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いのちの停車場

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いのちの停車場 / 吉永小百合

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「いのちの停車場」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

吉永小百合が救命救急医から小さな診療所の在宅医に転身した主人公を演じるヒューマン・ドラマ。最初は初めての在宅医療に戸惑いつつも、様々な事情で在宅医療を選択した患者たちとの出会いを重ねる中で、次第に患者だけでなくその家族とも向き合い、最期まで自分らしく生きたいと願う患者に寄り添っていく姿を描く。共演は松坂桃李、広瀬すず、西田敏行。監督は「八日目の蝉」「ふしぎな岬の物語」の成島出。東京の救命救急センターで働いていた医師の白石咲和子は、ある出来事をきっかけに退職して実家の金沢に帰郷する。そして陽気な仙川徹が院長を務める“まほろば診療所”で在宅医として働き始める。仙川は近隣に住む5名の患者を中心に在宅医療を行っており、患者の生き方を尊重するその治療方針は、救命救急医だった咲和子をたびたび戸惑わせるのだったが…。 JAN:4988101216536

「いのちの停車場」 の作品情報

作品情報

製作年: 2021年
製作国: 日本

「いのちの停車場」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 4件 / 全4件

終末期医療に一石を投じる問題作

投稿日:2021/11/12 レビュアー:アーモンド

2021年。監督:成島出。原作は現役医師の南杏子。 
吉永小百合主演の医療ドラマです。
課題も山積みですが、とても考えさせられました。
これだけ高齢化が進む日本の現状です。
病院で死ぬか?
家で死ぬか?
現実は待ったなしです。

長年に亘り救命緊急医だった白石佐和子(吉永小百合)は、あるキッカケで、
父親(田中泯)の住む金沢に戻ります。
そして金沢で在宅医療医院「まほろば診療所」で医師としての再スタートをきることに。

在宅医療を行う「まほろば診療所」のスタッフ役の松坂桃李がとても良かったです。
医師免許に何回も失敗してる設定なのですが、彼の演ずる野呂くんが、
とても好きになりました。
(松坂桃李は普通の青年をこんなに自然に演じられるんですね)
野呂くんと小児がんの少女・萌(佐々木みゆ)との交流は良かった・・・
萌ちゃんがお父さんに言う「小児がんの子供でごめんなさい」
この言葉には泣かずにいられませんでした。
(野呂くん、本当に優しい。)

最後まで観ると、吉永の父親役の田中泯・・・これはもう入魂の演技で、言葉が出ないくらい素晴らしいです。

診療所日記・・そう言ってもいい程、患者さんが通り過ぎて行きます。
それも死期の近い患者さんが・・・
エピソードそれぞれがあまりに短いし、掘り下げが足りない。
伊勢谷友介、石田ゆり子、柳葉敏郎、小池栄子、といい役者が揃ってます。
みなさん、出演場面が少なく花を添えた程度でした。
特に伊勢谷友介のエピソードは尻切れトンボになり、ここは演出も苦しかったようです。

看護師として「まほろば医院」で働く広瀬すず。
彼女も辛い過去を抱えて生きてます。
自然な演技と可愛らしさ、やはり魅力的です。
西田敏行は安定です。やはりいい、好きです。

肝心の吉永小百合さん。
言いたいことはいっぱいあるけれど、76歳でまだ主演すること、
需要があるのは凄いことですね。

人間の終末期医療のあり方を考える問題提起の役割は果たしたと思います。
人間模様は、多くの人が経験すること、共感を持ちました。
「安楽死」
これは難しくて、どのように描いても描ききれない・・・
コロナ禍で「命の選別」が図らずも浮かび上がりました。
もう少し時間をかけて時期が来れば「安楽死」も進展するかも知れませんね。

「死」と向き合い「死」考えるキッカケとなる問題作だと思います。

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「医」は「仁」である 「仁」は「愛」であるか?

投稿日:2022/01/20 レビュアー:ちゅく

海を見たい少女を連れていく場面。
女流棋士「中川朋子」(石田ゆり子)は、自分の故郷・金沢市に、東京で知り合った医師「白石咲和子」(吉永小百合)がいることを知り、福井の病院で治療を受けに行く途次、訪ねてくる。「朋子」の指を一目見た「咲和子」(吉永さゆり)は「二回目」の抗がん剤治療を受けたことを医師らしく察知した。
「咲和子」は東京の大きい病院の優秀な内科医だったが、救命現場を担当したとき、トンネルの中で交通事故と火災が起こり救命できなかった。責任をとって辞職、故郷の金沢のこの「まほろば」という医療院に移ったのだった。彼女も、末期癌の実父(田中泯。「たそがれ清兵衛」の「余吾善右衛」役)を介護する立場にあった。
「まほろば」の二代目院長「仙川徹」(西田敏行)が統率するスタッフには若い「星野麻世」(広瀬すず)たちがいる。自分のために「咲和子」が病院を出ざるを得なかった青年「野呂」が、赤いポルシェに乗って、「まほろば」で働き始めるが、この青年、製薬会社の御曹司でもあろう、信用できない。「星野麻世」も信用はしないが、自転車で(わざとではなく、嘘で)車に傷をつけて反応を確める賢い小悪魔)。
金沢市の「ある場所」にある赤い照明のバーでは、マスター(みなみらんぼう)の作るモンゴル料理が供される。そのバーは、香林坊にも片町にも東山にもない、夢の店。
「ドミノ倒し」のように苦しみながら死んでいく患者たちと家族──元・自衛官「宮嶋」(柳葉敏郎)と妻(森口瑤子)たちの、「死なせてくれ」という患者の願い、「安らかにしてあげたい」という家族、最後まで治療せざるを得ない終末医療の現場が、骨を刻む確かさな傷みで描かれています。現場に近いほどほた
ど「私の問題」として抱え込む医師が多く、「もう殺してださい」という患者の声に、遠い家族よりも本人から聴かされることが多い、医師の努力と苦悩に、生命への献身へ感謝を込めた映画です。がんの本人告知もまず本人に開示され、早期告知・治療を前提に家族の理解を得て進めるようになっています。がんも、あと50年したら完全に治る病気になるかもしれません。そこまで生きられませんが、末期と宣告されても、痛みに耐えて闘うのが自分の主義です。医療費が絶えたら、そのときは自分で生命維持装置を停止させるでしょう。自分がそれをできなければ、遺言で近親者に命じるでしょう。
「いのちの停車場」(2021、いのちの停車場」製作委員会/東映、カラー、119分)。監督は成島出(1961年生)。この映画の描く世界は私にとっては近未来、しかも10年以内かもしれません。と思って、生きていくのです。

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見ていて辛く悲しくなりました。

投稿日:2021/11/12 レビュアー:MILES

親子を演じている吉永小百合と田中泯は同い年だと知り驚きました。
全く違和感がなかった。ベテランの演技力というものなのだろうか。
物語は人の定めである死を家族愛と医療問題を絡ませて進んでいくが見ていて辛く悲しくなりました。
個人的には、松坂桃李と広瀬すずがラーメンを食べている時のアップのシーンと海でのシーンで幾分か
救われました。

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2.5

投稿日:2022/01/27 レビュアー:aa

消化不良

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いのちの停車場

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終末期医療に一石を投じる問題作

投稿日

2021/11/12

レビュアー

アーモンド

2021年。監督:成島出。原作は現役医師の南杏子。 
吉永小百合主演の医療ドラマです。
課題も山積みですが、とても考えさせられました。
これだけ高齢化が進む日本の現状です。
病院で死ぬか?
家で死ぬか?
現実は待ったなしです。

長年に亘り救命緊急医だった白石佐和子(吉永小百合)は、あるキッカケで、
父親(田中泯)の住む金沢に戻ります。
そして金沢で在宅医療医院「まほろば診療所」で医師としての再スタートをきることに。

在宅医療を行う「まほろば診療所」のスタッフ役の松坂桃李がとても良かったです。
医師免許に何回も失敗してる設定なのですが、彼の演ずる野呂くんが、
とても好きになりました。
(松坂桃李は普通の青年をこんなに自然に演じられるんですね)
野呂くんと小児がんの少女・萌(佐々木みゆ)との交流は良かった・・・
萌ちゃんがお父さんに言う「小児がんの子供でごめんなさい」
この言葉には泣かずにいられませんでした。
(野呂くん、本当に優しい。)

最後まで観ると、吉永の父親役の田中泯・・・これはもう入魂の演技で、言葉が出ないくらい素晴らしいです。

診療所日記・・そう言ってもいい程、患者さんが通り過ぎて行きます。
それも死期の近い患者さんが・・・
エピソードそれぞれがあまりに短いし、掘り下げが足りない。
伊勢谷友介、石田ゆり子、柳葉敏郎、小池栄子、といい役者が揃ってます。
みなさん、出演場面が少なく花を添えた程度でした。
特に伊勢谷友介のエピソードは尻切れトンボになり、ここは演出も苦しかったようです。

看護師として「まほろば医院」で働く広瀬すず。
彼女も辛い過去を抱えて生きてます。
自然な演技と可愛らしさ、やはり魅力的です。
西田敏行は安定です。やはりいい、好きです。

肝心の吉永小百合さん。
言いたいことはいっぱいあるけれど、76歳でまだ主演すること、
需要があるのは凄いことですね。

人間の終末期医療のあり方を考える問題提起の役割は果たしたと思います。
人間模様は、多くの人が経験すること、共感を持ちました。
「安楽死」
これは難しくて、どのように描いても描ききれない・・・
コロナ禍で「命の選別」が図らずも浮かび上がりました。
もう少し時間をかけて時期が来れば「安楽死」も進展するかも知れませんね。

「死」と向き合い「死」考えるキッカケとなる問題作だと思います。

「医」は「仁」である 「仁」は「愛」であるか?

投稿日

2022/01/20

レビュアー

ちゅく

海を見たい少女を連れていく場面。
女流棋士「中川朋子」(石田ゆり子)は、自分の故郷・金沢市に、東京で知り合った医師「白石咲和子」(吉永小百合)がいることを知り、福井の病院で治療を受けに行く途次、訪ねてくる。「朋子」の指を一目見た「咲和子」(吉永さゆり)は「二回目」の抗がん剤治療を受けたことを医師らしく察知した。
「咲和子」は東京の大きい病院の優秀な内科医だったが、救命現場を担当したとき、トンネルの中で交通事故と火災が起こり救命できなかった。責任をとって辞職、故郷の金沢のこの「まほろば」という医療院に移ったのだった。彼女も、末期癌の実父(田中泯。「たそがれ清兵衛」の「余吾善右衛」役)を介護する立場にあった。
「まほろば」の二代目院長「仙川徹」(西田敏行)が統率するスタッフには若い「星野麻世」(広瀬すず)たちがいる。自分のために「咲和子」が病院を出ざるを得なかった青年「野呂」が、赤いポルシェに乗って、「まほろば」で働き始めるが、この青年、製薬会社の御曹司でもあろう、信用できない。「星野麻世」も信用はしないが、自転車で(わざとではなく、嘘で)車に傷をつけて反応を確める賢い小悪魔)。
金沢市の「ある場所」にある赤い照明のバーでは、マスター(みなみらんぼう)の作るモンゴル料理が供される。そのバーは、香林坊にも片町にも東山にもない、夢の店。
「ドミノ倒し」のように苦しみながら死んでいく患者たちと家族──元・自衛官「宮嶋」(柳葉敏郎)と妻(森口瑤子)たちの、「死なせてくれ」という患者の願い、「安らかにしてあげたい」という家族、最後まで治療せざるを得ない終末医療の現場が、骨を刻む確かさな傷みで描かれています。現場に近いほどほた
ど「私の問題」として抱え込む医師が多く、「もう殺してださい」という患者の声に、遠い家族よりも本人から聴かされることが多い、医師の努力と苦悩に、生命への献身へ感謝を込めた映画です。がんの本人告知もまず本人に開示され、早期告知・治療を前提に家族の理解を得て進めるようになっています。がんも、あと50年したら完全に治る病気になるかもしれません。そこまで生きられませんが、末期と宣告されても、痛みに耐えて闘うのが自分の主義です。医療費が絶えたら、そのときは自分で生命維持装置を停止させるでしょう。自分がそれをできなければ、遺言で近親者に命じるでしょう。
「いのちの停車場」(2021、いのちの停車場」製作委員会/東映、カラー、119分)。監督は成島出(1961年生)。この映画の描く世界は私にとっては近未来、しかも10年以内かもしれません。と思って、生きていくのです。

見ていて辛く悲しくなりました。

投稿日

2021/11/12

レビュアー

MILES

親子を演じている吉永小百合と田中泯は同い年だと知り驚きました。
全く違和感がなかった。ベテランの演技力というものなのだろうか。
物語は人の定めである死を家族愛と医療問題を絡ませて進んでいくが見ていて辛く悲しくなりました。
個人的には、松坂桃李と広瀬すずがラーメンを食べている時のアップのシーンと海でのシーンで幾分か
救われました。

2.5

投稿日

2022/01/27

レビュアー

aa

消化不良

1〜 4件 / 全4件