きっと地上には満天の星 / ザイラ・ファーマー
きっと地上には満天の星
/セリーヌ・ヘルド
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全体の平均評価点: (5点満点)
(5)
解説・ストーリー
これが長編デビューとなる監督コンビ、セリーヌ・ヘルド&ローガン・ジョージが、ニューヨークに実在する地下生活者コミュニティをモチーフに、地下鉄の廃トンネルに暮らす母娘の過酷な日常と強い絆を描いたドラマ。母親役をヘルド監督自ら演じ、娘役には本作がスクリーン・デビューとなるザイラ・ファーマー。ニューヨークには地上での生活を捨て、迷路のように張り巡らされた地下トンネルで暮らす人々のコミュニティがあった。ニッキーと5歳の娘リトルは、貧しさからそんな地下生活を送っていた母娘。娘を愛する気持ちは誰にも負けないニッキーだったが、その日を生き抜くのに精いっぱいの過酷な毎日が続いていた。そんなある日、見回りに来た市の職員から逃れるため、リトルとともに地上に出ることを決意するニッキーだったが…。 JAN:4571431219126
これが長編デビューとなる監督コンビ、セリーヌ・ヘルド&ローガン・ジョージが、ニューヨークに実在する地下生活者コミュニティをモチーフに、地下鉄の廃トンネルに暮らす母娘の過酷な日常と強い絆を描いたドラマ。母親役をヘルド監督自ら演じ、娘役には本作がスクリーン・デビューとなるザイラ・ファーマー。ニューヨークには地上での生活を捨て、迷路のように張り巡らされた地下トンネルで暮らす人々のコミュニティがあった。ニッキーと5歳の娘リトルは、貧しさからそんな地下生活を送っていた母娘。娘を愛する気持ちは誰にも負けないニッキーだったが、その日を生き抜くのに精いっぱいの過酷な毎日が続いていた。そんなある日、見回りに来た市の職員から逃れるため、リトルとともに地上に出ることを決意するニッキーだったが…。 JAN:4571431219126
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「きっと地上には満天の星」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
これが長編デビューとなる監督コンビ、セリーヌ・ヘルド&ローガン・ジョージが、ニューヨークに実在する地下生活者コミュニティをモチーフに、地下鉄の廃トンネルに暮らす母娘の過酷な日常と強い絆を描いたドラマ。母親役をヘルド監督自ら演じ、娘役には本作がスクリーン・デビューとなるザイラ・ファーマー。ニューヨークには地上での生活を捨て、迷路のように張り巡らされた地下トンネルで暮らす人々のコミュニティがあった。ニッキーと5歳の娘リトルは、貧しさからそんな地下生活を送っていた母娘。娘を愛する気持ちは誰にも負けないニッキーだったが、その日を生き抜くのに精いっぱいの過酷な毎日が続いていた。そんなある日、見回りに来た市の職員から逃れるため、リトルとともに地上に出ることを決意するニッキーだったが…。 JAN:4571431219126
「きっと地上には満天の星」 の作品情報
「きっと地上には満天の星」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
きっと地上には満天の星の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
90分 |
日 |
英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
OED10912 |
2023年02月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
0人
|
1人
|
きっと地上には満天の星の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
90分 |
日 |
英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
OED10912 |
2023年02月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
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ユーザーレビュー:5件
5歳のリトルが、初めて見る「地上」の風景
(2020年制作・アメリカ)監督セリーヌ・ヘルド、ローガン・ジョージ。
ニューヨークの地下鉄の廃トンネルで暮らす母娘ニッキーとリトル。
ちょっと観るのが怖かった。狭いところが苦手なうえに暗いところはもっとイヤだからだ。
ジメジメした地面にナゾの地底動物なんかいたらどうしよう・・
ところが、3千人とも5千人とも言われる、彼らの暮らす空間、地下鉄のさらに下に広がる廃トンネルというものは、
意外にも空き地もあって広く、布団や洋服もまずまずで、電気さえ流れている。
(5歳のリトルが、残量5%だと言いながら液晶ゲームで遊んでる)
そんなある日、廃トンネルで不法居住者の摘発が行われる。
見つかったって住居が用意されるわけではない。(高い家賃など払えるはずもない。違法な仕事をしていれば収入だって絶たれる。
ニッキーはリトルと引き離されたら二度と会えないと分かっていた。それだけは避けたかった。)
ニッキーは、リトルを連れてニューヨークの地下鉄に出て当局から逃亡することを決意する……。
ニッキーは実は薬物中毒で、売春で生活の糧を稼いでいた。そもそも娘のことを考えたら、こんな地下生活は送らないだろう。
だが、それでも彼女のリトルに対する愛には一点の曇りもない、リトルは一度も外の世界を見たことがない。
暗黒世界で暮らしていたリトルは街中にいただけで、まぶしくて耐えられなかった。
電車のドアが閉まる一瞬、リトルは電車に乗り遅れる。母のニッキーは半狂乱になって探しまくるが。
幼児が一人でいたら警察に保護されてるに違いない・・
「これはチャンスだよ」。ある人物の言葉がニッキーを悩ませる。
ニッキーは、地下生活などしてても未来がないこと。薬物中毒の自分と一緒にいても危険なばかりでしょうもないこと、苦しみつつ、
ついにある決断を下す。重く苦いラストが心に染みる。
彼女の選択は正しかったのか。本当の「母の愛」とは何なのか。観客に問いを投げかけてドラマは終わる。
子供だけでなく母親が自立して生きていける事が必要だ。
ニューヨークの治安改善と再開発を政策に掲げたジュリアーニ市長(1994年〜2001年まで)が誕生すると、地下の浄化が進み、
地下コミュニティは崩壊したという。
しかし犯罪や貧困、家庭崩壊は、弱いものを狙い撃ちしてくるだろう。
世界の「リトル」たちよ、どうか幸せな人生を・・・。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
我が子への愛だけは本物
ニューヨークの地下鉄のさらに地下にあんな風に空間があるとは驚きだった。
そこで多くのホームレスたちが暮らしている。
電気もあるし、それぞれ過ごしやすいように仕切りをして
プライベートなスペースを確保しているみたいだ。
そんな地下暮らしをしている母ニッキーと5歳の娘のリトル。
リトルの風貌から、父親は黒人と思われるが、
父親らしき人物は登場しない。
薬物中毒のニッキーは
体を売ったお金でその日暮らし。
なのにちゃんとスマホも持っているし
子供がタブレットでゲームをしているということには違和感があった。
子供を愛していることは間違いないが
ならば何故もっとちゃんと生活を立て直す努力をしないのか!?
薬は絶対ダメでしょ!
ねえ、親ならばもっとちゃんとしなさい!
と何度叱咤激励したことか。。。
ある日当局により、地下からホームレスたちを追い出し作戦が実行され
行き場を失う親子。
何とか生きようと必死にもがく母親の姿が痛々しい。
そして最後の決断はとても悲しくてやるせない。
でも、この決断でリトルの生きる環境が良くなるのなら。。
いつかニッキーが立ち直って
我が子を迎えに行ける日が来ることを願ってやまない。
アメリカの格差社会を浮き彫りにした作品。
地上を知らないリトルは、ネオンが輝く街を見て、星が綺麗だと言う。
この邦題は実に秀逸だと思う。
日本でも貧困に苦しむ子供は8.1人に1人(約12%)だそうだ。
親ガチャという言葉が生まれるのは致し方ない。
子供は親を選べない。
でも親は子供のために努力は出来るはず。
大人がしっかりしなければ!
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
ウゲッとなるような話だが、ラストはよかった
追いつめられた人間の話。
主役の女優もその娘も見たことのない人。
ニューヨークの地下鉄の廃線になった路線の穴の中に暮らす人間の生きざまを描いている。
主役の女はジャンキーの売春婦。
で、5歳くらいの娘がいる。
女は白人だが娘には黒人の血が入っている。父親がだれかはだれにもわからないらしい。
大規模な再開発事業がはじまったようで、穴蔵に住む者たちには立ち退き命令が出ている。
5歳の娘にはそんなことは理解できない。太陽の日を浴びたことがなく、学校に行ったことがなく、簡単な引き算もできないようだった。
母親は必死になる。
行政の手の者に見つかれば娘は施設に入れられる。似たような境遇の女友達は子どもを学校に入れてみたが、同級生の親から「あの人たちはクルマの中に住んでる」と通報されて子どもを取り上げられたそう。
売春で暮らすしかないオンナとしては、子どもを取り上げられたら何も残らない。ただの売春婦としてみじめに生き延びるだけとなる。老後の面倒をみてくれる者もない。そればかりではないだろうが、なんとしても娘を手元に置いておきたい。
世の中にはそういう女性がけっこういるのだろう。
子どものためを思ったら、施設に入れるのが一番なのだが、自分のことがあるために手放せないのだ。
イヤなものを観たって感じもあるが、ラストは一応のハッピーエンドになっている。
ので、あと味はそう悪くない。
あくまでもアメリカの話であって、日本にはこんな話はないだろうと思う人もあるかもしれないが、おそらく日本にも同様のケースがいくらもあるだろう。
ただ、日本ではそれを映画にしたりはしない。
本来、映画になるような話ではない。
が、うまいこと映画にしてあった。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
星を見たことがない少女
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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廃線になったニューヨーク地下鉄のトンネルにたくさんのホームレスが住みついている。シングルマザーのニッキーと娘のリトル(5歳)もその中にいた。
地上に上がってリトルを学校に入れるように仲間のジョンが強くすすめる。でも家がないニッキーには無理だ。いよいよ再開発がはじまった。追い出されるように地上に出てきた母子。寒い冬の夜、寝るところもない。お金を稼ごうにも体を売ることくらいしか思いつかない。親切な人が「支援」を提案すると、リトルを抱っこしたままニッキーは逃げ出す。リトルが「保護」されてしまうのが怖いのだ。人が信じられない。優しい顔で近づいて来た人たちからひどい目にあわされてきた。
地下鉄の駅でアクシデントがありリトルとはぐれてしまった。係員に相談せずひとり迷子のリトルを探し回る(バカだなー。パニックになったら人間バカなことをするもんだけど)。みつからずガッカリして地底に戻るとジョンから、とっくの昔に誰かが保護してる。あの子のチャンスじゃない?と言われ、ガビーン。彼女の選択は。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
地上はきっと明るいはず
ニューヨークの地下に暮らす人々。
過酷な状況で暮らす人々が強制退去を迫られる。もちろん地上で生活する資金があるわけでもなく、そもそも環境が用意されているわけではない。
そんな状況下に追いやられた人々。
世間もとんでもないけど、この主人公の母親もたいがいヤバいんですよね。
他国の出来事ではなく自国でもある話なわけですけど、こういうのが増えている気はしますね。
ストーリーはしっかりしているんだけど、どうにも見ていられない。
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ユーザーレビュー
5歳のリトルが、初めて見る「地上」の風景
投稿日
2023/02/03
レビュアー
くまげらの森
(2020年制作・アメリカ)監督セリーヌ・ヘルド、ローガン・ジョージ。
ニューヨークの地下鉄の廃トンネルで暮らす母娘ニッキーとリトル。
ちょっと観るのが怖かった。狭いところが苦手なうえに暗いところはもっとイヤだからだ。
ジメジメした地面にナゾの地底動物なんかいたらどうしよう・・
ところが、3千人とも5千人とも言われる、彼らの暮らす空間、地下鉄のさらに下に広がる廃トンネルというものは、
意外にも空き地もあって広く、布団や洋服もまずまずで、電気さえ流れている。
(5歳のリトルが、残量5%だと言いながら液晶ゲームで遊んでる)
そんなある日、廃トンネルで不法居住者の摘発が行われる。
見つかったって住居が用意されるわけではない。(高い家賃など払えるはずもない。違法な仕事をしていれば収入だって絶たれる。
ニッキーはリトルと引き離されたら二度と会えないと分かっていた。それだけは避けたかった。)
ニッキーは、リトルを連れてニューヨークの地下鉄に出て当局から逃亡することを決意する……。
ニッキーは実は薬物中毒で、売春で生活の糧を稼いでいた。そもそも娘のことを考えたら、こんな地下生活は送らないだろう。
だが、それでも彼女のリトルに対する愛には一点の曇りもない、リトルは一度も外の世界を見たことがない。
暗黒世界で暮らしていたリトルは街中にいただけで、まぶしくて耐えられなかった。
電車のドアが閉まる一瞬、リトルは電車に乗り遅れる。母のニッキーは半狂乱になって探しまくるが。
幼児が一人でいたら警察に保護されてるに違いない・・
「これはチャンスだよ」。ある人物の言葉がニッキーを悩ませる。
ニッキーは、地下生活などしてても未来がないこと。薬物中毒の自分と一緒にいても危険なばかりでしょうもないこと、苦しみつつ、
ついにある決断を下す。重く苦いラストが心に染みる。
彼女の選択は正しかったのか。本当の「母の愛」とは何なのか。観客に問いを投げかけてドラマは終わる。
子供だけでなく母親が自立して生きていける事が必要だ。
ニューヨークの治安改善と再開発を政策に掲げたジュリアーニ市長(1994年〜2001年まで)が誕生すると、地下の浄化が進み、
地下コミュニティは崩壊したという。
しかし犯罪や貧困、家庭崩壊は、弱いものを狙い撃ちしてくるだろう。
世界の「リトル」たちよ、どうか幸せな人生を・・・。
我が子への愛だけは本物
投稿日
2024/05/05
レビュアー
飛べない魔女
ニューヨークの地下鉄のさらに地下にあんな風に空間があるとは驚きだった。
そこで多くのホームレスたちが暮らしている。
電気もあるし、それぞれ過ごしやすいように仕切りをして
プライベートなスペースを確保しているみたいだ。
そんな地下暮らしをしている母ニッキーと5歳の娘のリトル。
リトルの風貌から、父親は黒人と思われるが、
父親らしき人物は登場しない。
薬物中毒のニッキーは
体を売ったお金でその日暮らし。
なのにちゃんとスマホも持っているし
子供がタブレットでゲームをしているということには違和感があった。
子供を愛していることは間違いないが
ならば何故もっとちゃんと生活を立て直す努力をしないのか!?
薬は絶対ダメでしょ!
ねえ、親ならばもっとちゃんとしなさい!
と何度叱咤激励したことか。。。
ある日当局により、地下からホームレスたちを追い出し作戦が実行され
行き場を失う親子。
何とか生きようと必死にもがく母親の姿が痛々しい。
そして最後の決断はとても悲しくてやるせない。
でも、この決断でリトルの生きる環境が良くなるのなら。。
いつかニッキーが立ち直って
我が子を迎えに行ける日が来ることを願ってやまない。
アメリカの格差社会を浮き彫りにした作品。
地上を知らないリトルは、ネオンが輝く街を見て、星が綺麗だと言う。
この邦題は実に秀逸だと思う。
日本でも貧困に苦しむ子供は8.1人に1人(約12%)だそうだ。
親ガチャという言葉が生まれるのは致し方ない。
子供は親を選べない。
でも親は子供のために努力は出来るはず。
大人がしっかりしなければ!
ウゲッとなるような話だが、ラストはよかった
投稿日
2023/02/06
レビュアー
勇光
追いつめられた人間の話。
主役の女優もその娘も見たことのない人。
ニューヨークの地下鉄の廃線になった路線の穴の中に暮らす人間の生きざまを描いている。
主役の女はジャンキーの売春婦。
で、5歳くらいの娘がいる。
女は白人だが娘には黒人の血が入っている。父親がだれかはだれにもわからないらしい。
大規模な再開発事業がはじまったようで、穴蔵に住む者たちには立ち退き命令が出ている。
5歳の娘にはそんなことは理解できない。太陽の日を浴びたことがなく、学校に行ったことがなく、簡単な引き算もできないようだった。
母親は必死になる。
行政の手の者に見つかれば娘は施設に入れられる。似たような境遇の女友達は子どもを学校に入れてみたが、同級生の親から「あの人たちはクルマの中に住んでる」と通報されて子どもを取り上げられたそう。
売春で暮らすしかないオンナとしては、子どもを取り上げられたら何も残らない。ただの売春婦としてみじめに生き延びるだけとなる。老後の面倒をみてくれる者もない。そればかりではないだろうが、なんとしても娘を手元に置いておきたい。
世の中にはそういう女性がけっこういるのだろう。
子どものためを思ったら、施設に入れるのが一番なのだが、自分のことがあるために手放せないのだ。
イヤなものを観たって感じもあるが、ラストは一応のハッピーエンドになっている。
ので、あと味はそう悪くない。
あくまでもアメリカの話であって、日本にはこんな話はないだろうと思う人もあるかもしれないが、おそらく日本にも同様のケースがいくらもあるだろう。
ただ、日本ではそれを映画にしたりはしない。
本来、映画になるような話ではない。
が、うまいこと映画にしてあった。
星を見たことがない少女
投稿日
2023/04/02
レビュアー
daichan
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
廃線になったニューヨーク地下鉄のトンネルにたくさんのホームレスが住みついている。シングルマザーのニッキーと娘のリトル(5歳)もその中にいた。
地上に上がってリトルを学校に入れるように仲間のジョンが強くすすめる。でも家がないニッキーには無理だ。いよいよ再開発がはじまった。追い出されるように地上に出てきた母子。寒い冬の夜、寝るところもない。お金を稼ごうにも体を売ることくらいしか思いつかない。親切な人が「支援」を提案すると、リトルを抱っこしたままニッキーは逃げ出す。リトルが「保護」されてしまうのが怖いのだ。人が信じられない。優しい顔で近づいて来た人たちからひどい目にあわされてきた。
地下鉄の駅でアクシデントがありリトルとはぐれてしまった。係員に相談せずひとり迷子のリトルを探し回る(バカだなー。パニックになったら人間バカなことをするもんだけど)。みつからずガッカリして地底に戻るとジョンから、とっくの昔に誰かが保護してる。あの子のチャンスじゃない?と言われ、ガビーン。彼女の選択は。
地上はきっと明るいはず
投稿日
2023/10/29
レビュアー
なゆ(21)デンゲリ
ニューヨークの地下に暮らす人々。
過酷な状況で暮らす人々が強制退去を迫られる。もちろん地上で生活する資金があるわけでもなく、そもそも環境が用意されているわけではない。
そんな状況下に追いやられた人々。
世間もとんでもないけど、この主人公の母親もたいがいヤバいんですよね。
他国の出来事ではなく自国でもある話なわけですけど、こういうのが増えている気はしますね。
ストーリーはしっかりしているんだけど、どうにも見ていられない。
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