わたしの叔父さん / イェデ・スナゴー
わたしの叔父さん
/フラレ・ピーダセン
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(6)
解説・ストーリー
第32回東京国際映画祭でグランプリに輝いたデンマーク映画。デンマークの農村で親子のように暮らす叔父と姪を主人公に、酪農を営む2人の穏やかな日常と、静かに訪れた小さな変化の行方を丁寧な眼差しで見つめていく。主演は現実にも姪と叔父の関係というイェデ・スナゴーとペーダ・ハンセン・テューセン。監督は、これが長編2作目の新鋭フラレ・ピーダセン。デンマークの田舎で一緒に暮らす叔父とともに酪農業を営む27歳のクリス。足の不自由な叔父を気遣いながら、2人で家畜の世話をし、食事や買い物などの日々のルーティンを淡々とこなしていく。会話こそ少ないものの、不器用ながらも互いに思い合い、繰り返しの日常をそれでも懸命に丁寧に送っていた。そんなある日、教会で知り合った青年からデートに誘われるクリスだったが…。 JAN:4571431217962
第32回東京国際映画祭でグランプリに輝いたデンマーク映画。デンマークの農村で親子のように暮らす叔父と姪を主人公に、酪農を営む2人の穏やかな日常と、静かに訪れた小さな変化の行方を丁寧な眼差しで見つめていく。主演は現実にも姪と叔父の関係というイェデ・スナゴーとペーダ・ハンセン・テューセン。監督は、これが長編2作目の新鋭フラレ・ピーダセン。デンマークの田舎で一緒に暮らす叔父とともに酪農業を営む27歳のクリス。足の不自由な叔父を気遣いながら、2人で家畜の世話をし、食事や買い物などの日々のルーティンを淡々とこなしていく。会話こそ少ないものの、不器用ながらも互いに思い合い、繰り返しの日常をそれでも懸命に丁寧に送っていた。そんなある日、教会で知り合った青年からデートに誘われるクリスだったが…。 JAN:4571431217962
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「わたしの叔父さん」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
第32回東京国際映画祭でグランプリに輝いたデンマーク映画。デンマークの農村で親子のように暮らす叔父と姪を主人公に、酪農を営む2人の穏やかな日常と、静かに訪れた小さな変化の行方を丁寧な眼差しで見つめていく。主演は現実にも姪と叔父の関係というイェデ・スナゴーとペーダ・ハンセン・テューセン。監督は、これが長編2作目の新鋭フラレ・ピーダセン。デンマークの田舎で一緒に暮らす叔父とともに酪農業を営む27歳のクリス。足の不自由な叔父を気遣いながら、2人で家畜の世話をし、食事や買い物などの日々のルーティンを淡々とこなしていく。会話こそ少ないものの、不器用ながらも互いに思い合い、繰り返しの日常をそれでも懸命に丁寧に送っていた。そんなある日、教会で知り合った青年からデートに誘われるクリスだったが…。 JAN:4571431217962
「わたしの叔父さん」 の作品情報
「わたしの叔父さん」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
わたしの叔父さんの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
OED10796 |
2021年10月06日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
|
0人
|
0人
|
わたしの叔父さんの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
OED10796 |
2021年10月06日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
|
0人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:6件
わたしの生きていく世界、今までもこれからも
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
心に沁みるとても美しい、けれど、どこか切なく哀しくもある物語。デンマークの静かで穏やかな田園地帯。そこで農業と酪農を営む、身体の不自由な叔父と27歳になろうとする姪との、日々変わらぬ日常が淡々と描かれる。冒頭10分以上、ラジオから流れるニュースの音声以外、全く台詞がない。叔父と姪、ふたりだけの決まった毎日の生活をカメラが丁寧に追っていく。
クリス(クリスティーネ)は、息子を亡くした父親が絶望のあまり自殺してしまい、14歳で叔父に引き取られ、それ以来12年間互いに助け合って一緒に暮らしている。高校に進学し、大学の獣医学部にも合格したのだが、高校卒業直前に叔父が病気で倒れ身体が不自由になり、獣医を諦めて、遊ぶこともせず農場の仕事に専念している。往診に来る獣医のヨハネスは、そんなクリスを何かと気にかけ、時には自分の往診に帯同して実地研修をさせてくれる。
そんなクリスにも転機が訪れる。近くの農場の青年マイクと偶然知り合いになったのだ。初めてデートに誘われ、叔父のことを考えて迷いながらも承諾する。寡黙で感情を表さない叔父だが、必需品だとクリスにヘアアイロンを買ってやり、彼女の髪を切り揃えたり、トラクターで行かなくてもすむように、車を直してくれる。ついには心配のあまり、デートについてきてしまうのも微笑ましい。
それまでほとんど農場に引き籠っていたクリスは、次第に前向きになり、熱心に獣医学の勉強をし始め、コペンハーゲンで講演をすることになったヨハネスに誘われて、2泊3日の予定でコペンハーゲンに行く決心をする。たった2泊でも、ひとりになる叔父を心配し、あれこれ準備をして出かけたのに、それでも不測の事態が起きてしまう。そして、クリスは、多くのものを捨てて、自分にとって一番大切なものを守り抜くという、潔い選択をする。12年間の互いの深い絆と愛情がクリスにその決断をさせたのだろうが、その犠牲の大きさを思うと、余りにも切ない。観ている者の胸を締めつける。
ふたりの生活に欠かせないラジオが壊れてしまうのは、それでも変化は訪れるという予兆なのだろうか。欲望充足の現代にあって、一番大切なものがあればそれでいいという、クリスのそれ以上何も望まない生き方がとてもとても愛おしい。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
結局クリスは 叔父さんが大好きなんだよね
幼い頃に両親を亡くしたクリスは
体の不自由な叔父と一緒に酪農業を切り盛りしている。
毎日同じ時間に起床、叔父の身支度を手伝い
ニュースを見ながらいつもと同じ朝食を済ませ、
牛たちの乳を搾り、お昼を食べ、また牛たちの世話をする日々。
叔父とはほとんど会話がなく、時々厳しく叱るような口調で叔父に話すクリスだが
それは叔父の体を心配してのことだということが判る。
デートに誘われても叔父を一人にすることを心配するクリスは
一歩前に踏み出すことが出来ない。
本当は獣医になりたかった彼女だが、高校生のときに叔父が倒れて
それで酪農を手伝うことにしたのだという。
それでも優しい叔父は、クリスをいつまでもここに縛るわけにはいかないと思っている。
クリスは叔父を孤独な老人にしてはいけないと思っている。
互いに互いを労わる二人の心情が
言葉は少ないがひしひしと伝わってくる優しい作品。
何かが解決するわけではないけど
叔父と姪の優しい関係が、ジワジワと後からくる感じがいい。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
デートに行くか迷ってるの
デンマークの農村。わけあって一緒に暮らす若い女性(クリス)と叔父さん。
朝早くから牛の世話、小麦の収穫と、休みなし。夜中には牛のお産まである。叔父さんは高齢で脚が悪い。農場、売ればいいのにと近所では噂している。でも叔父さんはできるだけ今の、二人の暮らしを続けたい。クリスも同じ気持ちだ。叔父さんには「死」が近づいており、クリスには「その後の人生」があるのであるが。
朝一緒に起きて、二人で仕事する。一緒にスーパーに行って、三食二人で食べる。食事中クリスは「数独」をする。会話はほとんどない。でも夕食後はコーヒーをのみながらふたりでテレビをみたり「スクラブル」をして、同じ時間に寝る。つまり、実の父娘以上に仲が良い。年頃のクリスにはデートの誘いもある。しかし彼氏よりも叔父さんを優先してしまい、うまくいかない。つらい体験を共有し、支え合って生きてきた二人の12年間を思った。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
岐路の選択について考えさせられる作品
「わたしの叔父さん」(2019、デンマーク、カラー、110分)。監督は、フラレ・ピーダセン(1980、デンマーク生)。デンマークのユトランド半島の北部内陸(と推定)。
27歳の女性「クリス」(イェデ・スナゴー)は、「叔父さん」(ペーダ・ハンセン・テューセン)とともに酪農業を営む。小農場で、牛の出産、搾乳から堆肥作りまで、基本的に手作業。搾った牛乳を旧式の機械で集め冷貯蔵しています。二人の役者さんの顔がよく似ていると思ったら、実の姪と叔父さんなのですね。この映画の撮影も、テューセン「叔父さん」の酪農場で行われたそうです。「クリス」は獣医師を目ざしていたという設定ですが、演じる「イェデ」さんは獣医師だったそうです。
「叔父さん」は長年の労働で足が不自由なので、「クリス」は着替えを手伝い、朝食を用意し一緒に食べ、二人で野原に出て、牛と穀物など世話をする。夜は質素な食事後、コーヒーとボードゲーム、叔父の着替え、就眠。彼女はその単調な生活に不満を抱く気配はない。なぜ、美しい「クリス」が今「叔父さん」と二人だけで暮らしているのか、彼女の両親はどこへ行ったのか……。彼女には兄弟や姉妹はいなかったのか……。
一つの夏を展開点にして、彼女の世界が回転し始めます。
老獣医師「ヨハネス」は、若牛の難産のときの彼女の手際を褒める。彼女はかつて断念した獣医師への夢をまた抱き始めます。教会で会った「マイク」という若い男からデートの誘いを受けた彼女は、「叔父さん」に打ち明けます。空には上方・右から左下へ、斜めの不思議な雲が掛かって、鈍く輝いています。「叔父さん」は、二人の交際を勧めます。
美容室で、堅く編んでいた髪を解いておろした「クリス」は、さらに美しくなりました。けれども、彼女には条件がありました。
「家族」として長年暮らしてきた人があり、これから新しい関係を築く人と、皆で共存できるのであれば、私は絆を作りましょうという、強い意思が現れた人間の映画です。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
姪と叔父さんの優しく愛おしい物語
2019年東京国際映画祭グランプリ作品
デンマーク・ユトランド半島の静かで美しい農村
27歳の女性は幼い頃に家族を亡くして、叔父さんとふたりで暮らしている
毎日早朝から叔父さんの世話をし、酪農の仕事をする
将来の夢と恋に悩む女性と姪の幸せを想う叔父さんの愛おしい物語
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
わたしの生きていく世界、今までもこれからも
投稿日
2021/11/19
レビュアー
hinakksk
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
心に沁みるとても美しい、けれど、どこか切なく哀しくもある物語。デンマークの静かで穏やかな田園地帯。そこで農業と酪農を営む、身体の不自由な叔父と27歳になろうとする姪との、日々変わらぬ日常が淡々と描かれる。冒頭10分以上、ラジオから流れるニュースの音声以外、全く台詞がない。叔父と姪、ふたりだけの決まった毎日の生活をカメラが丁寧に追っていく。
クリス(クリスティーネ)は、息子を亡くした父親が絶望のあまり自殺してしまい、14歳で叔父に引き取られ、それ以来12年間互いに助け合って一緒に暮らしている。高校に進学し、大学の獣医学部にも合格したのだが、高校卒業直前に叔父が病気で倒れ身体が不自由になり、獣医を諦めて、遊ぶこともせず農場の仕事に専念している。往診に来る獣医のヨハネスは、そんなクリスを何かと気にかけ、時には自分の往診に帯同して実地研修をさせてくれる。
そんなクリスにも転機が訪れる。近くの農場の青年マイクと偶然知り合いになったのだ。初めてデートに誘われ、叔父のことを考えて迷いながらも承諾する。寡黙で感情を表さない叔父だが、必需品だとクリスにヘアアイロンを買ってやり、彼女の髪を切り揃えたり、トラクターで行かなくてもすむように、車を直してくれる。ついには心配のあまり、デートについてきてしまうのも微笑ましい。
それまでほとんど農場に引き籠っていたクリスは、次第に前向きになり、熱心に獣医学の勉強をし始め、コペンハーゲンで講演をすることになったヨハネスに誘われて、2泊3日の予定でコペンハーゲンに行く決心をする。たった2泊でも、ひとりになる叔父を心配し、あれこれ準備をして出かけたのに、それでも不測の事態が起きてしまう。そして、クリスは、多くのものを捨てて、自分にとって一番大切なものを守り抜くという、潔い選択をする。12年間の互いの深い絆と愛情がクリスにその決断をさせたのだろうが、その犠牲の大きさを思うと、余りにも切ない。観ている者の胸を締めつける。
ふたりの生活に欠かせないラジオが壊れてしまうのは、それでも変化は訪れるという予兆なのだろうか。欲望充足の現代にあって、一番大切なものがあればそれでいいという、クリスのそれ以上何も望まない生き方がとてもとても愛おしい。
結局クリスは 叔父さんが大好きなんだよね
投稿日
2021/11/28
レビュアー
飛べない魔女
幼い頃に両親を亡くしたクリスは
体の不自由な叔父と一緒に酪農業を切り盛りしている。
毎日同じ時間に起床、叔父の身支度を手伝い
ニュースを見ながらいつもと同じ朝食を済ませ、
牛たちの乳を搾り、お昼を食べ、また牛たちの世話をする日々。
叔父とはほとんど会話がなく、時々厳しく叱るような口調で叔父に話すクリスだが
それは叔父の体を心配してのことだということが判る。
デートに誘われても叔父を一人にすることを心配するクリスは
一歩前に踏み出すことが出来ない。
本当は獣医になりたかった彼女だが、高校生のときに叔父が倒れて
それで酪農を手伝うことにしたのだという。
それでも優しい叔父は、クリスをいつまでもここに縛るわけにはいかないと思っている。
クリスは叔父を孤独な老人にしてはいけないと思っている。
互いに互いを労わる二人の心情が
言葉は少ないがひしひしと伝わってくる優しい作品。
何かが解決するわけではないけど
叔父と姪の優しい関係が、ジワジワと後からくる感じがいい。
デートに行くか迷ってるの
投稿日
2021/10/12
レビュアー
daichan
デンマークの農村。わけあって一緒に暮らす若い女性(クリス)と叔父さん。
朝早くから牛の世話、小麦の収穫と、休みなし。夜中には牛のお産まである。叔父さんは高齢で脚が悪い。農場、売ればいいのにと近所では噂している。でも叔父さんはできるだけ今の、二人の暮らしを続けたい。クリスも同じ気持ちだ。叔父さんには「死」が近づいており、クリスには「その後の人生」があるのであるが。
朝一緒に起きて、二人で仕事する。一緒にスーパーに行って、三食二人で食べる。食事中クリスは「数独」をする。会話はほとんどない。でも夕食後はコーヒーをのみながらふたりでテレビをみたり「スクラブル」をして、同じ時間に寝る。つまり、実の父娘以上に仲が良い。年頃のクリスにはデートの誘いもある。しかし彼氏よりも叔父さんを優先してしまい、うまくいかない。つらい体験を共有し、支え合って生きてきた二人の12年間を思った。
岐路の選択について考えさせられる作品
投稿日
2021/12/06
レビュアー
ちゅく
「わたしの叔父さん」(2019、デンマーク、カラー、110分)。監督は、フラレ・ピーダセン(1980、デンマーク生)。デンマークのユトランド半島の北部内陸(と推定)。
27歳の女性「クリス」(イェデ・スナゴー)は、「叔父さん」(ペーダ・ハンセン・テューセン)とともに酪農業を営む。小農場で、牛の出産、搾乳から堆肥作りまで、基本的に手作業。搾った牛乳を旧式の機械で集め冷貯蔵しています。二人の役者さんの顔がよく似ていると思ったら、実の姪と叔父さんなのですね。この映画の撮影も、テューセン「叔父さん」の酪農場で行われたそうです。「クリス」は獣医師を目ざしていたという設定ですが、演じる「イェデ」さんは獣医師だったそうです。
「叔父さん」は長年の労働で足が不自由なので、「クリス」は着替えを手伝い、朝食を用意し一緒に食べ、二人で野原に出て、牛と穀物など世話をする。夜は質素な食事後、コーヒーとボードゲーム、叔父の着替え、就眠。彼女はその単調な生活に不満を抱く気配はない。なぜ、美しい「クリス」が今「叔父さん」と二人だけで暮らしているのか、彼女の両親はどこへ行ったのか……。彼女には兄弟や姉妹はいなかったのか……。
一つの夏を展開点にして、彼女の世界が回転し始めます。
老獣医師「ヨハネス」は、若牛の難産のときの彼女の手際を褒める。彼女はかつて断念した獣医師への夢をまた抱き始めます。教会で会った「マイク」という若い男からデートの誘いを受けた彼女は、「叔父さん」に打ち明けます。空には上方・右から左下へ、斜めの不思議な雲が掛かって、鈍く輝いています。「叔父さん」は、二人の交際を勧めます。
美容室で、堅く編んでいた髪を解いておろした「クリス」は、さらに美しくなりました。けれども、彼女には条件がありました。
「家族」として長年暮らしてきた人があり、これから新しい関係を築く人と、皆で共存できるのであれば、私は絆を作りましょうという、強い意思が現れた人間の映画です。
姪と叔父さんの優しく愛おしい物語
投稿日
2021/10/14
レビュアー
ラストシアター
2019年東京国際映画祭グランプリ作品
デンマーク・ユトランド半島の静かで美しい農村
27歳の女性は幼い頃に家族を亡くして、叔父さんとふたりで暮らしている
毎日早朝から叔父さんの世話をし、酪農の仕事をする
将来の夢と恋に悩む女性と姪の幸せを想う叔父さんの愛おしい物語
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
わたしの叔父さん
(C)2019 88miles ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。