メタモルフォーゼの縁側

芦田愛菜、宮本信子主演「メタモルフォーゼの縁側」を見ました

１７歳のうららがアルバイトしている本屋に７５歳の雪が、内容も知らずに「きれいな表紙」というだけでBL漫画の単行本を買っていった。
続きが読みたくなってすぐに２巻目を買いに行った雪。うららがBLに詳しそうだったので、バイト終わりにおやつに誘う。
「この漫画の話がしたかったの！」とうきうきして話す雪。
ひょんなことから２人の交流が始まった。。

宮本信子さんが好きなので見に行きました
芦田愛菜ちゃんとは、たしか、「阪急電車　片道１５分の奇跡」（だったかな？）で、孫と祖母の役で共演したと思います

けっこう、心がほっこりして、私も漫研だし、私のころはＢＬの神、竹宮恵子さんの「風と木の詩」や萩尾望都さんの「トーマの心臓」が大ヒットしましたよ（詳しくは検索してね）
で、コミケとか、懐かしく見ました（行ったんですよ〜東京じゃないけど）

芦田愛菜ちゃんが、昔のようにGペンで漫画描いてて、ああ〜〜なつかしぃぃ〜

いろいろ揺れるうららを優しく見守る雪。
雪も、BL漫画のおかげで「友達になったんですよ」と嬉しそうに言うシーンには、なんかほろっとしました
湿っぽい話じゃなく、まあ、悪人が出てきませんから、ほんとにほっこりとしました

宮本信子さんも、とても上品で、でも、ＣＭで「プリオール！」ってとってもきれいなのに、この作品で、動作が鈍くて、ちゃんと老けた動作をしてるんですよ

でも、うららと友達になって、鼻歌うたって料理している様子は、いつでも人は夢を追えるし（ラストで夢をかなえるんですよ。達筆すぎるやろ、、、というシーンですが、、ネタバレ）いつでも楽しみを見つけられるんだ〜と思いました

漫画好きだからシーンごとに漫画が出てくるのも違和感ないし、なんだかわくわくしました

地味な映画ですが、私はこういう映画好きです

余談ですが、、ちなみに今は、、「ゴールデンカムイ」にはまってます（笑　
明治の北海道を舞台にした素晴らしい作品です
アイヌの文化をふんだんに描いています。「ヒンナ、ヒンナ」（アイヌ語でおいしい、という意味です）
この作品もぜひ読んでほしいです

大好きな「阪急電車」でお婆ちゃんとその孫役で共演した、宮本さんと芦田さん。
今回はその再演ですね。
現実(?)を見据えた無理のない設定に好感が持てました。
下手な絵を描く女子高生がいきなり漫画家になるなんてこともないし、、
この二人の女優さんが再々度共演できることを切に望んでいます。

爽やかで、ほっこり心が暖まり、
涙腺まで弛んでしまう 良い映画でした。

ちなみに、メタモルフォーゼとは
ドイツ語で変身・変態（性癖の方ではなく、生物学的な方）という意味です。

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＜　ストーリー　＞
ＢＬ漫画が好きな女子高生「佐山 うらら」は、書店でバイトをしています。
ある日、７５歳の「市野井 雪」が その書店を訪れ、
表紙絵の綺麗さに魅かれて ＢＬ漫画を購入、すっかりＢＬ漫画にハマッてしまいます。
そしてＢＬ漫画について会話するうちに ２人は意気投合し、友達になるのでした。

芦田愛菜さん、宮本信子さん、
漫画を通じて仲良く
良い映画です。
また、２人の共演が楽しみです。