スレイヤー　７日目の煉獄

若い神父ダニエルは、ベテランの神父でエクソシストのピーターと組むことになった。
ピーターは、両親と姉を殺害した12歳の少年チャーリーの家に、ダニエルを連れて行く。
単身、チャーリー宅に入ったダニエルは、悪魔の気配を感じ取るのだった…

優等生のダニエルが、型破りな男ピーター（ガイ・ピアース）に導かれ成長する話かと思ったら、
ドンヨリした話だった。
何と言っても、カトリック教会の権力が凄すぎる。
何の関係もないピーター達だが、拘留中のチャーリー少年に面会が許され、
取り調べの模様も見学できる。
さらには、拘置所から彼を連れ出すことも可能なのだ。
教会無双…
悪魔憑きという現実離れした内容なのだから、他の部分は本当らしくしてほしいｗ

ピーター達の行動を援助する大司教をスティーヴン・ラングが演じている。
「アバター」の大佐、「ドント・ブリーズ」の老人の印象が強く
武闘派のイメージがあるが、本作では落ち着いた役回りだった。

ピーターは、悪魔払い中に師を殺害され、憑依された者を救えなかった過去を持つ男。
その時、彼は「お前は新たな羊飼いを見つけるべきだ」と悪魔に誘惑されている。
そんな経験のためか、ピーターの表情は暗く、ダニエルへの態度も硬い。
二人の掛け合いもなく、邪悪な力の顕現や悪魔祓いのシーンも迫力不足…
続編を作りたいのかしらんが、結末も消化不良だった。

悪くはない。

それなりにエクソシストとして楽しめるし、展開もいい感じ。
だけどなんだか微妙なのはどうして？

きっと物語が続きそうだからでしょうね。まとまってないのよね。

でも結構展開も楽しめた。

評価のみ

なぜ分かりやすい伏線を最初に置いたのか、そしてこのお払いにこんなに時間をかけた意味はあったのかが疑問の作品でした。
子供かわいそうだからいじめないであげて。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

師の神父が悪魔に殺られた新米神父ダニエル。新たな師として紹介されたのが最強の神父ピーター。
破天荒なピーターに神父や悪魔腹いのノウハウを教わりタッグを組んでエクソシストを極めるのかと思ったらｗ

まず、悪魔がビミョー。「死霊館」など最近では悪魔のクオリティが高い作品も多い中、インパクトが薄め。
トレーニングがてら訪れた先での１発目の悪魔祓いシーンは、ピーターのスキル発揮で面白かったけど、それ以降がダレてくる。
まあ、ダニエルは次第に神父としての自覚を持ち始めて臆病者から離脱するけど。

結局、元凶はお前かよーっというオチ。
それはそれで面白いけど、クライマックスと言えるよーな言えないよーなシーンが完全に不完全燃焼。
「え？終了っ？」みたいな。

ガイピアース渋いなー。
スティーヴンラングはあの最強じいさんのイメージが強いなー。
その２つが1番印象的ｗ





おすすめ度 ４０％