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カムバック・トゥ・ハリウッド!!

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カムバック・トゥ・ハリウッド!! / ロバート・デ・ニーロ
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「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンのベテラン・オスカー俳優3人の豪華顔合わせで贈るハリウッド内幕コメディ。1970年代のハリウッドを舞台に、借金まみれのB級映画プロデューサーが企む奇想天外な借金返済計画の行方を描く。監督は「ミッドナイト・ラン」の脚本などで知られるジョージ・ギャロ。恐ろしいギャングのレジーに多額の借金をしていたB級映画プロデューサーのマックス。返済のめども立たず窮地に陥っていた時、ある悪だくみを思いつく。それは、アクション映画の撮影中に主演俳優を事故死させて保険金を手に入れるというもの。老人ホームにいた往年のスター、デュークを担ぎ出すと、さっそく西部劇の撮影に取り掛かる。そして、撮影中の事故に見せかけてデュークを殺そうとするマックスだったが…。 JAN:4532612151420

「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」 の作品情報

作品情報

製作年: 2020年
原題: THE COMEBACK TRAIL

「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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暗殺者

フランケンシュタイン

ショウタイム

キラー・スナイパー

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1〜 5件 / 全11件

『西部の老銃士』とは俺のこと!ドヤ顔のトミー・リー・ジョーンズ

投稿日:2021/09/24 レビュアー:くまげらの森

ハリウッドでB級映画を作っているプロデューサーのマックス(ロバート・デ・ニーロ)は借金まみれ。
極悪ギャングで映画マニアのレジー(モーガン・フリーマン)には早くお金を返さないと殺すと脅されている。(実際、手下にグググ・と首を締められる!)
マックスは偶然、事故で役者が死亡した場合は多額の保険金が出るというニュースを聞きつけ、
その手があったかとニヤリ( ̄∀ ̄)とする。

事故に見せかけてすぐ死にそうな人材を探しに、老人ホームを訪ねたマックスたちは、
往年の西部劇スター・デューク・モンタナ(トミー・リー・ジョーンズ)を発見!
早速起用し、監督も若い女性メーガン(ケイト・カッツマン)をテキトーに採用、
ところが、昔とった杵柄と言うべきか、デュークは炎上する小屋を馬でハイジャンプするわ、
吊橋に細工されて深い谷底に落ちるも、よじ登って生還するわ、小細工を次々クリア、
撮影オーディエンスからは拍手喝采の日々だった。

生還される度に、デニーロの苦虫を潰した顔と、トミーのドヤ顔が面白い。
さーて、計画が狂って、無事クランクアップしそうなデニーロ、
予想外の展開が待ち受ける・・・。

デニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンと
三大レジェントを投入した映画界内輪もの、面白かったです!
荒野を馬で駆けるトミー・リー・ジョーンズが最高でした。
『ワンス・アポン・ア・タイム・インハリウッド』に少し雰囲気が似てるかな。
それにしても、ロッテントマトの評価は30パーセントと意外に良くない。
(撮影時以外の話が面白くないのかしら?)
私は楽しく観ましたで〜す♪

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One great and beautiful mistake それが人生だ

投稿日:2021/10/05 レビュアー:hinakksk

 これは、劇中劇「西部の老銃士」の台詞であると同時に、この映画のメッセージなのではないだろうか。酸いも甘いも知り尽くした、往年の名俳優がしみじみと語るからこそ、含蓄のある言葉になっている。人生は大いなる過ちかもしれないけれど、いくつになってもやり直せるし、再起できる。最後、愛すべき名(迷?)馬バタースコッチに跨って西部の荒野をどこまでも駆け抜けていく格好いいデューク・モンタナの後ろ姿に、胸が熱くなる。「カムバックへの道」という原題がそのシーンにオーバーラップするような気がして、タイトルの意味が初めて納得できる。ハリウッドというよりも、人生のトレイルなのだ。

 映画自体はB級に徹した、ふざけたコメディで、主演3人の老練の俳優たちが、余裕たっぷりに楽しそうに演じています。サブキャスト(甥のウォルターや女性監督)には若くフレッシュな俳優を配して、雰囲気を明るく軽やかにしているのが絶妙。映画愛に溢れていて細部にめちゃくちゃ凝っています。懲り過ぎて分かり難いのが難点。映画に詳しい人ならワクワクするかも。

 クランクアップしたばかりの「尼さんは殺し屋」という新作が、当の尼さんたちやカトリック信者の激しい抗議デモにあって観客が入れず、プロデューサーで映画会社を経営するマックスは、多額の借金の返済に窮する。ギャングのレジーは、借金を返さないなら命はないぞと、マックスを脅迫。成功した若手プロデューサーのジミーとは、マックスが大事にしている脚本を売る売らないでもめにもめる。ジミーの撮影現場を見学に行くと、主演の人気スタント俳優が屋上から墜落死するという事故が起きる。正直言って、このあたりまでの序盤は余り面白くないです。マックスが新作を撮影するふりをして、主演俳優を事故死させ、その保険金で大儲けしようと企むなんて、とんでもない。

 かつての西部劇の大スターで、今は老いて落ちぶれ見る影もない、自殺願望のあるデューク・モンタナを老人ホームから引っ張り出すあたりから、次第に面白くなってきます。マックスは彼を主演に撮影を始めるけれど、マックスの本当の目的は彼を事故死させること。ところがデュークは巧みに危機を回避して、逆に名シーンの連続。彼はピンピンしているのに、とばっちりで負傷するのはマックスばかりという因果応報な展開。いっこうに事故死の朗報(?)が届かないので、業を煮やしたギャングのレジーが乗り込んできて…、ところがレジーは大の映画ファンでというのがポイント。

 昔懐かしい西部劇のダイジェストのようなシーンを観ていると、西部劇もいいなあと観直したくなります。スタント馬として登場するバタースコッチが、人間も顔負けの芸達者で、とってもチャーミング。お馬さんのキャラクターにこんなに魅了されたのは初めてです。いつしか老映画スターはバタースコッチと一体化し、この映画自体が、撮影している劇中劇の「西部の老銃士」に重なっていって、ふたつの映画がひとつになっていく過程が見事。

 そしてそして、最後のクレジットの途中に、何と冒頭の「尼さんは殺し屋」の、大真面目に制作された本格的な予告編がたっぷりと挿入されています。(この予告編だけでも星4つの評価をしたいぐらいなので、決して見逃しませんように。)本編以上にこちらの方に力が入っているかも。実に楽しそうです。カトリック信者が抗議デモをしたくなる気持ちが分かるかも。しかも、これ以降、本編のクレジットは、「尼さんは殺し屋」のクレジットと一体化、何て芸が細かいんでしょう、という映画です。

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不死身の宇宙人ジョーンズ

投稿日:2021/10/24 レビュアー:飛べない魔女

1970年代、ハリウッドでもう一度当たる映画を撮りたいい監督と
アクションスターとしてもう一度輝きたい忘れられた俳優の
利害が一致して、西部劇『西部の老銃士』を撮ることに!
・・・と思いきや、この撮影には実は裏があった!

もうバカバカしくも、可笑しくて、面白かったです。
デニーロさん、ジョーンズさん、フリーマンさん
ハリウッドで酸いも甘いも経験した皆さんですから
ここで映画制作に関わる秘話(?(笑))を演じることで
とてものびのびと演じてらっしゃいます。

自分の思惑通りに何もかもうまくいかなくて空回りする
デニーロさんと
その思惑を見事にするりと抜けてみせるジョーンズさん。
流石に宇宙人ジョーンズは強者だった!(笑)
そしてフリーマンさんも乱入してきて撮影現場はどうなることやら?
最後は爽やかな感動の渦(ちょっと言い過ぎ?)でした。

それにしても、映画『西部の老銃士』
どうみてもアカデミー賞は無理だと思いますが。。(笑)

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この爺さん達、不死身だな(笑)

投稿日:2021/11/07 レビュアー:ホラーは観ないKEN

この爺さん達、不死身だな(笑)

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「人でなし」と書いて“プロデューサー”と読むんだ!

投稿日:2021/10/05 レビュアー:哲郎

表面上軽いB級作品のようでも、大物俳優が複数出ている場合は借りてみる価値がある。当然のことながら、(大物の)俳優は事前に脚本を手にして内容を吟味しているのであり、出演を決めたということはそこに納得するものがあったからだ。

この作品はB級映画の制作現場の実情をコミカルに描いており、主人公は口八丁手八丁のハチャメチャなプロデューサーだ。
その迷?プロデューサーにはロバート・デ・ニーロ、劇中劇の主人公にトミー・リー・ジョーンズ、そしてプロデューサーに金を貸すギャングのボスにモーガン・フリーマンという豪華メンバー。この主要三役の大物俳優三人には共通点がある。それは、程度の差こそあれ下積み時代があったことだ。したがって彼らはB級映画の製作現場の様子を知っているはず。彼らが出演を決めたのは、そこに理由があったのだと私は思っている。

これを見ると、たとえB級といえど映画づくりがいかに大変かよくわかる。殊にその資金調達は、プロデューサーの仕事のうちで最も困難なものだろう。オスカーに縁のないクリエイターは、危険があっても怪しげな連中から製作資金を借りることにもなる。
ここに登場するプロデューサーもダークマネーの借金王になっており、彼はその借金を返すために、なんと撮影中に俳優を事故死させ保険金を手に入れようと画策する。ところがそんな悪だくみが上手くいくはずはなく、彼は馬に蹴られ、牛にどつかれ、ガス爆発に吹き飛ばされと散々な目に遭う。もはやこれまでと観念したその時、意外な結末が訪れて...がお楽しみどころだ。

またこの作品には、’70年代当時の制作現場における辛辣な実情がシニカルに盛り込まれている。
プロデューサーの甥ウォルターは明らかにゲイで、他にもスタッフにゲイらしき人がおり、劇中劇の女性監督はラストで自身が同性愛者だとカミングアウトする。また金貸しのギャング団が黒人グループであることにも意味がある。ギャング団のボスはラストで「これからは黒人が映画に進出するんだ」と高らかに宣言する。こうしたことは、当時の業界ではこれらの人々が敬遠されたマイノリティであり、表立っては活躍できなかった事実を物語っている。
一見軽そうで、実はけっこう中身ありますよ。

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カムバック・トゥ・ハリウッド!!

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『西部の老銃士』とは俺のこと!ドヤ顔のトミー・リー・ジョーンズ

投稿日

2021/09/24

レビュアー

くまげらの森

ハリウッドでB級映画を作っているプロデューサーのマックス(ロバート・デ・ニーロ)は借金まみれ。
極悪ギャングで映画マニアのレジー(モーガン・フリーマン)には早くお金を返さないと殺すと脅されている。(実際、手下にグググ・と首を締められる!)
マックスは偶然、事故で役者が死亡した場合は多額の保険金が出るというニュースを聞きつけ、
その手があったかとニヤリ( ̄∀ ̄)とする。

事故に見せかけてすぐ死にそうな人材を探しに、老人ホームを訪ねたマックスたちは、
往年の西部劇スター・デューク・モンタナ(トミー・リー・ジョーンズ)を発見!
早速起用し、監督も若い女性メーガン(ケイト・カッツマン)をテキトーに採用、
ところが、昔とった杵柄と言うべきか、デュークは炎上する小屋を馬でハイジャンプするわ、
吊橋に細工されて深い谷底に落ちるも、よじ登って生還するわ、小細工を次々クリア、
撮影オーディエンスからは拍手喝采の日々だった。

生還される度に、デニーロの苦虫を潰した顔と、トミーのドヤ顔が面白い。
さーて、計画が狂って、無事クランクアップしそうなデニーロ、
予想外の展開が待ち受ける・・・。

デニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンと
三大レジェントを投入した映画界内輪もの、面白かったです!
荒野を馬で駆けるトミー・リー・ジョーンズが最高でした。
『ワンス・アポン・ア・タイム・インハリウッド』に少し雰囲気が似てるかな。
それにしても、ロッテントマトの評価は30パーセントと意外に良くない。
(撮影時以外の話が面白くないのかしら?)
私は楽しく観ましたで〜す♪

One great and beautiful mistake それが人生だ

投稿日

2021/10/05

レビュアー

hinakksk

 これは、劇中劇「西部の老銃士」の台詞であると同時に、この映画のメッセージなのではないだろうか。酸いも甘いも知り尽くした、往年の名俳優がしみじみと語るからこそ、含蓄のある言葉になっている。人生は大いなる過ちかもしれないけれど、いくつになってもやり直せるし、再起できる。最後、愛すべき名(迷?)馬バタースコッチに跨って西部の荒野をどこまでも駆け抜けていく格好いいデューク・モンタナの後ろ姿に、胸が熱くなる。「カムバックへの道」という原題がそのシーンにオーバーラップするような気がして、タイトルの意味が初めて納得できる。ハリウッドというよりも、人生のトレイルなのだ。

 映画自体はB級に徹した、ふざけたコメディで、主演3人の老練の俳優たちが、余裕たっぷりに楽しそうに演じています。サブキャスト(甥のウォルターや女性監督)には若くフレッシュな俳優を配して、雰囲気を明るく軽やかにしているのが絶妙。映画愛に溢れていて細部にめちゃくちゃ凝っています。懲り過ぎて分かり難いのが難点。映画に詳しい人ならワクワクするかも。

 クランクアップしたばかりの「尼さんは殺し屋」という新作が、当の尼さんたちやカトリック信者の激しい抗議デモにあって観客が入れず、プロデューサーで映画会社を経営するマックスは、多額の借金の返済に窮する。ギャングのレジーは、借金を返さないなら命はないぞと、マックスを脅迫。成功した若手プロデューサーのジミーとは、マックスが大事にしている脚本を売る売らないでもめにもめる。ジミーの撮影現場を見学に行くと、主演の人気スタント俳優が屋上から墜落死するという事故が起きる。正直言って、このあたりまでの序盤は余り面白くないです。マックスが新作を撮影するふりをして、主演俳優を事故死させ、その保険金で大儲けしようと企むなんて、とんでもない。

 かつての西部劇の大スターで、今は老いて落ちぶれ見る影もない、自殺願望のあるデューク・モンタナを老人ホームから引っ張り出すあたりから、次第に面白くなってきます。マックスは彼を主演に撮影を始めるけれど、マックスの本当の目的は彼を事故死させること。ところがデュークは巧みに危機を回避して、逆に名シーンの連続。彼はピンピンしているのに、とばっちりで負傷するのはマックスばかりという因果応報な展開。いっこうに事故死の朗報(?)が届かないので、業を煮やしたギャングのレジーが乗り込んできて…、ところがレジーは大の映画ファンでというのがポイント。

 昔懐かしい西部劇のダイジェストのようなシーンを観ていると、西部劇もいいなあと観直したくなります。スタント馬として登場するバタースコッチが、人間も顔負けの芸達者で、とってもチャーミング。お馬さんのキャラクターにこんなに魅了されたのは初めてです。いつしか老映画スターはバタースコッチと一体化し、この映画自体が、撮影している劇中劇の「西部の老銃士」に重なっていって、ふたつの映画がひとつになっていく過程が見事。

 そしてそして、最後のクレジットの途中に、何と冒頭の「尼さんは殺し屋」の、大真面目に制作された本格的な予告編がたっぷりと挿入されています。(この予告編だけでも星4つの評価をしたいぐらいなので、決して見逃しませんように。)本編以上にこちらの方に力が入っているかも。実に楽しそうです。カトリック信者が抗議デモをしたくなる気持ちが分かるかも。しかも、これ以降、本編のクレジットは、「尼さんは殺し屋」のクレジットと一体化、何て芸が細かいんでしょう、という映画です。

不死身の宇宙人ジョーンズ

投稿日

2021/10/24

レビュアー

飛べない魔女

1970年代、ハリウッドでもう一度当たる映画を撮りたいい監督と
アクションスターとしてもう一度輝きたい忘れられた俳優の
利害が一致して、西部劇『西部の老銃士』を撮ることに!
・・・と思いきや、この撮影には実は裏があった!

もうバカバカしくも、可笑しくて、面白かったです。
デニーロさん、ジョーンズさん、フリーマンさん
ハリウッドで酸いも甘いも経験した皆さんですから
ここで映画制作に関わる秘話(?(笑))を演じることで
とてものびのびと演じてらっしゃいます。

自分の思惑通りに何もかもうまくいかなくて空回りする
デニーロさんと
その思惑を見事にするりと抜けてみせるジョーンズさん。
流石に宇宙人ジョーンズは強者だった!(笑)
そしてフリーマンさんも乱入してきて撮影現場はどうなることやら?
最後は爽やかな感動の渦(ちょっと言い過ぎ?)でした。

それにしても、映画『西部の老銃士』
どうみてもアカデミー賞は無理だと思いますが。。(笑)

この爺さん達、不死身だな(笑)

投稿日

2021/11/07

レビュアー

ホラーは観ないKEN

この爺さん達、不死身だな(笑)

「人でなし」と書いて“プロデューサー”と読むんだ!

投稿日

2021/10/05

レビュアー

哲郎

表面上軽いB級作品のようでも、大物俳優が複数出ている場合は借りてみる価値がある。当然のことながら、(大物の)俳優は事前に脚本を手にして内容を吟味しているのであり、出演を決めたということはそこに納得するものがあったからだ。

この作品はB級映画の制作現場の実情をコミカルに描いており、主人公は口八丁手八丁のハチャメチャなプロデューサーだ。
その迷?プロデューサーにはロバート・デ・ニーロ、劇中劇の主人公にトミー・リー・ジョーンズ、そしてプロデューサーに金を貸すギャングのボスにモーガン・フリーマンという豪華メンバー。この主要三役の大物俳優三人には共通点がある。それは、程度の差こそあれ下積み時代があったことだ。したがって彼らはB級映画の製作現場の様子を知っているはず。彼らが出演を決めたのは、そこに理由があったのだと私は思っている。

これを見ると、たとえB級といえど映画づくりがいかに大変かよくわかる。殊にその資金調達は、プロデューサーの仕事のうちで最も困難なものだろう。オスカーに縁のないクリエイターは、危険があっても怪しげな連中から製作資金を借りることにもなる。
ここに登場するプロデューサーもダークマネーの借金王になっており、彼はその借金を返すために、なんと撮影中に俳優を事故死させ保険金を手に入れようと画策する。ところがそんな悪だくみが上手くいくはずはなく、彼は馬に蹴られ、牛にどつかれ、ガス爆発に吹き飛ばされと散々な目に遭う。もはやこれまでと観念したその時、意外な結末が訪れて...がお楽しみどころだ。

またこの作品には、’70年代当時の制作現場における辛辣な実情がシニカルに盛り込まれている。
プロデューサーの甥ウォルターは明らかにゲイで、他にもスタッフにゲイらしき人がおり、劇中劇の女性監督はラストで自身が同性愛者だとカミングアウトする。また金貸しのギャング団が黒人グループであることにも意味がある。ギャング団のボスはラストで「これからは黒人が映画に進出するんだ」と高らかに宣言する。こうしたことは、当時の業界ではこれらの人々が敬遠されたマイノリティであり、表立っては活躍できなかった事実を物語っている。
一見軽そうで、実はけっこう中身ありますよ。

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