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RUN/ラン

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RUN/ラン / サラ・ポールソン

全体の平均評価点:(5点満点)

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「RUN/ラン」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「search/サーチ」のアニーシュ・チャガンティ監督が車椅子の娘を溺愛する母親の狂気の暴走を描いたサイコ・スリラー。献身的に支えてくれる母への疑念が芽生え始めた車椅子の少女が、やがて恐るべき真実に近づき、必死の逃亡を図る恐怖の行方をスリリングに描く。出演は母親役に「キャロル」「ミスター・ガラス」のサラ・ポールソン、その娘役で新人のキーラ・アレン。郊外の一軒家に暮らすシングルマザーのダイアンと娘のクロエ。生まれつき体が弱く、車椅子生活を余儀なくされていた娘をダイアンは溺愛し、献身的に世話してきた。一方クロエは車椅子のハンデにも常に前向きで、大学へ進学し自立しようと勉学に励んでいた。そんな中、母親が新たに用意してくれた薬に疑問を抱き、自分で調べようとするクロエだったが…。 JAN:4907953290693

「RUN/ラン」 の作品情報

作品情報

製作年: 2020年
製作国: アメリカ
原題: RUN

「RUN/ラン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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サーチ/search

戦場からの脱出

アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル

ザ・スピリット

ユーザーレビュー:10件

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1〜 5件 / 全10件

身障者の娘へ注ぐ母親の愛は、果たして?

投稿日:2021/11/19 レビュアー:くまげらの森

(2020年製作・アメリカ)監督は「searchサーチ」のアニーシュ・チャガンティ。
そこは閉ざされた一軒家。車椅子の少女クロエ(キーラ・アレン)と
母ダイアン(サラ・ポールソン)が住んでいる。
クロエは母親の買い物袋を預かった時、いつも飲んでる自分の薬が母親あての処方なのに不審を抱く。
序盤、なぜこの娘はこんなに疑り深いのだろうと疑問が湧く。
(表面上はふたりとも上手くやろうと努力している)

クロエを演じるキーラ・アレンは、実際に車椅子使用の女優さんで、本作のために
結構鍛えたそうだ。
車椅子に乗ったまま、ドビューーンと疾走するのもすごいが、なんと2階から飛び降りたり、
屋根づたいに前進して窓を割る、アクションは尋常じゃない。
しかも、ちょっとした「折りたたみ伸縮棒」は作れるし、知識もすごい。勇敢な娘だ。
(いかんせん、携帯もネットも不通って所が絶望感をあおる)

さて、母の方だが、これが娘を愛して手元に置きたいのか、それとも殺してしまいたいのか
よくわからない。(サラ・ポールソンは熱演だが、感情移入は出来ない)
母親から逃げようとするクロエの奮闘に気持ちを持っていかれた。
その母親には秘密があった。(中盤で明かされるが・・・ひどい話である)

話は毒親から逃げる車椅子の娘の話だが、
自殺未遂の未成年に最初に話を聞くのは(親ではなく)カウンセラーだったり、
ケガをした子の話を優先して親の話は二の次とか、アメリカは「親による虐待」に非常に配慮されているのだなと感じた。
ミステリー要素は中盤で解決、ラストもそれほどビックリしない。
チャガンティ監督の作風はピリッとして飽きさせないが、いま少し「惜しい」という感じだったと思います。

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ただただ、怖い!!

投稿日:2021/11/24 レビュアー:アーモンド

身の毛がよだつ、怖さでした。
ここ数年観た映画の中で、ベスト3に入る、怖さでした。
何が怖いって、
生理的に怖い。
そしてママが怖い。
血も出ない!!グロいシーンもほとんどないのに、
ひたすら心理的に追い詰められる・・・
そのダメージは、かなりのもの。
オーソドックで、ただの効果音なのに、連続すると、
ヒタヒタと怖さが襲ってきます。

内容には一切触れませんので、ご自分で、体感なさってくださいね。

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

サイコスリラーとしては合格!

投稿日:2021/12/14 レビュアー:飛べない魔女

あまり期待はしていなかったけど、けっこう面白かった。
登場人物も少なく展開も早い。
こちら側は早いうちに母親がおかしいことに気がつくものの
そのからくりは狂気の沙汰だった!

生まれつき歩けない障害者のクロエは母親と二人暮らし。
自宅で勉強しながら大学を目指している。
ある日自分に与えられた薬がなにかおかしいと感じたクロエは
色々調べていくうちに驚愕の事実にたどり着く。

17年間一緒に過ごして、異常な愛とはいえ愛された事実があることは
そう簡単には感情を切り替えることは難しいだろうけど
そこは作り物なので、クロエはあっさりと母親を見限り
動かない足で必死の脱出を試みる。
設定としては珍しいものではないけれど、ハラハラドキドキ感は持続する。
サイコスリラーとしては合格!

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父なき世界 ネタバレ

投稿日:2021/12/17 レビュアー:ポッシュ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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思いっきりネタバレなので、作品をご覧になってからお読みください。

既出レビューで指摘されてる方もいらっしゃいますが、
私もこれ「代理ミュンヒハウゼン症候群」のハナシだと思います。
自己満足のためにケガや病気をねつ造するのがミュンヒハウゼン症候群、
傷つける対象が自分ではなく他者(多くは子ども)に向うのが“代理”ミュンヒハウゼン症候群。

本作に登場する毒親ダイアン(サラ・ポールソン)は、「完璧な母親」というアイデンティティに
しがみついて生きている訳ですね。
娘のクロエ(キーラ・アレン)は糖尿病、喘息、心臓病など様々な病気を持っていて
両下肢麻痺の車椅子生活。
ダイアンは家庭菜園(かなり本格的)で作った野菜を使って
毎日栄養たっぷりの手料理を作り、リハビリ、血糖値・薬剤の管理をキッチリやり、
学校には行かせずに家で自分が勉強を教えている。
・・・栄養士、看護師、教師の3役をこなしてるっちゅうことです。

ホームスクール保護者会(そんなんがあるのか!ってビックリした)では
子どもが大学に進学するのが辛いと泣く親ばかりの中、ダイアンだけが
「娘が自立するのは喜ばしいこと」とカンペキな親ぶりを見せつけている。
実際にはクロエの進学を阻もうとしているのに。
(この保護者会のシークエンス、参加者の手から手へと回っていくティッシュの箱で
 「共感」を演出しているのが巧い)

クロエは、ふとしたキッカケで自分が飲んでいる薬がおかしいと疑念を抱く。
スマホも持たせてもらえないし、自分で出来るインシュリン注射も手伝おうとする母親の過干渉ぶり、
子たる自分の生活全般の支配ぶりに、けっこう前から苛立ちを覚えていたのではないかと思える。
大学からの合格通知を待ちわびて、郵便が届く度に車椅子で玄関にダッシュするクロエを
母親がひきつった笑顔で制する。「届いてたら開封しないで渡すって言ってるでしょ」
・・・コレ、「勝手に開けないで。すぐ私に渡して」って娘から何度もお願いされてるってことじゃん。
クロエはこの母親が「毒親」だって薄々気づいてる。だから彼女の言うことを信用しきれないのだ。

夜更けにダイアンが一人で、クロエの幼少期のホームビデオを見てるシーンがあるけど、
最初はニコニコして可愛い娘の姿を眺めてたのが、この時のクロエちゃんがイヤイヤ期だったのか、
ママの言う事を聞かない様子に、だんだんダイアンの顔から笑顔が消えていく。
思うに、この辺りから
「あなたが私の思い通りにならないなら、私がなんとかしてみせる。自分の手で完璧にコントロールしてやる」
みたいな気持ちになってったんじゃないのかね。

自分を愛し守ってくれているハズの母親が、なんかオカシイ・・・って、怖い。
家庭は1番安心できる場所であるハズなのに、自分の安全がおびやかされているとしたら?
虐待の陰惨さってそういうことだと思う。子どもにとって絶望しかないよ。

物語の構造は、毒親VS娘の戦いというシンプルなもの。
歩けないクロエちゃんが圧倒的に不利なのだけど、機械工学が得意だったり、とにかく賢いので
あれやこれやの工夫で、薬の正体を暴くところまでが一つの山場。この攻防戦がかなり面白い。

後半は体を張った脱出劇になりますが、これがまたスゴイ。キーラ・アレンという女優さんは
実生活でも車椅子使用者なのだとか。車椅子移乗シーンとかめちゃくちゃリアルだなと思ったら
そういう事だったのね。
屋根の上を移動したり、喘息発作が起きて気管支拡張剤を探したり・・・といった場面は、
下半身が不自由な彼女の場合、通常の何倍もスリリングになる!

で、この映画ほとんど男性が出てこなくて、徹底して女と女の闘いになってるのだけど、
この「父なき世界」は、法や倫理の監督がない、裁きが訪れない世界なのですね。
死をもって罪を贖うというソリューションにはならない。
このドロドロした情念の世界が、またホラーです・・・。最後、怖いよー。

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緑のカプセルの謎

投稿日:2021/12/07 レビュアー:裸足のラヴァース 2.0


「サーチ」をまだ未見で 今作も よくあるやつみたいで乗ってこな
かったですがライオンズゲートだし 製作はしっかりとした物です
さてファブルの平手友梨奈君が中々良かったのですが 今作もまた
車椅子の少女のお話 毎度の僕のシンクロ だす 車椅子の暗い因縁

母子家庭で 二人の仲は良い 大学に行きたい 外に出たい娘は工学に
強い つまらなそうな題材ながら見ていられる ある種の演出の巧み
がある この手のお話の退屈な進行を外す 何かがある

その演出の先ずは薬の疑惑 上手い 愛する人への最初の疑惑だ
この感触ね ヒッチコックの「疑惑の影」だ ふうむ窓もヒッチだ
あらら「サーチ」からは思い付かぬ映画的教養があるね それとは
違ってインターネットにアクセス出来ない 意識的に真逆をやると
「ドントブリーズ」と同じく室内劇からの脱出がテーマだ 実際
どこか丼の演出家と同じ匂いがするね 「サーチ」の画面構成とは
違い フレーム外を上手く使う 映画がわかっている いや未見だけ
どさw そして車椅子お嬢ちゃんの全身アクション映画となっている
のも驚き ファブルはどこまでも凡庸だ

基本 母娘の擬制の家庭はずっと不和ではなかったので殺人を回避
する 難しい演出になるのだが 乗りきっている シラっと救急車の
おいちゃんの扱いを回収しない フェデアルバレスに似ていると
言ったが ラストの階段の真正面からのロングの見事なショット
など似ていないだろうか 評判以上のレベルの高い才能ある演出家
であって 推薦しますよ


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1〜 5件 / 全10件

RUN/ラン

ユーザーレビュー

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身障者の娘へ注ぐ母親の愛は、果たして?

投稿日

2021/11/19

レビュアー

くまげらの森

(2020年製作・アメリカ)監督は「searchサーチ」のアニーシュ・チャガンティ。
そこは閉ざされた一軒家。車椅子の少女クロエ(キーラ・アレン)と
母ダイアン(サラ・ポールソン)が住んでいる。
クロエは母親の買い物袋を預かった時、いつも飲んでる自分の薬が母親あての処方なのに不審を抱く。
序盤、なぜこの娘はこんなに疑り深いのだろうと疑問が湧く。
(表面上はふたりとも上手くやろうと努力している)

クロエを演じるキーラ・アレンは、実際に車椅子使用の女優さんで、本作のために
結構鍛えたそうだ。
車椅子に乗ったまま、ドビューーンと疾走するのもすごいが、なんと2階から飛び降りたり、
屋根づたいに前進して窓を割る、アクションは尋常じゃない。
しかも、ちょっとした「折りたたみ伸縮棒」は作れるし、知識もすごい。勇敢な娘だ。
(いかんせん、携帯もネットも不通って所が絶望感をあおる)

さて、母の方だが、これが娘を愛して手元に置きたいのか、それとも殺してしまいたいのか
よくわからない。(サラ・ポールソンは熱演だが、感情移入は出来ない)
母親から逃げようとするクロエの奮闘に気持ちを持っていかれた。
その母親には秘密があった。(中盤で明かされるが・・・ひどい話である)

話は毒親から逃げる車椅子の娘の話だが、
自殺未遂の未成年に最初に話を聞くのは(親ではなく)カウンセラーだったり、
ケガをした子の話を優先して親の話は二の次とか、アメリカは「親による虐待」に非常に配慮されているのだなと感じた。
ミステリー要素は中盤で解決、ラストもそれほどビックリしない。
チャガンティ監督の作風はピリッとして飽きさせないが、いま少し「惜しい」という感じだったと思います。

ただただ、怖い!!

投稿日

2021/11/24

レビュアー

アーモンド

身の毛がよだつ、怖さでした。
ここ数年観た映画の中で、ベスト3に入る、怖さでした。
何が怖いって、
生理的に怖い。
そしてママが怖い。
血も出ない!!グロいシーンもほとんどないのに、
ひたすら心理的に追い詰められる・・・
そのダメージは、かなりのもの。
オーソドックで、ただの効果音なのに、連続すると、
ヒタヒタと怖さが襲ってきます。

内容には一切触れませんので、ご自分で、体感なさってくださいね。

サイコスリラーとしては合格!

投稿日

2021/12/14

レビュアー

飛べない魔女

あまり期待はしていなかったけど、けっこう面白かった。
登場人物も少なく展開も早い。
こちら側は早いうちに母親がおかしいことに気がつくものの
そのからくりは狂気の沙汰だった!

生まれつき歩けない障害者のクロエは母親と二人暮らし。
自宅で勉強しながら大学を目指している。
ある日自分に与えられた薬がなにかおかしいと感じたクロエは
色々調べていくうちに驚愕の事実にたどり着く。

17年間一緒に過ごして、異常な愛とはいえ愛された事実があることは
そう簡単には感情を切り替えることは難しいだろうけど
そこは作り物なので、クロエはあっさりと母親を見限り
動かない足で必死の脱出を試みる。
設定としては珍しいものではないけれど、ハラハラドキドキ感は持続する。
サイコスリラーとしては合格!

父なき世界

投稿日

2021/12/17

レビュアー

ポッシュ

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思いっきりネタバレなので、作品をご覧になってからお読みください。

既出レビューで指摘されてる方もいらっしゃいますが、
私もこれ「代理ミュンヒハウゼン症候群」のハナシだと思います。
自己満足のためにケガや病気をねつ造するのがミュンヒハウゼン症候群、
傷つける対象が自分ではなく他者(多くは子ども)に向うのが“代理”ミュンヒハウゼン症候群。

本作に登場する毒親ダイアン(サラ・ポールソン)は、「完璧な母親」というアイデンティティに
しがみついて生きている訳ですね。
娘のクロエ(キーラ・アレン)は糖尿病、喘息、心臓病など様々な病気を持っていて
両下肢麻痺の車椅子生活。
ダイアンは家庭菜園(かなり本格的)で作った野菜を使って
毎日栄養たっぷりの手料理を作り、リハビリ、血糖値・薬剤の管理をキッチリやり、
学校には行かせずに家で自分が勉強を教えている。
・・・栄養士、看護師、教師の3役をこなしてるっちゅうことです。

ホームスクール保護者会(そんなんがあるのか!ってビックリした)では
子どもが大学に進学するのが辛いと泣く親ばかりの中、ダイアンだけが
「娘が自立するのは喜ばしいこと」とカンペキな親ぶりを見せつけている。
実際にはクロエの進学を阻もうとしているのに。
(この保護者会のシークエンス、参加者の手から手へと回っていくティッシュの箱で
 「共感」を演出しているのが巧い)

クロエは、ふとしたキッカケで自分が飲んでいる薬がおかしいと疑念を抱く。
スマホも持たせてもらえないし、自分で出来るインシュリン注射も手伝おうとする母親の過干渉ぶり、
子たる自分の生活全般の支配ぶりに、けっこう前から苛立ちを覚えていたのではないかと思える。
大学からの合格通知を待ちわびて、郵便が届く度に車椅子で玄関にダッシュするクロエを
母親がひきつった笑顔で制する。「届いてたら開封しないで渡すって言ってるでしょ」
・・・コレ、「勝手に開けないで。すぐ私に渡して」って娘から何度もお願いされてるってことじゃん。
クロエはこの母親が「毒親」だって薄々気づいてる。だから彼女の言うことを信用しきれないのだ。

夜更けにダイアンが一人で、クロエの幼少期のホームビデオを見てるシーンがあるけど、
最初はニコニコして可愛い娘の姿を眺めてたのが、この時のクロエちゃんがイヤイヤ期だったのか、
ママの言う事を聞かない様子に、だんだんダイアンの顔から笑顔が消えていく。
思うに、この辺りから
「あなたが私の思い通りにならないなら、私がなんとかしてみせる。自分の手で完璧にコントロールしてやる」
みたいな気持ちになってったんじゃないのかね。

自分を愛し守ってくれているハズの母親が、なんかオカシイ・・・って、怖い。
家庭は1番安心できる場所であるハズなのに、自分の安全がおびやかされているとしたら?
虐待の陰惨さってそういうことだと思う。子どもにとって絶望しかないよ。

物語の構造は、毒親VS娘の戦いというシンプルなもの。
歩けないクロエちゃんが圧倒的に不利なのだけど、機械工学が得意だったり、とにかく賢いので
あれやこれやの工夫で、薬の正体を暴くところまでが一つの山場。この攻防戦がかなり面白い。

後半は体を張った脱出劇になりますが、これがまたスゴイ。キーラ・アレンという女優さんは
実生活でも車椅子使用者なのだとか。車椅子移乗シーンとかめちゃくちゃリアルだなと思ったら
そういう事だったのね。
屋根の上を移動したり、喘息発作が起きて気管支拡張剤を探したり・・・といった場面は、
下半身が不自由な彼女の場合、通常の何倍もスリリングになる!

で、この映画ほとんど男性が出てこなくて、徹底して女と女の闘いになってるのだけど、
この「父なき世界」は、法や倫理の監督がない、裁きが訪れない世界なのですね。
死をもって罪を贖うというソリューションにはならない。
このドロドロした情念の世界が、またホラーです・・・。最後、怖いよー。

緑のカプセルの謎

投稿日

2021/12/07

レビュアー

裸足のラヴァース 2.0


「サーチ」をまだ未見で 今作も よくあるやつみたいで乗ってこな
かったですがライオンズゲートだし 製作はしっかりとした物です
さてファブルの平手友梨奈君が中々良かったのですが 今作もまた
車椅子の少女のお話 毎度の僕のシンクロ だす 車椅子の暗い因縁

母子家庭で 二人の仲は良い 大学に行きたい 外に出たい娘は工学に
強い つまらなそうな題材ながら見ていられる ある種の演出の巧み
がある この手のお話の退屈な進行を外す 何かがある

その演出の先ずは薬の疑惑 上手い 愛する人への最初の疑惑だ
この感触ね ヒッチコックの「疑惑の影」だ ふうむ窓もヒッチだ
あらら「サーチ」からは思い付かぬ映画的教養があるね それとは
違ってインターネットにアクセス出来ない 意識的に真逆をやると
「ドントブリーズ」と同じく室内劇からの脱出がテーマだ 実際
どこか丼の演出家と同じ匂いがするね 「サーチ」の画面構成とは
違い フレーム外を上手く使う 映画がわかっている いや未見だけ
どさw そして車椅子お嬢ちゃんの全身アクション映画となっている
のも驚き ファブルはどこまでも凡庸だ

基本 母娘の擬制の家庭はずっと不和ではなかったので殺人を回避
する 難しい演出になるのだが 乗りきっている シラっと救急車の
おいちゃんの扱いを回収しない フェデアルバレスに似ていると
言ったが ラストの階段の真正面からのロングの見事なショット
など似ていないだろうか 評判以上のレベルの高い才能ある演出家
であって 推薦しますよ


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