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アイダよ、何処へ? / ヤスナ・ジュリチッチ

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「アイダよ、何処へ?」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「サラエボの花」「サラエボ,希望の街角」のヤスミラ・ジュバニッチ監督が、ボスニア紛争末期に起きた戦後欧州最悪の残虐行為と言われる“スレブレニツァの虐殺”を描いた衝撃のドラマ。通訳として国連保護軍に協力してきた女性を主人公に、セルビア人勢力の攻撃を逃れ、国連施設に殺到した避難民の運命を描く。主演は「鉄道運転士の花束」のヤスナ・ジュリチッチ。ボスニア紛争末期、ムラディッチ将軍率いるセルビア人勢力がボスニア東部の街スレブレニツァに侵攻し、制圧する。やがて避難場所を求める2万人の市民が国連施設に殺到するが、ゲートの中に入れたのはごく一部で、周囲はあふれた人々で混乱状態に。そんな中、国連保護軍の通訳として働くアイダは、夫と2人の息子を施設内に招き入れるためにあらゆる手を尽くすが…。 JAN:4532318015316

「アイダよ、何処へ?」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

製作国:

ボスニア/ヘルツェゴヴィナ/オーストリア/ルーマニア/オランダ/ドイツ/ポーランド/フランス/ノルウェー/トルコ

原題:

QUO VADIS, AIDA?

「アイダよ、何処へ?」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全5件

国連平和維持軍の無力を感じる映画でした。

投稿日:2022/03/05 レビュアー:アーモンド

2020年(ボスニア・ヘルツェゴビナ・オーストリア・ルーマニア・オランダ・ドイツ・ポーランド・フランス・ノルウェー・トルコ合作)
監督:「サラエボの花」のヤスミラ・シュバニッチ監督。

ボスニア・ヘルツェゴビナの町、スレブレニツァで起こったジェノサイドの事実を描いた映画です。
(ジェノサイドとはジェノス(種族)サイド(殺戮)を組み合わせた言葉です)
1995年7月。
セルビア人勢力に占拠されたスレブレニツァの住人は、保護を求めて2万5千人が、
国連基地に集まった。
国連を仲介として、話し合いが持たれる。
そこで、セルビア人勢力は、住民をバスに乗せて別の安全な町へ移送する・・・
と、約束するのだった。

この映画の主人公は国連平和維持軍の通訳のアイダ(40代の中年女性)です。
逃げて来た住人の中には夫と息子2人が居るのです。

大体に平和に暮らしていたスレブレニツァの人々が何故住み慣れた町を捨てて、
出て行かねばならないのか?
まったく腑に落ちません。
国連平和維持軍の大佐は、セルビア人の言葉を易々と信じるのです。
この辺りをみていると、国連平和維持軍に本当の責任者がいるのか?
寄せ集めのアマチュア兵士の集まりに見えて来ます。
でなければ、セルビア人に舐められたものです。
虐殺の途中にでも何故、止めに入れなかったのか?

通訳のアイダは、誰よりもセルビア人の約束を信じていません。
勘が働いたのでしょうね。
国連にも信頼を置いてなかった。
アイダは夫を2人の息子を必死で隠して守ろうとするのですが・・・

☆ボスニア紛争は3つの民族が民族浄化の名の下に殺し合いを続けました。
特に虐殺に合ったスレブレニツァのボシュニャク人はムスリム=イスラム教徒だったのです。

監督は紛争時、学生でしたが、スレベニツァに住んでいました。
この映画は9カ国もの合作映画です。
エキストラの数も非常に多く、資金を集めるのに長い月日が必要だったと思われます。

今現在、ロシアのウクライナ侵攻が、世界の平和を揺るがしています。
ジェノサイドの歴史を読むと、なんとソビエト(現在のロシア)は、
今から90年前の1932年から1933年にかけて、ヨーロッパ1の小麦の生産国だった
ウクライナの小麦を搾取して、ウクライナ人750万人(!?!)を人口飢餓で殺しているのです。

歴史は繰り返す。
恐ろしい事です。
ロシアのウクライナ侵攻を、世界中の知恵でSTOPさせなくてはなりません。

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重苦しい気持ちでいっぱいになる作品…

投稿日:2022/06/30 レビュアー:コタロウ(!)

紛争下のボスニア・ヘルツェゴビナ東部の街スレブレニツァ。
この街は国連が安全地帯と定め国連平和維持軍のオランダ軍部隊が駐留していたため、
保護を求めて多くの市民(イスラム教徒)が避難していた。
1995年7月、この街に武装したスルプスカ共和国軍(セルビア人勢力)が侵入してくる。
わずか数百人、軽装備で補給もないオランダ軍部隊に為す術は無かった…

ボスニア紛争下に起きた「スレブレニツァの虐殺」を描いた作品。
これを目の当たりにするのは、平和維持軍の通訳として現地雇用されたアイダ。
保護を求めて避難してきた市民の中には、彼女の夫と二人の息子もいた。
アイダは国連職員であることを利用して家族を助けようと奔走する。必死である。
共和国軍が男性市民に向ける容赦のない視線、態度を見れば、彼女の気持ちが痛いほどわかる。
オランダ軍部隊に漂う無力感、共和国軍の非情、国連施設でのシーンは緊迫していた。
一方、紛争終結後のシーンは暗く重い。(少しネタバレかもしれません)

紛争終結後、アイダは、既に他人の住居となっているスレブレニツァの自宅を訪れる。
だが、掛け時計とガラスの容器はアイダ一家のものが使われていた。無情な…
アイダの自宅を奪った居住者はセルビア人一家だ。
胸の十字架に手をやり心苦しそうな表情をするが、それだけである。
この一家の主が意外な人物。リアルな描写の本作の中で唯一、映画的展開だと感じた。
しかし、あの共和国軍が侵入したスレブレニツァだ。珍しいことではないのかもしれない。

学芸会で踊るボシュニャク人(イスラム教徒)、セルビア人、クロアチア人の子ども達、
笑顔の両親、そして本来の職業である教職に復帰したアイダが大きく映し出されて終わる。
民族紛争への理解・知識がない私には向いていなかった。
重苦しい気持ちでいっぱいになる作品だった…

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面白い映画ではない

投稿日:2022/03/15 レビュアー:勇光

話は、ユーゴスラビアという国が崩壊する過程で生じたひとつの虐殺事件だけを切り取って映画にしたもの。
今さら当時の内戦がどんなものであったのかに興味がある人は少ないと思うが、今のウクライナ戦争によく似たところもあるので、かいつまんで説明しておく。

ユーゴスラビアには3つの民族がいた。セルビア人、クロアチア人、イスラム人(アラブ人ではない。オスマントルコ時代に改宗したスラブ系民族)の3つである。で、この3つの民族は6つの国家に分散して住んでいた。
6つの国家にはそれぞれ大統領がいて、6人の大統領の上に連邦政府の大統領がいた。

6つの国家の内訳は、セルビア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニア、モンテネグロ、マケドニアの6つである。それそれの国名のうしろには会主義共和国というのがついている。

紛争を起こしたのはミロシェビッチという名のセルビア人であった。
ミロシェビッチはガス会社の社長から銀行の頭取になり、政治家となってコソボ自治州を訪問し、やってはいけない演説をした。「セルビア人よ立ち上がれ!」みたいな演説である。
コソボ自治州はもともとアルバニア人の国であり、セルビア人は少数派だった。なのでアルバニア人よりも不遇であり、不満もあったろう。ミロシェビッチはその不満を利用してヒーローになった。「セルビア人の守護神」などと呼ばれるようになり、セルビア共産主義者同盟の中央委員会幹部会議長となり、現職の大統領を辞任に追い込み(拉致して殺したらしい)、自ら大統領となった。で、セルビア以外の国々にいろいろと圧力をかけた。

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キリスト教徒がムスリムを虐殺した現代史です

投稿日:2022/07/31 レビュアー:mn

映画としては淡々とストーリーが進み、事情に詳しくない日本人の私としてはわりと冷静に見れました。結末も予想通りでした。現在のウクライナと比べるとやはりなぜ国連も欧米社会も救いの手を差し伸べなかったのか、宗教的な民族的な不条理が再認識されました。でもそんな偉そうなことを言える立場ではない自分の無関心にも気づき、見終わった後はかなり重い気分になりました。

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[スレプレニツァの大虐殺事件」の悲劇

投稿日:2022/03/04 レビュアー:ラストシアター

1995年、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で多数のイスラム教徒がセルビア人勢力に大量虐殺された「スレブレニツァの虐殺」事件

国連平和維持軍の通訳として働く女性が家族を守るため奔走する姿を通して、大量虐殺事件の全貌を描いた、信じられない衝撃作品

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アイダよ、何処へ?

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国連平和維持軍の無力を感じる映画でした。

投稿日

2022/03/05

レビュアー

アーモンド

2020年(ボスニア・ヘルツェゴビナ・オーストリア・ルーマニア・オランダ・ドイツ・ポーランド・フランス・ノルウェー・トルコ合作)
監督:「サラエボの花」のヤスミラ・シュバニッチ監督。

ボスニア・ヘルツェゴビナの町、スレブレニツァで起こったジェノサイドの事実を描いた映画です。
(ジェノサイドとはジェノス(種族)サイド(殺戮)を組み合わせた言葉です)
1995年7月。
セルビア人勢力に占拠されたスレブレニツァの住人は、保護を求めて2万5千人が、
国連基地に集まった。
国連を仲介として、話し合いが持たれる。
そこで、セルビア人勢力は、住民をバスに乗せて別の安全な町へ移送する・・・
と、約束するのだった。

この映画の主人公は国連平和維持軍の通訳のアイダ(40代の中年女性)です。
逃げて来た住人の中には夫と息子2人が居るのです。

大体に平和に暮らしていたスレブレニツァの人々が何故住み慣れた町を捨てて、
出て行かねばならないのか?
まったく腑に落ちません。
国連平和維持軍の大佐は、セルビア人の言葉を易々と信じるのです。
この辺りをみていると、国連平和維持軍に本当の責任者がいるのか?
寄せ集めのアマチュア兵士の集まりに見えて来ます。
でなければ、セルビア人に舐められたものです。
虐殺の途中にでも何故、止めに入れなかったのか?

通訳のアイダは、誰よりもセルビア人の約束を信じていません。
勘が働いたのでしょうね。
国連にも信頼を置いてなかった。
アイダは夫を2人の息子を必死で隠して守ろうとするのですが・・・

☆ボスニア紛争は3つの民族が民族浄化の名の下に殺し合いを続けました。
特に虐殺に合ったスレブレニツァのボシュニャク人はムスリム=イスラム教徒だったのです。

監督は紛争時、学生でしたが、スレベニツァに住んでいました。
この映画は9カ国もの合作映画です。
エキストラの数も非常に多く、資金を集めるのに長い月日が必要だったと思われます。

今現在、ロシアのウクライナ侵攻が、世界の平和を揺るがしています。
ジェノサイドの歴史を読むと、なんとソビエト(現在のロシア)は、
今から90年前の1932年から1933年にかけて、ヨーロッパ1の小麦の生産国だった
ウクライナの小麦を搾取して、ウクライナ人750万人(!?!)を人口飢餓で殺しているのです。

歴史は繰り返す。
恐ろしい事です。
ロシアのウクライナ侵攻を、世界中の知恵でSTOPさせなくてはなりません。

重苦しい気持ちでいっぱいになる作品…

投稿日

2022/06/30

レビュアー

コタロウ(!)

紛争下のボスニア・ヘルツェゴビナ東部の街スレブレニツァ。
この街は国連が安全地帯と定め国連平和維持軍のオランダ軍部隊が駐留していたため、
保護を求めて多くの市民(イスラム教徒)が避難していた。
1995年7月、この街に武装したスルプスカ共和国軍(セルビア人勢力)が侵入してくる。
わずか数百人、軽装備で補給もないオランダ軍部隊に為す術は無かった…

ボスニア紛争下に起きた「スレブレニツァの虐殺」を描いた作品。
これを目の当たりにするのは、平和維持軍の通訳として現地雇用されたアイダ。
保護を求めて避難してきた市民の中には、彼女の夫と二人の息子もいた。
アイダは国連職員であることを利用して家族を助けようと奔走する。必死である。
共和国軍が男性市民に向ける容赦のない視線、態度を見れば、彼女の気持ちが痛いほどわかる。
オランダ軍部隊に漂う無力感、共和国軍の非情、国連施設でのシーンは緊迫していた。
一方、紛争終結後のシーンは暗く重い。(少しネタバレかもしれません)

紛争終結後、アイダは、既に他人の住居となっているスレブレニツァの自宅を訪れる。
だが、掛け時計とガラスの容器はアイダ一家のものが使われていた。無情な…
アイダの自宅を奪った居住者はセルビア人一家だ。
胸の十字架に手をやり心苦しそうな表情をするが、それだけである。
この一家の主が意外な人物。リアルな描写の本作の中で唯一、映画的展開だと感じた。
しかし、あの共和国軍が侵入したスレブレニツァだ。珍しいことではないのかもしれない。

学芸会で踊るボシュニャク人(イスラム教徒)、セルビア人、クロアチア人の子ども達、
笑顔の両親、そして本来の職業である教職に復帰したアイダが大きく映し出されて終わる。
民族紛争への理解・知識がない私には向いていなかった。
重苦しい気持ちでいっぱいになる作品だった…

面白い映画ではない

投稿日

2022/03/15

レビュアー

勇光

話は、ユーゴスラビアという国が崩壊する過程で生じたひとつの虐殺事件だけを切り取って映画にしたもの。
今さら当時の内戦がどんなものであったのかに興味がある人は少ないと思うが、今のウクライナ戦争によく似たところもあるので、かいつまんで説明しておく。

ユーゴスラビアには3つの民族がいた。セルビア人、クロアチア人、イスラム人(アラブ人ではない。オスマントルコ時代に改宗したスラブ系民族)の3つである。で、この3つの民族は6つの国家に分散して住んでいた。
6つの国家にはそれぞれ大統領がいて、6人の大統領の上に連邦政府の大統領がいた。

6つの国家の内訳は、セルビア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニア、モンテネグロ、マケドニアの6つである。それそれの国名のうしろには会主義共和国というのがついている。

紛争を起こしたのはミロシェビッチという名のセルビア人であった。
ミロシェビッチはガス会社の社長から銀行の頭取になり、政治家となってコソボ自治州を訪問し、やってはいけない演説をした。「セルビア人よ立ち上がれ!」みたいな演説である。
コソボ自治州はもともとアルバニア人の国であり、セルビア人は少数派だった。なのでアルバニア人よりも不遇であり、不満もあったろう。ミロシェビッチはその不満を利用してヒーローになった。「セルビア人の守護神」などと呼ばれるようになり、セルビア共産主義者同盟の中央委員会幹部会議長となり、現職の大統領を辞任に追い込み(拉致して殺したらしい)、自ら大統領となった。で、セルビア以外の国々にいろいろと圧力をかけた。

キリスト教徒がムスリムを虐殺した現代史です

投稿日

2022/07/31

レビュアー

mn

映画としては淡々とストーリーが進み、事情に詳しくない日本人の私としてはわりと冷静に見れました。結末も予想通りでした。現在のウクライナと比べるとやはりなぜ国連も欧米社会も救いの手を差し伸べなかったのか、宗教的な民族的な不条理が再認識されました。でもそんな偉そうなことを言える立場ではない自分の無関心にも気づき、見終わった後はかなり重い気分になりました。

[スレプレニツァの大虐殺事件」の悲劇

投稿日

2022/03/04

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ラストシアター

1995年、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で多数のイスラム教徒がセルビア人勢力に大量虐殺された「スレブレニツァの虐殺」事件

国連平和維持軍の通訳として働く女性が家族を守るため奔走する姿を通して、大量虐殺事件の全貌を描いた、信じられない衝撃作品

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