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サンドラの小さな家 / ハリエット・ウォルター
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準新作

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「サンドラの小さな家」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

アイルランド出身の女優クレア・ダンが手掛けたオリジナル脚本を、監督に「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイドを迎え、クレア・ダン自ら主演して映画化した社会派ヒューマン・ドラマ。2人の幼い娘を抱えDV夫から逃げ出したシングルマザーが、周囲の人々の助けを借りながら、自らの手で小さな家を建てるまでの再生の物語をリアルな筆致で描き出す。DV夫から逃れ、2人の幼い娘たちとともにホテルでの仮住まいを余儀なくされたシングルマザーのサンドラ。公営住宅は長い順番待ちでいつ入れるか分からず途方に暮れていた時、娘が話した昔話に触発され、自分で家を建てることを決意する。最初は足りないもののあまりの多さを痛感するも、彼女の熱意が少しずつ周囲を動かし、思いがけない支援の手が差し伸べられていくのだったが…。 JAN:4532318015118

「サンドラの小さな家」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

原題:

HERSELF

「サンドラの小さな家」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

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ユーザーレビュー:6件

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1〜 5件 / 全6件

妬む心、相手を不幸に落とそうと願うこころ。 ネタバレ

投稿日:2022/03/08 レビュアー:アーモンド

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

人の幸せを妬み、起こす行動。
不幸に陥れたいと思って、起こす事件は、とても醜い。
醜いだけで済まなくて重大な損失を生みます。

「京都アニメ」そして「大阪のクリニック」で起きた事件は本当に痛ましい。

この映画でサンドラの元夫ガリーは、2人の幼い娘の親権を争い負けたことで、
大変な暴挙に出てしまう。
元はと言えば、娘たちが可愛い。
元妻サンドラとも復縁したい。
そんな愛情の裏返しの行動が、「これ!!」

愛情があれば、妻に暴力を振るっても、仕方がない。
愛情があるのだから、娘たちに週一回会うのは当然の権利だ。

自分の妻へのDVが、幼い子供の心にどんな傷を残すか?
相手の立場や感情を思いやる心が欠如しているのです。

脚本と主演のクレア・ダンは、友人から一本の電話を受けました。
「ホームレスになってしまうかもしれない・・・」
そこからこの映画の脚本がはじまり、この作品に繋がりました。
「女性が一人で家を建てる」
サンドラの2人の幼い娘の住む「小さな家の建設」です。
サンドラの周りには、親切な人々が大勢いました。
特に土地と資金の提供を申し出てくれた雇い主のペギー(ハリエット・ウォルター)の存在。
友だちが協力して可愛い家は完成します。

しかしみんなの努力と、完成の喜びを飲み込む「負の暴力」
それはすべてを破壊する。
まるで戦争のように理不尽です。

しかしサンドラは強い。
周囲に励まされ、可愛い娘のためにも
彼女は立ち上がります。

とても心を揺さぶられる映画でした。

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安直な感動ではなく、厳しい現実を提示する ネタバレ

投稿日:2021/10/09 レビュアー:くまげらの森

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(2020年製作・アイルランド・イギリス)監督:フィリダ・ロイド
ダブリンに住むサンドラ(クレア・ダン)が夫から暴力を受け、2人の娘を連れて家を出る。
一応、公的支援を受けられるようになるのだが、ダブリンの住宅事情が最悪で、
(職場や学校にかなり遠く、まともな台所はない)、困り果てたサンドラは、土地と費用を借りて、自分でネットで調べた設計図などを元に、家を建てようとするお話だ。

冒頭の夫のDVが壮絶すぎて、私は本作を観る意欲を失った・・。
小さい女の子が二人いるのだが、大きい方の子に「警察に電話してください!」というメモをもたせ、商店に飛び込ませるのである。(息咳切って転げるように走る娘・・)
DVの様子はフラッシュバックで何度も描かれ、辛すぎて私はチャプターを飛ばし飛ばし見た。
(なので内容に間違いがあるレビューかもしれませんが、ご指摘いただければ訂正いたします)

働きながら、経験のない建築をするというのだから大変な話だ。
だが、サンドラの元には、技術を提供するもの、労力を貸す者、協力者たちが集まってくる。
自力で家を建てようとする中でちょっとしたコミュニティができる。
このドラマで暴力と貧困の犠牲者に手を差し伸べるのは、権力者でも土地の名士でもなく、市井の人々、それも移民だったり障碍のある人だったりする。
(人に手を差し伸べる事は、自分を救う事にもなり、お金では得られない大きなものを得る)

だが、娘に面会権を持つ元夫が、黙って見ているはずもない。
柱が建ち、建物の全容が見えてきた頃、アクシデントが起きる。
話は救いのない話では終わらない。かすかな希望を見せる。

──日本だと、シングルマザーに住宅がないからと言って、自分でログハウスでも建てるという発想はありえないと思う。
そもそもアイルランドの政府が無策だという事ではないか。
それに、DVをする夫の方を何とかした方が早いと思うのは私だけだろうか。
女性のちから強さが軸にあると言え、その痛みが伝わる辛い作品だった。

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DVに苦しむ女性の希望となった小さな家

投稿日:2021/12/06 レビュアー:hinakksk

 タイトルから連想したのどかな物語とは全く違っていて、愕然とした。むしろ、DVを受けた女性の過酷な現実を描いた社会派映画だ。この映画を観ると、DVは、その場で受けた暴力による身体の痛みだけにとどまらず、たとえそこから逃れたとしても、絶えずフラッシュバックして生々しく甦ってくる精神的な苦しみの方がずっと大きいということがよく分かる。ただでさえ自分の無力に苛まされている女性をどこまでもどこまでも苦しめるのだ。サンドラは、幼い娘たちふたりのために、母親としてその苦痛に必死に耐えて、仕事を掛け持ちして懸命に生計を立てている。

 加害者の夫には理不尽にも裁判所によって娘たちとの面接権が認められており、週末娘たちを夫に預けなければならない。泣いて嫌がる娘の気持ちを尊重して預けることを保留したら、面会権の侵害として訴えられて、暴力夫に養育権すら奪われかねない、ますます無力感だけが募る状況。サンドラの住環境も劣悪で、公的住宅に入るためには何百人もの順番待ちをしなければならない。自分の収入で入居できる一般の物件は、とても住居とは呼べないような荒廃した酷いもの。仕方なくサンドラは、娘ふたりと市の斡旋するホテルに仮住まいをするしかない。

 そんなとき、偶然ネットで知った自分で建てる小さな家にサンドラは惹きつけられる。善意の建築家によって、設計図が公開されていて、誰でも利用できる。建築の知識も経験もなく資金もなく、どう考えても無謀な試みなのだが、その家は、サンドラにとって辛すぎる現実を生き抜く、ただひとつの希望となっていく。6カ月前に亡くなったサンドラの母親も長く働いていた、サンドラ自身も清掃の仕事をしているオトゥール家が、彼女の努力に共感して、裏庭の空き地を提供してくれるという。週末にしか作業のできない状況で、徐々に共助の輪が広がっていく様子は、この深刻な話のなかで、清涼剤のように爽やかだ。建築業のエイデンは、アイルランドの「メハル」の精神だと言う。皆が集まって助け合い、自分もその結果助けられる。作業を共にした人々が互いに感謝し合い、にこやかに乾杯する、穏やかで楽しいひととき。

 けれど、どこまでも卑劣で卑怯な暴力夫の、余りの仕打ちには言葉もない。再建されたおうちを最後に見たかったという気持ちでいっぱいになる。

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合言葉はブラックウィドウ

投稿日:2021/11/06 レビュアー:飛べない魔女

夫のDVに耐えられず娘二人を連れて家を出たサンドラ。
仕事を掛け持ちしながらホテル暮らしが続く。
公営住宅は行列待ちで何時は入れるか判らず
とはいえ定住できる家を探さないと親権をDV夫に取られてしまう。
お金もない、建設のツールも知識もないのに
自分で家を建てるという無謀な策にでるサンドラ。
清掃に雇われている屋敷のオーナーは、偏屈な女性に見えたが
土地を無償で提供してくれ、建築費用も貸してくれるという気前の良さ。
そして優しい人たちのボランティアにより
家の建設を開始するのです。

夫のDVが強烈で、それが始まることが判ったサンドラは
上の娘に『ブラック・ウィドウよ』と告げると
娘は箱を持って一目散に家を飛び出し、近所の店に飛び込みます。
そこには『警察を呼んでください、サンドラ』というメモが入っていました。
下の娘はクローゼットに隠れてその一部始終を目撃していました。
こんな酷いことをする夫に 週末は子供を預けるとか
怖くて絶対したくないですよね。
この『ブラック・ウィドウ』はもう一度発せられることになります。

子供たちとの暮らしを守るために必死で頑張るサンドラは痛々しく
見ていてこちらも胸が苦しくなりました。
すぐ感情的になって、ボランティアで手伝ってくれる人たちに
当たり散らすような態度はいけませんね。
ママを支える二人の子役ちゃんの演技が見ものでした。

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YOUはどうしてDVに

投稿日:2021/11/22 レビュアー:daichan

絵にかいたようなDV夫が登場する。髪をひっぱる殴る蹴る&暴言。DV夫って実は被害者なんだよ、って意見もあるけど、この作品では夫の方が100%悪く描かれる。子どもたちに対してはとってもやさしく、絶対に叩いたりしない。愛しているのだ。子どもを連れて自分から離れていこうとする妻の気持ちが理解できないし、許せない。妻へ暴力をふるうのは妻のせいだと信じている。
子どもを二人つくったのだから、もともとはラブラブだったのだ。夫のガリーが娘にことづけた封筒には、仲の良かった頃のツーショット写真が入っていた。不意をつかれたサンドラは取り乱して泣く。
「彼が恋しいんです。ガリーが。今の彼じゃなく、出会った頃のあの人が。何もかも変わってしまった。元に戻せたら・・・」
どうしてこうなってしまったのか。父親が母親を殴るのを見ながら育ったから、という説明だけでは不十分だろう。「夫婦関係がこわれたワケ」「夫が暴力をふるうようになったワケ」という物語が加われば、作品に深みが加わるような気がする。

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サンドラの小さな家

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妬む心、相手を不幸に落とそうと願うこころ。

投稿日

2022/03/08

レビュアー

アーモンド

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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人の幸せを妬み、起こす行動。
不幸に陥れたいと思って、起こす事件は、とても醜い。
醜いだけで済まなくて重大な損失を生みます。

「京都アニメ」そして「大阪のクリニック」で起きた事件は本当に痛ましい。

この映画でサンドラの元夫ガリーは、2人の幼い娘の親権を争い負けたことで、
大変な暴挙に出てしまう。
元はと言えば、娘たちが可愛い。
元妻サンドラとも復縁したい。
そんな愛情の裏返しの行動が、「これ!!」

愛情があれば、妻に暴力を振るっても、仕方がない。
愛情があるのだから、娘たちに週一回会うのは当然の権利だ。

自分の妻へのDVが、幼い子供の心にどんな傷を残すか?
相手の立場や感情を思いやる心が欠如しているのです。

脚本と主演のクレア・ダンは、友人から一本の電話を受けました。
「ホームレスになってしまうかもしれない・・・」
そこからこの映画の脚本がはじまり、この作品に繋がりました。
「女性が一人で家を建てる」
サンドラの2人の幼い娘の住む「小さな家の建設」です。
サンドラの周りには、親切な人々が大勢いました。
特に土地と資金の提供を申し出てくれた雇い主のペギー(ハリエット・ウォルター)の存在。
友だちが協力して可愛い家は完成します。

しかしみんなの努力と、完成の喜びを飲み込む「負の暴力」
それはすべてを破壊する。
まるで戦争のように理不尽です。

しかしサンドラは強い。
周囲に励まされ、可愛い娘のためにも
彼女は立ち上がります。

とても心を揺さぶられる映画でした。

安直な感動ではなく、厳しい現実を提示する

投稿日

2021/10/09

レビュアー

くまげらの森

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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(2020年製作・アイルランド・イギリス)監督:フィリダ・ロイド
ダブリンに住むサンドラ(クレア・ダン)が夫から暴力を受け、2人の娘を連れて家を出る。
一応、公的支援を受けられるようになるのだが、ダブリンの住宅事情が最悪で、
(職場や学校にかなり遠く、まともな台所はない)、困り果てたサンドラは、土地と費用を借りて、自分でネットで調べた設計図などを元に、家を建てようとするお話だ。

冒頭の夫のDVが壮絶すぎて、私は本作を観る意欲を失った・・。
小さい女の子が二人いるのだが、大きい方の子に「警察に電話してください!」というメモをもたせ、商店に飛び込ませるのである。(息咳切って転げるように走る娘・・)
DVの様子はフラッシュバックで何度も描かれ、辛すぎて私はチャプターを飛ばし飛ばし見た。
(なので内容に間違いがあるレビューかもしれませんが、ご指摘いただければ訂正いたします)

働きながら、経験のない建築をするというのだから大変な話だ。
だが、サンドラの元には、技術を提供するもの、労力を貸す者、協力者たちが集まってくる。
自力で家を建てようとする中でちょっとしたコミュニティができる。
このドラマで暴力と貧困の犠牲者に手を差し伸べるのは、権力者でも土地の名士でもなく、市井の人々、それも移民だったり障碍のある人だったりする。
(人に手を差し伸べる事は、自分を救う事にもなり、お金では得られない大きなものを得る)

だが、娘に面会権を持つ元夫が、黙って見ているはずもない。
柱が建ち、建物の全容が見えてきた頃、アクシデントが起きる。
話は救いのない話では終わらない。かすかな希望を見せる。

──日本だと、シングルマザーに住宅がないからと言って、自分でログハウスでも建てるという発想はありえないと思う。
そもそもアイルランドの政府が無策だという事ではないか。
それに、DVをする夫の方を何とかした方が早いと思うのは私だけだろうか。
女性のちから強さが軸にあると言え、その痛みが伝わる辛い作品だった。

DVに苦しむ女性の希望となった小さな家

投稿日

2021/12/06

レビュアー

hinakksk

 タイトルから連想したのどかな物語とは全く違っていて、愕然とした。むしろ、DVを受けた女性の過酷な現実を描いた社会派映画だ。この映画を観ると、DVは、その場で受けた暴力による身体の痛みだけにとどまらず、たとえそこから逃れたとしても、絶えずフラッシュバックして生々しく甦ってくる精神的な苦しみの方がずっと大きいということがよく分かる。ただでさえ自分の無力に苛まされている女性をどこまでもどこまでも苦しめるのだ。サンドラは、幼い娘たちふたりのために、母親としてその苦痛に必死に耐えて、仕事を掛け持ちして懸命に生計を立てている。

 加害者の夫には理不尽にも裁判所によって娘たちとの面接権が認められており、週末娘たちを夫に預けなければならない。泣いて嫌がる娘の気持ちを尊重して預けることを保留したら、面会権の侵害として訴えられて、暴力夫に養育権すら奪われかねない、ますます無力感だけが募る状況。サンドラの住環境も劣悪で、公的住宅に入るためには何百人もの順番待ちをしなければならない。自分の収入で入居できる一般の物件は、とても住居とは呼べないような荒廃した酷いもの。仕方なくサンドラは、娘ふたりと市の斡旋するホテルに仮住まいをするしかない。

 そんなとき、偶然ネットで知った自分で建てる小さな家にサンドラは惹きつけられる。善意の建築家によって、設計図が公開されていて、誰でも利用できる。建築の知識も経験もなく資金もなく、どう考えても無謀な試みなのだが、その家は、サンドラにとって辛すぎる現実を生き抜く、ただひとつの希望となっていく。6カ月前に亡くなったサンドラの母親も長く働いていた、サンドラ自身も清掃の仕事をしているオトゥール家が、彼女の努力に共感して、裏庭の空き地を提供してくれるという。週末にしか作業のできない状況で、徐々に共助の輪が広がっていく様子は、この深刻な話のなかで、清涼剤のように爽やかだ。建築業のエイデンは、アイルランドの「メハル」の精神だと言う。皆が集まって助け合い、自分もその結果助けられる。作業を共にした人々が互いに感謝し合い、にこやかに乾杯する、穏やかで楽しいひととき。

 けれど、どこまでも卑劣で卑怯な暴力夫の、余りの仕打ちには言葉もない。再建されたおうちを最後に見たかったという気持ちでいっぱいになる。

合言葉はブラックウィドウ

投稿日

2021/11/06

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飛べない魔女

夫のDVに耐えられず娘二人を連れて家を出たサンドラ。
仕事を掛け持ちしながらホテル暮らしが続く。
公営住宅は行列待ちで何時は入れるか判らず
とはいえ定住できる家を探さないと親権をDV夫に取られてしまう。
お金もない、建設のツールも知識もないのに
自分で家を建てるという無謀な策にでるサンドラ。
清掃に雇われている屋敷のオーナーは、偏屈な女性に見えたが
土地を無償で提供してくれ、建築費用も貸してくれるという気前の良さ。
そして優しい人たちのボランティアにより
家の建設を開始するのです。

夫のDVが強烈で、それが始まることが判ったサンドラは
上の娘に『ブラック・ウィドウよ』と告げると
娘は箱を持って一目散に家を飛び出し、近所の店に飛び込みます。
そこには『警察を呼んでください、サンドラ』というメモが入っていました。
下の娘はクローゼットに隠れてその一部始終を目撃していました。
こんな酷いことをする夫に 週末は子供を預けるとか
怖くて絶対したくないですよね。
この『ブラック・ウィドウ』はもう一度発せられることになります。

子供たちとの暮らしを守るために必死で頑張るサンドラは痛々しく
見ていてこちらも胸が苦しくなりました。
すぐ感情的になって、ボランティアで手伝ってくれる人たちに
当たり散らすような態度はいけませんね。
ママを支える二人の子役ちゃんの演技が見ものでした。

YOUはどうしてDVに

投稿日

2021/11/22

レビュアー

daichan

絵にかいたようなDV夫が登場する。髪をひっぱる殴る蹴る&暴言。DV夫って実は被害者なんだよ、って意見もあるけど、この作品では夫の方が100%悪く描かれる。子どもたちに対してはとってもやさしく、絶対に叩いたりしない。愛しているのだ。子どもを連れて自分から離れていこうとする妻の気持ちが理解できないし、許せない。妻へ暴力をふるうのは妻のせいだと信じている。
子どもを二人つくったのだから、もともとはラブラブだったのだ。夫のガリーが娘にことづけた封筒には、仲の良かった頃のツーショット写真が入っていた。不意をつかれたサンドラは取り乱して泣く。
「彼が恋しいんです。ガリーが。今の彼じゃなく、出会った頃のあの人が。何もかも変わってしまった。元に戻せたら・・・」
どうしてこうなってしまったのか。父親が母親を殴るのを見ながら育ったから、という説明だけでは不十分だろう。「夫婦関係がこわれたワケ」「夫が暴力をふるうようになったワケ」という物語が加われば、作品に深みが加わるような気がする。

1〜 5件 / 全6件