1. DVDレンタルTOP
  2. すべてのジャンル
  3. 洋画のDVDレンタル
  4. ドラマのDVDレンタル
  5. モロッコ、彼女たちの朝

モロッコ、彼女たちの朝

モロッコ、彼女たちの朝の画像・ジャケット写真

モロッコ、彼女たちの朝 / ルブナ・アザバル

全体の平均評価点:(5点満点)

4

全体の平均評価点:

予告編を検索

DVD

準新作

ジャンル :

「モロッコ、彼女たちの朝」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

準新作

解説・ストーリー

これが長編デビューとなるモロッコの女性監督マリヤム・トゥザニが、カサブランカのメディナ(旧市街)を舞台に撮り上げた女性映画。主演はルブナ・アザバル、ニスリン・エラディ。夫を亡くし小さなパン屋を一人で切り盛りしながら幼い娘を育てるアブラ。日々の生活に追われ、すっかり笑顔を忘れていた。そんな彼女の前に、仕事を求めて現れた一人の妊婦サミア。イスラーム社会ではタブーとされる未婚の妊婦は仕事も住まいも失い、街をさまよっていた。人を雇う余裕はないと、一度は追い返すアブラだったが、行き場もないまま道端に佇むサミアを見かねて家に招き入れる。パン作りが得意なサミアの存在は、塞ぎがちだったアブラ母娘に思いがけない明るさをもたらし始めるのだったが…。 JAN:4532318015279

「モロッコ、彼女たちの朝」 の作品情報

作品情報

製作年:

2019年

製作国:

モロッコ/フランス/ベルギー

原題:

ADAM

「モロッコ、彼女たちの朝」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

テルアビブ・オン・ファイア

ビヨンド・ザ・ロウ

パラダイス・ナウ

英雄の証明

ユーザーレビュー:4件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 4件 / 全4件

対照的なふたりの女性それぞれの再生を描く ネタバレ

投稿日:2022/03/01 レビュアー:hinakksk

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 モロッコのカサブランカ、メディナ(旧市街地)が舞台とのことだが、曲がりくねった路地裏や活気ある街の賑わいはほとんど物語の背景に過ぎなくて、自分を律した慎ましい生活を表象するかのような質素な室内と、物語に時折り風と光を吹き込む屋上とが舞台になっている。モロッコ独特のパンやお菓子や料理の数々が興味深い。

 戒律の厳しい土地で未亡人となったアブラは、人々から後ろ指をさされないよう自分を殺して息をひそめるように生活し、小さなパン屋を営みながら小学生の娘ワルダを育てている。モロッコ社会では最大の禁忌である未婚のまま妊娠してしまったサミアが行く宛てなく街を彷徨うのを、同じ母親として見捨てておけず、1晩だけ家に泊めてやる。そして、さらに数日と引き延ばすうちに、娘ワルダがサミアと親密になっていくのを恐れて、ついに彼女を追い出してしまう。

 ママは酷い、冷たすぎるとワルダに責められたアブラは、出産するまでサミアを自宅に滞在させる決意をする。今まで世間の目を恐れて生きてきたアブラにとっては思い切った決断だった。それを後押ししたワルダの、何ものにも囚われない屈託のない澄んだ瞳が印象的だ。きっと未来は少しづつ変わっていくのかもしれないと思わせてくれる。素直で生き生きとしたワルダの存在がこの映画を明るくしている。

 美容師としても仕事のできるサミアは、料理やパン作りの腕も確かで、きちんとした家庭で育ったのだろうと思われる。事情は説明されていないが、社会の禁忌を犯してしまったとしても、サミアは悪びれたりせず、昂然と社会に挑むような姿勢を取っている。それでも生まれてくる子どもの幸せを願って、養子に出す覚悟もしている。サミアは、喜びも楽しみも女性らしさも抑圧して生きているアブラに、自分らしく心を開放して生きるべきだと強く迫る。アブラは、夫が亡くなって以来、必死に抑えてきた自分の本当の想いをサミアに語る。呪縛から解放されたアブラの流す涙が美しい。

 ついにサミアは出産するが、どうせ養子に出すのだからと名前もつけず、我が子の顔を見ることも、抱くことも、授乳することも拒絶する。今度はアブラが、どんな事情であれ、生まれてきた子どもに向き合うべきだと、母親としてサミアを諭す。支離に心を惑わせ迷いつつ、耐えきれずサミアは我が子を抱きしめ、アダムと名前をつける。(「アダム」という赤ん坊の名がこの映画の原題。新たな明日の始まりが仮託されているのだろうと思う。)サミアがどんな決断をしたのかは、この映画では描かれていない。けれど、きっとサミアもアダムも力強く生きていくのだろうと信じたい。心からそう祈りたい。

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

お礼は きちんと言おうね。 ネタバレ

投稿日:2022/02/13 レビュアー:ホラーは観ないKEN

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

最後が突然終わった感じでした。
日本人の感覚としては『きちんとお礼を言って お別れをしなきゃ』と思いますが、
モロッコでは違うのでしょうか?

このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています

モロッコの、ある特定妊婦の選択

投稿日:2022/02/06 レビュアー:daichan

美容師のサミアは予期せず妊娠してしまい、気づいた時には中絶できなくなっていた。モロッコで未婚の母はタブー。仕事はクビ、実家には相談できない。生まれてくる子を白い目と後ろ指が待っている。養子に出して素知らぬ顔で実家に帰ろう、そして結婚しよう、そう思ってカサブランカに出てきた。しかし臨月のホームレス・シングルマザーを雇ってくれるところはない。路上で途方にくれているサミアを小さなパン屋の女主人、アブラが目にとめる。しばしの葛藤の後、一晩だけの約束で家に招き入れる。アブラは夫を喪った悲しみに耐えながら小学生のワンダを育てている。
このあと、サミアがお産するまでいろいろある。美しい二人の女性の悲しみや不安、迷いと葛藤の表情をどアップのカメラが追いかけていく。演技もカメラもすごかった。すっかり感情移入してしまった。

このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています

モロッコ、彼女たちの朝

投稿日:2022/02/10 レビュアー:ラストシアター

妊娠中の女性は、イスラム社会では未婚の母は、タブーとされ職と住む場所を失い、カサブランカの街をさまよっていた

ある晩、幼い娘と小さなパン屋を営む女性が、路上にいた彼女を家に招いた

母娘二人と明るい女性との生活から、2人は新しい人生に歩み出す

素敵な作品

このレビューは気に入りましたか? 0人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 4件 / 全4件

モロッコ、彼女たちの朝

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:4件

対照的なふたりの女性それぞれの再生を描く

投稿日

2022/03/01

レビュアー

hinakksk

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 モロッコのカサブランカ、メディナ(旧市街地)が舞台とのことだが、曲がりくねった路地裏や活気ある街の賑わいはほとんど物語の背景に過ぎなくて、自分を律した慎ましい生活を表象するかのような質素な室内と、物語に時折り風と光を吹き込む屋上とが舞台になっている。モロッコ独特のパンやお菓子や料理の数々が興味深い。

 戒律の厳しい土地で未亡人となったアブラは、人々から後ろ指をさされないよう自分を殺して息をひそめるように生活し、小さなパン屋を営みながら小学生の娘ワルダを育てている。モロッコ社会では最大の禁忌である未婚のまま妊娠してしまったサミアが行く宛てなく街を彷徨うのを、同じ母親として見捨てておけず、1晩だけ家に泊めてやる。そして、さらに数日と引き延ばすうちに、娘ワルダがサミアと親密になっていくのを恐れて、ついに彼女を追い出してしまう。

 ママは酷い、冷たすぎるとワルダに責められたアブラは、出産するまでサミアを自宅に滞在させる決意をする。今まで世間の目を恐れて生きてきたアブラにとっては思い切った決断だった。それを後押ししたワルダの、何ものにも囚われない屈託のない澄んだ瞳が印象的だ。きっと未来は少しづつ変わっていくのかもしれないと思わせてくれる。素直で生き生きとしたワルダの存在がこの映画を明るくしている。

 美容師としても仕事のできるサミアは、料理やパン作りの腕も確かで、きちんとした家庭で育ったのだろうと思われる。事情は説明されていないが、社会の禁忌を犯してしまったとしても、サミアは悪びれたりせず、昂然と社会に挑むような姿勢を取っている。それでも生まれてくる子どもの幸せを願って、養子に出す覚悟もしている。サミアは、喜びも楽しみも女性らしさも抑圧して生きているアブラに、自分らしく心を開放して生きるべきだと強く迫る。アブラは、夫が亡くなって以来、必死に抑えてきた自分の本当の想いをサミアに語る。呪縛から解放されたアブラの流す涙が美しい。

 ついにサミアは出産するが、どうせ養子に出すのだからと名前もつけず、我が子の顔を見ることも、抱くことも、授乳することも拒絶する。今度はアブラが、どんな事情であれ、生まれてきた子どもに向き合うべきだと、母親としてサミアを諭す。支離に心を惑わせ迷いつつ、耐えきれずサミアは我が子を抱きしめ、アダムと名前をつける。(「アダム」という赤ん坊の名がこの映画の原題。新たな明日の始まりが仮託されているのだろうと思う。)サミアがどんな決断をしたのかは、この映画では描かれていない。けれど、きっとサミアもアダムも力強く生きていくのだろうと信じたい。心からそう祈りたい。

お礼は きちんと言おうね。

投稿日

2022/02/13

レビュアー

ホラーは観ないKEN

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

最後が突然終わった感じでした。
日本人の感覚としては『きちんとお礼を言って お別れをしなきゃ』と思いますが、
モロッコでは違うのでしょうか?

モロッコの、ある特定妊婦の選択

投稿日

2022/02/06

レビュアー

daichan

美容師のサミアは予期せず妊娠してしまい、気づいた時には中絶できなくなっていた。モロッコで未婚の母はタブー。仕事はクビ、実家には相談できない。生まれてくる子を白い目と後ろ指が待っている。養子に出して素知らぬ顔で実家に帰ろう、そして結婚しよう、そう思ってカサブランカに出てきた。しかし臨月のホームレス・シングルマザーを雇ってくれるところはない。路上で途方にくれているサミアを小さなパン屋の女主人、アブラが目にとめる。しばしの葛藤の後、一晩だけの約束で家に招き入れる。アブラは夫を喪った悲しみに耐えながら小学生のワンダを育てている。
このあと、サミアがお産するまでいろいろある。美しい二人の女性の悲しみや不安、迷いと葛藤の表情をどアップのカメラが追いかけていく。演技もカメラもすごかった。すっかり感情移入してしまった。

モロッコ、彼女たちの朝

投稿日

2022/02/10

レビュアー

ラストシアター

妊娠中の女性は、イスラム社会では未婚の母は、タブーとされ職と住む場所を失い、カサブランカの街をさまよっていた

ある晩、幼い娘と小さなパン屋を営む女性が、路上にいた彼女を家に招いた

母娘二人と明るい女性との生活から、2人は新しい人生に歩み出す

素敵な作品

1〜 4件 / 全4件