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スイング・ステート / スティーヴ・カレル

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「スイング・ステート」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

アメリカの人気パロディ・ニュース・ショーの司会で知られ、映画監督としてはこれが長編2作目となるジョン・スチュワートが、主演にスティーヴ・カレルを迎えて贈る政治風刺コメディ。大統領選挙の行方を左右する激戦州の田舎町を舞台に、ひょんなことから小さな町の町長選挙が、民主・共和両党の威信をかけた仁義なき代理戦争に発展していくさまをシニカルに描く。共演にローズ・バーン、クリス・クーパー、マッケンジー・デイヴィス。民主党の選挙参謀ゲイリー・ジマーは、来たるべき大統領選挙に向けて、共和党から政権を奪還するための作戦を思案中。そんな時、不法移民のために立ち上がる退役軍人ジャック・ヘイスティングス大佐の感動的な演説動画を見て、ある秘策を思いつくゲイリーだったが…。 JAN:4550510005119

「スイング・ステート」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

製作国:

アメリカ

原題:

IRRESISTIBLE

「スイング・ステート」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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アダプテーション

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グリフィン家のウェディングノート

ターミネーター:ニュー・フェイト

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「本音」のアメリカが垣間見える気がする

投稿日:2022/04/09 レビュアー:ポッシュ

舞台はアメリカのウィスコンシン州。大統領選で共和党と民主党が拮抗する激戦区。
スイング・ステイトっていうのは、そういう意味ですね。共和党の赤と民主党の青でスイングする(揺れる)州。
この邦題はなかなか良いと思う。

その州の小さな町で行われた政治集会で、一人の退役軍人が不法移民の権利を守らんとする演説をして話題になる。
それを見た民主党の選挙参謀ゲイリー(スティーブ・カレル)。ヒラリー・クリントン陣営にいた彼は、
絶対に勝てるハズの選挙でトランプに負けてドン底の状態だったのだけど、この、見た目“共和党的”で
中身が“民主党的”な男を担ぎ出せば、この地区をブルーステイト(民主党が強い州)に出来ると考えて町に乗り込む。

この元軍人ジャックをクリス・クーパーがやってんですよ。素晴らしくベタなキャスティングで笑ってしまう。
どっから見ても全米ライフル協会会員って雰囲気だもん。「アメリカン・ビューティ」(1999)のタフガイ父ちゃんを
思い出します。

で、策士ゲイリーはジャックを町長選に立候補させ、大統領選仕込みの戦略を次々と繰り出すのですが、
この動きを知った共和党側も、同様に選挙参謀を送り込んできて、小さな田舎町の町長選が大統領選なみの
激戦になっていくというコメディであります。

うーん、なんかビミョーな話。(苦笑)

似た内容で「ムースポート」(2004)という作品を思い浮かべちゃいますが(あれもヘンな話だったな・・・)、
たぶん見る人を選ぶ感じ。
で、ワタクシ個人はこういう話が好物なので、とても楽しめました。
なんでしょ、アメリカという国の「分かりにくい」「余りよく知らない」細部が見える面白さっていうのかな。
普段、メジャーなメディアからしか受け取っていない「建前」のアメリカではなく、
「本音」のアメリカが垣間見える気がする。

かなり皮肉が効いていて、民主党サイドのスノッブで教養主義的て嫌味なところを、スティーブ・カレルが
実にうま〜く演じてるんですよね。つい、ポロっと、相手を見下すような発言をしたかと思うと、
即座に理想主義的で高尚なスピーチをかまして煙に巻いちゃうとか。
「リベラルのクソ野郎」ってセリフが笑える。

共和党支持者に対するステレオタイプな偏見を見事に打ち砕く描写も楽しい。
チェックのネルシャツ着てキャップかぶった巨漢の男たちに、知的な会話させるとか。(逆にそれって悪辣w)

ヘンに恋愛バナシなんか絡めないで、ガチで政治ネタやって、選挙システムの陥穽みたいなところを
えぐってるのも良いと思う。ドンデン返しもあって意外に落としどころが爽やかなのも好き。
アメリカの「本音」と書いたけど、そんなエグい本音ばっかりじゃなくて、最終的には
古いハリウッド作品のような「アメリカの良心」も感じられるし、うん、なかなか良い作品ではないかな。

ちょっと変わったテイストの映画が好きって人にはオススメします。(ビミョーな薦め方だなぁ)

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頭のいいものは仕掛け バカな奴は仕掛けられる。

投稿日:2022/07/31 レビュアー:ロキュータス

 ( ネタばれあり ) 
 脚本、監督のジョン・スチュアートってアカデミー賞授賞式の司会を2回やっているのに、全然記憶に残ってないのですが、本作は実によくできた政治風刺コメディではないでしょうか。
 皮肉の効いた笑いにどんでん返しもあっておもしろいですし、アメリカの政治のこともさほど予備知識がなくても楽しめます。
 
ただ、宣伝したい映画会社と見識を拡げたい大学やマス・メディアが協力してこうした映画をネタに一般教養とかティーチ・インとかに活用すれば、相互作用で双方にとって意味あるものになるでしょうし、本作はそのとてもいい素材と思います。
しかし、そうした取り組みは今の日本映画文化には低調ですね。  残念に思います。

邦題『 スイング・ステート 』について、「共和・民主両党の勢力が拮抗していて、選挙のたびに勝敗が変わる州 」との説明がありますが、やや正確でない。
本作の舞台ウィスコンシン州は、共和党発祥の地で、かの赤狩りのジョゼフ・マッカーシーを出した州ですが、保守の岩盤州ではない。 19世紀前半奴隷制に反対した進歩的な気風が共和党を生んだんだし、大統領選挙では1988年から民主党候補が7連勝していた。
2016年はトランプが勝利、2020年はバイデン( 民主党 )が勝利。
オセロ・ゲームのように形勢が一気に変動するスイング・ステートになったのはごく最近。

アメリカの大統領選挙制度について、あらためておさらいしておくと、直接選挙ではなく全米で538人の選挙人を選ぶ間接選挙。
 各州の人口に応じて選挙人が割り当てられますが、50州のうち48州で得票数1位の候補がその州の選挙人を総取りすることになっています。
たとえば本作の舞台・ウィスコンシン州の選挙人は10人ですが、どんなに得票が拮抗していても1票でも多く獲った方が選挙人10人全部獲ります。
各州の選挙人の取り合いなので、2000年ではブッシュ( 息子のほう )よりアル・ゴア、2016年ではトランプよりもヒラリーの方が全国の総得票では上なのに当選できなかった逆転現象が起きてます。

ちなみに近年の大統領はジョンソンからブッシュ( 息子のほう )までは新興地域の西部・南部出身者が続いていましたが、オバマ、トランプ、バイデンとかつて先行発展地域だった東部・五大湖出身者が続いて、流れが変わっているようです。
ざっくり言うと東海岸と西海岸の都市部に強いのが民主党、広い中央部に強いのが共和党と言えそうですが、五大湖などラストベルトの激戦州の取り合いがいまの傾向かな。
分断され、内向きのアメリカを表していると思います。

原題は「 IRRESISTIBLE 」。
「 抵抗できない 」「 不可抗力 」とかの意味ですが、「 魅力的な 」「 やみつきになる 」とも訳せます。 「 RESIST 」(反逆する)の意味もあわせてラストでわかりますね。 (笑)

本作のエグゼクティブ・プロデューサーはまたもブラッド・ピット。
( つづく )

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アメリカの選挙システムをコミカルに描いてる

投稿日:2022/03/13 レビュアー:ラストシアター

米大統領選でトランプに敗北した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こす

田舎の小さな町の選挙が民主党と共和党の代理戦争になっていくストーリーをコミカルに描き、アメリカの選挙システムを滑稽かつ辛辣に批判している

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スイング・ステート

投稿日:2022/06/10 レビュアー:洋画2000本鑑賞済

コメディというほど笑えるわけでもないですが、アメリカ人ならもっと楽しめるのだと思います。

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スイング・ステート

ユーザーレビュー

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「本音」のアメリカが垣間見える気がする

投稿日

2022/04/09

レビュアー

ポッシュ

舞台はアメリカのウィスコンシン州。大統領選で共和党と民主党が拮抗する激戦区。
スイング・ステイトっていうのは、そういう意味ですね。共和党の赤と民主党の青でスイングする(揺れる)州。
この邦題はなかなか良いと思う。

その州の小さな町で行われた政治集会で、一人の退役軍人が不法移民の権利を守らんとする演説をして話題になる。
それを見た民主党の選挙参謀ゲイリー(スティーブ・カレル)。ヒラリー・クリントン陣営にいた彼は、
絶対に勝てるハズの選挙でトランプに負けてドン底の状態だったのだけど、この、見た目“共和党的”で
中身が“民主党的”な男を担ぎ出せば、この地区をブルーステイト(民主党が強い州)に出来ると考えて町に乗り込む。

この元軍人ジャックをクリス・クーパーがやってんですよ。素晴らしくベタなキャスティングで笑ってしまう。
どっから見ても全米ライフル協会会員って雰囲気だもん。「アメリカン・ビューティ」(1999)のタフガイ父ちゃんを
思い出します。

で、策士ゲイリーはジャックを町長選に立候補させ、大統領選仕込みの戦略を次々と繰り出すのですが、
この動きを知った共和党側も、同様に選挙参謀を送り込んできて、小さな田舎町の町長選が大統領選なみの
激戦になっていくというコメディであります。

うーん、なんかビミョーな話。(苦笑)

似た内容で「ムースポート」(2004)という作品を思い浮かべちゃいますが(あれもヘンな話だったな・・・)、
たぶん見る人を選ぶ感じ。
で、ワタクシ個人はこういう話が好物なので、とても楽しめました。
なんでしょ、アメリカという国の「分かりにくい」「余りよく知らない」細部が見える面白さっていうのかな。
普段、メジャーなメディアからしか受け取っていない「建前」のアメリカではなく、
「本音」のアメリカが垣間見える気がする。

かなり皮肉が効いていて、民主党サイドのスノッブで教養主義的て嫌味なところを、スティーブ・カレルが
実にうま〜く演じてるんですよね。つい、ポロっと、相手を見下すような発言をしたかと思うと、
即座に理想主義的で高尚なスピーチをかまして煙に巻いちゃうとか。
「リベラルのクソ野郎」ってセリフが笑える。

共和党支持者に対するステレオタイプな偏見を見事に打ち砕く描写も楽しい。
チェックのネルシャツ着てキャップかぶった巨漢の男たちに、知的な会話させるとか。(逆にそれって悪辣w)

ヘンに恋愛バナシなんか絡めないで、ガチで政治ネタやって、選挙システムの陥穽みたいなところを
えぐってるのも良いと思う。ドンデン返しもあって意外に落としどころが爽やかなのも好き。
アメリカの「本音」と書いたけど、そんなエグい本音ばっかりじゃなくて、最終的には
古いハリウッド作品のような「アメリカの良心」も感じられるし、うん、なかなか良い作品ではないかな。

ちょっと変わったテイストの映画が好きって人にはオススメします。(ビミョーな薦め方だなぁ)

頭のいいものは仕掛け バカな奴は仕掛けられる。

投稿日

2022/07/31

レビュアー

ロキュータス

 ( ネタばれあり ) 
 脚本、監督のジョン・スチュアートってアカデミー賞授賞式の司会を2回やっているのに、全然記憶に残ってないのですが、本作は実によくできた政治風刺コメディではないでしょうか。
 皮肉の効いた笑いにどんでん返しもあっておもしろいですし、アメリカの政治のこともさほど予備知識がなくても楽しめます。
 
ただ、宣伝したい映画会社と見識を拡げたい大学やマス・メディアが協力してこうした映画をネタに一般教養とかティーチ・インとかに活用すれば、相互作用で双方にとって意味あるものになるでしょうし、本作はそのとてもいい素材と思います。
しかし、そうした取り組みは今の日本映画文化には低調ですね。  残念に思います。

邦題『 スイング・ステート 』について、「共和・民主両党の勢力が拮抗していて、選挙のたびに勝敗が変わる州 」との説明がありますが、やや正確でない。
本作の舞台ウィスコンシン州は、共和党発祥の地で、かの赤狩りのジョゼフ・マッカーシーを出した州ですが、保守の岩盤州ではない。 19世紀前半奴隷制に反対した進歩的な気風が共和党を生んだんだし、大統領選挙では1988年から民主党候補が7連勝していた。
2016年はトランプが勝利、2020年はバイデン( 民主党 )が勝利。
オセロ・ゲームのように形勢が一気に変動するスイング・ステートになったのはごく最近。

アメリカの大統領選挙制度について、あらためておさらいしておくと、直接選挙ではなく全米で538人の選挙人を選ぶ間接選挙。
 各州の人口に応じて選挙人が割り当てられますが、50州のうち48州で得票数1位の候補がその州の選挙人を総取りすることになっています。
たとえば本作の舞台・ウィスコンシン州の選挙人は10人ですが、どんなに得票が拮抗していても1票でも多く獲った方が選挙人10人全部獲ります。
各州の選挙人の取り合いなので、2000年ではブッシュ( 息子のほう )よりアル・ゴア、2016年ではトランプよりもヒラリーの方が全国の総得票では上なのに当選できなかった逆転現象が起きてます。

ちなみに近年の大統領はジョンソンからブッシュ( 息子のほう )までは新興地域の西部・南部出身者が続いていましたが、オバマ、トランプ、バイデンとかつて先行発展地域だった東部・五大湖出身者が続いて、流れが変わっているようです。
ざっくり言うと東海岸と西海岸の都市部に強いのが民主党、広い中央部に強いのが共和党と言えそうですが、五大湖などラストベルトの激戦州の取り合いがいまの傾向かな。
分断され、内向きのアメリカを表していると思います。

原題は「 IRRESISTIBLE 」。
「 抵抗できない 」「 不可抗力 」とかの意味ですが、「 魅力的な 」「 やみつきになる 」とも訳せます。 「 RESIST 」(反逆する)の意味もあわせてラストでわかりますね。 (笑)

本作のエグゼクティブ・プロデューサーはまたもブラッド・ピット。
( つづく )

アメリカの選挙システムをコミカルに描いてる

投稿日

2022/03/13

レビュアー

ラストシアター

米大統領選でトランプに敗北した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こす

田舎の小さな町の選挙が民主党と共和党の代理戦争になっていくストーリーをコミカルに描き、アメリカの選挙システムを滑稽かつ辛辣に批判している

スイング・ステート

投稿日

2022/06/10

レビュアー

洋画2000本鑑賞済

コメディというほど笑えるわけでもないですが、アメリカ人ならもっと楽しめるのだと思います。

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