ドント・ウォーリー・ダーリン / フローレンス・ピュー
ドント・ウォーリー・ダーリン
/オリヴィア・ワイルド
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(9)
解説・ストーリー
これが「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」に続いて監督2作目となるオリヴィア・ワイルドが、主演に「ミッドサマー」「ブラック・ウィドウ」のフローレンス・ピューを迎えて贈るサスペンス・スリラー。理想を追求した郊外の完璧な街で愛する夫と幸せな結婚生活を送るヒロインを待ち受ける衝撃の運命を描く。共演はハリー・スタイルズ、オリヴィア・ワイルド、クリス・パイン。アリスは愛する夫ジャックと郊外の美しい街に暮らしていた。完璧な生活が保証された安全安心な街で幸せな生活を送るアリス。男たちは皆ビクトリー社で働き、妻たちは家事をこなして家を守り、夫婦一緒にパーティに参加して楽しい時間を過ごす。しかし夫の仕事について何も知らないことに不安を覚えたアリスは、徐々にこの完璧な生活に違和感を抱くようになっていくのだったが…。 JAN:4548967465815
これが「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」に続いて監督2作目となるオリヴィア・ワイルドが、主演に「ミッドサマー」「ブラック・ウィドウ」のフローレンス・ピューを迎えて贈るサスペンス・スリラー。理想を追求した郊外の完璧な街で愛する夫と幸せな結婚生活を送るヒロインを待ち受ける衝撃の運命を描く。共演はハリー・スタイルズ、オリヴィア・ワイルド、クリス・パイン。アリスは愛する夫ジャックと郊外の美しい街に暮らしていた。完璧な生活が保証された安全安心な街で幸せな生活を送るアリス。男たちは皆ビクトリー社で働き、妻たちは家事をこなして家を守り、夫婦一緒にパーティに参加して楽しい時間を過ごす。しかし夫の仕事について何も知らないことに不安を覚えたアリスは、徐々にこの完璧な生活に違和感を抱くようになっていくのだったが…。 JAN:4548967465815
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「ドント・ウォーリー・ダーリン」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
これが「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」に続いて監督2作目となるオリヴィア・ワイルドが、主演に「ミッドサマー」「ブラック・ウィドウ」のフローレンス・ピューを迎えて贈るサスペンス・スリラー。理想を追求した郊外の完璧な街で愛する夫と幸せな結婚生活を送るヒロインを待ち受ける衝撃の運命を描く。共演はハリー・スタイルズ、オリヴィア・ワイルド、クリス・パイン。アリスは愛する夫ジャックと郊外の美しい街に暮らしていた。完璧な生活が保証された安全安心な街で幸せな生活を送るアリス。男たちは皆ビクトリー社で働き、妻たちは家事をこなして家を守り、夫婦一緒にパーティに参加して楽しい時間を過ごす。しかし夫の仕事について何も知らないことに不安を覚えたアリスは、徐々にこの完璧な生活に違和感を抱くようになっていくのだったが…。 JAN:4548967465815
「ドント・ウォーリー・ダーリン」 の作品情報
「ドント・ウォーリー・ダーリン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ドント・ウォーリー・ダーリンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
123分 |
日・英・吹 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
1000824127 |
2023年03月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
|
1人
|
0人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
ドント・ウォーリー・ダーリンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
123分 |
日・英・吹 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
1000824127 |
2023年03月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
|
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|
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|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
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ユーザーレビュー:9件
この街は本当にユートピア(理想郷)なのだろうか?
──この物語で取り組んだ大きなテーマの1つは、「インセル」という存在。
インセル(incel)というのはinvoluntary celibateを混ぜた単語で、「不本意な(involuntary)」「禁欲(celibate)」をしている男性を指す。
(オリビア・ワイルド監督インタビューより)
(インセルとは、恋愛やセックスの相手を欲しているが叶わず、その原因は女の側にあると考えるサブカル系インターネットコミュニティの女性蔑視主義者のことである。ウィキより)
********** **********
50年代アメリカ。砂漠の真ん中に建つ「ビクトリー」という名の街。そこには庭付きの白い一戸建てが立ち並ぶ。プールも付いている。
住んでいるのは若い夫婦たちだ。夫はみんな同じところに勤めているらしく、車で砂漠の中を走って仕事に向かい、妻たちは家に残ってそこを守ることになる。。
この街の生活は、幸せの典型的な姿、ある種のユートピア的世界を描いているようにも見える。
アリス(フローレンス・ピュー)は、愛する夫ジャック(ハリー・スタイルズ)と暮らしている。
女性の友人たちと買い物に行ったり、バレエを習ったりと、幸せな日々を満喫している。
ある日、街を巡回する可愛らしいバスに乗ったアリスは、街外れで飛行機が堕落するのを目撃する。
そして隣人のマーガレットは何かに気づき、自殺しようとして赤い服を着た男たちに連れ去られる。
徐々に不安になるアリス。違和感に気づいた女性は頭がおかしいと言われる。
そして(病気)だとしてどこかに連れ去られる。
この街にはフランク(クリス・パイン)が仕組んだ大きな秘密があった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この50年代の「理想郷」を今さら描く、というのは、どういうものでしょうか。
フローレンス・ピューが、「これまでは幸せな人生だった!」って叫ぶシーンが最後の方にあるんですが、
「これまで」というのはこの理想郷の事ではなく、それ以前の事を指してるわけですね。
妻は家に入って家事をやる、夫は外へ出て仕事をする、これが夫婦の幸せですと誰かに言われれば現代の人は、
反射的に「そんなの決められたくありません!」と反論するだろう。
自立して収入を得て、夫と対等に話が出来るまで女は長い歳月、戦ってきたのだ。
そして夫が望むなら専業主夫をやってもらってもいいし、女は素晴らしい仕事である育児や家庭環境に時間を費やしたところで卑下する事もない。
しかしながら、世界的経済困窮で所得が足りず、女が「望まない」経済活動に参加せざるを得ない世の中にもなっている。
自由に生きたいと思ったところで夫婦は、あるいは人は幸せになれるのかと言うと、それも甚だあやしいというのが
多くの人が感じているところだろう。
また「インセル」という言葉も私は初めて聞いたが、それによる犯罪がアメリカには多いらしいが、
この物語とどう関連させればよいかよくわからない。(強いてゆうならジャックの行動がインセルに近いのか?)
男と女が、お互いの存在によって幸せになりたいと考えるのはごく普通の事だと思うが、
もしかしたらオリビア・ワイルドはそれは「一方的な女性の犠牲」と考えているのだろうか?
フローレンス・ピューは、『ミッドサマー』他では私はあまり好きな女優ではなかったが、
本作では魅力的で大変良かった。ヘラヘラしてるジャック(ハリー・スタイルズ)も、逆の面も見せてくれて面白かった。
総じて映像や演出は、素晴らしく出来が良い作品だと思った。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
夫は働き、妻は専業主婦でなければならない街
最初から不穏な雰囲気に引き込まれた。
時代は1950年代なのだろう。
夫は働き、妻は専業主婦でなければならない時代がこの50年代だったのだろう。
ポップな色合いの車と、小さめだけどお洒落な住宅。
朝一斉に夫たちを幸せそうに送り出す妻たち。
夫を送り出した後の午前中は掃除・洗濯に勤しみ
午後からはカルチャーセンターで他の妻たちと交流のひととき。
とてもハッピーな生活を送っているように見える妻たち。
夕方には妻の待つ我が家に帰り、充実した日々を送っているようにみえる夫たち。
でも、どこか変。
どこか違和感のあるこの街。
その真実は実に衝撃的なものだった!
というお話。
フローレンス・ピューが今の生活に違和感を覚えて
次第に疑惑の念を深めていく主婦アリスをうまいこと演じている。
こういう役をやらせたら彼女は本当にうまい。
人が生きていくことの本当の幸せとは何か?
ユートピアの真実を知ったとき
アリスはここから逃げることを選択する。
その逃走劇にはハラハラした。
世間ではあまり評価は高くないようだけど
私は面白かった。
一方的な男性の理想と押しつけに
現代の女性たちよ、屈するな!というメッセージを受け取った。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
カーテンの揺らめきと共に垣間見えた悪夢…
周囲を砂漠に囲まれた企業都市ビクトリーの住人は、ビクトリー計画に携わる「男性社員とその妻」である。
毎朝、男性社員たちは妻に笑顔で送り出され、砂漠の向こうにある本部に自動車出勤する。
妻たちは家事や育児に専念し、妻同士でバレエのレッスンやお喋り、買い物などして過ごす。
彼女たちは夫の業務や勤務先についての質問を許されず、町の外に出てもいけない。
異様な制約だが、妻たちは不満や疑念を抱かず受け入れている。
ジャック(ハリー・スタイルズ)の妻アリス(フローレンス・ピュー)もそんな妻の一人だったが…
オリヴィア・ワイルド監督作品。
冒頭、酒の入ったグラスが乗ったトレイを頭に乗せた女性たちが、身をくねらせている。
その様子を見た男たちが歓声を上げ囃し立てる。
夜のお店で羽目を外しているシーンかと思ったら、夫婦同士のお集まりのシーンだった。
皆さん、お元気でよろしいこと…
しかし、エロ目線の男たちがいるのに、自分の妻に(よその奥さんにも)「腰を振れ」的発言ができるものでしょうか…
様々な色彩に溢れた映像は見ていて楽しいが、嫌悪感を覚える内容。
女性を管理、愛玩し所有物のように扱う、自分では努力せず女性にだけ要求する等々、身勝手な男たちに辟易した。
そんな男との生活をノリノリで、あるいは甘んじて受け入れる女性も登場し、多様な女性の価値観や選択も描かれる。
視聴時間123分のうち15分くらいでもいいので、アリス以外のビクトリーの妻たちについて描いて欲しかった。
彼女たちはどういう経緯でビクトリーにやってきたのか、どんな行き方を望んでいたのか、気になる。
「本部」の規模、彼らが構築した技術もフワッとしていた。
ワイルド監督は、一部男性が抱く女性への考え方に警鐘を鳴らしたくて作ったのだろう。知らんけど。
もう少しカタルシスがあったら嬉しい…
アリスが違和感を覚えるきっかけになったのは、テッドの妻マーガレットの異変だった。
それは、ビクトリー計画の責任者フランク(クリス・パイン)とシェリー夫妻が催したパーティーに出席した時のこと。
様子のおかしいマーガレットが現れ「ここにいては駄目よ」と言ったのだ。
別室で休んでいるマーガレットにアリスが近づくと、それを遮るようにテッドがカーテンを引いて阻止する。
その一瞬、カーテンの揺らめきと共に、ある映像がアリスの脳裏をよぎる。おぉ…
このシーンを見て、「アリス、早く気づいてー!」という気持ちで一杯になった。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ビクトリーの妻たち
古き良き時代と言われる1950年代アメリカの、ビクトリーという街が舞台。
実証都市みたいな不自然に美しく整った街並み、カッコイイ車で出勤する陽気な夫たち、
家事と習い事にいそしむ若く美しい妻たち・・・と、このよそよそしさは、まぁ何かしら
ヤバイ秘密があるんだろなと予感させる。町のあちこちが立ち入り禁止地区になってますからね。
夫ジャックとラブラブで幸せいっぱいだったヒロインのアリス(フローレンス・ピュー)も
当然、不思議の国のアリスよろしく禁止地区にさまよいこんでしまいます。
ここで具体的に何が起きたのかはよく分からんのだけど、ともあれアリスは覚醒する。(ぼんやりとね)
あれやこれや、おかしいやんと疑っていく。友達だったマーガレットも言動がおかしくなって
当局に連れ去られちゃった。この街が普通じゃないことに気付いてしまった自分はどうなる?
どうすればいいの?と不安になるアリス・・・。
えっと、妻たるもの完璧な家政婦たれ、完璧な娼婦たれという保守的な男性の夢?をかなえたろか、
的なプロットは「ステップフォードの妻たち」(1972)に似てますね。
本作はそこに“今”っぽいテイストが入って、もうちょっと状況が複雑な感じ。
鏡の向こうに閉じ込められたり、ガラスに押し付けられたりという描写は、女性がこの社会において
進路を阻まれたり抑圧されたりしている「見えない障壁」のメタファーかなぁという気がする。
(いわゆるグラス・シーリング=ガラスの天井に近いか)
無意識にサランラップで顔をぐるぐる巻きにして息が出来なくなるっていうのも、
誰かに強いられてるんじゃなくて、自らが抑圧状態を作ってしまっていないか、
みたいなメッセージに思えてドキッとしてしまった。
今のこの格差社会は、豊かだった50年代と違って男性もシンドイんだよって、切ない弱音も
見えた気がする。単純な男尊女卑ではない、こんなユートピアを夢みてしまうところがね。
たぶん、夫たちは自分の欲望をかなえたいってだけじゃなく、(そこが「ステップフォード〜」と大きく違う)
本気で妻も幸せに暮らせるって信じてたんじゃないか。少なくともアリスの夫ジャックは、そうだった。
ところで、ジャック役のハリー・スタイルズ!
彼は歌手ですからね、キッチンで「ジャガイモを茹でよう〜♪」とかテキトーに口ずさむ鼻歌も
ぼっけえ、ええんじゃ。(←個人の感想です)
「時計じかけのオレンジ」(1962)へのオマージュのようなシーンもあって、自由意志のない
ところに幸福などあり得ないという強いメッセージも垣間見えた気がします・・・。
さて、ここからは重要なネタバレも含まれます。未見の方はお読みにならない方がいいかもです。
************************************************
観客は、この街を造ったフランク(クリス・パイン)が一番のワルだよねーと思って観てるのですが、
物語の終盤、アリスの謀反?で街が混乱しはじめると、なんとフランクの奥さんが夫を刺しちゃうんです。
もう、あなたには任せてらんない、ここからは私がやるわ、みたいなこと言って。
これってね、こういう保守思想、性別役割分業なんかを本気でスバラシイって思ってる一部の女性が、
実はラスボスなんじゃよって言ってる気がするんですよね。女の敵は女っていう。
この奥さんバレエの先生をやってて、お教室で「対称性の優雅さ、制御することの美しさ」とか
めっちゃ言ってたもんね。マインドコントロールですよ。
えーと、私が思うに、色んな価値観があって色んな人がいて良いので、この奥さんみたいな考えも
否定はしません。ただ、他人に強要すんなよと。だからね、この街も別にいいんです。
こういう生活を夫も妻も2人とも望んでれば、ええやろ。
問題はこれがどっちか一方の望みでしかなくて、パートナーの自由が奪われてたなら、
そりゃいかんよってことです。アリスの場合はそうだった。
この辺の「幸福論」についてはラスト近くでジャックとアリスがあーじゃこーじゃとやり合って、
いっろいろ考えさせられるんですよねー。ワシにはジャックの気持ちも分かるのう。
ジャックの方がポンコツだからね。苦笑
オシャレなサスペンスとしてサラッと楽しむもヨシ、
意識高い系の監督さん(主人公の隣人バニーを演じているオリヴィア・ワイルド)が仕込んでる
メッセージを積極的に読み解くのもヨシ。
そんな作品です。たぶん自分には読み取れなかったエッセンスがもっとあると思いまーす。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
閉じ込められた妻たち
冒頭のパーティの演出がとりあえずつまらなく 下手糞です
翌朝の夫たちの出勤の車の捌き方とかBGMの凡庸ぶりで こりゃ
駄目だで 即早送り開始 しかし おっと話は複雑なのかなと思い
皆さんのレヴューを拝見すると 読んで話はわかったぜw
んでもって 30分でバッチリ鑑賞 久し振りでの如何にもな意識
高い系なアメリカ映画で 俺には才能があるをちらつかせる
吾輩が大嫌いなタイプのアメリカ映画なんですわw
何で今更 こんな古臭い事やってるんだろうか バレーが細部の主題
になっていて それは「サスペリア」を思わせて興味を引くけど
だから何よな こうゆう平凡な題材をリチャードフライシャーなら
どう演出するかなあと夢想はさせるね
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
この街は本当にユートピア(理想郷)なのだろうか?
投稿日
2023/02/11
レビュアー
くまげらの森
──この物語で取り組んだ大きなテーマの1つは、「インセル」という存在。
インセル(incel)というのはinvoluntary celibateを混ぜた単語で、「不本意な(involuntary)」「禁欲(celibate)」をしている男性を指す。
(オリビア・ワイルド監督インタビューより)
(インセルとは、恋愛やセックスの相手を欲しているが叶わず、その原因は女の側にあると考えるサブカル系インターネットコミュニティの女性蔑視主義者のことである。ウィキより)
********** **********
50年代アメリカ。砂漠の真ん中に建つ「ビクトリー」という名の街。そこには庭付きの白い一戸建てが立ち並ぶ。プールも付いている。
住んでいるのは若い夫婦たちだ。夫はみんな同じところに勤めているらしく、車で砂漠の中を走って仕事に向かい、妻たちは家に残ってそこを守ることになる。。
この街の生活は、幸せの典型的な姿、ある種のユートピア的世界を描いているようにも見える。
アリス(フローレンス・ピュー)は、愛する夫ジャック(ハリー・スタイルズ)と暮らしている。
女性の友人たちと買い物に行ったり、バレエを習ったりと、幸せな日々を満喫している。
ある日、街を巡回する可愛らしいバスに乗ったアリスは、街外れで飛行機が堕落するのを目撃する。
そして隣人のマーガレットは何かに気づき、自殺しようとして赤い服を着た男たちに連れ去られる。
徐々に不安になるアリス。違和感に気づいた女性は頭がおかしいと言われる。
そして(病気)だとしてどこかに連れ去られる。
この街にはフランク(クリス・パイン)が仕組んだ大きな秘密があった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この50年代の「理想郷」を今さら描く、というのは、どういうものでしょうか。
フローレンス・ピューが、「これまでは幸せな人生だった!」って叫ぶシーンが最後の方にあるんですが、
「これまで」というのはこの理想郷の事ではなく、それ以前の事を指してるわけですね。
妻は家に入って家事をやる、夫は外へ出て仕事をする、これが夫婦の幸せですと誰かに言われれば現代の人は、
反射的に「そんなの決められたくありません!」と反論するだろう。
自立して収入を得て、夫と対等に話が出来るまで女は長い歳月、戦ってきたのだ。
そして夫が望むなら専業主夫をやってもらってもいいし、女は素晴らしい仕事である育児や家庭環境に時間を費やしたところで卑下する事もない。
しかしながら、世界的経済困窮で所得が足りず、女が「望まない」経済活動に参加せざるを得ない世の中にもなっている。
自由に生きたいと思ったところで夫婦は、あるいは人は幸せになれるのかと言うと、それも甚だあやしいというのが
多くの人が感じているところだろう。
また「インセル」という言葉も私は初めて聞いたが、それによる犯罪がアメリカには多いらしいが、
この物語とどう関連させればよいかよくわからない。(強いてゆうならジャックの行動がインセルに近いのか?)
男と女が、お互いの存在によって幸せになりたいと考えるのはごく普通の事だと思うが、
もしかしたらオリビア・ワイルドはそれは「一方的な女性の犠牲」と考えているのだろうか?
フローレンス・ピューは、『ミッドサマー』他では私はあまり好きな女優ではなかったが、
本作では魅力的で大変良かった。ヘラヘラしてるジャック(ハリー・スタイルズ)も、逆の面も見せてくれて面白かった。
総じて映像や演出は、素晴らしく出来が良い作品だと思った。
夫は働き、妻は専業主婦でなければならない街
投稿日
2023/11/14
レビュアー
飛べない魔女
最初から不穏な雰囲気に引き込まれた。
時代は1950年代なのだろう。
夫は働き、妻は専業主婦でなければならない時代がこの50年代だったのだろう。
ポップな色合いの車と、小さめだけどお洒落な住宅。
朝一斉に夫たちを幸せそうに送り出す妻たち。
夫を送り出した後の午前中は掃除・洗濯に勤しみ
午後からはカルチャーセンターで他の妻たちと交流のひととき。
とてもハッピーな生活を送っているように見える妻たち。
夕方には妻の待つ我が家に帰り、充実した日々を送っているようにみえる夫たち。
でも、どこか変。
どこか違和感のあるこの街。
その真実は実に衝撃的なものだった!
というお話。
フローレンス・ピューが今の生活に違和感を覚えて
次第に疑惑の念を深めていく主婦アリスをうまいこと演じている。
こういう役をやらせたら彼女は本当にうまい。
人が生きていくことの本当の幸せとは何か?
ユートピアの真実を知ったとき
アリスはここから逃げることを選択する。
その逃走劇にはハラハラした。
世間ではあまり評価は高くないようだけど
私は面白かった。
一方的な男性の理想と押しつけに
現代の女性たちよ、屈するな!というメッセージを受け取った。
カーテンの揺らめきと共に垣間見えた悪夢…
投稿日
2023/09/20
レビュアー
コタロウ(!)
周囲を砂漠に囲まれた企業都市ビクトリーの住人は、ビクトリー計画に携わる「男性社員とその妻」である。
毎朝、男性社員たちは妻に笑顔で送り出され、砂漠の向こうにある本部に自動車出勤する。
妻たちは家事や育児に専念し、妻同士でバレエのレッスンやお喋り、買い物などして過ごす。
彼女たちは夫の業務や勤務先についての質問を許されず、町の外に出てもいけない。
異様な制約だが、妻たちは不満や疑念を抱かず受け入れている。
ジャック(ハリー・スタイルズ)の妻アリス(フローレンス・ピュー)もそんな妻の一人だったが…
オリヴィア・ワイルド監督作品。
冒頭、酒の入ったグラスが乗ったトレイを頭に乗せた女性たちが、身をくねらせている。
その様子を見た男たちが歓声を上げ囃し立てる。
夜のお店で羽目を外しているシーンかと思ったら、夫婦同士のお集まりのシーンだった。
皆さん、お元気でよろしいこと…
しかし、エロ目線の男たちがいるのに、自分の妻に(よその奥さんにも)「腰を振れ」的発言ができるものでしょうか…
様々な色彩に溢れた映像は見ていて楽しいが、嫌悪感を覚える内容。
女性を管理、愛玩し所有物のように扱う、自分では努力せず女性にだけ要求する等々、身勝手な男たちに辟易した。
そんな男との生活をノリノリで、あるいは甘んじて受け入れる女性も登場し、多様な女性の価値観や選択も描かれる。
視聴時間123分のうち15分くらいでもいいので、アリス以外のビクトリーの妻たちについて描いて欲しかった。
彼女たちはどういう経緯でビクトリーにやってきたのか、どんな行き方を望んでいたのか、気になる。
「本部」の規模、彼らが構築した技術もフワッとしていた。
ワイルド監督は、一部男性が抱く女性への考え方に警鐘を鳴らしたくて作ったのだろう。知らんけど。
もう少しカタルシスがあったら嬉しい…
アリスが違和感を覚えるきっかけになったのは、テッドの妻マーガレットの異変だった。
それは、ビクトリー計画の責任者フランク(クリス・パイン)とシェリー夫妻が催したパーティーに出席した時のこと。
様子のおかしいマーガレットが現れ「ここにいては駄目よ」と言ったのだ。
別室で休んでいるマーガレットにアリスが近づくと、それを遮るようにテッドがカーテンを引いて阻止する。
その一瞬、カーテンの揺らめきと共に、ある映像がアリスの脳裏をよぎる。おぉ…
このシーンを見て、「アリス、早く気づいてー!」という気持ちで一杯になった。
ビクトリーの妻たち
投稿日
2023/03/13
レビュアー
ポッシュ(卒業)
古き良き時代と言われる1950年代アメリカの、ビクトリーという街が舞台。
実証都市みたいな不自然に美しく整った街並み、カッコイイ車で出勤する陽気な夫たち、
家事と習い事にいそしむ若く美しい妻たち・・・と、このよそよそしさは、まぁ何かしら
ヤバイ秘密があるんだろなと予感させる。町のあちこちが立ち入り禁止地区になってますからね。
夫ジャックとラブラブで幸せいっぱいだったヒロインのアリス(フローレンス・ピュー)も
当然、不思議の国のアリスよろしく禁止地区にさまよいこんでしまいます。
ここで具体的に何が起きたのかはよく分からんのだけど、ともあれアリスは覚醒する。(ぼんやりとね)
あれやこれや、おかしいやんと疑っていく。友達だったマーガレットも言動がおかしくなって
当局に連れ去られちゃった。この街が普通じゃないことに気付いてしまった自分はどうなる?
どうすればいいの?と不安になるアリス・・・。
えっと、妻たるもの完璧な家政婦たれ、完璧な娼婦たれという保守的な男性の夢?をかなえたろか、
的なプロットは「ステップフォードの妻たち」(1972)に似てますね。
本作はそこに“今”っぽいテイストが入って、もうちょっと状況が複雑な感じ。
鏡の向こうに閉じ込められたり、ガラスに押し付けられたりという描写は、女性がこの社会において
進路を阻まれたり抑圧されたりしている「見えない障壁」のメタファーかなぁという気がする。
(いわゆるグラス・シーリング=ガラスの天井に近いか)
無意識にサランラップで顔をぐるぐる巻きにして息が出来なくなるっていうのも、
誰かに強いられてるんじゃなくて、自らが抑圧状態を作ってしまっていないか、
みたいなメッセージに思えてドキッとしてしまった。
今のこの格差社会は、豊かだった50年代と違って男性もシンドイんだよって、切ない弱音も
見えた気がする。単純な男尊女卑ではない、こんなユートピアを夢みてしまうところがね。
たぶん、夫たちは自分の欲望をかなえたいってだけじゃなく、(そこが「ステップフォード〜」と大きく違う)
本気で妻も幸せに暮らせるって信じてたんじゃないか。少なくともアリスの夫ジャックは、そうだった。
ところで、ジャック役のハリー・スタイルズ!
彼は歌手ですからね、キッチンで「ジャガイモを茹でよう〜♪」とかテキトーに口ずさむ鼻歌も
ぼっけえ、ええんじゃ。(←個人の感想です)
「時計じかけのオレンジ」(1962)へのオマージュのようなシーンもあって、自由意志のない
ところに幸福などあり得ないという強いメッセージも垣間見えた気がします・・・。
さて、ここからは重要なネタバレも含まれます。未見の方はお読みにならない方がいいかもです。
************************************************
観客は、この街を造ったフランク(クリス・パイン)が一番のワルだよねーと思って観てるのですが、
物語の終盤、アリスの謀反?で街が混乱しはじめると、なんとフランクの奥さんが夫を刺しちゃうんです。
もう、あなたには任せてらんない、ここからは私がやるわ、みたいなこと言って。
これってね、こういう保守思想、性別役割分業なんかを本気でスバラシイって思ってる一部の女性が、
実はラスボスなんじゃよって言ってる気がするんですよね。女の敵は女っていう。
この奥さんバレエの先生をやってて、お教室で「対称性の優雅さ、制御することの美しさ」とか
めっちゃ言ってたもんね。マインドコントロールですよ。
えーと、私が思うに、色んな価値観があって色んな人がいて良いので、この奥さんみたいな考えも
否定はしません。ただ、他人に強要すんなよと。だからね、この街も別にいいんです。
こういう生活を夫も妻も2人とも望んでれば、ええやろ。
問題はこれがどっちか一方の望みでしかなくて、パートナーの自由が奪われてたなら、
そりゃいかんよってことです。アリスの場合はそうだった。
この辺の「幸福論」についてはラスト近くでジャックとアリスがあーじゃこーじゃとやり合って、
いっろいろ考えさせられるんですよねー。ワシにはジャックの気持ちも分かるのう。
ジャックの方がポンコツだからね。苦笑
オシャレなサスペンスとしてサラッと楽しむもヨシ、
意識高い系の監督さん(主人公の隣人バニーを演じているオリヴィア・ワイルド)が仕込んでる
メッセージを積極的に読み解くのもヨシ。
そんな作品です。たぶん自分には読み取れなかったエッセンスがもっとあると思いまーす。
閉じ込められた妻たち
投稿日
2023/05/18
レビュアー
裸足のラヴァース 2.0
冒頭のパーティの演出がとりあえずつまらなく 下手糞です
翌朝の夫たちの出勤の車の捌き方とかBGMの凡庸ぶりで こりゃ
駄目だで 即早送り開始 しかし おっと話は複雑なのかなと思い
皆さんのレヴューを拝見すると 読んで話はわかったぜw
んでもって 30分でバッチリ鑑賞 久し振りでの如何にもな意識
高い系なアメリカ映画で 俺には才能があるをちらつかせる
吾輩が大嫌いなタイプのアメリカ映画なんですわw
何で今更 こんな古臭い事やってるんだろうか バレーが細部の主題
になっていて それは「サスペリア」を思わせて興味を引くけど
だから何よな こうゆう平凡な題材をリチャードフライシャーなら
どう演出するかなあと夢想はさせるね
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