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ビアトリクス・ポターの名作絵本をCGと実写で映画化し大ヒットしたコメディ・アドベンチャーの続編。湖水地方での生活に嫌気がさし、大都会にやって来たピーターラビットが、ワルを気取って繰り広げる大冒険の行方を描く。出演は引き続きローズ・バーン、ドーナル・グリーソン、声の出演でジェームズ・コーデン。監督も引き続きウィル・グラック。ピーターにとって母親代わりのような優しいビアがトーマスと結婚し、かつては犬猿の仲だったピーターとトーマスも今や家族のような関係に。しかし、すっかり父親気取りのトーマスから毎日のように小言を聞かされ、ピーターのイライラは募るばかり。そんな時、大都会で今は亡き父親の親友だったというバーナバスに出会うピーターだったが…。 JAN:4547462125118
製作年: |
2020年 |
---|---|
原題: |
PETER RABBIT 2: THE RUNAWAY |
監督: |
ウィル・グラック |
---|---|
製作総指揮: |
ジョディ・ヒルデブランド 、 キャサリン・ビショップ 、 エマ・トッピング 、 トーマス・メリントン 、 ジョナサン・フルジンスキ |
出演: |
ローズ・バーン 、 ドーナル・グリーソン 、 デヴィッド・オイェロウォ |
脚本: |
パトリック・バーリー |
---|---|
音楽: |
ドミニク・ルイス |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
93分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
RDD81711 | 2021年09月24日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
412枚 | 1人 | 3人 |
収録時間:
93分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
RDD81711
レンタル開始日:
2021年09月24日
在庫枚数
412枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
3人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
93分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
BRR81711 | 2021年09月24日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
117枚 | 5人 | 0人 |
収録時間:
93分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
BRR81711
レンタル開始日:
2021年09月24日
在庫枚数
117枚
1位登録者:
5人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
93分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
RDD81711 | 2021年09月24日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
412枚 | 1人 | 3人 |
収録時間:
93分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
RDD81711
レンタル開始日:
2021年09月24日
在庫枚数
412枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
3人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
93分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
BRR81711 | 2021年09月24日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
117枚 | 5人 | 0人 |
収録時間:
93分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
BRR81711
レンタル開始日:
2021年09月24日
在庫枚数
117枚
1位登録者:
5人
2位登録者:
0人
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監督:ウィル・グラック(2020年・米/豪/英・93分)
原題:PETER RABBIT 2:THE RUNAWAY
トーマスとビアは結婚して、ピーターたちは野菜畑をトーマスとシェアすることになり、もう野菜ドロボウをする必要がなくなりました。
前作でトーマス(ジェームズ・コーデン)が開いたおもちゃ屋も順調。ビア(ローズ・バーン)はピーターとその仲間たちを主人公にした絵本を書いて、それも好評のようです。
一見、平和そうですが、トーマスとピーターの小競り合いは、静かに続いているみたい。
トラブルが起きると、トーマスは直ぐにピーターのせいだと決めつけるからです。
そんなある日、ビアの絵本の出版の話が舞い込みます。
出版社のあるグロスターを全員で訪れた時、そこでピーターは、亡くなったお父さんの友人だというバーナバスに出会います。
バーナバスの仲間たちにも紹介され、元々悪戯好きなピーターのこと。バーナバスの提案で、妹たちや従兄のベンジャミンも誘って大仕事を手伝うことに。
でも、これは刺激的で魅力的だったけど、バーナバスの「ワルの道」への誘惑だったのです。
そして、もう一人、甘い誘惑に負けそうになっていたのは、ビアでした。
出版社が「こうすれば、もっと売れる」「読者が望んでいる」と言うので、ピーターたちがビーチで楽しんだり、ウクレレを弾いたり、宇宙に行ったり…
そんな絵を描いていました。
でも、ピーターもビアも「望んでいたのは、こんなことじゃない」「これは、ピーターたちの世界じゃない」と気づくのですね。
トーマスも意外に善い人でした。
トーマスは施設育ちで、父親の愛情を知らずに育ったので、ピーターたちの父親代わりになりたくても、どう接してよいのか分からなかったようです。
あ、もう一つの誘惑がありました。
それは妹ウサギのカトンテールが「魔法のビーンズ」の虜になってしまったこと。
甘いモノの誘惑、身に覚えがあります。(笑)
私が苦手なCGの動物たちも、本作では違和感なく愛らしい。
ラストは、村の動物仲間の救出劇があり、トーマスも動物たちも知らず知らず友情と信頼の絆が芽生えていたようでホッコリしました。
このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています
2021年(アメリカ)監督/脚本/プロデューサーはウィル・グラック。
前作の「ピーターラビット」より無心で楽しめました。
ビア(ローズ・バーン)がピーターの宿敵の隣人のマグレガーさん(ドーナル・グリーソン)と結婚して、
ピーターたちウサギは家ウサギとして、何不自由ない暮らしが約束されました。
でもウサギのピーターは、その食べ物の心配のない生活が、ちっとも楽しくないんです。
畑の野菜も食べ放題!!
暖かい家も綺麗な洋服も遊び放題な暮らしも・・・・ちっとも面白くないんです!!
なんか『まちのねずみと、いなかのねずみ」の話とか連想しちゃいました。
そんな時、都会でピーターはお父さんの友達だったと言うバーナバスさんに出会います。
モフ悪のバーナバスさんを父親のように懐かしく思ったピーターです。
ちょっと自立した生活に憧れるピーターにはバーナバスさんはカッコよく見えました。
ところがバーナバスさんは、盗賊一味のボスで、ピーターたちを利用する魂胆だったのです。悪だくみに乗せられたピーターと仲間たちは、とんでもない災難に遭うことに・・・
でもここからがめちゃくちゃ面白いんですよ。
その顛末はどうぞご自身でご覧くださいね!
映像が飛び切りの美しいこと!!
実写とCGが魔法のように溶け合ってます。
挿入歌の楽しいこと。
ワクワクします。
そしてピーターとその姉妹や仲間のウサギはもちろんのこと、鹿からニワトリ、猫、ネズミなどなど、登場動物のCGがホントに良く出来ています。
ビアと住む湖水地方の森や畑。
カラフルなピーターたちの衣装。
マグレガーさんは口うるさくて父親気取りが嫌味だったけれど、
ピーターも今回は、マグレガーさんのありがたみを思い知ったはずですよ。
このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
前作同様、続編なんてと疑心暗鬼で悪い予感しかせず、遅ればせながら今頃になってやっと観賞。ところが、予想外に面白く、これもありかなと思える内容。どんなに改変されても、やはり、ピーターラビットは最強です。映画が納得できるのは、父親をキーワードに、人間側の物語とピーターたちの悪の大冒険譚とが巧みにリンクしていて、また、映画制作陣に、ビアトリクス・ポターの愛らしい世界を商業利用しているという自嘲を含んだ(割り切った?)自己認識が垣間見えるせいかもしれない。
ついにビアとトーマスが結婚、ふたりはピーターたちを家族と見なして、彼らに専用の畑を用意してくれる。ピーターも改心していい子になろうと努力しているのに、間が悪く誤解されて、父親を自認するトーマスに叱られてばかり。ビアはかばってくれるけれど、ピーターは孤独感を深める。そんなとき、バジル・ジョーンズ出版社からビアに絵本のシリーズ化の提案があり、大喜びのビアとトーマス、それにピーターたちは、列車に乗って彼らには大都市のグロスターに赴く。
ナイジェル社長は、絵本の登場人物は個性を強調と力説し、何とピーターは悪党ウサギのキャラに設定される。絵本を宣伝するビル屋上のビルボードにも、ピーターは悪役(ヴィラン)顔に描かれている。それなのに、ビアまでその看板をいたく気に入り、素晴しいと言う。絶望したピーターは、ひとりその場を離れ、グロスター街を孤独に彷徨い、老ウサギバーナバスと知り合う。父親の親友だったというバーナバスと一緒に悪のミニ冒険をしたピーターは、彼の悪党一味に紹介され、さらに大がかりな悪事の計画を聞かされる。
ビアたちは絵本のシリーズ化の話に夢中で、ピーターがいなくなったことに誰も気付かない。僕を悪党扱いしないからここが気に入ったとバーナバスに言うピーターが悲しい。ウィンダミアに帰るときになってようやくピーターを捜しに来たトーマスたちと再会して、一度は家に帰るけれど、バーナバスを父親のように感じているピーターは、仲間たちを誘って再びグロスターに戻り、バーナバス一味の悪の計画に加担することになる。ピーターが家出して悪に誘惑されるには、同情に値する充分な理由があったのだ。
一方、ビアは、最初は商業的なキャラにされるのはイヤと言っていたのに、売れるためにはと、ウサギたちにTシャツを着せてみたり、ナイジェルの巧言に惑わされて、ビーチでウクレレを弾いたり、宇宙遊泳をしたりするウサギたちを描くようになる。トーマスはビアの方向性に疑問を抱き、何とか妻を守ろうと孤軍奮闘するも、ビアには理解されない。それでも、バーナバス一味の悪事からピーターたちを救い出そうとする段階になって、やっとふたりは互いに、一番大切なのは家族だと気付く。
売れるためなら何でもありという、ナイジェルの商業主義を批判しているのかと思ったら、仲間救出大作戦では、ボートチェイスにカーチェイス、アルプスでのスノーモービルに飛行機に乗って上空からのスカイダイビングと、まさかの、この映画の制作陣も同じ穴の狢だったという展開。ビアの2作目絵本はこの映画と同じタイトルで、ちゃっかり自己批判、ピリッと皮肉が効いている。ピーターは原作絵本のままに憎めない愛らしさで、映画はとても楽しい。人気があるから、わかっちゃいるけど止められないよね。懲りないディズニーの面々は、あわよくば第3弾をと考えていそう。
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
副題の通り、バーナバスという悪いウサギに
ワルの道へと誘惑されるピーターのお話。
マクレガーさんとビアはめでたく結婚し
農園のみんなにも平穏で幸せな日々が続いていました。
ところが、ピーターは何をやっても裏目に出ては
マクレガーさんに叱られて、変わらず相性の悪い二人。。。
いや、いや一人と一匹です。
もう、やってられんわ!と腐っていたピーターに
父の旧友だったというバーナバスという年長ウサギが
本物のワルになる方法を教えようと近づいてくるのです。
今回も楽しめました。
ワルの道に行くのか、元の暮らしに戻るのか
ピーターの選択が迫られる中
最終的には仲間との絆や
マクレガーさんとの友情に気づいていくピーターの
成長が微笑ましくなります。
終始楽しかったです。
動物たちのモフモフ感は相変わらずモフモフで
それを観ているだけでも我が家のワンコのようで
愛おしくなります(笑)
今回も大人も子供も楽しめる作品になっています。
このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ハードルを下げて観たせいか前作よりも楽しめました。
CGのクオリティは相変わらず凄い・・・
毛皮のモフモフ感がいいですね〜
さて、本作ですが、今回は、活躍する動物たちも増えて、良かったです。
惜しむらくは、やはりストーリーだけが先行してしまい、登場人物たちの設定や心情の表現に無理があること。
原作を読んでいないので、何とも言えませんが、いたずらっ子のピーターが、過去の行いから、やることなすこと悪く取られてしまい、少し拗ねてしまいます。
バーナパスに騙されて仲間たちを失ってしまうというものですが・・・
またピーターたちを作品にしたビアさんも、さらに売り上げを上げるというビジネスパートナーが現れ、自身を失っていきます。
ここからは観てのお楽しみです。
実写化の挑戦は良いのですが、わたくし的には、もう少し現実味のある設定にして欲しかったです。
アニメなら良かったかも知れません。
難しいところですね・・・
このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています
ピーターラビット2/バーナバスの誘惑
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:8件
投稿日
2021/09/28
レビュアー
kazupon監督:ウィル・グラック(2020年・米/豪/英・93分)
原題:PETER RABBIT 2:THE RUNAWAY
トーマスとビアは結婚して、ピーターたちは野菜畑をトーマスとシェアすることになり、もう野菜ドロボウをする必要がなくなりました。
前作でトーマス(ジェームズ・コーデン)が開いたおもちゃ屋も順調。ビア(ローズ・バーン)はピーターとその仲間たちを主人公にした絵本を書いて、それも好評のようです。
一見、平和そうですが、トーマスとピーターの小競り合いは、静かに続いているみたい。
トラブルが起きると、トーマスは直ぐにピーターのせいだと決めつけるからです。
そんなある日、ビアの絵本の出版の話が舞い込みます。
出版社のあるグロスターを全員で訪れた時、そこでピーターは、亡くなったお父さんの友人だというバーナバスに出会います。
バーナバスの仲間たちにも紹介され、元々悪戯好きなピーターのこと。バーナバスの提案で、妹たちや従兄のベンジャミンも誘って大仕事を手伝うことに。
でも、これは刺激的で魅力的だったけど、バーナバスの「ワルの道」への誘惑だったのです。
そして、もう一人、甘い誘惑に負けそうになっていたのは、ビアでした。
出版社が「こうすれば、もっと売れる」「読者が望んでいる」と言うので、ピーターたちがビーチで楽しんだり、ウクレレを弾いたり、宇宙に行ったり…
そんな絵を描いていました。
でも、ピーターもビアも「望んでいたのは、こんなことじゃない」「これは、ピーターたちの世界じゃない」と気づくのですね。
トーマスも意外に善い人でした。
トーマスは施設育ちで、父親の愛情を知らずに育ったので、ピーターたちの父親代わりになりたくても、どう接してよいのか分からなかったようです。
あ、もう一つの誘惑がありました。
それは妹ウサギのカトンテールが「魔法のビーンズ」の虜になってしまったこと。
甘いモノの誘惑、身に覚えがあります。(笑)
私が苦手なCGの動物たちも、本作では違和感なく愛らしい。
ラストは、村の動物仲間の救出劇があり、トーマスも動物たちも知らず知らず友情と信頼の絆が芽生えていたようでホッコリしました。
投稿日
2021/09/15
レビュアー
アーモンド2021年(アメリカ)監督/脚本/プロデューサーはウィル・グラック。
前作の「ピーターラビット」より無心で楽しめました。
ビア(ローズ・バーン)がピーターの宿敵の隣人のマグレガーさん(ドーナル・グリーソン)と結婚して、
ピーターたちウサギは家ウサギとして、何不自由ない暮らしが約束されました。
でもウサギのピーターは、その食べ物の心配のない生活が、ちっとも楽しくないんです。
畑の野菜も食べ放題!!
暖かい家も綺麗な洋服も遊び放題な暮らしも・・・・ちっとも面白くないんです!!
なんか『まちのねずみと、いなかのねずみ」の話とか連想しちゃいました。
そんな時、都会でピーターはお父さんの友達だったと言うバーナバスさんに出会います。
モフ悪のバーナバスさんを父親のように懐かしく思ったピーターです。
ちょっと自立した生活に憧れるピーターにはバーナバスさんはカッコよく見えました。
ところがバーナバスさんは、盗賊一味のボスで、ピーターたちを利用する魂胆だったのです。悪だくみに乗せられたピーターと仲間たちは、とんでもない災難に遭うことに・・・
でもここからがめちゃくちゃ面白いんですよ。
その顛末はどうぞご自身でご覧くださいね!
映像が飛び切りの美しいこと!!
実写とCGが魔法のように溶け合ってます。
挿入歌の楽しいこと。
ワクワクします。
そしてピーターとその姉妹や仲間のウサギはもちろんのこと、鹿からニワトリ、猫、ネズミなどなど、登場動物のCGがホントに良く出来ています。
ビアと住む湖水地方の森や畑。
カラフルなピーターたちの衣装。
マグレガーさんは口うるさくて父親気取りが嫌味だったけれど、
ピーターも今回は、マグレガーさんのありがたみを思い知ったはずですよ。
投稿日
2021/11/30
レビュアー
hinakksk※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
前作同様、続編なんてと疑心暗鬼で悪い予感しかせず、遅ればせながら今頃になってやっと観賞。ところが、予想外に面白く、これもありかなと思える内容。どんなに改変されても、やはり、ピーターラビットは最強です。映画が納得できるのは、父親をキーワードに、人間側の物語とピーターたちの悪の大冒険譚とが巧みにリンクしていて、また、映画制作陣に、ビアトリクス・ポターの愛らしい世界を商業利用しているという自嘲を含んだ(割り切った?)自己認識が垣間見えるせいかもしれない。
ついにビアとトーマスが結婚、ふたりはピーターたちを家族と見なして、彼らに専用の畑を用意してくれる。ピーターも改心していい子になろうと努力しているのに、間が悪く誤解されて、父親を自認するトーマスに叱られてばかり。ビアはかばってくれるけれど、ピーターは孤独感を深める。そんなとき、バジル・ジョーンズ出版社からビアに絵本のシリーズ化の提案があり、大喜びのビアとトーマス、それにピーターたちは、列車に乗って彼らには大都市のグロスターに赴く。
ナイジェル社長は、絵本の登場人物は個性を強調と力説し、何とピーターは悪党ウサギのキャラに設定される。絵本を宣伝するビル屋上のビルボードにも、ピーターは悪役(ヴィラン)顔に描かれている。それなのに、ビアまでその看板をいたく気に入り、素晴しいと言う。絶望したピーターは、ひとりその場を離れ、グロスター街を孤独に彷徨い、老ウサギバーナバスと知り合う。父親の親友だったというバーナバスと一緒に悪のミニ冒険をしたピーターは、彼の悪党一味に紹介され、さらに大がかりな悪事の計画を聞かされる。
ビアたちは絵本のシリーズ化の話に夢中で、ピーターがいなくなったことに誰も気付かない。僕を悪党扱いしないからここが気に入ったとバーナバスに言うピーターが悲しい。ウィンダミアに帰るときになってようやくピーターを捜しに来たトーマスたちと再会して、一度は家に帰るけれど、バーナバスを父親のように感じているピーターは、仲間たちを誘って再びグロスターに戻り、バーナバス一味の悪の計画に加担することになる。ピーターが家出して悪に誘惑されるには、同情に値する充分な理由があったのだ。
一方、ビアは、最初は商業的なキャラにされるのはイヤと言っていたのに、売れるためにはと、ウサギたちにTシャツを着せてみたり、ナイジェルの巧言に惑わされて、ビーチでウクレレを弾いたり、宇宙遊泳をしたりするウサギたちを描くようになる。トーマスはビアの方向性に疑問を抱き、何とか妻を守ろうと孤軍奮闘するも、ビアには理解されない。それでも、バーナバス一味の悪事からピーターたちを救い出そうとする段階になって、やっとふたりは互いに、一番大切なのは家族だと気付く。
売れるためなら何でもありという、ナイジェルの商業主義を批判しているのかと思ったら、仲間救出大作戦では、ボートチェイスにカーチェイス、アルプスでのスノーモービルに飛行機に乗って上空からのスカイダイビングと、まさかの、この映画の制作陣も同じ穴の狢だったという展開。ビアの2作目絵本はこの映画と同じタイトルで、ちゃっかり自己批判、ピリッと皮肉が効いている。ピーターは原作絵本のままに憎めない愛らしさで、映画はとても楽しい。人気があるから、わかっちゃいるけど止められないよね。懲りないディズニーの面々は、あわよくば第3弾をと考えていそう。
投稿日
2021/09/26
レビュアー
飛べない魔女副題の通り、バーナバスという悪いウサギに
ワルの道へと誘惑されるピーターのお話。
マクレガーさんとビアはめでたく結婚し
農園のみんなにも平穏で幸せな日々が続いていました。
ところが、ピーターは何をやっても裏目に出ては
マクレガーさんに叱られて、変わらず相性の悪い二人。。。
いや、いや一人と一匹です。
もう、やってられんわ!と腐っていたピーターに
父の旧友だったというバーナバスという年長ウサギが
本物のワルになる方法を教えようと近づいてくるのです。
今回も楽しめました。
ワルの道に行くのか、元の暮らしに戻るのか
ピーターの選択が迫られる中
最終的には仲間との絆や
マクレガーさんとの友情に気づいていくピーターの
成長が微笑ましくなります。
終始楽しかったです。
動物たちのモフモフ感は相変わらずモフモフで
それを観ているだけでも我が家のワンコのようで
愛おしくなります(笑)
今回も大人も子供も楽しめる作品になっています。
投稿日
2021/10/06
レビュアー
静かなる海※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ハードルを下げて観たせいか前作よりも楽しめました。
CGのクオリティは相変わらず凄い・・・
毛皮のモフモフ感がいいですね〜
さて、本作ですが、今回は、活躍する動物たちも増えて、良かったです。
惜しむらくは、やはりストーリーだけが先行してしまい、登場人物たちの設定や心情の表現に無理があること。
原作を読んでいないので、何とも言えませんが、いたずらっ子のピーターが、過去の行いから、やることなすこと悪く取られてしまい、少し拗ねてしまいます。
バーナパスに騙されて仲間たちを失ってしまうというものですが・・・
またピーターたちを作品にしたビアさんも、さらに売り上げを上げるというビジネスパートナーが現れ、自身を失っていきます。
ここからは観てのお楽しみです。
実写化の挑戦は良いのですが、わたくし的には、もう少し現実味のある設定にして欲しかったです。
アニメなら良かったかも知れません。
難しいところですね・・・