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明日の食卓

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明日の食卓 / 菅野美穂

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「明日の食卓」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

椰月美智子の同名ベストセラーを「64-ロクヨン-」「楽園」の瀬々敬久監督が菅野美穂、高畑充希、尾野真千子を主演に迎えて映画化した社会派ミステリー・ドラマ。同じ“石橋ユウ”という名前の息子を持つ3人の母親たちを主人公に、境遇はバラバラながらもそれなりに幸せだった3つの石橋家が、次第に不吉な結末に向けてそれぞれに歯車が狂い始めていくさまを緊張感あふれる筆致で描き出していく。神奈川県に住むフリーライターの石橋留美子は、10歳の長男・悠宇と次男の兄弟ゲンカに手を焼く日々。2つの仕事を掛け持ちする大阪のシングルマザー石橋加奈。忙しい彼女にとって、一人息子の勇だけが心の支えだった。静岡の専業主婦・石橋あすみにとって、10歳の優は聞き分けの良い自慢の息子だった。そんな3組の母子の日常に、やがて不穏な影が差し始めるのだったが…。 JAN:9999207495594

「明日の食卓」 の作品情報

作品情報

製作年: 2021年

「明日の食卓」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

監督: 瀬々敬久
出演: 菅野美穂

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ユーザーレビュー:2件

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3人の母の苦悩と葛藤

投稿日:2021/12/22 レビュアー:くまげらの森

(2021年制作)椰月美智子さんの小説『明日の食卓』を、瀬々敬久監督が映画化した。
冒頭に、男の子を突き飛ばしたり、馬乗りになって平手打ちをする母親らしき女性が映る。
ボヤけた映像で誰だかハッキリしない。
やがて男の子は動かなくなる。

同じ「石橋ユウ」という名前の小学3年生の息子を育てる3人の母親たちが描かれる。

神奈川県に住むフリーライターの石橋留美子(菅野美穂)は、長男・悠宇(ゆう)と次男の兄弟ゲンカに手を焼いていた。夫は家事にも子育てにも非協力的。
やがて夫が失業した事がわかり、留美子の仕事は増えてゆく。

大阪のシングルマザー石橋加奈(高畑充希)は、コンビニとクリーニング工場の仕事を掛け持ちしながら、一人息子の勇を育てていた。だが、ある日、彼女はクリーニング工場を首になる。
その上、弟に預金通帳を奪われてしまった。勇は親に心配をかけまいとする忍耐強い子だった。

静岡の専業主婦・石橋あすみ(尾野真千子)は、聞き分けの良い息子の優が自慢だった。
ところがある日、優がイジメをしていると電話がかかってきたことから、隠れた優の性格が顕になる。
認知症の祖母を「臭い、汚い!」と足蹴にし、父親をバカにした。
**********    **********   **********    **********

そして、イシバシユウ君が、母親によって殺害されたという報道が登場する。

どのイシバシユウ君だろうか?ここまで母親たちの夫の無理解や、
ワンオペ育児の限界で苦しむ母親、シングルマザーの貧困などを見てきて、
どのユウ君なのか気が気ではない。
もしかしたらそれは「私」だったのかもしれない。
「どこにでもいる」母親が起こしてしまった、「だれであってもおかしくない」虐待事件。
苛立ちと怒りの矛先はなぜ愛する子供たちに向けられていくのだろうか。

(個人的に危惧する事は、このような映画を観てまさに現在、子育てに難渋している人が、
絶望しかないなどとは考えないで欲しいと思う。)
泣く時があれば笑う時もある。映画は「希望」を伝えようとしている。和解がある。
明日、家族で笑顔で食卓を囲む日が来る。きつい作品ではあるが、それを感じ取ってほしい。

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虐待?貧困?モンスター予備軍の息子? ネタバレ

投稿日:2021/12/26 レビュアー:アーモンド

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2020年。監督:瀬々敬久。原作:椰月美智子の同名小説。

3人の母親の共通点は小学生の息子の名前が、
《石橋ゆう》なのです。
3人の母親の日常を淡々と描く前半1時間はやや退屈。
後半はそれぞれの問題点が噴出してきて、驚く展開です。

石橋留美子(菅野美穂)=神奈川県在住。
…………………2人の小学生の男の子の母だが、フリーライターの仕事を生き甲斐としてる。
石橋加奈(高畑充希)=大阪在住。
…………………離婚して一人息子のゆうを育てる働き詰めのシングルマザー。明るい。
石橋あすみ(尾野真千子)=静岡在住。
…………………地元の名家に生まれた年下の夫と、小5の息子と実家の敷地に住む専業主婦。

3人の母親は交わることはありません。
椰月美智子さんの同名原作では、
菅野美穂演じる瑠美子が子供を叱りつけて、
激しく殴る虐待シーンから始まっているそうです。
前半を3人の母親の紹介に当てていますので、退屈などこにでもいそうな母親の日常に、
私は共感も特に持てずにいました。

高畑充希さんが演じる加奈が寝る間も惜しんで働くシングルマザーで、
明るく健気で他人にも母親にも頼らず頑張ってて一番応援して観てました。

後半になり、
あすみの息子は、友達を利用して(殴らせたり、それを自らは手を下さない)
「人を動かすのは面白い」とうそぶく性悪ぶりを現して、問題児化して行きます。
母家に住む姑(真行寺君枝)は、庭で用を足す・・・それを知るのは息子のゆうだけなのです。
姑は認知症が進行しています。
あすみは私からみても、かなり鈍いですね。
嫌いな姑でも、日々のゴミ出しをしてるか?してないか?
を、知らないなんて、到底理解できません。
あすみの夫が、母家へ全く出入りしてない・・・これもあり得ないですね。
家族揃ってボンクラですね。
息子の異変にも気付かない《あすみ》です。

留美子は野心家だと思います。
ともかくライターとして頭角を現したい。
本音はは家庭(夫より子供より、仕事が大事・・・)
ヤンチャな息子2人に手を焼いて、怒鳴りまくりますし、カメラマンの夫が失職すると、
カメラを壊してしまう程、抑制のきかないところがあります。

この映画の弱点は、
「あなただって、もしかしたら子供を虐待死させるかもしれない!!」
これが隠しテーマ・・・なのですが、
仮定にしかなってないのが、弱いと思います。
モンスター予備軍のあすみの息子も、結局、なんの解決もつかないですし、
加奈の貧しさも、この先ずっとずっと続くのでしょうし・・・
加奈さん、切ないですね。
子供の靴は来年ははもう履けないのです。
日々の成長。すべてお金が掛かります。
加奈さんに幸有れ・・・そう願わずにはいられませんでした。

たとえライターの留美子が、虐待死をさせた母親を取材して、いいルポルタージュを
書いたところで、何も解決しないのは確かです。
なんか虚しい映画・・・でした。

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3人の母の苦悩と葛藤

投稿日

2021/12/22

レビュアー

くまげらの森

(2021年制作)椰月美智子さんの小説『明日の食卓』を、瀬々敬久監督が映画化した。
冒頭に、男の子を突き飛ばしたり、馬乗りになって平手打ちをする母親らしき女性が映る。
ボヤけた映像で誰だかハッキリしない。
やがて男の子は動かなくなる。

同じ「石橋ユウ」という名前の小学3年生の息子を育てる3人の母親たちが描かれる。

神奈川県に住むフリーライターの石橋留美子(菅野美穂)は、長男・悠宇(ゆう)と次男の兄弟ゲンカに手を焼いていた。夫は家事にも子育てにも非協力的。
やがて夫が失業した事がわかり、留美子の仕事は増えてゆく。

大阪のシングルマザー石橋加奈(高畑充希)は、コンビニとクリーニング工場の仕事を掛け持ちしながら、一人息子の勇を育てていた。だが、ある日、彼女はクリーニング工場を首になる。
その上、弟に預金通帳を奪われてしまった。勇は親に心配をかけまいとする忍耐強い子だった。

静岡の専業主婦・石橋あすみ(尾野真千子)は、聞き分けの良い息子の優が自慢だった。
ところがある日、優がイジメをしていると電話がかかってきたことから、隠れた優の性格が顕になる。
認知症の祖母を「臭い、汚い!」と足蹴にし、父親をバカにした。
**********    **********   **********    **********

そして、イシバシユウ君が、母親によって殺害されたという報道が登場する。

どのイシバシユウ君だろうか?ここまで母親たちの夫の無理解や、
ワンオペ育児の限界で苦しむ母親、シングルマザーの貧困などを見てきて、
どのユウ君なのか気が気ではない。
もしかしたらそれは「私」だったのかもしれない。
「どこにでもいる」母親が起こしてしまった、「だれであってもおかしくない」虐待事件。
苛立ちと怒りの矛先はなぜ愛する子供たちに向けられていくのだろうか。

(個人的に危惧する事は、このような映画を観てまさに現在、子育てに難渋している人が、
絶望しかないなどとは考えないで欲しいと思う。)
泣く時があれば笑う時もある。映画は「希望」を伝えようとしている。和解がある。
明日、家族で笑顔で食卓を囲む日が来る。きつい作品ではあるが、それを感じ取ってほしい。

虐待?貧困?モンスター予備軍の息子?

投稿日

2021/12/26

レビュアー

アーモンド

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2020年。監督:瀬々敬久。原作:椰月美智子の同名小説。

3人の母親の共通点は小学生の息子の名前が、
《石橋ゆう》なのです。
3人の母親の日常を淡々と描く前半1時間はやや退屈。
後半はそれぞれの問題点が噴出してきて、驚く展開です。

石橋留美子(菅野美穂)=神奈川県在住。
…………………2人の小学生の男の子の母だが、フリーライターの仕事を生き甲斐としてる。
石橋加奈(高畑充希)=大阪在住。
…………………離婚して一人息子のゆうを育てる働き詰めのシングルマザー。明るい。
石橋あすみ(尾野真千子)=静岡在住。
…………………地元の名家に生まれた年下の夫と、小5の息子と実家の敷地に住む専業主婦。

3人の母親は交わることはありません。
椰月美智子さんの同名原作では、
菅野美穂演じる瑠美子が子供を叱りつけて、
激しく殴る虐待シーンから始まっているそうです。
前半を3人の母親の紹介に当てていますので、退屈などこにでもいそうな母親の日常に、
私は共感も特に持てずにいました。

高畑充希さんが演じる加奈が寝る間も惜しんで働くシングルマザーで、
明るく健気で他人にも母親にも頼らず頑張ってて一番応援して観てました。

後半になり、
あすみの息子は、友達を利用して(殴らせたり、それを自らは手を下さない)
「人を動かすのは面白い」とうそぶく性悪ぶりを現して、問題児化して行きます。
母家に住む姑(真行寺君枝)は、庭で用を足す・・・それを知るのは息子のゆうだけなのです。
姑は認知症が進行しています。
あすみは私からみても、かなり鈍いですね。
嫌いな姑でも、日々のゴミ出しをしてるか?してないか?
を、知らないなんて、到底理解できません。
あすみの夫が、母家へ全く出入りしてない・・・これもあり得ないですね。
家族揃ってボンクラですね。
息子の異変にも気付かない《あすみ》です。

留美子は野心家だと思います。
ともかくライターとして頭角を現したい。
本音はは家庭(夫より子供より、仕事が大事・・・)
ヤンチャな息子2人に手を焼いて、怒鳴りまくりますし、カメラマンの夫が失職すると、
カメラを壊してしまう程、抑制のきかないところがあります。

この映画の弱点は、
「あなただって、もしかしたら子供を虐待死させるかもしれない!!」
これが隠しテーマ・・・なのですが、
仮定にしかなってないのが、弱いと思います。
モンスター予備軍のあすみの息子も、結局、なんの解決もつかないですし、
加奈の貧しさも、この先ずっとずっと続くのでしょうし・・・
加奈さん、切ないですね。
子供の靴は来年ははもう履けないのです。
日々の成長。すべてお金が掛かります。
加奈さんに幸有れ・・・そう願わずにはいられませんでした。

たとえライターの留美子が、虐待死をさせた母親を取材して、いいルポルタージュを
書いたところで、何も解決しないのは確かです。
なんか虚しい映画・・・でした。

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