコーネの音楽が
改めて聞くと本当に素晴らしく、心に響く。
役者たちの感情を巧みに音楽で表していくその手法は実に見事。
映画を支えるのは音楽である、ということに改めて気づかされた。
見たことのある映画も、そうでない映画も、音楽に焦点を当てて
見てみたくなった。
アカデミー賞に6度もノミネートされたのに
受賞したのは2016年、晩年になってからの「ヘイトフルエイト」が初めてだったというのも驚き。
長年連れ添った最愛の妻・マリアにこの賞を捧げます、と言って涙ぐんでいた彼の姿が印象的だった。
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たくさんの証言者とモリコーネ
非常に面白かった。
自分のツボとしては、ブルース・スプリングスティーンやパット・メセニーが何度も出てきてモリコーネを語っていた。スプリングスティーンは若いとき「荒野の用心棒」を見て、すぐにサウンドトラックを買いに走ったとか。他には、モリコーネは映画音楽を書き始める前、ポール・アンカの曲の編曲をしていて、その頃から彼はオリジナリティーを発揮していたらしいと知って驚いた。
映画ではデ・ニーロ関連で「1900年」「ミッション」「アンタッチャブル」が作られたときのエピソードが本当に興味深かった
他にもエピソードは色々あるが、Q・タランティーノやオリバー・ストーンが、自分の映画の音楽をモリコーネに依頼した時、「荒野の用心棒」みたいにかっこよくしてもらえませんか、と頼んだとかで、ミーハーっぽくて笑ってしまった。
とにかく、モリコーネを知る色んな人たちと本人の証言を交互に織り交ぜて、エンニオ・モリコーネという作曲家の人生の歩みと成功してゆくまでの道のりを淡々と描いているのですが、そこに彼の作曲した音楽が効果的に使われていて、一編の映画としても引き込まれる。
色んな映画のシーンもたくさん見られます。見る人それぞれのツボもあるかも。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
インタビュードキュメントの映画です
最近見た「ホイットニー・ヒューストン」のように、伝記映画だと思って借りましたが、何人もの人が、次々と語る、インタビュードキュメント映画でした。
評価が高いので、借りる方も多いと思いますが、我が家では、奥さんは全くダメでした。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
私的ミニ映画祭 その3 映画に魂を吹き込んだ作曲家
投稿日
2023/07/23
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり )
生前のエンニオ・モリコーネが語る自身の音楽人生。
原題は『 ENNIO 』
監督は『 ニュー・シネマ・パラダイス 』のジュゼッペ・トルナトーレ。
モリコーネが「 自分のドキュメンタリーを撮るなら彼以外はダメ 」と指名によるもの。
長らく正当に評価されなかった道のり。 マエストロは温和ながら誇り高く頑固に生き抜いてきた。
そしてENNIOについて、敬意と愛をこめて語る面々。
ジョン・ウィリアムス、ハンス・ジマー、彼をBROYJERと呼ぶクインシー・ジョーンズら映画音楽の作曲家たち。
ブルース・スプリングスティーン、ジョーン・バエズ、ジェイムズ・ヘットフィールド(メタリカ)などのミュージシャン
もちろんクリント・イーストウッドも
ダリオ・アルジェンテ、タヴィアーニ兄弟、リリアーナ・カヴァーニ リナ・ヴェルトミュラー そして ベルナルド・ベルトルッチの登場、その動く姿に、語る姿には目頭が熱くなりました。
キューブリックをめぐるエピソード、アカデミー賞をめぐるエピソードも興味深い
観る者の映画脳を刺激し、そして映画愛をきっと熱くわき起こさせる作品。
このドキュメンタリーには人生があります。
彼の血管にはメロディが流れている
投稿日
2023/12/06
レビュアー
趣味は洋画
モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年・イタリア、カラー及び一部モノクロ、157分)
2020年7月6日、偉大なる映画音楽家が世を去った。エンニオ・モリコーネ、享年91歳。
彼が作曲した映画音楽は、短編映画やテレビ映画を含めると720曲を超えると言われている。驚異的な作曲数だ。
その内、私が鑑賞した作品は、たったの34本である。
本作は、エンニオ・モリコーネを師と仰ぎ、深い親交をもつジュゼッペ・トルナトーレ監督が、貴重な映像と多くの関係者のインタビューを交えて手掛けたドキュメンタリー映画。 無論、モリコーネ自身が半生を振り返りながら、栄光の映画人生を語っているのが根幹である。
とはいうものの、モリコーネが関わった代表作の名場面が次々と映し出され、そこに懐かしのメロディーが絡むのであるから堪らない。
「荒野の用心棒」(64年)、「夕陽のガンマン」(65年)、「続・夕陽のガンマン」(66年)、そして「ウエスタン」(68年)、シビレる西部劇の名シーンが続く。これらはすべてセルジオ・レオーネ監督である。
自分の鑑賞作品の中で、次に挙げる名画の音楽もモリコーネが手掛けていたこと、あらためて感慨深い。
「天地創造」(66年)、「殺しが静かにやって来る」(68年)、「赤いテント/SOS北極...」(69年)、「タランチュラ」(71年)、「エスピオナージ」(73年)、「狼たちの影」(75年)、「オルカ」(77年)、「天国の日々」(78年)、「華麗なる相続人」(79年)、「遊星からの物体X」(82年)、「アンタッチャブル」(87年)、「フランティック」(88年)、「シャドー・メーカーズ」(89年)、「カジュアリティーズ」(89年)、「バグジー」(91年)、「ザ・シークレットサービス」(93年)、「ディスクロージャー」(94年)、「Uターン」(97年)、「ミッション・トゥ・マーズ」(00年)等である。
一方で、作品のイメージから、モリコーネの音楽であると確信できる(又は想像できる)作品もあった。
「続・荒野の1ドル銀貨」(65年)、「シシリアン」(69年)、「真昼の死闘」(70年)、「夕陽のギャングたち」(71年)、「死刑台のメロディ」(71年)、「ミスター・ノーボディ」(73年)、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(84年)、「ミッション」(86年)、「ニュー・シネマ・パラダイス」(89年)、「ステート・オブ・グレース」(90年)
彼は2007年、第79回アカデミー賞に於いて「名誉賞」を受賞、クリント・イーストウッドが笑顔でオスカーを渡している。
又、2016年、第88回アカデミー賞に於いて、「ヘイトフル・エイト」で念願の「作曲賞」を受賞した。
遅すぎた受賞だったのか、或いは、アカデミーによるモリコーネへの謝罪の意味もあったのか...。
クリント・イーストウッドが、モリコーネの曲を評している。
‘「荒野の用心棒」は音楽が独創的で、あれほどオペラ的な西部劇の曲はなかった’ と。
モリコーネと関わりのある(あった)映画人たちのコメントも随所に登場。
監督では、ベルナルド・ベルトリッチ、ダリオ・アルジェント、オリバー・ストーン、バリー・レヴィンソン、ジュゼッペ・トルナトーレ等々。
音楽家では、ハンス・ジマー、ジョン・ウィリアムス、クインシー・ジョーンズ、ジョーン・バエズ等々。
勿論、「ヘイトフル・エイト」を監督したクエンティン・タランティーノのコメントも。
誰かが言った。 ‘彼の血管にはメロディが流れている’
サウンドトラックは物語を支えるもう一人の役者である
投稿日
2023/07/22
レビュアー
飛べない魔女
とても良かった。
映画好きならエンニオ・モリコーネの名を知らない人はいないだろう。
2020年7月6日、91歳でこの世を去るまで、生涯現役で音楽を作り続けた。
「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「ウェスタン」などの西部劇音楽をはじめとして
「アンタッチャブル」「ニューシネマパラダイス」「ワンスアポンアタイムアメリカ」など
多くの名作のサウンドトラックを作り続けた巨匠のドキュメンタリー。
まだ元気だったころのモリコーネが自身の生涯を振り返り解説していく中で
多くの著名人のインタビューを交えて
彼の音楽家としての功績のみならず、人としての生き方にも触れていく。
本当はクラシック音楽をやりたかったモリコーネは
生活のために、音楽の編曲の仕事をしていた。
編曲者としてある程度名が売れたころ
映画音楽の作曲の依頼があったのだそうだ。
最初は映画音楽を作ることに抵抗があったモリコーネ。
「荒野の用心棒」のセルジオ・レオーネ監督は、実は小学校の同級生だった!
そんな縁もあり、多くのレオーネ監督作品の音楽を作っていくことになる。
一番の驚きは、あの「荒野の用心棒」の音楽は、彼自身あまり気に入ってなかったということ。
私は今でも物語より、音楽の方が印象に残っているというのに!
懐かしい映画の映像とともに流れるモリコーネの音楽が
改めて聞くと本当に素晴らしく、心に響く。
役者たちの感情を巧みに音楽で表していくその手法は実に見事。
映画を支えるのは音楽である、ということに改めて気づかされた。
見たことのある映画も、そうでない映画も、音楽に焦点を当てて
見てみたくなった。
アカデミー賞に6度もノミネートされたのに
受賞したのは2016年、晩年になってからの「ヘイトフルエイト」が初めてだったというのも驚き。
長年連れ添った最愛の妻・マリアにこの賞を捧げます、と言って涙ぐんでいた彼の姿が印象的だった。
たくさんの証言者とモリコーネ
投稿日
2023/07/26
レビュアー
スア
非常に面白かった。
自分のツボとしては、ブルース・スプリングスティーンやパット・メセニーが何度も出てきてモリコーネを語っていた。スプリングスティーンは若いとき「荒野の用心棒」を見て、すぐにサウンドトラックを買いに走ったとか。他には、モリコーネは映画音楽を書き始める前、ポール・アンカの曲の編曲をしていて、その頃から彼はオリジナリティーを発揮していたらしいと知って驚いた。
映画ではデ・ニーロ関連で「1900年」「ミッション」「アンタッチャブル」が作られたときのエピソードが本当に興味深かった
他にもエピソードは色々あるが、Q・タランティーノやオリバー・ストーンが、自分の映画の音楽をモリコーネに依頼した時、「荒野の用心棒」みたいにかっこよくしてもらえませんか、と頼んだとかで、ミーハーっぽくて笑ってしまった。
とにかく、モリコーネを知る色んな人たちと本人の証言を交互に織り交ぜて、エンニオ・モリコーネという作曲家の人生の歩みと成功してゆくまでの道のりを淡々と描いているのですが、そこに彼の作曲した音楽が効果的に使われていて、一編の映画としても引き込まれる。
色んな映画のシーンもたくさん見られます。見る人それぞれのツボもあるかも。
インタビュードキュメントの映画です
投稿日
2023/08/11
レビュアー
redrose
最近見た「ホイットニー・ヒューストン」のように、伝記映画だと思って借りましたが、何人もの人が、次々と語る、インタビュードキュメント映画でした。
評価が高いので、借りる方も多いと思いますが、我が家では、奥さんは全くダメでした。
新規登録で
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