あのこと / アナマリア・ヴァルトロメイ
あのこと
/オードレイ・ディヴァン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(7)
解説・ストーリー
アニー・エルノーの『事件』を映画化し、第78回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝いた衝撃のドラマ。中絶が違法だった時代のフランスを舞台に、予期せぬ妊娠によって輝かしい未来を失いかけた女子大生が、中絶を実行しようと孤独な戦いを繰り広げる葛藤と絶望の12週間を圧倒的なリアリズムで描き切る。主演は「ヴィオレッタ」のアナマリア・ヴァルトロメイ。監督は本作が監督2作目となるオードレイ・ディヴァン。1960年代、フランスでは中絶は違法で、大きな罪とされていた。学業優秀で前途有望な大学生のアンヌだったが、大事な試験を前に思いがけず妊娠が発覚する。それは努力の末に明るい未来を掴みかけた矢先のこと。今の彼女に自分の人生を諦めて産むという選択は考えられなかったが…。
アニー・エルノーの『事件』を映画化し、第78回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝いた衝撃のドラマ。中絶が違法だった時代のフランスを舞台に、予期せぬ妊娠によって輝かしい未来を失いかけた女子大生が、中絶を実行しようと孤独な戦いを繰り広げる葛藤と絶望の12週間を圧倒的なリアリズムで描き切る。主演は「ヴィオレッタ」のアナマリア・ヴァルトロメイ。監督は本作が監督2作目となるオードレイ・ディヴァン。1960年代、フランスでは中絶は違法で、大きな罪とされていた。学業優秀で前途有望な大学生のアンヌだったが、大事な試験を前に思いがけず妊娠が発覚する。それは努力の末に明るい未来を掴みかけた矢先のこと。今の彼女に自分の人生を諦めて産むという選択は考えられなかったが…。
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「あのこと」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
アニー・エルノーの『事件』を映画化し、第78回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝いた衝撃のドラマ。中絶が違法だった時代のフランスを舞台に、予期せぬ妊娠によって輝かしい未来を失いかけた女子大生が、中絶を実行しようと孤独な戦いを繰り広げる葛藤と絶望の12週間を圧倒的なリアリズムで描き切る。主演は「ヴィオレッタ」のアナマリア・ヴァルトロメイ。監督は本作が監督2作目となるオードレイ・ディヴァン。1960年代、フランスでは中絶は違法で、大きな罪とされていた。学業優秀で前途有望な大学生のアンヌだったが、大事な試験を前に思いがけず妊娠が発覚する。それは努力の末に明るい未来を掴みかけた矢先のこと。今の彼女に自分の人生を諦めて産むという選択は考えられなかったが…。
「あのこと」 の作品情報
「あのこと」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
あのことの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
100分 |
日 |
仏:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
GADR2626 |
2023年05月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
71枚
|
9人
|
11人
|
あのことの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
100分 |
日 |
仏:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
GADR2626 |
2023年05月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
71枚
|
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ユーザーレビュー:7件
パリ17区カルディネ袋小路
監督・脚本:オードレイ・ディヴァン(2021年・仏・100分)
原作:アニー・エルノー『事件』
原作者のアニー・エルノーをWikipediaで調べてみたら、何と現在82歳のお婆さんの写真が出て来てビックリ。しかし、考えてみればフランスで中絶が禁止されていた1960年代に学生だったのだから当然なのだった。
1960年代のフランスでは「中絶」や「避妊」はもちろん、これらに関する情報提供も非合法とされていたらしい。そういう時代に大学生のアンヌは妊娠してしまう。
成績優秀で、学位を取って教師になろうとしているアンヌは、あらゆる方法を使って自分の体内から“アレ”の存在を消し去りたいと考える。消滅させる決心をしたので、自分の手帳や日記に書き留める時には“妊娠”という言葉は使わない。“あれ”“例のもの”であり、“あのこと”なのだ。
どの医者もアンヌに妊娠していると告げるが、誰一人アンヌの「何とかして」という頼みを聞いてはくれない。アンヌのような娘たちにどんなに請われようとも「監獄に送られ、永久に診療を禁じられる可能性」を引き受けるわけにはいかないのだ。
民間でひそひそと交わされる方法。それは「編み針、パセリの茎、石鹸水の注入、乗馬。いちばんいい解決策は、いわゆる“もぐり”の医者か、“天使製造者”という美しい名前を持つ女性を見つけること」だった。(以上「 」内は原作小説より引用)
本作劇中でアンヌが採用した方法は、想像しただけでも失神しそうになるくらい怖かった。結局アンナも痛みが酷くて断念した。そして、今度は中絶の経験者を探し、処置してくれる人物を紹介してもらおうと考えた。
そして、その処置をしてくれる女性の住所が、レビュータイトルのカルディネ袋小路である。(この袋小路というのが意味深で皮肉に思えたが、実際には“袋”は不要で、ただの小路だった。)
自分のレビューでは、これ以上の説明・描写はしないつもり。
処置の方法とか、その時の施術者やアンヌの様子、術後に直面したことなどは映像が詳細に伝えてくれるし、小説はもっと生々しい。
アンヌを演じたアナマリア・ヴァルトロメイが美しく聡明そうな女性で、主人公と同年代(22歳)でもあり、アンヌの直面した“あのこと”に対する思い(衝撃や苛立ちや不安やその他諸々)が自然に伝わって来た。最初は、原因があれば結果があることくらい、彼女も十分に分かっていただろうに・・・と思った。しかし、避妊も禁止されていたことを知って、なんて法律は女性にだけ過酷なのだろうと考えた。男性にも「妊娠させた罪」があってもいいのに。中には責任を感じて、いわゆる「できちゃった結婚」を選ぶ男性もいたのかもしれないが、アンヌの相手の男性はまるで他人事だ。
原作者のアニー・エルノー(1940年生まれ)の著した小説は、ほとんどが“オートフィクション(Autofiction)”と呼ばれるジャンルのものらしい。自伝よりもより小説化された形なのだとか・・・
今、書いていて思い出した(そして、その文章を探し出せない)のだけれど、エルノーが自身の中絶について詳細に綴ったのは、予期しない妊娠と中絶したことについて書かれた小説はあっても、その中間にある中絶行為そのものを書いたものがないから、自分は書いておこうと思った…そんな文章があったと思う。
無事に流産した(変な言い方!)後で、医者たちは「パリにまで行かなくても〇〇がやってくれたのに」と教えてくれるなど、もはや必要が亡くなってからの方が“天使製造者”の情報がもたらされたという。
※天使製造者とは、非合法に堕胎を行う、医師免許を持たない女性を婉曲に言った言葉のようだ。
フランスでは、1975年に「ヴァイユ法」が出来るまで、命を危険に晒してまでも闇の中絶が必要だったこと、医者が「中絶」と診断書に書けば監獄行きで、「流産」と書けば無罪放免だったことを知るだけでも、一見の価値はあるかと思う。
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自分で自分のあそこにそんなことしちゃいけんよ!
投稿日:2023/06/06
レビュアー:ポッシュ
原作者アニー・エルノーのことを全く知らんのですが、昨年ノーベル文学賞を受賞されてるとな。
自伝的小説が多く、本作も自身の体験談で、望まぬ妊娠をした女子大生の苦悩の12週間を描いている。
1960年代当時のフランスでは中絶は重罪だったらしいです。(70年代に合法化された)
誰にも相談できず、たった一人で考え、行動し、色んな方法を試すも上手く行かず。
体はどんどん変化し、つわりも始まり、勉強にも身が入らず、優秀だったのに成績はガタ落ち。
相手の男も頼りにならず・・・ってか、自分のことしか考えてない。
八方ふさがりの状態でどんどん追い詰められていくアンヌ(アナマリア・ヴァルトロメイ)。
うーん、ツラい。
描写がいちいちリアルで生々しすぎるシーンが多くて、しんどかった。
自分で自分のあそこにそんなことしちゃいけんよ!
アンヌちゃんは美人で誘惑も多く、本人も賢い自分に自信があるのかイケイケなのです。
もしかしたら観客の共感をはねのけちゃってるかもね。
ヘタレな自分は、そんな彼女でも、今、目の前でしんどそうにしてたら、つい気の毒に思っちゃうのだがね。
ま、こんなことがありつつも、私、ちゃんと作家になりましたからノーベル賞獲りましたからって
事実がつよつよだから、いいのかな。(よくないよ)
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妊娠に苦悩する女子大生
投稿日:2023/08/22
レビュアー:モモイチゴ
中絶が禁止の時代に、思わぬ妊娠をしてしまった女子大生が、孤軍奮闘してなんとか中絶を試みる。女性だけが一人苦悩する姿が痛々しい。
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若気の至り
1960年頃のフランス。中絶が違法とされている時代に、妊娠して窮地におちいった女子大生が描かれる。
学校の成績は上位、男子にもモテる。ワンチャンの相手と結婚するつもりはない。もちろん彼の子を産む気もない。大学を卒業したら教師になり、ちゃんとした相手を見つける、親はそれを期待しているし、自分もそのつもりだ。未婚の母になったらそういう夢をぜんぶあきらめなければならない。
彼女の悩みは、生むか生まないかではなく、結婚するかしないかでもなく、どうすれば中絶できるか、の一点である。
医者はまったく頼りにならない。気持ちはわかる、でもどうしようもない、受け入れるしかない、と言って逃げる。そりゃそうだヘタしたら自分がお縄になるんだから。思い余ってクラスで一番遊んでる男子に相談したけど失敗だった。知りたいことは何も知らない。妊娠してるんならヤラせろなんてことを言う。
遠路はるばる相手の男のところまで会いに行った。まだ中絶してないことを告げるとがっかりしている。丸投げかよ。
悩んでる間に妊娠週数はどんどん進む。なんとなく下腹部が出てきた。やけくそだ手鏡片手に毛糸の編み棒を子宮に突っ込んでみる(痛いだけだった)。
そういう彼女が、運良くモグリの中絶屋さんの電話番号を手に入れる。安心したのか、まだ中絶できてないのにまたワンチャンの相手と・・・。とほほ。
男も女も遊んでいるが、苦労するのはいつも女ばかり、そこが金獅子賞のポイントか。
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あのこと
ノーベル文学賞作家アニー・エルノーの私小説の映画化
第78回ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品
1960年代のフランスは、法律で中絶が禁止されていた
将来の夢を実現するために勉強に励む女子大生が、望まむ妊娠をする
独りで闘う若い女性の心に迫る衝撃作品
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ユーザーレビュー
パリ17区カルディネ袋小路
投稿日
2023/07/03
レビュアー
kazupon
監督・脚本:オードレイ・ディヴァン(2021年・仏・100分)
原作:アニー・エルノー『事件』
原作者のアニー・エルノーをWikipediaで調べてみたら、何と現在82歳のお婆さんの写真が出て来てビックリ。しかし、考えてみればフランスで中絶が禁止されていた1960年代に学生だったのだから当然なのだった。
1960年代のフランスでは「中絶」や「避妊」はもちろん、これらに関する情報提供も非合法とされていたらしい。そういう時代に大学生のアンヌは妊娠してしまう。
成績優秀で、学位を取って教師になろうとしているアンヌは、あらゆる方法を使って自分の体内から“アレ”の存在を消し去りたいと考える。消滅させる決心をしたので、自分の手帳や日記に書き留める時には“妊娠”という言葉は使わない。“あれ”“例のもの”であり、“あのこと”なのだ。
どの医者もアンヌに妊娠していると告げるが、誰一人アンヌの「何とかして」という頼みを聞いてはくれない。アンヌのような娘たちにどんなに請われようとも「監獄に送られ、永久に診療を禁じられる可能性」を引き受けるわけにはいかないのだ。
民間でひそひそと交わされる方法。それは「編み針、パセリの茎、石鹸水の注入、乗馬。いちばんいい解決策は、いわゆる“もぐり”の医者か、“天使製造者”という美しい名前を持つ女性を見つけること」だった。(以上「 」内は原作小説より引用)
本作劇中でアンヌが採用した方法は、想像しただけでも失神しそうになるくらい怖かった。結局アンナも痛みが酷くて断念した。そして、今度は中絶の経験者を探し、処置してくれる人物を紹介してもらおうと考えた。
そして、その処置をしてくれる女性の住所が、レビュータイトルのカルディネ袋小路である。(この袋小路というのが意味深で皮肉に思えたが、実際には“袋”は不要で、ただの小路だった。)
自分のレビューでは、これ以上の説明・描写はしないつもり。
処置の方法とか、その時の施術者やアンヌの様子、術後に直面したことなどは映像が詳細に伝えてくれるし、小説はもっと生々しい。
アンヌを演じたアナマリア・ヴァルトロメイが美しく聡明そうな女性で、主人公と同年代(22歳)でもあり、アンヌの直面した“あのこと”に対する思い(衝撃や苛立ちや不安やその他諸々)が自然に伝わって来た。最初は、原因があれば結果があることくらい、彼女も十分に分かっていただろうに・・・と思った。しかし、避妊も禁止されていたことを知って、なんて法律は女性にだけ過酷なのだろうと考えた。男性にも「妊娠させた罪」があってもいいのに。中には責任を感じて、いわゆる「できちゃった結婚」を選ぶ男性もいたのかもしれないが、アンヌの相手の男性はまるで他人事だ。
原作者のアニー・エルノー(1940年生まれ)の著した小説は、ほとんどが“オートフィクション(Autofiction)”と呼ばれるジャンルのものらしい。自伝よりもより小説化された形なのだとか・・・
今、書いていて思い出した(そして、その文章を探し出せない)のだけれど、エルノーが自身の中絶について詳細に綴ったのは、予期しない妊娠と中絶したことについて書かれた小説はあっても、その中間にある中絶行為そのものを書いたものがないから、自分は書いておこうと思った…そんな文章があったと思う。
無事に流産した(変な言い方!)後で、医者たちは「パリにまで行かなくても〇〇がやってくれたのに」と教えてくれるなど、もはや必要が亡くなってからの方が“天使製造者”の情報がもたらされたという。
※天使製造者とは、非合法に堕胎を行う、医師免許を持たない女性を婉曲に言った言葉のようだ。
フランスでは、1975年に「ヴァイユ法」が出来るまで、命を危険に晒してまでも闇の中絶が必要だったこと、医者が「中絶」と診断書に書けば監獄行きで、「流産」と書けば無罪放免だったことを知るだけでも、一見の価値はあるかと思う。
自分で自分のあそこにそんなことしちゃいけんよ!
投稿日
2023/06/06
レビュアー
ポッシュ
原作者アニー・エルノーのことを全く知らんのですが、昨年ノーベル文学賞を受賞されてるとな。
自伝的小説が多く、本作も自身の体験談で、望まぬ妊娠をした女子大生の苦悩の12週間を描いている。
1960年代当時のフランスでは中絶は重罪だったらしいです。(70年代に合法化された)
誰にも相談できず、たった一人で考え、行動し、色んな方法を試すも上手く行かず。
体はどんどん変化し、つわりも始まり、勉強にも身が入らず、優秀だったのに成績はガタ落ち。
相手の男も頼りにならず・・・ってか、自分のことしか考えてない。
八方ふさがりの状態でどんどん追い詰められていくアンヌ(アナマリア・ヴァルトロメイ)。
うーん、ツラい。
描写がいちいちリアルで生々しすぎるシーンが多くて、しんどかった。
自分で自分のあそこにそんなことしちゃいけんよ!
アンヌちゃんは美人で誘惑も多く、本人も賢い自分に自信があるのかイケイケなのです。
もしかしたら観客の共感をはねのけちゃってるかもね。
ヘタレな自分は、そんな彼女でも、今、目の前でしんどそうにしてたら、つい気の毒に思っちゃうのだがね。
ま、こんなことがありつつも、私、ちゃんと作家になりましたからノーベル賞獲りましたからって
事実がつよつよだから、いいのかな。(よくないよ)
妊娠に苦悩する女子大生
投稿日
2023/08/22
レビュアー
モモイチゴ
中絶が禁止の時代に、思わぬ妊娠をしてしまった女子大生が、孤軍奮闘してなんとか中絶を試みる。女性だけが一人苦悩する姿が痛々しい。
若気の至り
投稿日
2023/07/04
レビュアー
daichan
1960年頃のフランス。中絶が違法とされている時代に、妊娠して窮地におちいった女子大生が描かれる。
学校の成績は上位、男子にもモテる。ワンチャンの相手と結婚するつもりはない。もちろん彼の子を産む気もない。大学を卒業したら教師になり、ちゃんとした相手を見つける、親はそれを期待しているし、自分もそのつもりだ。未婚の母になったらそういう夢をぜんぶあきらめなければならない。
彼女の悩みは、生むか生まないかではなく、結婚するかしないかでもなく、どうすれば中絶できるか、の一点である。
医者はまったく頼りにならない。気持ちはわかる、でもどうしようもない、受け入れるしかない、と言って逃げる。そりゃそうだヘタしたら自分がお縄になるんだから。思い余ってクラスで一番遊んでる男子に相談したけど失敗だった。知りたいことは何も知らない。妊娠してるんならヤラせろなんてことを言う。
遠路はるばる相手の男のところまで会いに行った。まだ中絶してないことを告げるとがっかりしている。丸投げかよ。
悩んでる間に妊娠週数はどんどん進む。なんとなく下腹部が出てきた。やけくそだ手鏡片手に毛糸の編み棒を子宮に突っ込んでみる(痛いだけだった)。
そういう彼女が、運良くモグリの中絶屋さんの電話番号を手に入れる。安心したのか、まだ中絶できてないのにまたワンチャンの相手と・・・。とほほ。
男も女も遊んでいるが、苦労するのはいつも女ばかり、そこが金獅子賞のポイントか。
あのこと
投稿日
2023/05/12
レビュアー
ラストシアター
ノーベル文学賞作家アニー・エルノーの私小説の映画化
第78回ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品
1960年代のフランスは、法律で中絶が禁止されていた
将来の夢を実現するために勉強に励む女子大生が、望まむ妊娠をする
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