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リーアム・ニーソンが炭鉱に閉じ込められた作業員を救出するための機材を現場に届けるため、湖の氷の上を巨大トラックで疾走するドライバーを演じるサスペンス・アクション。監督は「ジュマンジ」「アルマゲドン」などの脚本を手掛けたジョナサン・ヘンズリー。カナダ北部の鉱山で崩落事故が起こり、作業員26名が閉じ込められてしまう。救出のためには巨大な装置を30時間以内に現場に届けなければならなかったが、重すぎるために飛行機が使えず、トラックでしか運べないと判明。しかも最短コースとなる氷の道“アイス・ロード”を通らなければならなかった。しかし4月となった今は既に閉鎖されていて、そこを重い機材を積んだ巨大トラックで走るのはあまりにも危険な賭けだったが…。 JAN:4589921414999
製作年: |
2021年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE ICE ROAD |
監督: |
ジョナサン・ヘンズリー |
---|---|
出演: |
リーアム・ニーソン 、 ローレンス・フィッシュバーン 、 マーカス・トーマス 、 アンバー・ミッドサンダー |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
109分 | 日・日(大字幕)・吹 | 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GADR2499 | 2022年04月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
530枚 | 61人 | 56人 |
収録時間:
109分
字幕:
日・日(大字幕)・吹
音声:
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
レイティング:
記番:
GADR2499
レンタル開始日:
2022年04月27日
在庫枚数
530枚
1位登録者:
61人
2位登録者:
56人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
109分 | 日・日(大字幕)・吹 | 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GADR2499 | 2022年04月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
530枚 | 61人 | 56人 |
収録時間:
109分
字幕:
日・日(大字幕)・吹
音声:
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
レイティング:
記番:
GADR2499
レンタル開始日:
2022年04月27日
在庫枚数
530枚
1位登録者:
61人
2位登録者:
56人
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
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(2021年制作・アメリカ)監督・脚本はジョナサン・ヘンズリー。
カナダ北部のダイヤモンド鉱山でメタンガスが爆発。坑道が崩れ落ち、26人の作業員たちが地下に閉じ込められた。
酸素が切れるまで30時間。
それまでにメタンガスを抜くためのバカでかい装置、30トンもの救出機材を現場に運ばなければならない。
しかも、鉱山への最短ルートは厚さ80cmの氷の道〈アイス・ロード〉を通らなければ間に合わぬ。
速すぎると衝撃でヒビ割れ、遅すぎると重量で、氷がパカンと割れて水に沈んでしまうというハードミッション。
3台の巨大トラックにそれぞれメチャ重たい機材を載せ、1台でも到着したら任務完了、
他の車は保険という『恐怖の報酬』を彷彿させる。
(危険な吊橋のシーンは『恐怖の報酬』へのオマージュであろう)
これ、無事に到着するのかという事すら大問題なのに、鉱山会社の陰謀や仕掛けが
からみ、アクシデントに次ぐアクシデント、これでもかの危険なシーン。
もうダメだ、無理じゃん・・と、思って、からのぉ〜リーアム・ニーソンの巻き返し!
一方で閉じ込められた地下の人間たちの争いも映され、深刻な表情の作業員に
プアァ〜〜!とトラックの車輪が重なるという落差のあるカメラが面白かったです。
もちろん、氷の温度が上がってユラユラ波打つロードもスリリング!
見どころが沢山ありました。
これは整備士の弟ガーディ(マーカス・トーマス)がいなければ成り立たない作品です。
戦争のトラウマで失語症になったのでセリフはほぼ無いながら、兄に怒られつつ、
大事な役割を果たしたガーディ。
リーアムとの兄弟愛を体現した熱演に心から拍手を送りたい。
このレビューは気に入りましたか? 7人の会員が気に入ったと投稿しています
監督・脚本:ジョナサン・ヘンズリー(2021年・米・109分・カラー)
原題:The Ice Road
アイス・ロードとは文字通り「氷の道」で、寒冷地に於いて凍結した水面(河川や湖沼、海水面)の上の冬季限定の道路のこと。
本作では、カナダのウィニペグ湖のアイス・ロードが舞台となる。
カナダのダイヤモンド鉱山で爆発事故が起き、26人の作業員が地下に閉じ込められてしまった。酸素が切れるまで30時間。彼らを救出するには重量30トンもの坑口装置を取り寄せる必要があった。
そこで鉱山会社は、重たい機材を積んでアイスロードを突っ切る腕利きのドライバーを募った。4月に入り氷の厚みが僅か80cmの上を走るミッションは、氷が割れたらトラックもろとも水没する命がけのものだった。
ジム・ゴールデンロッド(ローレンス・フィッシュバーン)をリーダーに、マイク・マッキャン(リーアム・ニーソン)、その弟ガーティー(マーカス・トーマス)、タントゥー(アンバー・ミッドサンダー)がミッションを引き受けた。
3基の救出装置は、3台のトラックに載せられて未明に出発。1台でも到着すればミッション成功となる。(トラックの後方の空にはオーロラが揺れて綺麗だった。)
トラックに乗り込むとき、それぞれのドライバーが「首ふり人形」をダッシュボードに置いた。これはセンサーの役目をするらしい。トラックの速度が速いと圧力波(トラックの重みで凍結面の下に波が立つらしい)で氷が割れるし、遅いとタイヤにかかる重みで氷が割れるのだという。
これだけでも、如何に無謀で危険であるかが分かるのに、そもそもの爆発事故には隠された陰謀があり、彼らは様々な妨害に遭うことになるのだ。
公式サイトのプロダクションノートによると、ジョナサン・ヘンズリーは『恐怖の報酬』から“何か一つでもミスを犯せばすべてが終わる”という状況を閃き、『二十日鼠と人間』からは“障害のある人物”を登場させるというヒントを得たらしい。
本作ではマイクの弟ガーティが、イラク戦争で負った傷の後遺症で“失語症”だという設定になっている。ガーティは腕利きの整備士で、困難な状況から何度仲間やトラックを救ったことか・・・横倒しになった2台のトラックを太いワイヤーで牽引して起こすシーンにはワクワクした。
そう言えば、トラックの窓やフロントから見える風景は実際のものだそうだ。グリーンスクリーンを背景にした場面はひとつもないと監督は胸を張る。撮影監督はトム・スターンで、彼はクリント・イーストウッドの秘密兵器とも呼ばれる人物らしい。(勉強不足で申し訳ない…)
リーアム・ニーソンなので「無謀」なのはお約束。むしろ無茶苦茶をしてくれないと物足りない。年齢的な衰えは仕方がないけれど、アクションは何とか健在。(笑)
そして、ローレンス・フィッシュバーンの存在が、頼もしくもあり安心感を醸し出している。失語症の弟ガーティの役は、監督がマーカス・トーマスに当て書きしたそうだし、タントゥー役の彼女は、果敢なドライバーを熱演。闘う戦士のごとく勇気と信念の人だった。
アイスロードで彼らを襲うアクシデントや驚きの裏切者は、ストーリー上の見せ場。映像上の迫力シーンは、何と言っても氷の道が波打ちながら割れて行くシーンだ。(その直前、あの首ふり人形は、激しく首を振っていたのだろう。)
ラスト。「truck truck truck」のナンバープレートをつけた黄色のケンワースを見て、気持ちがちょっとシンミリしてしまったけれど、スリリングな109分を楽しめる娯楽作だと思う。
このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
カナダ、マニトバ州のダイヤモンド鉱山で、ガスによる爆発事故が起こり、26人の作業員が地下に閉じ込められる。30時間以内に救出しなければ酸素が尽きてしまう。鉱山には落盤事故がつきものなのに、しかも北極圏から700キロの辺境という立地なのに、短時間に運ぶことが困難な30トンもの重さのある救出機材が現場に常備されていないというお粗末さ。ここからして無理やりの設定。
そのうえ、ガス爆発は、現場責任者が作業の効率を上げるために数名の作業員を買収して、メタンガスの検知センサーを切ったことによる、人為的な事故。さらにさらに、その隠蔽を謀って、事実を知る人間を抹殺しようと、何としてでも機材の到着を妨害するという悪質さ。ところが、社会問題になりかねないこの深刻な状況は、あくまでもハラハラドキドキのアクションの舞台設定に過ぎなくて、ドラマとしては適当に処理されています。
30トンの救出機材を短時間で運ぶために、4月になり閉鎖されている極めて危険なアイス・ロードを経由しなければならない。誰かが成功するだろうと、高額の報酬で3人の熟練ドライバーがケンワースの巨大トラック3台にそれぞれ機材を積んで出発する。責任者のジム、兄が鉱山に閉じ込められているタントゥ、職場を解雇されたばかりのマイク(リーアム・ニーソン)、そして優秀な整備士ながら戦争によるPTSDに苦しむマイクの弟コーディと保険会社のトムが同行する。
凍った広大な湖を直進するアイス・ロード、雪の積もった急峻な山道、突然襲ってくる大雪崩等、大自然の景観は迫力があり、素晴しいです。氷が割れて、巨大トラックが氷の湖に飲み込まれていくシーンなどは怖ろしくも迫力満点。しかし、トラックのスピードが速すぎても遅すぎても氷が割れてしまうといいながら、アイス・ロード上でトラックが横転したり、長く停車して作業しても平気だったりします。
後半は、自然との闘いというより、退けても退けても妨害しようと執拗に襲ってくる不死身の敵との攻防が繰り広げられて、よくある展開に。さらに、苦労してせっかく危ない吊橋を渡り切ったのに、しかも到着に1分を爭うという事態なのに、タントゥはわざわざトラックを止めて、崩壊した橋を見に行くなんてあり得ない。そのせいで、たいした必然性もなく、コーディが亡くなってしまいます。それまでのマイクとの兄弟の絆は一体何だったんでしょう。主要キャストが意味もなく死んでしまう映画は嫌いです。コーディがニコニコして、ピカピカのケンワースに兄と一緒に乗っている終り方だったら、どんなにか爽快だったことでしょう。
このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています
70歳目前のリーアムさんですが
やはりアクション系のオファーがまだまだ来るのですね!
北極圏に近いカナダでアイスロードと呼ばれる湖が凍った道を通って
鉱山爆発で閉じ込められた作業員を救出するため
重い機材を運ぶ仕事を請け負ったマイク。
4月のアイスロードは氷の暑さが80cmぐらいしかなくて
それは命がけのロードなんだとか!
救出に向う中で、様々な困難に合いながらも現場に向うという
単純なストーリーを想像していたが
意外にもこのミッションには犯罪の匂いが。。。!!
なかなか面白かったです。
最後までハラハラさせてくれました。
ピリッ、ピリッ、と次第に近づいてくる割れ目
割れ目に入り込むととたに沈んでいく大きなトラック
溶けかかった道がゆらゆらと揺れたりと
それだけでもハードな展開なのに、悪者に命を狙われることに!
橋崩壊のシーンは、命を掛けてトラックを守り抜いた弟のガーティが勇敢でした。
ところどころ、雑なところも目についちゃうわけですが
(橋が崩壊したはずなのに、リーアムさん、どうやってあっという間に追い付いてきたの?とかね)
まあ、そんな雑な演出は目を瞑ってもいいでしょう(笑)
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
アクション系の俳優が年を取ると、役どころが難しくなるのが悩みの種だと思います。
リーアム・ニーソンも御多分に漏れずといったところでしょうか?
ただ、ブルース・ウィリアムスのように駄作に出まくっていない点は評価できます。
本作でも手が早い年老いたお兄さん役で頑張っています。
二人いれば万能のコンビ。
ケンカしながらも兄弟愛でがんばっています。
さてアイスロードと呼ばれる氷でできた道。
そこを重量のある大型トラックで荷物を搬送するというサスペンスアクションもの。
わたくし的には、その部分だけを強調してくれるともっと良かったと思います。
恐怖の報酬的なものを想定していました。
事故を起こした鉱山会社が不正を隠すため、閉じ込められた鉱員たちを見殺しにするために妨害工作をしてくる。
本作はそうした枝葉がついてしまっています。
こちらの部分が強調されてしまい難所を走る緊迫感が薄まってしまった感がありました。
これはこれでありですが、リーアム・ニーソンの衰えたアクションを中心に持ってきたのはどうなのでしょうか?
もう少しストーリー重視にした方が、わたくし的には、良かったと思います。
見応えはありましたが、格別印象に残りませんでした。
このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています
アイス・ロード
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:18件
投稿日
2022/04/27
レビュアー
くまげらの森(2021年制作・アメリカ)監督・脚本はジョナサン・ヘンズリー。
カナダ北部のダイヤモンド鉱山でメタンガスが爆発。坑道が崩れ落ち、26人の作業員たちが地下に閉じ込められた。
酸素が切れるまで30時間。
それまでにメタンガスを抜くためのバカでかい装置、30トンもの救出機材を現場に運ばなければならない。
しかも、鉱山への最短ルートは厚さ80cmの氷の道〈アイス・ロード〉を通らなければ間に合わぬ。
速すぎると衝撃でヒビ割れ、遅すぎると重量で、氷がパカンと割れて水に沈んでしまうというハードミッション。
3台の巨大トラックにそれぞれメチャ重たい機材を載せ、1台でも到着したら任務完了、
他の車は保険という『恐怖の報酬』を彷彿させる。
(危険な吊橋のシーンは『恐怖の報酬』へのオマージュであろう)
これ、無事に到着するのかという事すら大問題なのに、鉱山会社の陰謀や仕掛けが
からみ、アクシデントに次ぐアクシデント、これでもかの危険なシーン。
もうダメだ、無理じゃん・・と、思って、からのぉ〜リーアム・ニーソンの巻き返し!
一方で閉じ込められた地下の人間たちの争いも映され、深刻な表情の作業員に
プアァ〜〜!とトラックの車輪が重なるという落差のあるカメラが面白かったです。
もちろん、氷の温度が上がってユラユラ波打つロードもスリリング!
見どころが沢山ありました。
これは整備士の弟ガーディ(マーカス・トーマス)がいなければ成り立たない作品です。
戦争のトラウマで失語症になったのでセリフはほぼ無いながら、兄に怒られつつ、
大事な役割を果たしたガーディ。
リーアムとの兄弟愛を体現した熱演に心から拍手を送りたい。
投稿日
2022/05/13
レビュアー
kazupon監督・脚本:ジョナサン・ヘンズリー(2021年・米・109分・カラー)
原題:The Ice Road
アイス・ロードとは文字通り「氷の道」で、寒冷地に於いて凍結した水面(河川や湖沼、海水面)の上の冬季限定の道路のこと。
本作では、カナダのウィニペグ湖のアイス・ロードが舞台となる。
カナダのダイヤモンド鉱山で爆発事故が起き、26人の作業員が地下に閉じ込められてしまった。酸素が切れるまで30時間。彼らを救出するには重量30トンもの坑口装置を取り寄せる必要があった。
そこで鉱山会社は、重たい機材を積んでアイスロードを突っ切る腕利きのドライバーを募った。4月に入り氷の厚みが僅か80cmの上を走るミッションは、氷が割れたらトラックもろとも水没する命がけのものだった。
ジム・ゴールデンロッド(ローレンス・フィッシュバーン)をリーダーに、マイク・マッキャン(リーアム・ニーソン)、その弟ガーティー(マーカス・トーマス)、タントゥー(アンバー・ミッドサンダー)がミッションを引き受けた。
3基の救出装置は、3台のトラックに載せられて未明に出発。1台でも到着すればミッション成功となる。(トラックの後方の空にはオーロラが揺れて綺麗だった。)
トラックに乗り込むとき、それぞれのドライバーが「首ふり人形」をダッシュボードに置いた。これはセンサーの役目をするらしい。トラックの速度が速いと圧力波(トラックの重みで凍結面の下に波が立つらしい)で氷が割れるし、遅いとタイヤにかかる重みで氷が割れるのだという。
これだけでも、如何に無謀で危険であるかが分かるのに、そもそもの爆発事故には隠された陰謀があり、彼らは様々な妨害に遭うことになるのだ。
公式サイトのプロダクションノートによると、ジョナサン・ヘンズリーは『恐怖の報酬』から“何か一つでもミスを犯せばすべてが終わる”という状況を閃き、『二十日鼠と人間』からは“障害のある人物”を登場させるというヒントを得たらしい。
本作ではマイクの弟ガーティが、イラク戦争で負った傷の後遺症で“失語症”だという設定になっている。ガーティは腕利きの整備士で、困難な状況から何度仲間やトラックを救ったことか・・・横倒しになった2台のトラックを太いワイヤーで牽引して起こすシーンにはワクワクした。
そう言えば、トラックの窓やフロントから見える風景は実際のものだそうだ。グリーンスクリーンを背景にした場面はひとつもないと監督は胸を張る。撮影監督はトム・スターンで、彼はクリント・イーストウッドの秘密兵器とも呼ばれる人物らしい。(勉強不足で申し訳ない…)
リーアム・ニーソンなので「無謀」なのはお約束。むしろ無茶苦茶をしてくれないと物足りない。年齢的な衰えは仕方がないけれど、アクションは何とか健在。(笑)
そして、ローレンス・フィッシュバーンの存在が、頼もしくもあり安心感を醸し出している。失語症の弟ガーティの役は、監督がマーカス・トーマスに当て書きしたそうだし、タントゥー役の彼女は、果敢なドライバーを熱演。闘う戦士のごとく勇気と信念の人だった。
アイスロードで彼らを襲うアクシデントや驚きの裏切者は、ストーリー上の見せ場。映像上の迫力シーンは、何と言っても氷の道が波打ちながら割れて行くシーンだ。(その直前、あの首ふり人形は、激しく首を振っていたのだろう。)
ラスト。「truck truck truck」のナンバープレートをつけた黄色のケンワースを見て、気持ちがちょっとシンミリしてしまったけれど、スリリングな109分を楽しめる娯楽作だと思う。
投稿日
2022/05/07
レビュアー
hinakksk※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
カナダ、マニトバ州のダイヤモンド鉱山で、ガスによる爆発事故が起こり、26人の作業員が地下に閉じ込められる。30時間以内に救出しなければ酸素が尽きてしまう。鉱山には落盤事故がつきものなのに、しかも北極圏から700キロの辺境という立地なのに、短時間に運ぶことが困難な30トンもの重さのある救出機材が現場に常備されていないというお粗末さ。ここからして無理やりの設定。
そのうえ、ガス爆発は、現場責任者が作業の効率を上げるために数名の作業員を買収して、メタンガスの検知センサーを切ったことによる、人為的な事故。さらにさらに、その隠蔽を謀って、事実を知る人間を抹殺しようと、何としてでも機材の到着を妨害するという悪質さ。ところが、社会問題になりかねないこの深刻な状況は、あくまでもハラハラドキドキのアクションの舞台設定に過ぎなくて、ドラマとしては適当に処理されています。
30トンの救出機材を短時間で運ぶために、4月になり閉鎖されている極めて危険なアイス・ロードを経由しなければならない。誰かが成功するだろうと、高額の報酬で3人の熟練ドライバーがケンワースの巨大トラック3台にそれぞれ機材を積んで出発する。責任者のジム、兄が鉱山に閉じ込められているタントゥ、職場を解雇されたばかりのマイク(リーアム・ニーソン)、そして優秀な整備士ながら戦争によるPTSDに苦しむマイクの弟コーディと保険会社のトムが同行する。
凍った広大な湖を直進するアイス・ロード、雪の積もった急峻な山道、突然襲ってくる大雪崩等、大自然の景観は迫力があり、素晴しいです。氷が割れて、巨大トラックが氷の湖に飲み込まれていくシーンなどは怖ろしくも迫力満点。しかし、トラックのスピードが速すぎても遅すぎても氷が割れてしまうといいながら、アイス・ロード上でトラックが横転したり、長く停車して作業しても平気だったりします。
後半は、自然との闘いというより、退けても退けても妨害しようと執拗に襲ってくる不死身の敵との攻防が繰り広げられて、よくある展開に。さらに、苦労してせっかく危ない吊橋を渡り切ったのに、しかも到着に1分を爭うという事態なのに、タントゥはわざわざトラックを止めて、崩壊した橋を見に行くなんてあり得ない。そのせいで、たいした必然性もなく、コーディが亡くなってしまいます。それまでのマイクとの兄弟の絆は一体何だったんでしょう。主要キャストが意味もなく死んでしまう映画は嫌いです。コーディがニコニコして、ピカピカのケンワースに兄と一緒に乗っている終り方だったら、どんなにか爽快だったことでしょう。
投稿日
2022/06/07
レビュアー
飛べない魔女70歳目前のリーアムさんですが
やはりアクション系のオファーがまだまだ来るのですね!
北極圏に近いカナダでアイスロードと呼ばれる湖が凍った道を通って
鉱山爆発で閉じ込められた作業員を救出するため
重い機材を運ぶ仕事を請け負ったマイク。
4月のアイスロードは氷の暑さが80cmぐらいしかなくて
それは命がけのロードなんだとか!
救出に向う中で、様々な困難に合いながらも現場に向うという
単純なストーリーを想像していたが
意外にもこのミッションには犯罪の匂いが。。。!!
なかなか面白かったです。
最後までハラハラさせてくれました。
ピリッ、ピリッ、と次第に近づいてくる割れ目
割れ目に入り込むととたに沈んでいく大きなトラック
溶けかかった道がゆらゆらと揺れたりと
それだけでもハードな展開なのに、悪者に命を狙われることに!
橋崩壊のシーンは、命を掛けてトラックを守り抜いた弟のガーティが勇敢でした。
ところどころ、雑なところも目についちゃうわけですが
(橋が崩壊したはずなのに、リーアムさん、どうやってあっという間に追い付いてきたの?とかね)
まあ、そんな雑な演出は目を瞑ってもいいでしょう(笑)
投稿日
2022/04/30
レビュアー
静かなる海※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
アクション系の俳優が年を取ると、役どころが難しくなるのが悩みの種だと思います。
リーアム・ニーソンも御多分に漏れずといったところでしょうか?
ただ、ブルース・ウィリアムスのように駄作に出まくっていない点は評価できます。
本作でも手が早い年老いたお兄さん役で頑張っています。
二人いれば万能のコンビ。
ケンカしながらも兄弟愛でがんばっています。
さてアイスロードと呼ばれる氷でできた道。
そこを重量のある大型トラックで荷物を搬送するというサスペンスアクションもの。
わたくし的には、その部分だけを強調してくれるともっと良かったと思います。
恐怖の報酬的なものを想定していました。
事故を起こした鉱山会社が不正を隠すため、閉じ込められた鉱員たちを見殺しにするために妨害工作をしてくる。
本作はそうした枝葉がついてしまっています。
こちらの部分が強調されてしまい難所を走る緊迫感が薄まってしまった感がありました。
これはこれでありですが、リーアム・ニーソンの衰えたアクションを中心に持ってきたのはどうなのでしょうか?
もう少しストーリー重視にした方が、わたくし的には、良かったと思います。
見応えはありましたが、格別印象に残りませんでした。