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プロミシング・ヤング・ウーマン

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プロミシング・ヤング・ウーマン / キャリー・マリガン

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準新作

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「プロミシング・ヤング・ウーマン」 の解説・あらすじ・ストーリー

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準新作

解説・ストーリー

これが長編デビューとなるエメラルド・フェネル監督が自ら脚本も手掛け、アカデミー脚本賞をはじめ数々の映画賞に輝いた衝撃の復讐サスペンス。夜ごとバーで酔ったフリをしては近づいてきた男たちに正義の裁きを下す元医大生のヒロインによる謎めいた復讐劇の行方を描く。主演はキャリー・マリガン。元医大生のキャシー。かつては輝かしい未来が約束されていたはずの彼女だったが、ある事件をきっかけに医大を中退し、今ではカフェの店員として平凡な日々を送っていた。その一方で、夜ごとバーに繰り出し、泥酔したフリをしては、良からぬ企みで寄って来た男たちに容赦なく鉄槌を下すという過激な行動を繰り返していた。そんなある日、カフェで大学時代の同級生で小児科医となったライアンと偶然の再会を果たすキャシーだったが…。 JAN:4550510000169

「プロミシング・ヤング・ウーマン」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

原題:

PROMISING YOUNG WOMAN

「プロミシング・ヤング・ウーマン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

ぼくとアールと彼女のさよなら<特別編>

ルーム・アップステアーズ 空き部屋あります

ヘルベンダーズ 地獄のエクソシスト

ドライヴ

ユーザーレビュー:19件

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1〜 5件 / 全19件

罪と向き合う事から逃げる男

投稿日:2022/01/07 レビュアー:くまげらの森

(2020年制作・イギリス・アメリカ)監督・脚本、エメラルド・フェネル
『プロミシングヤングウーマン』というタイトルは、
医学生で前途有望だったキャシーが、友ニーナの事件により中退し、約束されていた未来を失った女性との意味だと思っていたが、
実はアメリカの法律用語に「プロミシングヤングマン=前途有望な若者(男性)」があり、
男性を裁判の場で擁護する際に、有望な若者だからと女性に不利な判決が出ても容認される土壌があった、それに対する皮肉だったわけですね。


さて、本作は驚くべき脚本です。序盤はややぬるい印象も、次々と予想を破ってゆく、
ある意味「必殺仕置人」のような流れで、痛快でありながら、後味としてはなんともやるせない、
痛みに満ちた結末です。
ツタヤさんの「レイプされて自死したニーナのため、夜ごとバーに繰り出し、泥酔したフリをしては、寄って来た男たちに容赦なく鉄槌を下す」という文章から、
私など男がグチャグチャにやられるのを期待したのですが、復讐シーンは一切描かれない。そのものズバリの描写は避けている。、大学時代の事件についても回想シーンは登場しない。観客の想像力に委ねるやり方ではあるが、肩透かし感もあるにはある。

生前のニーナがどういう人間だったか一切描かれないのは(復讐の主体であるニーナの)
感情が不明で、ことさらキャシーの不安定さが浮き彫りになるのである。
関わった友人、学校関係、弁護士までキャシーは訪問し、なぜ助けなかったかと巧妙な仕掛けで追求するが、実際は傷つけはしないのである。

しかし、ついに本丸、レイプ主犯アル・モンローの登場である。
キャシーはナース服に身を包んで、(毒薬を仕込んだ注射をカバンに)最後の復讐に乗り出す。
ここから特に面白いので詳しく書かないが、裏切られた感ハンパない展開は、背中にジットリ汗をかいた。そして、その結論は賛否あるだろう。
あの終わり方ではひとつも解決しないと私は思う。が、エンタメとして快哉を叫ぶばかりがやり方でないと監督の思惑も見え隠れする。
本音では何も悪いと思っていない、どうしようもないある種の男たち。
結果的に見逃してしまっている周囲の人間。
大学時代も、数年を経た現在も男たちが見せる態度は、唾棄すべきものではあるが
けっして絵空事ではない。今の時代に強烈に沁みる作品である。

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『鉄槌女』もうひとつの解釈 ネタバレ

投稿日:2022/01/07 レビュアー:くまげらの森

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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本作は、「下心あって近寄ってくる男に鉄槌を下す」とのキャッチコピーなので
そう思って期待して観ても、実は、そういう場面はないのですね。
「ハサミを持ってるかもよ」で男は逃げ出しますし。笑。
どのように「鉄槌を下したか」観賞者の想像に任されている。どう想像しても自由だ。笑。
それに、度々そのような事をしているわりに、警察沙汰にもならないし、「サイコだ」と
噂されるだけである。

【注・ネタバレしてます。くれぐれも観賞後にお読み下さい。】

私の感想ですが、実は彼女は鉄槌なんか下してないと思うんですよ。
無力だった弁護士や学校を彼女は追求します。
けれども、自分はどうだったんですか。親友だったニーナの事件の時、そばにはいなく
その後支えになろうとするも彼女は自殺してしまった。
一番、自分を責めているのではないでしょうか。自分の不甲斐なさを・・。
10年・・彼女は自分も死んでしまおうと何度もリストカットしたに違いありません。
そして、どのように死んだら効果的か、モンローに殺されたのは予定通りだったのです!
あれは自殺だったのです!
コーヒーショップのママに渡したネックレスの半片。弁護士への詳細な手紙。
自分の体は跡形もなく無くなっても、モンローの罪だけは断罪する。
この、女性の自己犠牲を美しく描くみたいな終わり方は、気が滅入るだけだけど、
死にたかった彼女のようやく成就できた願いだと思えば、ひとつの贖罪だと認めて
彼女の魂の平安を願うばかりです。
もう両親も悲しいし、悲劇の連鎖は終わってほしいです。
あと、30過ぎてる彼女の部屋や洋服はどうしてあんなにポップでガーリー風で
可愛いのでしょうか。きっと、小さい時から親友だったニーナの亡くなった時のままなんでしょうね。

このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています

紳士たちが震え上がる、怖い映画!!

投稿日:2022/01/01 レビュアー:アーモンド

多少、やり過ぎ感はあると思います。
(女が男にとってすべて被害者とは限りませんから・・・)
この映画の突出して破壊的なのは、ラストの展開だと思う。
ラストには一切触れませんので、ご安心ください。

前途有望な若い女性・・・「プロミシング・ヤング・ウーマン」の日本語訳です。
主人公のキャシー(キャリー・マリガン)は、泥酔した親友のニーナがレイプされて、
その結果、自殺してしまったのです。
前途有望な医大生だったキャシーとニーナ。
ニーナはその事件で心を病み、キャシーは医学部を中退してニーナのサポートに
当たりました。
そして10年。
とあるカフェの店員として、やる気なく働くニーナ。
そして夜な夜な、泥酔して前後不覚を演じて、お持ち帰り男について行きます。
そして突然豹変して、お持ち帰り男を制裁するのが日課となってます。
(人畜無害的な男を選びますが、危険な行為ですね)

キャシーは金髪の手入れの良い巻き毛。
パステルカラーのワンピース。
住んでいる両親の家も、ロココ調のヨーロッパ的インテリア。
男を安心させる従順を感じさせる容姿。
砂糖菓子みたいに甘くて、無邪気な女にキャシーは見えます。
キャンディを舐めてるキャシー。
明るいBGM。ポップな映像。

友人コニー。
医大生の友だちにレイプされ、動画に撮られ仲間に配信されていた。
こんな「泥酔してレイプ事件」
一週間に1回から2回あるありふれた案件・・・なんですって!

10年も1日たりと親友のニーナを忘れないキャシー。
同情のあまり、我を忘れてるのかもしれません。
この映画は、女を貶める男たちへの「復讐」の映画です。
《あの時俺はまだ若くて、ホントに悪ガキだった》
《深い考えなんかなかった》
《あったのは欲望。欲望が理性に勝った》

ラストは観る人が男か?女か?で大きく変わると思います。
2020年(アメリカ)監督は女性で、女優でもある38歳のエメラルド・フェネル。
製作にマーゴット・ロビー。
〉ウーマン・パワーが実を結び、ハリウッドを揺るがす、記念すべき作品が誕生した。
キャシーは「ゴーンガール」のエイミーに匹敵するほど、怖かったです。
更に捨て身の人間は、本当に怖い!!

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究極の復讐劇場 ネタバレ

投稿日:2022/01/18 レビュアー:飛べない魔女

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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いやはや、これは面白かった。

最初は、『将来を約束された若き女性』であったはずの
主人公のキャシーが、何故に夜な夜なこんなことをするのか
とても不可解だったけど
次第にその理由が明らかになるにつれて
やっぱこの女性、相当病んでるわ!って思えてくる。
親友のために自分を貶めてまで
ここまでやる彼女は、親友の死で精神的に病んでしまったのだろう。
そしてその親友もまた『将来を約束された若き女性』だったわけで
彼女の死が(どのような死だったのかは一切明かされない)
キャシーにって人生の大きな喪失になったのだろう。

学生時代から好きだったと思われる同級生ライアンと再会して
一緒に過ごしていた時間がとても穏やかで幸せそうだった。
あのシーンの数々は、ラブロマンス系のストーリーに路線が変更されるのか?
と思うほど、素敵なシーンにホッとさせられた。
でも、そうは問屋は下さない。
新たな真実が判ったとき、ブレーキを掛けていたキャシーの復習劇は
再度アクセルが踏まれ加速する。

結局彼女の行為は病んでいる自分自身の心を
救済するためだったのではないのか?
タリーマーク(日本の正の字と同じ)の最後の斜線の意味が判ったとき
衝撃的な結末を迎え、物語はthe endとなる。

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完全犯罪の復讐・・・絶対に観たあとで読んで下さいね!! ネタバレ

投稿日:2022/01/09 レビュアー:アーモンド

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この映画の凄いところは、楽しく観れるところかも知れません。
フランス人形のような主人公キャシー(キャリー・マリガン)
楽しいポップ・ミュージックが、オープニング音楽。
洒落ててスパイスの効いた皮肉な会話。

しかしキャシーの夜の行動。
クラブで腰を取られる程に酔い潰れるキャシーを見ると、
この女、なんかヤバくない?!
そうです、ヤバいんです。
病的に復讐に燃える女です。

キャシーの女友達ニーナがレイプされて、それを苦に自殺します。
その男アルが近々結婚すると聞いたキャシーは、ある計画を練り、実行に移します。
それは自らを囮に、アルを殺人犯に仕立てること。
キャシーは殺されるんですよ!!
アルを嵌めて、アルに自分をレイプするように仕組んで、
戦うけれど最後は男の力に負けて・・・
キャシーは死にます。
そしてアルは、偽装工作も虚しく御用となってしまうのです。
怖い女です。
相手が破滅するまで、実行する女です。
「危険な情事」のグレン・クローズ。
「氷の微笑」のシャロン・ストーン。
「ゴーンガール」のロザムンド・パイク。
映画史に残る怖い女にキャリー・マリガンもランクインですね。

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プロミシング・ヤング・ウーマン

ユーザーレビュー

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罪と向き合う事から逃げる男

投稿日

2022/01/07

レビュアー

くまげらの森

(2020年制作・イギリス・アメリカ)監督・脚本、エメラルド・フェネル
『プロミシングヤングウーマン』というタイトルは、
医学生で前途有望だったキャシーが、友ニーナの事件により中退し、約束されていた未来を失った女性との意味だと思っていたが、
実はアメリカの法律用語に「プロミシングヤングマン=前途有望な若者(男性)」があり、
男性を裁判の場で擁護する際に、有望な若者だからと女性に不利な判決が出ても容認される土壌があった、それに対する皮肉だったわけですね。


さて、本作は驚くべき脚本です。序盤はややぬるい印象も、次々と予想を破ってゆく、
ある意味「必殺仕置人」のような流れで、痛快でありながら、後味としてはなんともやるせない、
痛みに満ちた結末です。
ツタヤさんの「レイプされて自死したニーナのため、夜ごとバーに繰り出し、泥酔したフリをしては、寄って来た男たちに容赦なく鉄槌を下す」という文章から、
私など男がグチャグチャにやられるのを期待したのですが、復讐シーンは一切描かれない。そのものズバリの描写は避けている。、大学時代の事件についても回想シーンは登場しない。観客の想像力に委ねるやり方ではあるが、肩透かし感もあるにはある。

生前のニーナがどういう人間だったか一切描かれないのは(復讐の主体であるニーナの)
感情が不明で、ことさらキャシーの不安定さが浮き彫りになるのである。
関わった友人、学校関係、弁護士までキャシーは訪問し、なぜ助けなかったかと巧妙な仕掛けで追求するが、実際は傷つけはしないのである。

しかし、ついに本丸、レイプ主犯アル・モンローの登場である。
キャシーはナース服に身を包んで、(毒薬を仕込んだ注射をカバンに)最後の復讐に乗り出す。
ここから特に面白いので詳しく書かないが、裏切られた感ハンパない展開は、背中にジットリ汗をかいた。そして、その結論は賛否あるだろう。
あの終わり方ではひとつも解決しないと私は思う。が、エンタメとして快哉を叫ぶばかりがやり方でないと監督の思惑も見え隠れする。
本音では何も悪いと思っていない、どうしようもないある種の男たち。
結果的に見逃してしまっている周囲の人間。
大学時代も、数年を経た現在も男たちが見せる態度は、唾棄すべきものではあるが
けっして絵空事ではない。今の時代に強烈に沁みる作品である。

『鉄槌女』もうひとつの解釈

投稿日

2022/01/07

レビュアー

くまげらの森

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本作は、「下心あって近寄ってくる男に鉄槌を下す」とのキャッチコピーなので
そう思って期待して観ても、実は、そういう場面はないのですね。
「ハサミを持ってるかもよ」で男は逃げ出しますし。笑。
どのように「鉄槌を下したか」観賞者の想像に任されている。どう想像しても自由だ。笑。
それに、度々そのような事をしているわりに、警察沙汰にもならないし、「サイコだ」と
噂されるだけである。

【注・ネタバレしてます。くれぐれも観賞後にお読み下さい。】

私の感想ですが、実は彼女は鉄槌なんか下してないと思うんですよ。
無力だった弁護士や学校を彼女は追求します。
けれども、自分はどうだったんですか。親友だったニーナの事件の時、そばにはいなく
その後支えになろうとするも彼女は自殺してしまった。
一番、自分を責めているのではないでしょうか。自分の不甲斐なさを・・。
10年・・彼女は自分も死んでしまおうと何度もリストカットしたに違いありません。
そして、どのように死んだら効果的か、モンローに殺されたのは予定通りだったのです!
あれは自殺だったのです!
コーヒーショップのママに渡したネックレスの半片。弁護士への詳細な手紙。
自分の体は跡形もなく無くなっても、モンローの罪だけは断罪する。
この、女性の自己犠牲を美しく描くみたいな終わり方は、気が滅入るだけだけど、
死にたかった彼女のようやく成就できた願いだと思えば、ひとつの贖罪だと認めて
彼女の魂の平安を願うばかりです。
もう両親も悲しいし、悲劇の連鎖は終わってほしいです。
あと、30過ぎてる彼女の部屋や洋服はどうしてあんなにポップでガーリー風で
可愛いのでしょうか。きっと、小さい時から親友だったニーナの亡くなった時のままなんでしょうね。

紳士たちが震え上がる、怖い映画!!

投稿日

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アーモンド

多少、やり過ぎ感はあると思います。
(女が男にとってすべて被害者とは限りませんから・・・)
この映画の突出して破壊的なのは、ラストの展開だと思う。
ラストには一切触れませんので、ご安心ください。

前途有望な若い女性・・・「プロミシング・ヤング・ウーマン」の日本語訳です。
主人公のキャシー(キャリー・マリガン)は、泥酔した親友のニーナがレイプされて、
その結果、自殺してしまったのです。
前途有望な医大生だったキャシーとニーナ。
ニーナはその事件で心を病み、キャシーは医学部を中退してニーナのサポートに
当たりました。
そして10年。
とあるカフェの店員として、やる気なく働くニーナ。
そして夜な夜な、泥酔して前後不覚を演じて、お持ち帰り男について行きます。
そして突然豹変して、お持ち帰り男を制裁するのが日課となってます。
(人畜無害的な男を選びますが、危険な行為ですね)

キャシーは金髪の手入れの良い巻き毛。
パステルカラーのワンピース。
住んでいる両親の家も、ロココ調のヨーロッパ的インテリア。
男を安心させる従順を感じさせる容姿。
砂糖菓子みたいに甘くて、無邪気な女にキャシーは見えます。
キャンディを舐めてるキャシー。
明るいBGM。ポップな映像。

友人コニー。
医大生の友だちにレイプされ、動画に撮られ仲間に配信されていた。
こんな「泥酔してレイプ事件」
一週間に1回から2回あるありふれた案件・・・なんですって!

10年も1日たりと親友のニーナを忘れないキャシー。
同情のあまり、我を忘れてるのかもしれません。
この映画は、女を貶める男たちへの「復讐」の映画です。
《あの時俺はまだ若くて、ホントに悪ガキだった》
《深い考えなんかなかった》
《あったのは欲望。欲望が理性に勝った》

ラストは観る人が男か?女か?で大きく変わると思います。
2020年(アメリカ)監督は女性で、女優でもある38歳のエメラルド・フェネル。
製作にマーゴット・ロビー。
〉ウーマン・パワーが実を結び、ハリウッドを揺るがす、記念すべき作品が誕生した。
キャシーは「ゴーンガール」のエイミーに匹敵するほど、怖かったです。
更に捨て身の人間は、本当に怖い!!

究極の復讐劇場

投稿日

2022/01/18

レビュアー

飛べない魔女

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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いやはや、これは面白かった。

最初は、『将来を約束された若き女性』であったはずの
主人公のキャシーが、何故に夜な夜なこんなことをするのか
とても不可解だったけど
次第にその理由が明らかになるにつれて
やっぱこの女性、相当病んでるわ!って思えてくる。
親友のために自分を貶めてまで
ここまでやる彼女は、親友の死で精神的に病んでしまったのだろう。
そしてその親友もまた『将来を約束された若き女性』だったわけで
彼女の死が(どのような死だったのかは一切明かされない)
キャシーにって人生の大きな喪失になったのだろう。

学生時代から好きだったと思われる同級生ライアンと再会して
一緒に過ごしていた時間がとても穏やかで幸せそうだった。
あのシーンの数々は、ラブロマンス系のストーリーに路線が変更されるのか?
と思うほど、素敵なシーンにホッとさせられた。
でも、そうは問屋は下さない。
新たな真実が判ったとき、ブレーキを掛けていたキャシーの復習劇は
再度アクセルが踏まれ加速する。

結局彼女の行為は病んでいる自分自身の心を
救済するためだったのではないのか?
タリーマーク(日本の正の字と同じ)の最後の斜線の意味が判ったとき
衝撃的な結末を迎え、物語はthe endとなる。

完全犯罪の復讐・・・絶対に観たあとで読んで下さいね!!

投稿日

2022/01/09

レビュアー

アーモンド

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この映画の凄いところは、楽しく観れるところかも知れません。
フランス人形のような主人公キャシー(キャリー・マリガン)
楽しいポップ・ミュージックが、オープニング音楽。
洒落ててスパイスの効いた皮肉な会話。

しかしキャシーの夜の行動。
クラブで腰を取られる程に酔い潰れるキャシーを見ると、
この女、なんかヤバくない?!
そうです、ヤバいんです。
病的に復讐に燃える女です。

キャシーの女友達ニーナがレイプされて、それを苦に自殺します。
その男アルが近々結婚すると聞いたキャシーは、ある計画を練り、実行に移します。
それは自らを囮に、アルを殺人犯に仕立てること。
キャシーは殺されるんですよ!!
アルを嵌めて、アルに自分をレイプするように仕組んで、
戦うけれど最後は男の力に負けて・・・
キャシーは死にます。
そしてアルは、偽装工作も虚しく御用となってしまうのです。
怖い女です。
相手が破滅するまで、実行する女です。
「危険な情事」のグレン・クローズ。
「氷の微笑」のシャロン・ストーン。
「ゴーンガール」のロザムンド・パイク。
映画史に残る怖い女にキャリー・マリガンもランクインですね。

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