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共謀家族 / シャオ・ヤン

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「共謀家族」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

大ヒットを記録したインド映画を新鋭、サム・クアー監督がリメイクしたサスペンス。妻とふたりの娘たちと幸せに暮らす映画マニアのリー。ある日、娘が誤って暴行犯を殺してしまい、リーと家族は犯罪映画のトリックを応用して完全犯罪を計画する。

「共謀家族」 の作品情報

作品情報

製作年:

2019年

製作国:

中国

原題:

誤殺/SHEEP WITHOUT A SHEPHERD

「共謀家族」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:9件

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1〜 5件 / 全9件

映画マニアVS警察局長 頭脳戦の行方

投稿日:2021/12/20 レビュアー:kazupon

監督:サム・クアー(2019年・中国・112分)
※インド映画『Drishyam(ドリシャム/光景)』のリメイク

これは面白かったです。
中国映画ですが、私には韓国映画のように感じました。
舞台はタイ。
小さなインターネット回線会社の社長・リー・ウェイジェ(シャオ・ヤン)は、暇さえあれば事務所で映画ばかりを観ています。
「映画を1000本も観れば、世界にわからないことなどない」と豪語しています。
彼の娘ピンピンが、サマーキャンプから帰った後、何故か様子がオカシイ。
気になりながらも一泊の出張に出掛けます。
そしてその夜、家に何度電話しても応答がありません。
不審に思ったリーがタクシーで家に帰ってみると、妻のアユー(タン・ジュオ)と娘のピンピンが抱き合って震えています。
事件のあらましは、こうです。
サマーキャンプでピンピンは、スーチャットという男子から暴行を受け、動画に撮られました。
スーチャットは、言う事を聞かなければネットにアップするぞと脅し、再び暴行しようとしたのです。
ピンピンは、呼び出された倉庫にあった鍬でスマホを叩き落そうとしましたが、逸れて頭部を直撃。死なせてしまったのです。
スーチャットは、タイ警察のラーウェン局長(ジョアン・チェン)の息子です。捕まれば、刑務所行きだけでは済まないでしょう。
リーは、自分が観てきた映画の知識を総動員して、映画のトリックを応用し綿密な計画を立てます。
そして、家族を連れて出張先に戻るのです。
ラーウェン局長は「1000の事件を研究すれば、解決できない事件はない」と言う程の切れ者。
リーが、警察での事情聴取、尋問さながらに顔にライトまで当てて、家族に答え方の練習をさせるのが面白かったです。
余談になりますが、「刑事コロンボ」を観ていると、真犯人は自ら喋り過ぎて墓穴を掘るものです。
その点をリーはしっかり対策をしていて、家族には本当のことを言え、証言を変えるなと指導しています。
申し合わせたように全員が同じことを言うのは、かえって不自然だからです。
リーの用意周到なアリバイ工作と、善意の人々の証言。ここは、見所です。
ラーウェン局長は、どこまでも執拗に追及して来ます。「リーには他人とどこか違うところはないのか?」
リーが映画マニアであることを聞き、彼が観た映画のリストを作らせ、「悪魔は誰だ」を参考にしていることに気付くのです。
ラストは、リーの善人ぶりと家族を守りたいという思いに、何とも言い難い気持ちになりました。
さて、最後までハッキリとは描かれなかったこと。それは、スーチャットの遺体がどこから発見されのか?です。
答え合わせは、きっと必要ないですよね?

このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています

観客への仕掛けは見破れるか?

投稿日:2021/12/05 レビュアー:くまげらの森

(2019年制作・中国)
タイを舞台にした中国の映画。(ただ中国な感じはしないシャレた?映画です。)
監督はマレーシア出身の新鋭サム・クアー。

妻とふたりの娘たちと幸せに暮らすリー(シャオ・ヤン)。
「映画を1000本観れば、世界に分からない事は無い」が信条の映画マニアだ。

一方、タイ警察の女性警察局長、ラーウェン(ジョアン・チェン)は、
「1000の事件を研究すれば、解決できない犯罪はない」が信条の敏腕警察官。

ラーウェン局長の息子スーチャットは、サマーキャンプでリーの娘ピンピンに
薬を呑ませて乱暴する。さらに、また○○させろ、でないとこの動画を拡散するからなと
無理強い。
ピンピンは携帯を奪おうと振りかざした斧が、スーチャットに直撃、スーチャットは
あえなく天国へ。
そこへ帰ってきたリーは、「娘を守ってやる事が出来なかった・・」
後悔の気持ちが転じて「絶対、刑務所に入れるもんか!」と、今まで見た映画のトリックを参考に、
死体処理、証拠隠滅、家族でアリバイを作り、妻と娘たちへは尋問に答える練習を重ねる、
(警察の脅しに乗るな)(ウソはつく必要ない)など、スペシャルアドバイスが最高です。
(リーさん、アンタ何者なんだ?)

本作はその家族の共謀ぶりを楽しむ作品となっております。

ところがラーウェン局長も追求の手を緩めない。
ついに死体の場所を白状させ、埋めた場所を掘り起こして見ると・・・!
いやぁ、リーは観客も騙しちゃいますね。さすがです!
タイ警察の横暴や民衆への抑圧もなかなかひどいですが、今はどうなんでしょうか。
「俺には金も地位もないけど、せめて穏やかな暮らしをしてもらいたい」
リーの家族に対する思いに泣けました。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

スケープゴート

投稿日:2022/01/04 レビュアー:ポッシュ

レイプ被害にあった娘が相手の男を誤って殺してしまった。
娘を守るために父親が完全犯罪をもくろむ。
なんの取り柄もない平凡な男が「映画好き」という唯一の強み?を生かし、
これまでに観た犯罪映画のトリックやアリバイ工作を真似して捜査の手を逃れようとする・・・
という物語。よく出来てて面白かったです。

警察のやり方を熟知してて(・・・って映画からの知識なんだけど)、
証拠の隠蔽から尋問のシミュレーションまで抜かりない映画オタクの主人公のキャラが
抜群に面白い訳ですが、これ、下手するとブラック・コメディになってしまう。
でも事件そのものは、警察を欺いて「やったね!」で済ませるには重すぎ。
本作はその辺のバランスのとり方が絶妙なんですよ。
「そーくるか!」という決着の付け方に唸りました。

主人公一家を追い詰める警察署長が切れ者でジワジワと真相に迫ってくる。この攻防戦が見もの。
実は、殺された男はこの署長の息子・・・という因縁対決になっている。
主人公は「1000本の映画を観れば、世界に分からない事はない」と言い、
署長の方は「1000の事件を研究すれば、解決できない犯罪はない」と言う。
さて、どちらに軍配が上がるのか。

冒頭とラストに同じシーンを布置したり、
殺害シーンとムエタイ観戦シーンをクロス・カッティング(異なる場所で同時に起きていることを
交互に見せる手法)で見せる、なんて語り口も良かったな。

最初の方で『ショーシャンクの空に』の話が出てくるのだけど、
主人公は「脱獄の話がなんで面白いのかって、刺激的だからだよ」と言い、
部下が「自由の素晴らしさがテーマだ」と言うのをスルーしてるんですね。
実はここが、本作の裏テーマじゃないかと私は思う。
ショーシャンクの脱獄が爽快なのは、主人公が無実だからだ。

でも、この『共謀家族』の主人公は、たとえ警察の目をだまし通せたとしても、
本当の意味で自由ではない。
そこのところを、この映画では、主人公が差し出すお布施を拒否する僧侶の姿や、
寺院から鳴り響く「後悔の鐘」の音などで、さりげなく問いかけてくる。

本作は「刺激的」な面白さでグイグイ引っ張りつつも、最後には罪から解かれ
本当の意味で自由になる・・・というところを生真面目に描いているのが気持ち良い。
主人公だけでなく、敵役の方にもそのチャンスを与えてあげている懐の深さに感じ入った。

タイトルの「スケープゴート」については、もろネタバレなのでコメント欄に書きます。

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これは面白かった!

投稿日:2022/02/04 レビュアー:飛べない魔女

中国映画かと思いきや舞台はタイ。
中国から移民してタイに住む中国人家族の話。
警察の親玉が中国人っぽい(中国語話してたしね)のはちょっと???だったけど
まあ、そんなことは気にしなくてもいいでしょう。
とにかく話が面白すぎですから!

1000の映画を観たら世界が判るとか言っている主人公は
映画から得た知識を生かしてアリバイ工作をします。
殺してしまったのが警察署長と市長候補の息子だったことから
(こいつが実にワルなので、死んで当然と思ってしまいますね)
警察の執拗なまでの追及に家族は耐えられるのか?
スローモーションで描かれる雨のあのシーンは実に見事でした。
いや〜、ドキドキしました。

最初に主人公が仲間に語って聞かせる『棺桶に入って刑務所脱出』する話が
ところどころにリンクしているところとか
演出がうまくて舌を巻きました。

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面白かったです・・・ ネタバレ

投稿日:2022/01/18 レビュアー:静かなる海

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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お気に入りのレビュアーさんのご紹介で観ることにしました。
あまり中国映画とか観ないのですが、本作はなかなかに観応えがありました。
ご紹介ありがとうございました。

インドの映画のリメイクとのこと、Drishyam(ドリシャム/光景)も観てみたくなったのですが、日本では未発売かな?
気になります。

さて、警察に追い詰められたかと思われたクライマックス。
まさかあれだったとは・・・予想の斜め右上でした。
そこからの展開は中々に痛快でした。

ただ2点だけモヤっとしている点があります。
一つはタイにいながら、家族は中国語、外ではタイ語でストーリーが進行していくこと。
中国の映画ですので、仕方が無いのかも知れませんが、何か複雑な気分でした。

そしてエンディングがわたくし的には一番モヤっとしています。
お父さんのリーは、警察の組織腐敗を暴きたかったわけではなかっただろうに、結果として大きな暴動の原因となってしまいます。
わたくし的には、この辺りで上手くケジメをつけることができるともっと良かった気がします。

暴動の後からのストーリーやリーの心象が観る側にイマイチ伝わってこない気がします。
主人公のリーは、とても信心深いので、良心の呵責に耐えかねて自白したかのようにも見えますし、殺してしまった相手の親へのケジメで自白したようにも見えます?
また中の良い友人がマスコミのインタビューに答えた時の表情、また刑務所の中でのリーの表情。
私の理解不足かも知れませんが、イマイチ伝わってきませんでした。
死体はどこにやったのか?
このエンディングならもっと明確に描いて良かったと思います。

それでも見応え十分でした。

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1〜 5件 / 全9件

共謀家族

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映画マニアVS警察局長 頭脳戦の行方

投稿日

2021/12/20

レビュアー

kazupon

監督:サム・クアー(2019年・中国・112分)
※インド映画『Drishyam(ドリシャム/光景)』のリメイク

これは面白かったです。
中国映画ですが、私には韓国映画のように感じました。
舞台はタイ。
小さなインターネット回線会社の社長・リー・ウェイジェ(シャオ・ヤン)は、暇さえあれば事務所で映画ばかりを観ています。
「映画を1000本も観れば、世界にわからないことなどない」と豪語しています。
彼の娘ピンピンが、サマーキャンプから帰った後、何故か様子がオカシイ。
気になりながらも一泊の出張に出掛けます。
そしてその夜、家に何度電話しても応答がありません。
不審に思ったリーがタクシーで家に帰ってみると、妻のアユー(タン・ジュオ)と娘のピンピンが抱き合って震えています。
事件のあらましは、こうです。
サマーキャンプでピンピンは、スーチャットという男子から暴行を受け、動画に撮られました。
スーチャットは、言う事を聞かなければネットにアップするぞと脅し、再び暴行しようとしたのです。
ピンピンは、呼び出された倉庫にあった鍬でスマホを叩き落そうとしましたが、逸れて頭部を直撃。死なせてしまったのです。
スーチャットは、タイ警察のラーウェン局長(ジョアン・チェン)の息子です。捕まれば、刑務所行きだけでは済まないでしょう。
リーは、自分が観てきた映画の知識を総動員して、映画のトリックを応用し綿密な計画を立てます。
そして、家族を連れて出張先に戻るのです。
ラーウェン局長は「1000の事件を研究すれば、解決できない事件はない」と言う程の切れ者。
リーが、警察での事情聴取、尋問さながらに顔にライトまで当てて、家族に答え方の練習をさせるのが面白かったです。
余談になりますが、「刑事コロンボ」を観ていると、真犯人は自ら喋り過ぎて墓穴を掘るものです。
その点をリーはしっかり対策をしていて、家族には本当のことを言え、証言を変えるなと指導しています。
申し合わせたように全員が同じことを言うのは、かえって不自然だからです。
リーの用意周到なアリバイ工作と、善意の人々の証言。ここは、見所です。
ラーウェン局長は、どこまでも執拗に追及して来ます。「リーには他人とどこか違うところはないのか?」
リーが映画マニアであることを聞き、彼が観た映画のリストを作らせ、「悪魔は誰だ」を参考にしていることに気付くのです。
ラストは、リーの善人ぶりと家族を守りたいという思いに、何とも言い難い気持ちになりました。
さて、最後までハッキリとは描かれなかったこと。それは、スーチャットの遺体がどこから発見されのか?です。
答え合わせは、きっと必要ないですよね?

観客への仕掛けは見破れるか?

投稿日

2021/12/05

レビュアー

くまげらの森

(2019年制作・中国)
タイを舞台にした中国の映画。(ただ中国な感じはしないシャレた?映画です。)
監督はマレーシア出身の新鋭サム・クアー。

妻とふたりの娘たちと幸せに暮らすリー(シャオ・ヤン)。
「映画を1000本観れば、世界に分からない事は無い」が信条の映画マニアだ。

一方、タイ警察の女性警察局長、ラーウェン(ジョアン・チェン)は、
「1000の事件を研究すれば、解決できない犯罪はない」が信条の敏腕警察官。

ラーウェン局長の息子スーチャットは、サマーキャンプでリーの娘ピンピンに
薬を呑ませて乱暴する。さらに、また○○させろ、でないとこの動画を拡散するからなと
無理強い。
ピンピンは携帯を奪おうと振りかざした斧が、スーチャットに直撃、スーチャットは
あえなく天国へ。
そこへ帰ってきたリーは、「娘を守ってやる事が出来なかった・・」
後悔の気持ちが転じて「絶対、刑務所に入れるもんか!」と、今まで見た映画のトリックを参考に、
死体処理、証拠隠滅、家族でアリバイを作り、妻と娘たちへは尋問に答える練習を重ねる、
(警察の脅しに乗るな)(ウソはつく必要ない)など、スペシャルアドバイスが最高です。
(リーさん、アンタ何者なんだ?)

本作はその家族の共謀ぶりを楽しむ作品となっております。

ところがラーウェン局長も追求の手を緩めない。
ついに死体の場所を白状させ、埋めた場所を掘り起こして見ると・・・!
いやぁ、リーは観客も騙しちゃいますね。さすがです!
タイ警察の横暴や民衆への抑圧もなかなかひどいですが、今はどうなんでしょうか。
「俺には金も地位もないけど、せめて穏やかな暮らしをしてもらいたい」
リーの家族に対する思いに泣けました。

スケープゴート

投稿日

2022/01/04

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ポッシュ

レイプ被害にあった娘が相手の男を誤って殺してしまった。
娘を守るために父親が完全犯罪をもくろむ。
なんの取り柄もない平凡な男が「映画好き」という唯一の強み?を生かし、
これまでに観た犯罪映画のトリックやアリバイ工作を真似して捜査の手を逃れようとする・・・
という物語。よく出来てて面白かったです。

警察のやり方を熟知してて(・・・って映画からの知識なんだけど)、
証拠の隠蔽から尋問のシミュレーションまで抜かりない映画オタクの主人公のキャラが
抜群に面白い訳ですが、これ、下手するとブラック・コメディになってしまう。
でも事件そのものは、警察を欺いて「やったね!」で済ませるには重すぎ。
本作はその辺のバランスのとり方が絶妙なんですよ。
「そーくるか!」という決着の付け方に唸りました。

主人公一家を追い詰める警察署長が切れ者でジワジワと真相に迫ってくる。この攻防戦が見もの。
実は、殺された男はこの署長の息子・・・という因縁対決になっている。
主人公は「1000本の映画を観れば、世界に分からない事はない」と言い、
署長の方は「1000の事件を研究すれば、解決できない犯罪はない」と言う。
さて、どちらに軍配が上がるのか。

冒頭とラストに同じシーンを布置したり、
殺害シーンとムエタイ観戦シーンをクロス・カッティング(異なる場所で同時に起きていることを
交互に見せる手法)で見せる、なんて語り口も良かったな。

最初の方で『ショーシャンクの空に』の話が出てくるのだけど、
主人公は「脱獄の話がなんで面白いのかって、刺激的だからだよ」と言い、
部下が「自由の素晴らしさがテーマだ」と言うのをスルーしてるんですね。
実はここが、本作の裏テーマじゃないかと私は思う。
ショーシャンクの脱獄が爽快なのは、主人公が無実だからだ。

でも、この『共謀家族』の主人公は、たとえ警察の目をだまし通せたとしても、
本当の意味で自由ではない。
そこのところを、この映画では、主人公が差し出すお布施を拒否する僧侶の姿や、
寺院から鳴り響く「後悔の鐘」の音などで、さりげなく問いかけてくる。

本作は「刺激的」な面白さでグイグイ引っ張りつつも、最後には罪から解かれ
本当の意味で自由になる・・・というところを生真面目に描いているのが気持ち良い。
主人公だけでなく、敵役の方にもそのチャンスを与えてあげている懐の深さに感じ入った。

タイトルの「スケープゴート」については、もろネタバレなのでコメント欄に書きます。

これは面白かった!

投稿日

2022/02/04

レビュアー

飛べない魔女

中国映画かと思いきや舞台はタイ。
中国から移民してタイに住む中国人家族の話。
警察の親玉が中国人っぽい(中国語話してたしね)のはちょっと???だったけど
まあ、そんなことは気にしなくてもいいでしょう。
とにかく話が面白すぎですから!

1000の映画を観たら世界が判るとか言っている主人公は
映画から得た知識を生かしてアリバイ工作をします。
殺してしまったのが警察署長と市長候補の息子だったことから
(こいつが実にワルなので、死んで当然と思ってしまいますね)
警察の執拗なまでの追及に家族は耐えられるのか?
スローモーションで描かれる雨のあのシーンは実に見事でした。
いや〜、ドキドキしました。

最初に主人公が仲間に語って聞かせる『棺桶に入って刑務所脱出』する話が
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静かなる海

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あまり中国映画とか観ないのですが、本作はなかなかに観応えがありました。
ご紹介ありがとうございました。

インドの映画のリメイクとのこと、Drishyam(ドリシャム/光景)も観てみたくなったのですが、日本では未発売かな?
気になります。

さて、警察に追い詰められたかと思われたクライマックス。
まさかあれだったとは・・・予想の斜め右上でした。
そこからの展開は中々に痛快でした。

ただ2点だけモヤっとしている点があります。
一つはタイにいながら、家族は中国語、外ではタイ語でストーリーが進行していくこと。
中国の映画ですので、仕方が無いのかも知れませんが、何か複雑な気分でした。

そしてエンディングがわたくし的には一番モヤっとしています。
お父さんのリーは、警察の組織腐敗を暴きたかったわけではなかっただろうに、結果として大きな暴動の原因となってしまいます。
わたくし的には、この辺りで上手くケジメをつけることができるともっと良かった気がします。

暴動の後からのストーリーやリーの心象が観る側にイマイチ伝わってこない気がします。
主人公のリーは、とても信心深いので、良心の呵責に耐えかねて自白したかのようにも見えますし、殺してしまった相手の親へのケジメで自白したようにも見えます?
また中の良い友人がマスコミのインタビューに答えた時の表情、また刑務所の中でのリーの表情。
私の理解不足かも知れませんが、イマイチ伝わってきませんでした。
死体はどこにやったのか?
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