すべてが変わった日 / ダイアン・レイン
すべてが変わった日
/トーマス・ベズーチャ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(17)
解説・ストーリー
ダイアン・レインとケヴィン・コスナーがDV家族のもとから幼い孫を奪還しようとする祖父母夫婦を演じるサスペンス・ドラマ。共演はレスリー・マンヴィル、ケイリー・カーター。監督は「幸せのポートレート」のトーマス・ベズーチャ。1963年、モンタナ州。元保安官のジョージと妻のマーガレットは、息子夫婦と生まれたばかりの孫ジミーと幸せに暮らしていた。しかし息子はある日、落馬事故で帰らぬ人となってしまう。3年後、息子の妻だったローナはドニー・ウィーボーイという若者と再婚、ジミーとともに町を出てノースダコタ州にあるドニーの実家へ行ってしまう。しかしドニーがローナに暴力を振るう現場を目撃したマーガレットは、渋るジョージを押し切り、2人でローナとジミーを取り戻す旅へと出るのだったが…。 JAN:4988102994204
ダイアン・レインとケヴィン・コスナーがDV家族のもとから幼い孫を奪還しようとする祖父母夫婦を演じるサスペンス・ドラマ。共演はレスリー・マンヴィル、ケイリー・カーター。監督は「幸せのポートレート」のトーマス・ベズーチャ。1963年、モンタナ州。元保安官のジョージと妻のマーガレットは、息子夫婦と生まれたばかりの孫ジミーと幸せに暮らしていた。しかし息子はある日、落馬事故で帰らぬ人となってしまう。3年後、息子の妻だったローナはドニー・ウィーボーイという若者と再婚、ジミーとともに町を出てノースダコタ州にあるドニーの実家へ行ってしまう。しかしドニーがローナに暴力を振るう現場を目撃したマーガレットは、渋るジョージを押し切り、2人でローナとジミーを取り戻す旅へと出るのだったが…。 JAN:4988102994204
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「すべてが変わった日」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ダイアン・レインとケヴィン・コスナーがDV家族のもとから幼い孫を奪還しようとする祖父母夫婦を演じるサスペンス・ドラマ。共演はレスリー・マンヴィル、ケイリー・カーター。監督は「幸せのポートレート」のトーマス・ベズーチャ。1963年、モンタナ州。元保安官のジョージと妻のマーガレットは、息子夫婦と生まれたばかりの孫ジミーと幸せに暮らしていた。しかし息子はある日、落馬事故で帰らぬ人となってしまう。3年後、息子の妻だったローナはドニー・ウィーボーイという若者と再婚、ジミーとともに町を出てノースダコタ州にあるドニーの実家へ行ってしまう。しかしドニーがローナに暴力を振るう現場を目撃したマーガレットは、渋るジョージを押し切り、2人でローナとジミーを取り戻す旅へと出るのだったが…。 JAN:4988102994204
「すべてが変わった日」 の作品情報
「すべてが変わった日」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
すべてが変わった日の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
GNBR8638 |
2022年01月07日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
0人
|
0人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
すべてが変わった日の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
GNBR8638 |
2022年01月07日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
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英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
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ユーザーレビュー:17件
名優2人(ケビンとダイアン)の魅力に、筋の荒さが帳消しに(笑)
投稿日:2022/01/03
レビュアー:アーモンド
ケビン・コスナーとダイアン・レイン。
上手に歳を重ねましたね。いぶし銀の魅力です。
映画は無法者をこらしめる元保安官夫婦・・・。
西部劇テイストのスリラー。
1963年。モンタナで牧場経営をするジョージ(ケビン・コスナー)と、
マーガレット(ダイアン・レイン)の老夫婦。
不慮の事故で一人息子を亡くして3年後。
嫁のローナは孫のジミーを連れて再婚する。
相手のドニー・ウィーボーイがローナとジミーに手をあげるのを目撃したマーガレット。
訪ねて行くと3人はドニーの実家のあるノースダコタ州へ越してしまっていた。
「ジミーを取り返す」
言い出したら聞かないマーガレット。
渋々だが優しく従うジョージ。
この映画、主演はダイアン・レインなんですよ。
じゃじゃ馬の美しい妻にメロメロのジョージ。
寡黙だけど、妻の望みは、絶対に叶える・・・ケビン・コスナーが渋くて最高です。
(やはり究極のボディガード役)
ノースダコタへの道中もロードムービー風。
景色もお2人も、絵になる絵になる。
2人を観てるだけで十分に幸せな気分です。
ところが再婚相手のドニーの実家。
ドニーの母親ブランチ・ウィーボーイ(レスリー・マンビル)は、一族のゴッド・マザー。
4人のならず者の息子を、暴力と支配力で意のままに操るブランチ。
ウィーボーイ家は狂気の館。
孫のジミーは完璧に萎縮して痩せ細っている。
嫁のローナは、「逃げたらブランチに殺される」と怯える。
この辺りから、物語が急激に動き出す。
ゴッドマザーのブランチは、ジョージを威圧し脅す・・・恐ろしい暴力で・・・。
ブランチは町の保安官まで手なずけて、ジョージとマーガレットは絶体絶命!!
ここからは怒涛の展開。
炎と血のバイオレンス!!
ショットガンが炸裂する!!
(裸馬に乗るマーガレットと従者のような先住民ピーター。)
(どこまでも西部劇です。)
終わってみれば、これで本当に良かったの?
これで幸せになれるの?
ラストに呆気に取られ茫然!!
てなことは、もうどうでも良くなっています(笑)
それだけ名優、ダイアン・レインとケビン・コスナーの自然な演技が素晴らしい。
2020年(アメリカ)
監督は「幸せのポートレート」のトーマス・べズーチャ。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
殺伐とした荒野にて、孫を取り戻すために戦う夫婦
ダイアン・レインの老け方が上手だった。
ケビン・コスナーはさすがにお爺さんになったなぁ、と思ったが
でもやっぱりこの方は年をとっても素敵。
モンタナで親子3代で暮らすブラックリッジ家に突然息子の死という悲劇が。
3年後、嫁のローナはドニー・ウィーボーイと再婚し、ブラックリッジ家を離れる。
ドニーの暴力的な行為を目撃したマーガレット(ダイアン)は
孫のジミーを自分たちの手で育てたいと強く願い
渋る夫(ケビン)を説得し、遠くノースダコタまで車を走らせるのだ。
前半は、夫婦の旅のロードムービーなのかな、と思わせておいて
とんでもない、そんな甘いものではなかった。
後半は怒涛のバイオレンスと化していく。
ハラハラして目を背けたくなるシーンも!
人を傷つけてまで、ローナとジミーを手放さないウィーボーイ家の鬼ババァ・ブランチ。
彼女のその意図が全く判らなかった。
そうすることで何かメリットがあるのだろうか?
息子たちは鬼ババァのいいなりで
おまけに怪しい雰囲気の弟(ドニーの叔父)までいるこの一家。
絶対に孫を取り戻さなければ!という気持ちが悲劇を産む。
暗く重い話ながらも、終始引き込まれた。
ケビンとダイアンの重厚な演技が光っていた。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
後半になるに従ってバイオレンス映画へと変貌する
主演のダイアン・レインもケビン・コスナーも好きな俳優なので、この映画を観ないという選択肢はなかったのだけれど、後半は苦手なバイオレンス映画へと変わってしまって、気分がすごく落ち込んでしまう。馬の安楽死の場面があるというだけでも嫌なのに、その方法さえもトラウマになってしまいそうだ。「壮絶な暴力」と解説にあって、最近やっと恐る恐る観た、アクションに近い「Mrノーバディ」なんかよりも、この映画の方がある意味ずっと陰湿な暴力で、凄惨で残酷だ。
ふたりが演じるブラックリッジ夫妻は、苦楽を共にし歳を重ねて、互いを理解し合っている、とても素敵な初老の夫婦。特にケビン・コスナーは、愛情深く、落ち着きがあり、冷静な判断のできる夫ジョージを自然体で演じ、じつに渋い。ところが、妻マーガレットの人物像や自分中心の考え方や思い込みの強い行動には全く共感できない。それなのに演じているダイアン・レイン自身はとても綺麗で魅力的で惹きつけられてしまうので、好演しているのに、観ている方は両極の印象に引き裂かれて、落ち着けない。
牧場を経営するブラックリッジ一家は、夫妻と息子ジェームズ、その妻ローナ、生まれて間もない赤ちゃんと幸せに暮らしている。ところが息子のジェームズが落馬事故で死亡、その3年後にローナは、どこか素性の怪しげなドニーという青年と3歳になった息子のジミーを連れて再婚してしまう。お湯が熱すぎるとローナを咎めて、彼女の手から赤ちゃんを取り上げ自分で沐浴させるような、孫を溺愛するお節介な義母のいる家で、夫亡き後一緒に暮らすのはローナにとってさぞかし窮屈だったのではないだろうか。マーガレットにはそういった自省の念など全くない。
偶然ドニーがジミーとローナに暴力を振るう場面を目撃しても、マーガレットの念頭にあるのは、孫のジミーを取り戻すということだけで、母親ローナのことを思いやったりはしない。(映画のこんな結末では、ローナは果たしてこれから幸せに暮らせるのだろうか。)義実家に挨拶もなくドニー一家が転居してしまったので、マーガレットは孫のジミーを義父の暴力から救い出さなければと夫に力説し、最初は諫めたジョージも、絶対取り戻すという妻の熱意に根負けしてしまう。ドニーの実家にたどり着くまでの道中は、雄大な自然風景が美しく、比較的穏やかに進行する。
ところが次第に不気味な気配が漂うようになり、はるばるモンタナ州から訪れたノースダコタのドニーの実家は殺伐として、異常とも思える高圧的な母親ブランチが屈強な男たちを従えて君臨する、狂気と暴力に支配された家だった。逃げ出したりしたらブランチに殺されてしまうとローナは怯えている。ジミーをこの家から救い出すには、暴力には暴力でという展開にならざるを得ない。反対していたジョージも否応なしに巻き込まれ、むしろ積極的に関わるようになっていく。
母親の存在を無視して幼い孫を取り戻そうとしたマーガレットの行動が、破滅的な暴力による決着になってしまうことに、何となく釈然としない気分になる。親権をめぐる裁判などではなく、暴力というシンプルな形で、この映画もまた、どんな手段を使っても家族を守ろうとする犠牲的で英雄的な父親像を示したかったのだろうか。もやもやとした思いが残る。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ケビンはまだクリントほど歳とってない
まあまあ面白かった。けっこう引き込まれたし、最後までどうなるのかなって心配しながら観た。
演出がよかったと思う。
ケビンもダイアンもよかった。
プロットは簡単。
牧場経営みたいなことで余生をすごしていたダイアンとケビンの間には息子がひとりしかいなくて、その息子はあんまり頭のよくない嫁をもらって、子どもが生まれた直後に馬から落ちて死んだ。で、未亡人となった嫁は何をやってもうまくできず、ドジる度にダイアンから小言を言われるので家を出るためならだれでもいいやとおかしな男と再婚した。で、その再婚相手はDV夫で、ダイアンとケビンには挨拶せずに嫁と孫を連れて実家に帰ってしまった。
ダイアンは嫁の再婚相手がDV夫だと知っていたので孫が心配でたまらない。
で、嫁と孫の足取りを追うことにし、ケビンもこれにしたがった。
DV夫の実家はどんでもない自己中ババアがバカ息子3人をテコにつかうひどい家だった。
ケビンとダイアンは嫁と孫を救出するべくがんばるのだが、相手は常識もくそもない暴力ババア一家で大変なことになる・・・という感じ。
頭のおかしいアメリカ人の話と言ってしまえばそれまでだが、ラストには溜飲もさがる。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
キャストでもってる
ダイアンレインとケビンコスナーでなかったら、ちょっといただけないかも。
楽しくはなれない映画です。
おばあちゃん役になっちゃったんだなぁ。
なんかさみしい。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
名優2人(ケビンとダイアン)の魅力に、筋の荒さが帳消しに(笑)
投稿日
2022/01/03
レビュアー
アーモンド
ケビン・コスナーとダイアン・レイン。
上手に歳を重ねましたね。いぶし銀の魅力です。
映画は無法者をこらしめる元保安官夫婦・・・。
西部劇テイストのスリラー。
1963年。モンタナで牧場経営をするジョージ(ケビン・コスナー)と、
マーガレット(ダイアン・レイン)の老夫婦。
不慮の事故で一人息子を亡くして3年後。
嫁のローナは孫のジミーを連れて再婚する。
相手のドニー・ウィーボーイがローナとジミーに手をあげるのを目撃したマーガレット。
訪ねて行くと3人はドニーの実家のあるノースダコタ州へ越してしまっていた。
「ジミーを取り返す」
言い出したら聞かないマーガレット。
渋々だが優しく従うジョージ。
この映画、主演はダイアン・レインなんですよ。
じゃじゃ馬の美しい妻にメロメロのジョージ。
寡黙だけど、妻の望みは、絶対に叶える・・・ケビン・コスナーが渋くて最高です。
(やはり究極のボディガード役)
ノースダコタへの道中もロードムービー風。
景色もお2人も、絵になる絵になる。
2人を観てるだけで十分に幸せな気分です。
ところが再婚相手のドニーの実家。
ドニーの母親ブランチ・ウィーボーイ(レスリー・マンビル)は、一族のゴッド・マザー。
4人のならず者の息子を、暴力と支配力で意のままに操るブランチ。
ウィーボーイ家は狂気の館。
孫のジミーは完璧に萎縮して痩せ細っている。
嫁のローナは、「逃げたらブランチに殺される」と怯える。
この辺りから、物語が急激に動き出す。
ゴッドマザーのブランチは、ジョージを威圧し脅す・・・恐ろしい暴力で・・・。
ブランチは町の保安官まで手なずけて、ジョージとマーガレットは絶体絶命!!
ここからは怒涛の展開。
炎と血のバイオレンス!!
ショットガンが炸裂する!!
(裸馬に乗るマーガレットと従者のような先住民ピーター。)
(どこまでも西部劇です。)
終わってみれば、これで本当に良かったの?
これで幸せになれるの?
ラストに呆気に取られ茫然!!
てなことは、もうどうでも良くなっています(笑)
それだけ名優、ダイアン・レインとケビン・コスナーの自然な演技が素晴らしい。
2020年(アメリカ)
監督は「幸せのポートレート」のトーマス・べズーチャ。
殺伐とした荒野にて、孫を取り戻すために戦う夫婦
投稿日
2022/03/11
レビュアー
飛べない魔女
ダイアン・レインの老け方が上手だった。
ケビン・コスナーはさすがにお爺さんになったなぁ、と思ったが
でもやっぱりこの方は年をとっても素敵。
モンタナで親子3代で暮らすブラックリッジ家に突然息子の死という悲劇が。
3年後、嫁のローナはドニー・ウィーボーイと再婚し、ブラックリッジ家を離れる。
ドニーの暴力的な行為を目撃したマーガレット(ダイアン)は
孫のジミーを自分たちの手で育てたいと強く願い
渋る夫(ケビン)を説得し、遠くノースダコタまで車を走らせるのだ。
前半は、夫婦の旅のロードムービーなのかな、と思わせておいて
とんでもない、そんな甘いものではなかった。
後半は怒涛のバイオレンスと化していく。
ハラハラして目を背けたくなるシーンも!
人を傷つけてまで、ローナとジミーを手放さないウィーボーイ家の鬼ババァ・ブランチ。
彼女のその意図が全く判らなかった。
そうすることで何かメリットがあるのだろうか?
息子たちは鬼ババァのいいなりで
おまけに怪しい雰囲気の弟(ドニーの叔父)までいるこの一家。
絶対に孫を取り戻さなければ!という気持ちが悲劇を産む。
暗く重い話ながらも、終始引き込まれた。
ケビンとダイアンの重厚な演技が光っていた。
後半になるに従ってバイオレンス映画へと変貌する
投稿日
2022/02/07
レビュアー
hinakksk
主演のダイアン・レインもケビン・コスナーも好きな俳優なので、この映画を観ないという選択肢はなかったのだけれど、後半は苦手なバイオレンス映画へと変わってしまって、気分がすごく落ち込んでしまう。馬の安楽死の場面があるというだけでも嫌なのに、その方法さえもトラウマになってしまいそうだ。「壮絶な暴力」と解説にあって、最近やっと恐る恐る観た、アクションに近い「Mrノーバディ」なんかよりも、この映画の方がある意味ずっと陰湿な暴力で、凄惨で残酷だ。
ふたりが演じるブラックリッジ夫妻は、苦楽を共にし歳を重ねて、互いを理解し合っている、とても素敵な初老の夫婦。特にケビン・コスナーは、愛情深く、落ち着きがあり、冷静な判断のできる夫ジョージを自然体で演じ、じつに渋い。ところが、妻マーガレットの人物像や自分中心の考え方や思い込みの強い行動には全く共感できない。それなのに演じているダイアン・レイン自身はとても綺麗で魅力的で惹きつけられてしまうので、好演しているのに、観ている方は両極の印象に引き裂かれて、落ち着けない。
牧場を経営するブラックリッジ一家は、夫妻と息子ジェームズ、その妻ローナ、生まれて間もない赤ちゃんと幸せに暮らしている。ところが息子のジェームズが落馬事故で死亡、その3年後にローナは、どこか素性の怪しげなドニーという青年と3歳になった息子のジミーを連れて再婚してしまう。お湯が熱すぎるとローナを咎めて、彼女の手から赤ちゃんを取り上げ自分で沐浴させるような、孫を溺愛するお節介な義母のいる家で、夫亡き後一緒に暮らすのはローナにとってさぞかし窮屈だったのではないだろうか。マーガレットにはそういった自省の念など全くない。
偶然ドニーがジミーとローナに暴力を振るう場面を目撃しても、マーガレットの念頭にあるのは、孫のジミーを取り戻すということだけで、母親ローナのことを思いやったりはしない。(映画のこんな結末では、ローナは果たしてこれから幸せに暮らせるのだろうか。)義実家に挨拶もなくドニー一家が転居してしまったので、マーガレットは孫のジミーを義父の暴力から救い出さなければと夫に力説し、最初は諫めたジョージも、絶対取り戻すという妻の熱意に根負けしてしまう。ドニーの実家にたどり着くまでの道中は、雄大な自然風景が美しく、比較的穏やかに進行する。
ところが次第に不気味な気配が漂うようになり、はるばるモンタナ州から訪れたノースダコタのドニーの実家は殺伐として、異常とも思える高圧的な母親ブランチが屈強な男たちを従えて君臨する、狂気と暴力に支配された家だった。逃げ出したりしたらブランチに殺されてしまうとローナは怯えている。ジミーをこの家から救い出すには、暴力には暴力でという展開にならざるを得ない。反対していたジョージも否応なしに巻き込まれ、むしろ積極的に関わるようになっていく。
母親の存在を無視して幼い孫を取り戻そうとしたマーガレットの行動が、破滅的な暴力による決着になってしまうことに、何となく釈然としない気分になる。親権をめぐる裁判などではなく、暴力というシンプルな形で、この映画もまた、どんな手段を使っても家族を守ろうとする犠牲的で英雄的な父親像を示したかったのだろうか。もやもやとした思いが残る。
ケビンはまだクリントほど歳とってない
投稿日
2022/06/23
レビュアー
勇光
まあまあ面白かった。けっこう引き込まれたし、最後までどうなるのかなって心配しながら観た。
演出がよかったと思う。
ケビンもダイアンもよかった。
プロットは簡単。
牧場経営みたいなことで余生をすごしていたダイアンとケビンの間には息子がひとりしかいなくて、その息子はあんまり頭のよくない嫁をもらって、子どもが生まれた直後に馬から落ちて死んだ。で、未亡人となった嫁は何をやってもうまくできず、ドジる度にダイアンから小言を言われるので家を出るためならだれでもいいやとおかしな男と再婚した。で、その再婚相手はDV夫で、ダイアンとケビンには挨拶せずに嫁と孫を連れて実家に帰ってしまった。
ダイアンは嫁の再婚相手がDV夫だと知っていたので孫が心配でたまらない。
で、嫁と孫の足取りを追うことにし、ケビンもこれにしたがった。
DV夫の実家はどんでもない自己中ババアがバカ息子3人をテコにつかうひどい家だった。
ケビンとダイアンは嫁と孫を救出するべくがんばるのだが、相手は常識もくそもない暴力ババア一家で大変なことになる・・・という感じ。
頭のおかしいアメリカ人の話と言ってしまえばそれまでだが、ラストには溜飲もさがる。
キャストでもってる
投稿日
2022/01/30
レビュアー
tsubaki
ダイアンレインとケビンコスナーでなかったら、ちょっといただけないかも。
楽しくはなれない映画です。
おばあちゃん役になっちゃったんだなぁ。
なんかさみしい。
新規登録で
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