Arc アーク / 芳根京子
Arc アーク
/ケン・リュウ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(7)
解説・ストーリー
世界的人気SF作家ケン・リュウの短編小説『円弧』を「蜜蜂と遠雷」の石川慶監督が映画化したSFドラマ。不老不死の技術が確立された近未来を舞台に、人類最初の不老不死の人間となった女性が、現実となった不老不死に様々な立場で向き合う人々との出会いを重ねていく中で、生と死の意味を自問していく姿を描く。主演は芳根京子、共演に寺島しのぶ、岡田将生。生まれたばかりの息子と別れ、放浪生活を送る自由を選んだ17歳のリナ。やがてエマと出会い、亡くなった人に特殊な防腐処理“プラスティネーション”を施し、生前の姿のまま保存するサービスを提供する会社で働くようになる。そんな中、エマの弟・天音がストップエイジングの技術を完成させ、ついに不老不死が現実となり、その施術を受ける最初の女性となったリナだったが…。 JAN:4934569738691
世界的人気SF作家ケン・リュウの短編小説『円弧』を「蜜蜂と遠雷」の石川慶監督が映画化したSFドラマ。不老不死の技術が確立された近未来を舞台に、人類最初の不老不死の人間となった女性が、現実となった不老不死に様々な立場で向き合う人々との出会いを重ねていく中で、生と死の意味を自問していく姿を描く。主演は芳根京子、共演に寺島しのぶ、岡田将生。生まれたばかりの息子と別れ、放浪生活を送る自由を選んだ17歳のリナ。やがてエマと出会い、亡くなった人に特殊な防腐処理“プラスティネーション”を施し、生前の姿のまま保存するサービスを提供する会社で働くようになる。そんな中、エマの弟・天音がストップエイジングの技術を完成させ、ついに不老不死が現実となり、その施術を受ける最初の女性となったリナだったが…。 JAN:4934569738691
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「Arc アーク」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
世界的人気SF作家ケン・リュウの短編小説『円弧』を「蜜蜂と遠雷」の石川慶監督が映画化したSFドラマ。不老不死の技術が確立された近未来を舞台に、人類最初の不老不死の人間となった女性が、現実となった不老不死に様々な立場で向き合う人々との出会いを重ねていく中で、生と死の意味を自問していく姿を描く。主演は芳根京子、共演に寺島しのぶ、岡田将生。生まれたばかりの息子と別れ、放浪生活を送る自由を選んだ17歳のリナ。やがてエマと出会い、亡くなった人に特殊な防腐処理“プラスティネーション”を施し、生前の姿のまま保存するサービスを提供する会社で働くようになる。そんな中、エマの弟・天音がストップエイジングの技術を完成させ、ついに不老不死が現実となり、その施術を受ける最初の女性となったリナだったが…。 JAN:4934569738691
「Arc アーク」 の作品情報
「Arc アーク」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
Arc アークの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
127分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3869*W |
2022年02月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
89枚
|
1人
|
2人
|
Arc アークの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
127分 |
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|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3869*W |
2022年02月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:7件
高齢者向けおとぎ話
(近未来設定と言え)日本には死体遺棄罪や死体損壊罪があるのだから、
人間を剥製にしようとか『その人らしいポーズでの死体』を作ろうなんて無理である。
まして、死体にマリオネットみたいにヒモをつけて、エイ、ヤッ!とポージングする場面を
芸術みたいに扱うなんて、ナニ言っちゃってんのかしら?
原作はケン・リュウ氏の50ページほどの短編「円弧」、SF風おとぎ話である。
それを長い長い(127分)かけて、16歳から135歳まで描いたのが石川慶監督。
テーマは「不死」である。が、実写邦画でSFを描く事の限界か、
やはり「終わりなき命」を「母と子の関係」に矮小化しちゃってますよね。
それで社会はどう変革したんですか?経済は?
あなたねー、それってあなたの感想ですよね?(論破王ひろゆき風)
『世界中で人生は永遠に続いていたが、人々はより幸せになったわけではなかった。
人々は一緒に成長しようとはしなくなった。結婚している夫婦はお互いの誓いを変えた。
もはや二人を分かつのは(死)ではなく(退屈)だった。』(原作48ページ目より)
不老不死(原作では「長命化」)になるまで一時間。不老不死になってからの一時間はさらに
ダラダラしてつまらないし、ブリキのおもちゃって、昭和への回顧?(SFですらなくなってしまう。)
人間は死を意識した方がいいという、わかってる事言われてる安い自己啓発本。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
不老不死(永遠の30歳)を生きる女性の旅路
投稿日:2022/02/26
レビュアー:アーモンド
2021年。監督:脚本:編集:石川慶。
原作:ケン・リュウ(中国)はエグゼプティブ・プロデューサーも勤めました。
映像的も斬新ですし、物語も新鮮・独創的で面白かったです。
テーマは「不老不死」が手に入るようになった世界。
主人公のリナ(芳根京子)は17歳から100歳以上を、外見は30歳のままで生きて行きます。
前半はスタイリッシュで奇妙な映像のSFで、後半はリナの出産にまつわる過去が
ジワジワと侵食して来るヒューマンドラマにガラリと変換します。
(100分過ぎからのモノクロ撮影も見所のひとつでした)
(リナが自分の内面と向き合う様を表現したかったのでしょうか?)
あらすじ
近未来。17歳で出産したリナは子供と別れて放浪生活していました。
19歳の時、エマ(寺島しのぶ)に出会い、エマからボデイ・ワークスを作る仕事を学びます。
それは愛する人の遺体を生きたまま保存できる施術(プラステイネーション)をする会社。
その技術を更に進めたのがエマの弟・天音(岡田将生〕でした。
エタニティ社は「不老不死」の薬品開発に成功したのです。
そしてリナは遂にその「不老不死」の瀬術を受けた世界初の女性になるのです。
30歳の外見で永遠に生きられる・・・と言うことなのです。
リナが辿る人生の旅路。
老けないこと、死なないことは、果たしてそんなに素敵なことなのでしょうか?
そんな疑問も私の心に浮かんできました。
「不老不死」を選ばなかった人の人生にも重点を置いています。
決して非情なストーリーではない、温かみのある映画に仕上がっています。
シャマラン監督の「オールド」とは正反対の設定ですが、
「永遠の命」と「48倍速で老ける人生」
意味とその長さは違っても「生きる時間」を操作することは同じ。
前半と後半ではガラリと設定も場所も変わります。
日本人の「死生観」として、
「A rcアーク」の方が共感する点が多かったです。
施設のある島(小豆島など、)の景色も美しく、
妻を看取りながら、漁村で釣りをしたり、修理したり、
古いフィルムの写真機で人を撮ったりして過ごすリヒト(小林薫)の生き方。
変わらないものではなく、変化するものの価値を・・・彼は知っていました。
芳根京子も振り幅の大きい難役を立派にこなしていました。
リナのラストの決断も、私は良かったと思います。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
死の操り人形
うお 冒頭はルカ版「サスピリヤ」の赤で始まるね 舞踏が重要なの
かな 主人公はどうやら有名な人らしいけど女優の顔が覚えられない
ので なかなかの美形でとても良い感じの第一印象すか この主人公
が遭遇する会社 お仕事で 速攻で青山真治の「エンバーミング」を
思い出させる事になる なんちゅう事よ 青山を延命させて欲しいね
内容はそんなSF設定なのかあ ところで この石川慶監督は女性だと
ばかり思っていたのだけど おっさんなんだね どこか女性的な
タッチを感ずるけど そして型式の人だなやっぱ 蜂蜜と何とかに
同じくプロダクトデザインには気合が入っている
ここでチラッとレヴューを覗くと あらら みなボロクソ言うてはり
まんなw 安心して悪口が言える映画なんですよ さすがに1時間で
限界で 予告編から死のあやつり人形の形而上学を無理矢理展開を
期待したのに凡庸な養生訓の様な按配に譲ってしまいます
やはり原作は知らないのでともかくとして テーマが古臭くないす
かね それをすかして演出していると
主人公は年はとらないので この女優さんの変遷を愛でる態となり
まして それはミステリーゾーン風味の軽いお話で良かったかも
ですね 「プラダ」のメリルとアンハサウェイみたいな映画ね
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
なんじゃらほい映画
冒頭に女子4人ほどのアングラ的な奇妙なダンスがあり、こりゃあ悪いものレンタルしちまったなと思った。で、しばらくするとちょっと面白そうになったが、テンポが悪いし結論がすぐに見えてきてイヤになった。
ありきたりの人生訓みたいなものを大上段に構えてこれ見よがしに語るようなところが随所にある。
原作を書いたケン・リュウという人は中共生まれのアメリカ人だそうで、そのせいだろう。
だれもが知ってるような話を自分が発見したことのように得意気に語るアメリカ人がよくいるが、ケン・リュウはそういうタイプの者と診た。アホなアメリカ人はそういうヤツの話でも、その者が社会的に成功していたりすると感心して褒めそやすので、ケン・リュウはアメリカではそれなりの評価を受けているのだろう。ちなみに、ケン・リュウはハーバード大学に入学し、ロースクールを出て、法務博士号を取得し、卒業後は弁護士、コンピュータープログラマー、中国語書籍の翻訳者として働きながら、文筆活動を行っていたそうだ。絵に描いたようなエリートなので階級社会のアメリカでは天上人のようなもの。
序盤のお話は死体をオブジェのようにして飾る芸術家のオバサンがメイン。
腐敗を抑える特殊な技術により生きてるような感じを保てるらしい。死体の役をしている役者さんは実際に生きているわけだから映像的には美しいが、それが本物の死体であったら気持ちわるいなんてものではないだろう。
で、お話はその死体の保存技術を発展させた不老不死の施術を受けた者と受けない者とカネがなくて受けられない者のことになる。
小林薫は芳根京子の息子の役で、かたくなに施術を受けない。で、母は30歳のままなのに息子は70歳というへんな構図になる。人間は老いて死ぬのがいいんだと言いたげだったが、本音のところは子どものときに自分を見捨てた母親へのツラ当てということみたいだった。
芳根京子が演じたリナは、17歳くらいのときはホームレスだったようだ。小林薫を生んだのはその頃だったみたい。だが、死体を飾り物にする会社に拾われ、そこの経営者と結婚し、その経営者が遺伝子の欠陥で不老不死が叶わず死亡し、その事業を相続して豪勢な余生を送る。
が、息子が不老不死を選ばずに老いて死んだのを見て、結局は自分もその道を選ぶ。
ひどくつまらない話である。
斬新な切り口はどこにもない。
リナは135歳まで生き、その部分は倍賞千恵子が演じた。最後はなんのへんてもない普通の年寄りだった。言うこともありきたりだった。
カネの心配なしに135歳までシアワセに暮らした人間がどんな者になるのか・・人それぞれだろうとは思うが、まず、何を食っても、どんな映画を観ても、どんな人に会っても何の感動もなくなり、死に別れた亭主や恩人の顔も名前も思い出せなくなり、生きてることにあきあきして死にたくなるのではないだろうか。そういう精神の摩耗のようなものを多少なりとも描いていれば少しはリアリティがあったろう。
あと、人は老いて死ぬのが一番いいみたいな話ではなく、不老不死のおかげでこれまでの人間には成し得なかったような偉業を成し遂げた・・というようなエピソードも欲しかった。また、平凡で愚かで情けない者たちがいつまでも若いままでいることによる弊害なんかもきっちりと描いてくれていれば、それなりに中身のある話になったと思う。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
浅いことに起因する唐突感
実験的なテーマに挑んだ作品。技術的には老化を抑えることはまだまだ現実的ではないが、30年前にはAIがほとんど夢物語だったことを考えれば、こうしたSF的な思考実験を今行うこと自体はそれほど突飛ではないだろう。だが、この作品は残念なことにチープで悪趣味な実験になってしまったと思う。
主題は哲学的なのだが、安易で作り物感満載の台詞とシーンの連続で物語が深まらない。悪趣味でグロテスクな印象だけが強い。そして物語の前半で深みを作ることに失敗したため、浅いままで舞台を無理やり回すことになる後半では見ている側が置いてけぼりをくらったように感じてしまう。もっと考えたり感じたりしたいテーマのはずなのだが、展開を急ぎすぎたせいで、あるいは無駄に時間を使ったせいで、社会の価値観や倫理観が揺らぐ恐怖が感じられないまま勝手に終了してしまう。2時間以上の映画だが、展開が少し動くたびに唐突感を覚えるのは、伝えようとしている内容に比較して実際の画面から出てきているものが浅いからだろう。その上、画も音も安っぽくて工夫がないから映画的にもおもしろくない。
映画的なおもしろみを出すためには、最後で意外性のあるショッキングなイベントを用意し、それに対する解釈を見る側に委ねる作りの方がよかったと思う。この作品の実験は失敗に終わったと思う。
このレビューは気に入りましたか?
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ユーザーレビュー
高齢者向けおとぎ話
投稿日
2022/03/12
レビュアー
くまげらの森
(近未来設定と言え)日本には死体遺棄罪や死体損壊罪があるのだから、
人間を剥製にしようとか『その人らしいポーズでの死体』を作ろうなんて無理である。
まして、死体にマリオネットみたいにヒモをつけて、エイ、ヤッ!とポージングする場面を
芸術みたいに扱うなんて、ナニ言っちゃってんのかしら?
原作はケン・リュウ氏の50ページほどの短編「円弧」、SF風おとぎ話である。
それを長い長い(127分)かけて、16歳から135歳まで描いたのが石川慶監督。
テーマは「不死」である。が、実写邦画でSFを描く事の限界か、
やはり「終わりなき命」を「母と子の関係」に矮小化しちゃってますよね。
それで社会はどう変革したんですか?経済は?
あなたねー、それってあなたの感想ですよね?(論破王ひろゆき風)
『世界中で人生は永遠に続いていたが、人々はより幸せになったわけではなかった。
人々は一緒に成長しようとはしなくなった。結婚している夫婦はお互いの誓いを変えた。
もはや二人を分かつのは(死)ではなく(退屈)だった。』(原作48ページ目より)
不老不死(原作では「長命化」)になるまで一時間。不老不死になってからの一時間はさらに
ダラダラしてつまらないし、ブリキのおもちゃって、昭和への回顧?(SFですらなくなってしまう。)
人間は死を意識した方がいいという、わかってる事言われてる安い自己啓発本。
不老不死(永遠の30歳)を生きる女性の旅路
投稿日
2022/02/26
レビュアー
アーモンド
2021年。監督:脚本:編集:石川慶。
原作:ケン・リュウ(中国)はエグゼプティブ・プロデューサーも勤めました。
映像的も斬新ですし、物語も新鮮・独創的で面白かったです。
テーマは「不老不死」が手に入るようになった世界。
主人公のリナ(芳根京子)は17歳から100歳以上を、外見は30歳のままで生きて行きます。
前半はスタイリッシュで奇妙な映像のSFで、後半はリナの出産にまつわる過去が
ジワジワと侵食して来るヒューマンドラマにガラリと変換します。
(100分過ぎからのモノクロ撮影も見所のひとつでした)
(リナが自分の内面と向き合う様を表現したかったのでしょうか?)
あらすじ
近未来。17歳で出産したリナは子供と別れて放浪生活していました。
19歳の時、エマ(寺島しのぶ)に出会い、エマからボデイ・ワークスを作る仕事を学びます。
それは愛する人の遺体を生きたまま保存できる施術(プラステイネーション)をする会社。
その技術を更に進めたのがエマの弟・天音(岡田将生〕でした。
エタニティ社は「不老不死」の薬品開発に成功したのです。
そしてリナは遂にその「不老不死」の瀬術を受けた世界初の女性になるのです。
30歳の外見で永遠に生きられる・・・と言うことなのです。
リナが辿る人生の旅路。
老けないこと、死なないことは、果たしてそんなに素敵なことなのでしょうか?
そんな疑問も私の心に浮かんできました。
「不老不死」を選ばなかった人の人生にも重点を置いています。
決して非情なストーリーではない、温かみのある映画に仕上がっています。
シャマラン監督の「オールド」とは正反対の設定ですが、
「永遠の命」と「48倍速で老ける人生」
意味とその長さは違っても「生きる時間」を操作することは同じ。
前半と後半ではガラリと設定も場所も変わります。
日本人の「死生観」として、
「A rcアーク」の方が共感する点が多かったです。
施設のある島(小豆島など、)の景色も美しく、
妻を看取りながら、漁村で釣りをしたり、修理したり、
古いフィルムの写真機で人を撮ったりして過ごすリヒト(小林薫)の生き方。
変わらないものではなく、変化するものの価値を・・・彼は知っていました。
芳根京子も振り幅の大きい難役を立派にこなしていました。
リナのラストの決断も、私は良かったと思います。
死の操り人形
投稿日
2022/04/01
レビュアー
裸足のラヴァース 2.0
うお 冒頭はルカ版「サスピリヤ」の赤で始まるね 舞踏が重要なの
かな 主人公はどうやら有名な人らしいけど女優の顔が覚えられない
ので なかなかの美形でとても良い感じの第一印象すか この主人公
が遭遇する会社 お仕事で 速攻で青山真治の「エンバーミング」を
思い出させる事になる なんちゅう事よ 青山を延命させて欲しいね
内容はそんなSF設定なのかあ ところで この石川慶監督は女性だと
ばかり思っていたのだけど おっさんなんだね どこか女性的な
タッチを感ずるけど そして型式の人だなやっぱ 蜂蜜と何とかに
同じくプロダクトデザインには気合が入っている
ここでチラッとレヴューを覗くと あらら みなボロクソ言うてはり
まんなw 安心して悪口が言える映画なんですよ さすがに1時間で
限界で 予告編から死のあやつり人形の形而上学を無理矢理展開を
期待したのに凡庸な養生訓の様な按配に譲ってしまいます
やはり原作は知らないのでともかくとして テーマが古臭くないす
かね それをすかして演出していると
主人公は年はとらないので この女優さんの変遷を愛でる態となり
まして それはミステリーゾーン風味の軽いお話で良かったかも
ですね 「プラダ」のメリルとアンハサウェイみたいな映画ね
なんじゃらほい映画
投稿日
2022/03/08
レビュアー
勇光
冒頭に女子4人ほどのアングラ的な奇妙なダンスがあり、こりゃあ悪いものレンタルしちまったなと思った。で、しばらくするとちょっと面白そうになったが、テンポが悪いし結論がすぐに見えてきてイヤになった。
ありきたりの人生訓みたいなものを大上段に構えてこれ見よがしに語るようなところが随所にある。
原作を書いたケン・リュウという人は中共生まれのアメリカ人だそうで、そのせいだろう。
だれもが知ってるような話を自分が発見したことのように得意気に語るアメリカ人がよくいるが、ケン・リュウはそういうタイプの者と診た。アホなアメリカ人はそういうヤツの話でも、その者が社会的に成功していたりすると感心して褒めそやすので、ケン・リュウはアメリカではそれなりの評価を受けているのだろう。ちなみに、ケン・リュウはハーバード大学に入学し、ロースクールを出て、法務博士号を取得し、卒業後は弁護士、コンピュータープログラマー、中国語書籍の翻訳者として働きながら、文筆活動を行っていたそうだ。絵に描いたようなエリートなので階級社会のアメリカでは天上人のようなもの。
序盤のお話は死体をオブジェのようにして飾る芸術家のオバサンがメイン。
腐敗を抑える特殊な技術により生きてるような感じを保てるらしい。死体の役をしている役者さんは実際に生きているわけだから映像的には美しいが、それが本物の死体であったら気持ちわるいなんてものではないだろう。
で、お話はその死体の保存技術を発展させた不老不死の施術を受けた者と受けない者とカネがなくて受けられない者のことになる。
小林薫は芳根京子の息子の役で、かたくなに施術を受けない。で、母は30歳のままなのに息子は70歳というへんな構図になる。人間は老いて死ぬのがいいんだと言いたげだったが、本音のところは子どものときに自分を見捨てた母親へのツラ当てということみたいだった。
芳根京子が演じたリナは、17歳くらいのときはホームレスだったようだ。小林薫を生んだのはその頃だったみたい。だが、死体を飾り物にする会社に拾われ、そこの経営者と結婚し、その経営者が遺伝子の欠陥で不老不死が叶わず死亡し、その事業を相続して豪勢な余生を送る。
が、息子が不老不死を選ばずに老いて死んだのを見て、結局は自分もその道を選ぶ。
ひどくつまらない話である。
斬新な切り口はどこにもない。
リナは135歳まで生き、その部分は倍賞千恵子が演じた。最後はなんのへんてもない普通の年寄りだった。言うこともありきたりだった。
カネの心配なしに135歳までシアワセに暮らした人間がどんな者になるのか・・人それぞれだろうとは思うが、まず、何を食っても、どんな映画を観ても、どんな人に会っても何の感動もなくなり、死に別れた亭主や恩人の顔も名前も思い出せなくなり、生きてることにあきあきして死にたくなるのではないだろうか。そういう精神の摩耗のようなものを多少なりとも描いていれば少しはリアリティがあったろう。
あと、人は老いて死ぬのが一番いいみたいな話ではなく、不老不死のおかげでこれまでの人間には成し得なかったような偉業を成し遂げた・・というようなエピソードも欲しかった。また、平凡で愚かで情けない者たちがいつまでも若いままでいることによる弊害なんかもきっちりと描いてくれていれば、それなりに中身のある話になったと思う。
浅いことに起因する唐突感
投稿日
2022/12/30
レビュアー
icy
実験的なテーマに挑んだ作品。技術的には老化を抑えることはまだまだ現実的ではないが、30年前にはAIがほとんど夢物語だったことを考えれば、こうしたSF的な思考実験を今行うこと自体はそれほど突飛ではないだろう。だが、この作品は残念なことにチープで悪趣味な実験になってしまったと思う。
主題は哲学的なのだが、安易で作り物感満載の台詞とシーンの連続で物語が深まらない。悪趣味でグロテスクな印象だけが強い。そして物語の前半で深みを作ることに失敗したため、浅いままで舞台を無理やり回すことになる後半では見ている側が置いてけぼりをくらったように感じてしまう。もっと考えたり感じたりしたいテーマのはずなのだが、展開を急ぎすぎたせいで、あるいは無駄に時間を使ったせいで、社会の価値観や倫理観が揺らぐ恐怖が感じられないまま勝手に終了してしまう。2時間以上の映画だが、展開が少し動くたびに唐突感を覚えるのは、伝えようとしている内容に比較して実際の画面から出てきているものが浅いからだろう。その上、画も音も安っぽくて工夫がないから映画的にもおもしろくない。
映画的なおもしろみを出すためには、最後で意外性のあるショッキングなイベントを用意し、それに対する解釈を見る側に委ねる作りの方がよかったと思う。この作品の実験は失敗に終わったと思う。
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