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オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―
オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―
オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体― / コリン・ファース
全体の平均評価点: (5点満点)
(9)
オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―
/ジョン・マッデン
全体の平均評価点:
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「オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
第二次世界大戦下、ナチス・ドイツを欺くために英国諜報部がひねり出し、大きな成果を上げた伝説の奇策“ミンスミート作戦”の全貌を映画化した驚愕の実録スパイ・サスペンス。ヒトラーに偽の情報を信じ込ませるため、高級将校に仕立てた死体を海に流すという奇想天外な作戦を、綿密な計画と地道な準備で成功へと導いた諜報部員たちの奮闘を、ユーモアを織り交ぜつつスリリングに描き出す。主演は「英国王のスピーチ」のコリン・ファース、共演にマシュー・マクファディン、ケリー・マクドナルド、ジェイソン・アイザックス。監督は「恋におちたシェイクスピア」「コレリ大尉のマンドリン」のジョン・マッデン。 JAN:4589921415095
「オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―」 の作品情報
「オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
日・日(大字幕)・吹 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GADR2509 |
2022年08月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
95枚
|
5人
|
6人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
日・日(大字幕)・吹 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GADR2509 |
2022年08月03日
|
在庫枚数 |
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|
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|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
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ユーザーレビュー:9件
漂流死体はヒトラーを欺いた
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
第二次世界大戦中に実際に行われた、ナチスを騙すための欺瞞作戦『ミンスミート作戦』
を描いた映画である。
イタリアをシシリー島から攻略したいイギリス軍。しかし、ドイツ軍もシシリー島に
大挙しており、イギリスの実際の攻略目標はギリシャだと思い込ませようという作戦だ。
「ギリシャを攻撃する」旨の手紙をカバンに入れて、スペインの海岸に流れ着かせ、
ドイツの軍部に渡るように、という計画立案であった・・・。
諜報部のユーエン・モンタギュー(コリン・ファース)とチャールズ・チャムリー(マシュー・マクファディン)はその作戦の企画から実行を任せられる。
まずは死体をみつくろうのだが、溺死体で30代で身元不詳の死体なんて都合よく見つかるわけがない。やっと見つけた「存在しない死体」を今度は、マーティン少佐とか恋人はダレとかプロフィルを捏造してゆくのである。恋人の写真も持たせて、手紙の内容を打ち合わせ、破綻なきように詳細を詰める。
諜報室は、なんだか文化祭の乗りのような楽しげでユーモアのあるシーンに感じた。
モンタギューを良く思っていない上司が、手紙の文面を10回以上書き直させるのなんか、
パワハラは昔からあるのねーと思った。
この作戦の実行までに映画はほとんど時間をとるので、わりと暗いとか地味とか
感じそうである。
ナイスミドルのコリン・ファースと、熟女になったケリー・マクドナルドのロマンスなんか、
もちろんいらなかったと思う。
戦闘シーンがごくわずかしかない戦争映画。いわゆる情報操作というヤツか。
(なぜか「007」を執筆中のイアン・フレミングまで居るのよ)
ちなみに、歴史のことだからネタバレにはならないと思うが、この作戦は大成功を収め、
ヒトラーは今度は、正しい情報も偽情報と思い込み、大いに惑わされ、戦争の趨勢を
変えてゆくことにもなったのだそうだ。
(ウィキを読めば、この作戦の前に、死体に偽情報をもたせたパラシュート堕落死体作戦もあったそうだが・・)
いやぁね、静かに成仏させてやれないのかしら・・。
このレビューは気に入りましたか?
11人の会員が気に入ったと投稿しています
サスペンスと言うよりも「ミンスミート作戦」をめぐる人間模様
大戦における手に汗握る攻防やサスペンスの映画を期待したら、あまりにものんびりした展開に驚くのではないでしょうか。「ミンスミート作戦」を取り巻く人間模様が、メリハリや緩急もなく、過剰なほど丁寧に描かれています。ナレーションや会話主体で、まるで映像で小説を書いているかのような映画。非常に度々タイプライターの音が響いて、イアン・フレミングの描くスパイ小説もどきとでも言いたいのかもしれないけれど、これは小説でもなければゲームでもなく、多くの人々の生死の懸かった戦争そのものなのだ。その緊張感や生々しさがほとんど伝わってこなかった。一番生々しいのが死体の解剖!?
たぶんこの映画と私の相性は最悪なのだろうと思います。観ている間じゅう、何とも表現しようのない違和感が付きまとって、ずっといらいらしていた。この映画は一体何がしたいのか?という思いで一杯になる。言いたいことは多々ありますが、2点だけ。まず、主役のユーエン・モンタギュー少佐が好きになれない。演じているコリン・ファースまで嫌いになってしまいそう。戦争中に極めて重要な極秘作戦を遂行しながら、妻子のいることを黙って、悪びれた様子もなく、ジーンに想いを寄せるなんて、不誠実にもほどがある。ジーンが気の毒で仕方なかった。
次に、場面と場面をつなぐためならまだしも、単に説明的な、もったいぶった格調高いナレーションが多用されている。例えば、カディス湾に死体を放流した後のシーン。「男が死んだ、そして別人が旅立ち、物語が語られるのを待つ。しかし現実の戦争では戦闘の車輪が回転し、人と機械が膨張し、突然賽は投げられる。後戻りはできない。」まるで叙事詩か小説のような言い様だ。言葉ではなく、これを映像で示すのが映画の仕事なのではないだろうか。
7月10日のシチリア上陸のシーン。「2つの戦争がついに闇の中で収束する。(中略)歴史に残らず秘密の文書に埋もれるのは、語られない悲劇と勝利と影の英雄たちだ。この瞬間に、この中断された瞬間に私の物語は結末を待っている。まるで運命そのものが白紙であるかのように。」こんなことを言う暇があったら、映画ならば映像で直接観客に感じさせるべきでは? 作戦が成功して関係者たちが喜び合うシーンの後では、ご丁寧に次のように語られる。「正義を取り戻す結末、慈悲に満ちた結末だろうか? 結末は光に包まれた。」どんな結末かを自ら言葉で説明してどうするんだと言いたい。映画は文学じゃない。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
ウィリアム・マーチン海軍少佐の死体が国を救う
ミンスミートとはイギリスの食べ物で
ドライフルーツやリンゴ、ナッツなどを、砂糖やスパイスと一緒に
ラム酒やブランデーに漬けて煮込んだものだそうです。
パイやフルーツケーキの具材にするもので、このまま食べるわけでは無さそうです。
そんなミンスミートの名前がついた作戦。
連合軍はシチリアではなくギリシャを攻撃するとドイツに信じさせるために
本気でこんなイチかバチか的なことをイギリスが実行したとは驚きでした。
だって、潮流とかが変わって、予想していた場所に死体が流れ着く保証もないし
たとえ流れ着いても、鞄がどこかに流れて行ってしまう可能性もあるし
鞄の中身が流れ出てしまうことだってあるかもしれないし
死体が解剖されたたら海水を飲んでいないことがバレてしまうだろうし
ほんとうにこれはイチかバチかのとんでもない作戦でした。
死体にウィリアム・マーチンという名がつけられ
彼の生い立ち、恋人の存在、細かい人物設定までも作り上げられ
胸ポケットには恋人パムの写真とラブレターを忍ばさせて
ナチを信じさせるための用意周到な死体が出来上がっていきます。
その事細かな準備段階を描いていく中で
パムの写真を提供したジーンと
ウィリアム・マーチンの人となりを考案していくユーエン・モンターギュは
次第に疑似恋愛感情に陥っていく様を(これはフィクションでしょう)史実に織り込んで
見応えのある作品に仕立て上げています。
今も昔も戦争では情報戦の勝利が実際の勝敗を決めることになるということかもしれません、
『ミンスミートは消化された』
この、最後のチャーチルの言葉がしゃれていました。
この史実を、007を執筆したイアン・フレミング(軍人だったそうです)が固唾をのんで見守っていて
書き起こしをしている、という設定も洒落ていました。
途中、中だるみも否めないのですが、ラストに留飲が下がる感じで、すっきりしました。
結果、面白かったです。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
かなり退屈
冒頭の10分くらいは何を見せられてるのかさっぱりわからない。
コリン・ファース(弁護士なのにイギリスのスパイ作戦に参加している)の奥さんがアメリカに行くのでお別れだとということなのだが、どうでもいいエピソードがだらだら続き、こりゃダメだ・・と早回しにした。最終的にそれらのシーンは全部カットしてもまったく問題ない映画であった。
死体をつかってヒトラーを騙す作戦がはじまるとそこそこ面白くなったが、しかし、そこにも無駄なシーンが大量にあって、もっと手際よくさっさと話を進めろよ・・・ってブツブツ言ってしまう。
実話だそうだが、まあ、実話ってのはだいたいつまらない。ドラマもない。
準主役のケリー・マクドナルドっていうオバサンとコリン・ファースが不倫関係になるのかと思ったらそれもなく、思わせぶりなシーンばかりをつないで尺を埋めたった感じがある。チャーチルもちょこちょこ顔を出していたが、役者の顔が本物とちがいすぎてシラケた。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
スタディ・テリトリー
第二次世界大戦中に
ヒトラーを欺くために
イギリスが実際に行った
「オペレーション・ミンスミート」という作戦を描いた物語。
こんな作戦が行われていたことなんて
全く知らない身としては
非常に勉強になる作品でした。
その作戦を実行する人間の中で
本当にそんなことがあったのかはわかりませんが
映画の中ではロマンスにも花が咲き
単なるお堅い戦争映画になることを回避しています。
しかし
しかしながら
やはりこういう作品は
「お勉強」の領域を出ません。
面白い、面白くないで言えば
面白くはない
ただ、すごく勉強になる
観てよかったと思える。
そういうややこしい面があります。
第二次世界大戦に対する
ドイツ・ヒトラー周りに対する知識が増え
それは個人的にはとても嬉しいことですが
どうしても面白くなってくれないんです。
この手の作品は
これまでにも何度も遭遇していますが
ことごとくお勉強の領域を出ないので
これはもう仕方がないことなのかもしれません。
ケリー・マクドナルド
ロマンス部分も担当する
数少ない女性キャラクターの
最重要人物「ジーン」を演じています。
とても印象的で好演でした。
どこかで観たことあると思ってましたが
その作品を思い出せず
鑑賞後に調べたら
なななんと
「トレイン・スポッティング」で
これまた別の意味でキョーレツな印象を残した
あの女性を演じていたんですね。
さらには「ノー・カントリー」で
イギリス版のアカデミー賞にもノミネートとか。
「ノー〜」の方は全く印象がない。
是非とも再見せねば。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
漂流死体はヒトラーを欺いた
投稿日
2022/08/05
レビュアー
くまげらの森
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
第二次世界大戦中に実際に行われた、ナチスを騙すための欺瞞作戦『ミンスミート作戦』
を描いた映画である。
イタリアをシシリー島から攻略したいイギリス軍。しかし、ドイツ軍もシシリー島に
大挙しており、イギリスの実際の攻略目標はギリシャだと思い込ませようという作戦だ。
「ギリシャを攻撃する」旨の手紙をカバンに入れて、スペインの海岸に流れ着かせ、
ドイツの軍部に渡るように、という計画立案であった・・・。
諜報部のユーエン・モンタギュー(コリン・ファース)とチャールズ・チャムリー(マシュー・マクファディン)はその作戦の企画から実行を任せられる。
まずは死体をみつくろうのだが、溺死体で30代で身元不詳の死体なんて都合よく見つかるわけがない。やっと見つけた「存在しない死体」を今度は、マーティン少佐とか恋人はダレとかプロフィルを捏造してゆくのである。恋人の写真も持たせて、手紙の内容を打ち合わせ、破綻なきように詳細を詰める。
諜報室は、なんだか文化祭の乗りのような楽しげでユーモアのあるシーンに感じた。
モンタギューを良く思っていない上司が、手紙の文面を10回以上書き直させるのなんか、
パワハラは昔からあるのねーと思った。
この作戦の実行までに映画はほとんど時間をとるので、わりと暗いとか地味とか
感じそうである。
ナイスミドルのコリン・ファースと、熟女になったケリー・マクドナルドのロマンスなんか、
もちろんいらなかったと思う。
戦闘シーンがごくわずかしかない戦争映画。いわゆる情報操作というヤツか。
(なぜか「007」を執筆中のイアン・フレミングまで居るのよ)
ちなみに、歴史のことだからネタバレにはならないと思うが、この作戦は大成功を収め、
ヒトラーは今度は、正しい情報も偽情報と思い込み、大いに惑わされ、戦争の趨勢を
変えてゆくことにもなったのだそうだ。
(ウィキを読めば、この作戦の前に、死体に偽情報をもたせたパラシュート堕落死体作戦もあったそうだが・・)
いやぁね、静かに成仏させてやれないのかしら・・。
サスペンスと言うよりも「ミンスミート作戦」をめぐる人間模様
投稿日
2022/08/25
レビュアー
hinakksk
大戦における手に汗握る攻防やサスペンスの映画を期待したら、あまりにものんびりした展開に驚くのではないでしょうか。「ミンスミート作戦」を取り巻く人間模様が、メリハリや緩急もなく、過剰なほど丁寧に描かれています。ナレーションや会話主体で、まるで映像で小説を書いているかのような映画。非常に度々タイプライターの音が響いて、イアン・フレミングの描くスパイ小説もどきとでも言いたいのかもしれないけれど、これは小説でもなければゲームでもなく、多くの人々の生死の懸かった戦争そのものなのだ。その緊張感や生々しさがほとんど伝わってこなかった。一番生々しいのが死体の解剖!?
たぶんこの映画と私の相性は最悪なのだろうと思います。観ている間じゅう、何とも表現しようのない違和感が付きまとって、ずっといらいらしていた。この映画は一体何がしたいのか?という思いで一杯になる。言いたいことは多々ありますが、2点だけ。まず、主役のユーエン・モンタギュー少佐が好きになれない。演じているコリン・ファースまで嫌いになってしまいそう。戦争中に極めて重要な極秘作戦を遂行しながら、妻子のいることを黙って、悪びれた様子もなく、ジーンに想いを寄せるなんて、不誠実にもほどがある。ジーンが気の毒で仕方なかった。
次に、場面と場面をつなぐためならまだしも、単に説明的な、もったいぶった格調高いナレーションが多用されている。例えば、カディス湾に死体を放流した後のシーン。「男が死んだ、そして別人が旅立ち、物語が語られるのを待つ。しかし現実の戦争では戦闘の車輪が回転し、人と機械が膨張し、突然賽は投げられる。後戻りはできない。」まるで叙事詩か小説のような言い様だ。言葉ではなく、これを映像で示すのが映画の仕事なのではないだろうか。
7月10日のシチリア上陸のシーン。「2つの戦争がついに闇の中で収束する。(中略)歴史に残らず秘密の文書に埋もれるのは、語られない悲劇と勝利と影の英雄たちだ。この瞬間に、この中断された瞬間に私の物語は結末を待っている。まるで運命そのものが白紙であるかのように。」こんなことを言う暇があったら、映画ならば映像で直接観客に感じさせるべきでは? 作戦が成功して関係者たちが喜び合うシーンの後では、ご丁寧に次のように語られる。「正義を取り戻す結末、慈悲に満ちた結末だろうか? 結末は光に包まれた。」どんな結末かを自ら言葉で説明してどうするんだと言いたい。映画は文学じゃない。
ウィリアム・マーチン海軍少佐の死体が国を救う
投稿日
2022/10/18
レビュアー
飛べない魔女
ミンスミートとはイギリスの食べ物で
ドライフルーツやリンゴ、ナッツなどを、砂糖やスパイスと一緒に
ラム酒やブランデーに漬けて煮込んだものだそうです。
パイやフルーツケーキの具材にするもので、このまま食べるわけでは無さそうです。
そんなミンスミートの名前がついた作戦。
連合軍はシチリアではなくギリシャを攻撃するとドイツに信じさせるために
本気でこんなイチかバチか的なことをイギリスが実行したとは驚きでした。
だって、潮流とかが変わって、予想していた場所に死体が流れ着く保証もないし
たとえ流れ着いても、鞄がどこかに流れて行ってしまう可能性もあるし
鞄の中身が流れ出てしまうことだってあるかもしれないし
死体が解剖されたたら海水を飲んでいないことがバレてしまうだろうし
ほんとうにこれはイチかバチかのとんでもない作戦でした。
死体にウィリアム・マーチンという名がつけられ
彼の生い立ち、恋人の存在、細かい人物設定までも作り上げられ
胸ポケットには恋人パムの写真とラブレターを忍ばさせて
ナチを信じさせるための用意周到な死体が出来上がっていきます。
その事細かな準備段階を描いていく中で
パムの写真を提供したジーンと
ウィリアム・マーチンの人となりを考案していくユーエン・モンターギュは
次第に疑似恋愛感情に陥っていく様を(これはフィクションでしょう)史実に織り込んで
見応えのある作品に仕立て上げています。
今も昔も戦争では情報戦の勝利が実際の勝敗を決めることになるということかもしれません、
『ミンスミートは消化された』
この、最後のチャーチルの言葉がしゃれていました。
この史実を、007を執筆したイアン・フレミング(軍人だったそうです)が固唾をのんで見守っていて
書き起こしをしている、という設定も洒落ていました。
途中、中だるみも否めないのですが、ラストに留飲が下がる感じで、すっきりしました。
結果、面白かったです。
かなり退屈
投稿日
2022/08/21
レビュアー
勇光
冒頭の10分くらいは何を見せられてるのかさっぱりわからない。
コリン・ファース(弁護士なのにイギリスのスパイ作戦に参加している)の奥さんがアメリカに行くのでお別れだとということなのだが、どうでもいいエピソードがだらだら続き、こりゃダメだ・・と早回しにした。最終的にそれらのシーンは全部カットしてもまったく問題ない映画であった。
死体をつかってヒトラーを騙す作戦がはじまるとそこそこ面白くなったが、しかし、そこにも無駄なシーンが大量にあって、もっと手際よくさっさと話を進めろよ・・・ってブツブツ言ってしまう。
実話だそうだが、まあ、実話ってのはだいたいつまらない。ドラマもない。
準主役のケリー・マクドナルドっていうオバサンとコリン・ファースが不倫関係になるのかと思ったらそれもなく、思わせぶりなシーンばかりをつないで尺を埋めたった感じがある。チャーチルもちょこちょこ顔を出していたが、役者の顔が本物とちがいすぎてシラケた。
スタディ・テリトリー
投稿日
2022/11/28
レビュアー
ビンス
第二次世界大戦中に
ヒトラーを欺くために
イギリスが実際に行った
「オペレーション・ミンスミート」という作戦を描いた物語。
こんな作戦が行われていたことなんて
全く知らない身としては
非常に勉強になる作品でした。
その作戦を実行する人間の中で
本当にそんなことがあったのかはわかりませんが
映画の中ではロマンスにも花が咲き
単なるお堅い戦争映画になることを回避しています。
しかし
しかしながら
やはりこういう作品は
「お勉強」の領域を出ません。
面白い、面白くないで言えば
面白くはない
ただ、すごく勉強になる
観てよかったと思える。
そういうややこしい面があります。
第二次世界大戦に対する
ドイツ・ヒトラー周りに対する知識が増え
それは個人的にはとても嬉しいことですが
どうしても面白くなってくれないんです。
この手の作品は
これまでにも何度も遭遇していますが
ことごとくお勉強の領域を出ないので
これはもう仕方がないことなのかもしれません。
ケリー・マクドナルド
ロマンス部分も担当する
数少ない女性キャラクターの
最重要人物「ジーン」を演じています。
とても印象的で好演でした。
どこかで観たことあると思ってましたが
その作品を思い出せず
鑑賞後に調べたら
なななんと
「トレイン・スポッティング」で
これまた別の意味でキョーレツな印象を残した
あの女性を演じていたんですね。
さらには「ノー・カントリー」で
イギリス版のアカデミー賞にもノミネートとか。
「ノー〜」の方は全く印象がない。
是非とも再見せねば。
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