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アナザーラウンド / マッツ・ミケルセン

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「アナザーラウンド」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「偽りなき者」のトマス・ヴィンターベア監督とマッツ・ミケルセンが再びタッグを組み、アカデミー賞でみごと国際長編映画賞を受賞したコメディ・ドラマ。お酒の力で自信を取り戻した中年教師4人が、適度なアルコールが人生に好影響をもたらすという説を証明すべく始めた、可笑しくもほろ苦い実験の顛末をユーモラスな筆致で描き出す。家でも学校でも冴えない日々を送る高校教師のマーティン。ある日彼は、同僚から“血中アルコール濃度を0.05%に保つと仕事の効率が上がる”という理論を聞く。そこで、ためしにお酒を飲んで授業を行ったところ、思いのほか気力がみなぎり生徒の評判も上々だった。これに気を良くしたマーティンは仲間の同僚3人とともに、この説を論文にまとめるための実験と称して、勤務時間中の飲酒を実践していくのだったが…。 JAN:4532640325589

「アナザーラウンド」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

製作国:

デンマーク/スウェーデン/オランダ

原題:

DRUK/ANOTHER ROUND

「アナザーラウンド」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全9件

酒は飲むもの飲まれちゃならぬ

投稿日:2022/03/13 レビュアー:くまげらの森

(2020年制作・デンマーク)
デンマークでは16歳からお酒が買えるそうだ。
欧米人は、日本人よりは酒の代謝が早いとも聞く。
これは、そんなデンマークでのお話。人生に行き詰まった中年の危機の話でもある。
仕事にもやる気が出ず、妻ともイマイチうまくいっていないマーティン。
教師というアカデミックな方々が、
『血中アルコール濃度を0.05%に保つと仕事の効率が上がる』という理論を検証すべく
アルコール濃度計まで購入して校内で飲酒。

マーティン(マッツ・ミケルセン)が酒を飲んで授業を行ったところ、
気力がみなぎり生徒にもウケル、ウケル!。これに気を良くしたマーティンは、
仲間の同僚3人(それぞれ孤独な悩みあり)とともに、飲酒実験する事にした。
しゃべりが面白くなり、生徒の大喝さいを浴びる。おまけに家庭に帰れば快活になり、
ギクシャクしていた妻とも打ち解ける。万々歳じゃないか。0.005%ならね。

彼らはまもなく「アルコールの適量って人ごとに違うよな」などと言いだし、
血中濃度を少しずつ上げていく。
アカデミックな方々は理屈をつけるのが上手い。
だからダメなのよー。その先に待ち構えているのは悲劇。(本当に教師なの?)

トマス・ヴィンターベア監督は時にドキュメンタリータッチの映像を挟み、
世界の著名人の酔っ払った醜態を映像で見せたり(エリツィンとか)する。
酔っ払いを糾弾する映画じゃない、かといって礼賛するわけでもない。マーティンたちは
酒によって救われ、酒によって破滅しかける、愛すべきそして愚かな中年だ。

酒を飲んだって問題は根本的には解決しない。
マッツ・ミケルセンはいかにも酒飲みそうな顔立ちなので、演技に見応えがある。
飲みながらのキレッキレのダンスも見てしまったからには、ツッコミも出来ぬ。
おぉ、やはりお酒はこわい!!という事で飲み過ぎぬようにお願いします。

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中年期の男性を襲った人生の危機

投稿日:2022/05/31 レビュアー:hinakksk

 男女を問わず、40代から50代という時期は、家庭も仕事もルーティンに陥りがちで変化や刺激に乏しく、自分の能力の限界も人生の行く末も見えてきてしまう、そのうえ何かしら心身に不調も感じやすい。問題なく乗り切っていくことがとても難しい危機の年代のような気がします。アメリカ人ならセラピーが定番なのでしょうが、このデンマーク映画では、不調の克服に飲酒実験をします。

 主演の4人が高校教員だというのは、ある意味象徴的です。何十人もの生徒を相手にクラスをコントロールし教えることは、とてもパワーを必要とします。しかも相手は常に若いのに、自分は年々老いていく。若さのエネルギーを前にして、ますます自分の老いを実感させられる。授業態度は決して褒められたものじゃないのに、生徒や保護者は勝手な主張をして、理想を押しつけてくる。とてもじゃないがやってられない。

 そこで彼ら4人は、人間の血中アルコール濃度は0.05%が理想的だというノルウェー人哲学者の説を実証実験することで意見が一致する。すると確かに、気持ちがリラックスして身体に力と勇気がみなぎり、自信とやる気が湧いてきて、授業も家族関係も何だか上手くいくようになる。ところが、さらに効果を期待して濃度を上げてみよういうことになり、習慣的飲酒の常として次第にエスカレート、ついには悲劇が起こってしまう。

 寒さの厳しい国では飲酒に寛容なのかもしれない。確かに日本でもアフターファイブに飲み歩いてお酒でストレス解消したりはするけれど、仕事中に飲むのは厳禁。最悪の場合は解雇されるし、飲酒運転でもしようものなら、人生が終わってしまうと言っても過言ではない。そういう社会文化でこの映画を評価するのはとても難しい。この映画は、飲酒やその量について肯定も否定もしておらず、成功しようと失敗しようと、どういう結果になろうとも結局それは個人の責任なのだと言っているように思える。最後のマーティンのダンスを複雑な気持ちで見つめるしかなかった。

 デンマーク国歌をはじめ、この映画の音楽はすごく好きです。中盤と終盤に印象的に使われているピアノ曲はシューベルトの幻想曲ヘ短調で、悲しみを湛えた高音の主旋律がとても美しい曲です。この映画の全体のトーンによく合っているように思います。

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血中アルコール濃度0・05%で授業する教師たちの実験成果

投稿日:2022/03/11 レビュアー:アーモンド

2020年(デンマーク)監督:トマス・ヴィンターベア。
アカデミー国際長編映画賞を受賞したデンマーク映画です。
デンマークの国民的スター・マッツ・ミケルセンが主演しています。
題材に選んだテーマが、斬新でした。
「アルコールを適量飲んで仕事をしたら成果は上がるか??」
企画の勝利ですね。
とても考えさせられ、また泣き笑いする、とても良い作品でした。

中年男性の悲哀を感じました。
若い頃に較べて日々体力・気力・感覚の衰えをを感じ、仕事にも飽きて、妻にも新鮮味を感じない。
一番の問題は、彼らの教師としての授業が退屈なことです。
仕事への情熱が失せたため、生徒から受けないし、
授業に魅力が無いのです。

マーティン(マッツ・ミケルセン)は歴史の教師です。
脈絡のない授業に生徒はスマホをいじったり、途中で抜け出したり・・・。
遂には情熱のない授業に父兄からダメ出しを食らいます。

同じ悩みを持つ同僚の音楽、心理学、体育担当の4人で実験開始です。

やってみるとリラックスできるし、授業はノリノリで面白くなリ、
教室は笑い声で沸き立ちます。
合唱の授業でも生徒は素晴らしいハーモニーを響かせることに。
気を良くした4人はアルコール濃度をあげてみます。
更に限界に挑戦すると言い出す始末。

さてエスカレートした実験の結果は?

高校生の若さは眩しいです。
若さは宝物と気付く映画でもありました。

挿入曲がセンス良くて映画を盛り立てます。
「デンマークに生まれて」の美しいこと。
デンマーク人は愛国心に溢れてますね。

そして何と言っても、マッツ・ミケルセンです。
ラストで見せるダンスの格好良いこと。
(なんとバレエアカデミー出身なんですねー)
黒いスーツの下の身体の線の引き締まってること。
(体操の選手だったこともある)

デンマークの宝は、くたびれた中年男役でも、その魅力を隠せなかったです。

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ミケルセンの存在感はかなり出ていた

投稿日:2022/04/08 レビュアー:勇光

デンマークの映画。
マッツ・ミケルセン以外は知らない俳優ばっかり。
よくわからないのだが、デンマークでは高校生もがんがん酒を飲むらしい。冒頭シーンは高校生が数名づつでひとチームになり、ビールをケースごと運びながら湖を何周もするレースをしていた。で、走りながらどんどんビールを飲んでいた。
生徒が飲むのだから先生も飲んでいいじゃん・・みたいな雰囲気があったが、職場の規則としては飲酒授業はもちろん御法度。が、こっそり飲みながら授業をやってみようってことで4名の教師が実験的な取り組みをはじめる・・というお話。
飲む量がエスカレートして大変なことになるのかと思ったが、そうでもなく、ストーリーには起承転結がない。ラストはミケルセンの踊りで盛り上げてあったが、なんじゃほいって感じもかなり残った。

30年以上昔になるが、バンコクを拠点にタイ国内をうろついていた頃に、デンマーク人の女子大生と親しくなったことがある。エリザベスという名前で美人だった。背丈は160センチちょっきり程度であまり大きくなく、わたしにはピッタリだった。ジェニファー・グレイに似ていた。なのでデンマーク映画を悪く書く気にはならないのだが、どこを褒めたらいいのか悩む作品だった。

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酒の魅力と魔力

投稿日:2022/04/17 レビュアー:daichan

「この国(デンマーク)は飲んだくれだらけ」マーティンの妻アニカがつぶやく。高校生がビールで酔っ払って電車の中で騒いでいる。アルコールに寛容なお国柄なのだろう。食事の友として、うれしい時はもちろん、お悔やみの時も、ワイン、ウォッカ、アブサン・・・酒と縁が切れない日常。依存症の人も多いのかもしれない。
たそがれ系高校教師4人組が、アルコールを摂取するといい授業ができる、という仮説の検定をマジメに計画する。アホかいな。アルコールの力で「もっといい自分」になろうとする試みは結局失敗すると昔から決まっているのではなかったか。
しかし実験はある程度までは成功する。アルコールのおかげで試験をパスする生徒も描かれる。偉大な政治家や芸術家が実は酔っぱらいだったことが明かされる。
単純に禁酒をすすめる作品ではなさそうだ。アナザーラウンド、というのは、4人ともおかわり、という意味か?。楽しそうだが・・・。失敗しても、失敗しても、すぐ忘れてまた飲む。自分自身をみているようだった。最後どういうオチがつくのか、不安にさせられる作品であった。

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アナザーラウンド

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酒は飲むもの飲まれちゃならぬ

投稿日

2022/03/13

レビュアー

くまげらの森

(2020年制作・デンマーク)
デンマークでは16歳からお酒が買えるそうだ。
欧米人は、日本人よりは酒の代謝が早いとも聞く。
これは、そんなデンマークでのお話。人生に行き詰まった中年の危機の話でもある。
仕事にもやる気が出ず、妻ともイマイチうまくいっていないマーティン。
教師というアカデミックな方々が、
『血中アルコール濃度を0.05%に保つと仕事の効率が上がる』という理論を検証すべく
アルコール濃度計まで購入して校内で飲酒。

マーティン(マッツ・ミケルセン)が酒を飲んで授業を行ったところ、
気力がみなぎり生徒にもウケル、ウケル!。これに気を良くしたマーティンは、
仲間の同僚3人(それぞれ孤独な悩みあり)とともに、飲酒実験する事にした。
しゃべりが面白くなり、生徒の大喝さいを浴びる。おまけに家庭に帰れば快活になり、
ギクシャクしていた妻とも打ち解ける。万々歳じゃないか。0.005%ならね。

彼らはまもなく「アルコールの適量って人ごとに違うよな」などと言いだし、
血中濃度を少しずつ上げていく。
アカデミックな方々は理屈をつけるのが上手い。
だからダメなのよー。その先に待ち構えているのは悲劇。(本当に教師なの?)

トマス・ヴィンターベア監督は時にドキュメンタリータッチの映像を挟み、
世界の著名人の酔っ払った醜態を映像で見せたり(エリツィンとか)する。
酔っ払いを糾弾する映画じゃない、かといって礼賛するわけでもない。マーティンたちは
酒によって救われ、酒によって破滅しかける、愛すべきそして愚かな中年だ。

酒を飲んだって問題は根本的には解決しない。
マッツ・ミケルセンはいかにも酒飲みそうな顔立ちなので、演技に見応えがある。
飲みながらのキレッキレのダンスも見てしまったからには、ツッコミも出来ぬ。
おぉ、やはりお酒はこわい!!という事で飲み過ぎぬようにお願いします。

中年期の男性を襲った人生の危機

投稿日

2022/05/31

レビュアー

hinakksk

 男女を問わず、40代から50代という時期は、家庭も仕事もルーティンに陥りがちで変化や刺激に乏しく、自分の能力の限界も人生の行く末も見えてきてしまう、そのうえ何かしら心身に不調も感じやすい。問題なく乗り切っていくことがとても難しい危機の年代のような気がします。アメリカ人ならセラピーが定番なのでしょうが、このデンマーク映画では、不調の克服に飲酒実験をします。

 主演の4人が高校教員だというのは、ある意味象徴的です。何十人もの生徒を相手にクラスをコントロールし教えることは、とてもパワーを必要とします。しかも相手は常に若いのに、自分は年々老いていく。若さのエネルギーを前にして、ますます自分の老いを実感させられる。授業態度は決して褒められたものじゃないのに、生徒や保護者は勝手な主張をして、理想を押しつけてくる。とてもじゃないがやってられない。

 そこで彼ら4人は、人間の血中アルコール濃度は0.05%が理想的だというノルウェー人哲学者の説を実証実験することで意見が一致する。すると確かに、気持ちがリラックスして身体に力と勇気がみなぎり、自信とやる気が湧いてきて、授業も家族関係も何だか上手くいくようになる。ところが、さらに効果を期待して濃度を上げてみよういうことになり、習慣的飲酒の常として次第にエスカレート、ついには悲劇が起こってしまう。

 寒さの厳しい国では飲酒に寛容なのかもしれない。確かに日本でもアフターファイブに飲み歩いてお酒でストレス解消したりはするけれど、仕事中に飲むのは厳禁。最悪の場合は解雇されるし、飲酒運転でもしようものなら、人生が終わってしまうと言っても過言ではない。そういう社会文化でこの映画を評価するのはとても難しい。この映画は、飲酒やその量について肯定も否定もしておらず、成功しようと失敗しようと、どういう結果になろうとも結局それは個人の責任なのだと言っているように思える。最後のマーティンのダンスを複雑な気持ちで見つめるしかなかった。

 デンマーク国歌をはじめ、この映画の音楽はすごく好きです。中盤と終盤に印象的に使われているピアノ曲はシューベルトの幻想曲ヘ短調で、悲しみを湛えた高音の主旋律がとても美しい曲です。この映画の全体のトーンによく合っているように思います。

血中アルコール濃度0・05%で授業する教師たちの実験成果

投稿日

2022/03/11

レビュアー

アーモンド

2020年(デンマーク)監督:トマス・ヴィンターベア。
アカデミー国際長編映画賞を受賞したデンマーク映画です。
デンマークの国民的スター・マッツ・ミケルセンが主演しています。
題材に選んだテーマが、斬新でした。
「アルコールを適量飲んで仕事をしたら成果は上がるか??」
企画の勝利ですね。
とても考えさせられ、また泣き笑いする、とても良い作品でした。

中年男性の悲哀を感じました。
若い頃に較べて日々体力・気力・感覚の衰えをを感じ、仕事にも飽きて、妻にも新鮮味を感じない。
一番の問題は、彼らの教師としての授業が退屈なことです。
仕事への情熱が失せたため、生徒から受けないし、
授業に魅力が無いのです。

マーティン(マッツ・ミケルセン)は歴史の教師です。
脈絡のない授業に生徒はスマホをいじったり、途中で抜け出したり・・・。
遂には情熱のない授業に父兄からダメ出しを食らいます。

同じ悩みを持つ同僚の音楽、心理学、体育担当の4人で実験開始です。

やってみるとリラックスできるし、授業はノリノリで面白くなリ、
教室は笑い声で沸き立ちます。
合唱の授業でも生徒は素晴らしいハーモニーを響かせることに。
気を良くした4人はアルコール濃度をあげてみます。
更に限界に挑戦すると言い出す始末。

さてエスカレートした実験の結果は?

高校生の若さは眩しいです。
若さは宝物と気付く映画でもありました。

挿入曲がセンス良くて映画を盛り立てます。
「デンマークに生まれて」の美しいこと。
デンマーク人は愛国心に溢れてますね。

そして何と言っても、マッツ・ミケルセンです。
ラストで見せるダンスの格好良いこと。
(なんとバレエアカデミー出身なんですねー)
黒いスーツの下の身体の線の引き締まってること。
(体操の選手だったこともある)

デンマークの宝は、くたびれた中年男役でも、その魅力を隠せなかったです。

ミケルセンの存在感はかなり出ていた

投稿日

2022/04/08

レビュアー

勇光

デンマークの映画。
マッツ・ミケルセン以外は知らない俳優ばっかり。
よくわからないのだが、デンマークでは高校生もがんがん酒を飲むらしい。冒頭シーンは高校生が数名づつでひとチームになり、ビールをケースごと運びながら湖を何周もするレースをしていた。で、走りながらどんどんビールを飲んでいた。
生徒が飲むのだから先生も飲んでいいじゃん・・みたいな雰囲気があったが、職場の規則としては飲酒授業はもちろん御法度。が、こっそり飲みながら授業をやってみようってことで4名の教師が実験的な取り組みをはじめる・・というお話。
飲む量がエスカレートして大変なことになるのかと思ったが、そうでもなく、ストーリーには起承転結がない。ラストはミケルセンの踊りで盛り上げてあったが、なんじゃほいって感じもかなり残った。

30年以上昔になるが、バンコクを拠点にタイ国内をうろついていた頃に、デンマーク人の女子大生と親しくなったことがある。エリザベスという名前で美人だった。背丈は160センチちょっきり程度であまり大きくなく、わたしにはピッタリだった。ジェニファー・グレイに似ていた。なのでデンマーク映画を悪く書く気にはならないのだが、どこを褒めたらいいのか悩む作品だった。

酒の魅力と魔力

投稿日

2022/04/17

レビュアー

daichan

「この国(デンマーク)は飲んだくれだらけ」マーティンの妻アニカがつぶやく。高校生がビールで酔っ払って電車の中で騒いでいる。アルコールに寛容なお国柄なのだろう。食事の友として、うれしい時はもちろん、お悔やみの時も、ワイン、ウォッカ、アブサン・・・酒と縁が切れない日常。依存症の人も多いのかもしれない。
たそがれ系高校教師4人組が、アルコールを摂取するといい授業ができる、という仮説の検定をマジメに計画する。アホかいな。アルコールの力で「もっといい自分」になろうとする試みは結局失敗すると昔から決まっているのではなかったか。
しかし実験はある程度までは成功する。アルコールのおかげで試験をパスする生徒も描かれる。偉大な政治家や芸術家が実は酔っぱらいだったことが明かされる。
単純に禁酒をすすめる作品ではなさそうだ。アナザーラウンド、というのは、4人ともおかわり、という意味か?。楽しそうだが・・・。失敗しても、失敗しても、すぐ忘れてまた飲む。自分自身をみているようだった。最後どういうオチがつくのか、不安にさせられる作品であった。

1〜 5件 / 全9件