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騙し絵の牙

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騙し絵の牙 / 大泉洋

全体の平均評価点:(5点満点)

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「騙し絵の牙」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

大泉洋をあて書きした塩田武士のベストセラー小説を映画化。次期社長をめぐって権力争いが勃発した出版社「薫風社」の雑誌が次々と廃刊のピンチに陥る。お荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水も無理難題を押し付けられ窮地に立たされるが…。

「騙し絵の牙」 の作品情報

作品情報

製作年: 2020年
製作国: 日本

「騙し絵の牙」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本: 楠野一郎
原作: 塩田武士塩田武士
音楽: LITE

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ユーザーレビュー:18件

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1〜 5件 / 全18件

騙されるのを期待しすぎると騙されます(笑)

投稿日:2021/08/25 レビュアー:くまげらの森

大泉洋が『ダ・ヴィンチ』の表紙になるたび、
「オススメの本は何?映像化されたら俺が主役になれるヤツだよ」
と、イヤになるほど言うもんで編集者は、あきれて、
「じゃぁ、大泉さん主役の本を書いてもらいます」
そんな子供の無理強いみたいな案件に答えて『あて書き』して下さったのが、なんと
『罪の声』などの社会派の塩田武士さん。あの、シリアスで骨太な作風の・・。
はたして、どんな作品になったのか。監督は「桐島、部活やめるってよ」などの吉田大八監督。
**********    **********
大手出版社の派閥争いをメインに、出版業界の裏事情、アマゾンなどの参入による出版業界の斜陽ぶりの中で雑誌『トリニティ』の編集長として活躍する速水(大泉洋)を描いてゆく。
國村隼があれほどユーモラスだとは初めて知ったが、笑える部分もあり、池田エライザは
イメージ刷新しての犯罪者?松岡茉優や木村佳乃など芸達者、佐藤浩市、佐野史郎の重役対決など、エキサイティングに展開する。が、とりあえず(楽しめる)だけで、さほどの感動とか驚きがあるわけではないと感じた。
すたれゆく街の書店に一縷の希望を示したのは良かったと思う。

文学は世間の常識に収まらない、とか熱っぽいセリフが舞う編集会議は、学生時代を思い出した。
そういえば、筒井康隆が『断筆宣言』の中で、犯罪者の心理も理解できない文壇など脱退してやると
永山則夫の出版に関して一人吠えていた事もあったなぁ。
そんな事すら思い出してしまった。
大泉洋の顔をジーーと見てると笑ってると見えたのが、(ほくそ笑んでる)とか(あざ笑ってる)ように見えませんか?(どっちにしろ笑ってるのか・・)騙し絵というほどの衝撃はないかも。
ただ、『牙』に関しては、これは『K・IBA』なんですね。
ネタバレになるのでここまでにしときます。
(あ、ケイバではありませんからね)笑

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いい意味で予告がだまし絵でした(笑)

投稿日:2021/08/03 レビュアー:飛べない魔女

予告で想像していた内容とは全然違っていて
いたって真面目な人間ドラマでした。
凄く面白かったです。
最初から最後まで引き込まれました。
企業戦士たちの駆け引きが
だまし絵というわけですが
ハードルが高くても面白ければやる価値があるという
大泉洋さん演じる速水編集長のやり口には
見事に騙されました。
牙にも二重の意味があって憎い演出でした。
キャストも何気に豪華。
それぞれの役割に意味があって
それぞれいい味出していました。

吉田大八監督の作品はすべて見ているけど
どれも私には外れがなく
常に高い期待値で応えてくれる出来ばえで
本作も期待通り面白かったです。
大泉洋さんを想定して書かれたという原作小説の方も
読んでみようと思います。

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騙し絵度90%、満足度90%

投稿日:2021/09/13 レビュアー:アーモンド

非常に楽しかったです。
評価がわりと低かったので期待しないで観たのですが、
騙し絵・・・ストーリー展開の反転度は10回はあります。
スピーディーだしストーリー展開が速いし、先が読めない!!
「題名」に偽りなし・・・でしたよ。

2021年。原作:塩田武士。監督:吉田大八。
創業110年の老舗出版社「薫風堂」のお家騒動に絡めて、生き馬の目を抜く敏腕編集長の速水を大泉洋が演じます。
「清濁併せ呑む」って言葉を思い出しました。
イエ、もっと策略家です。けど憎めない。
原作者の塩田武士さんが大泉洋に当て書きしたストーリー。
さすがです。嫌われない男、切れ者でも憎めないキャラ・・・大泉生きてます。

「文学の毒」とか「小説家」とか「出版社」って、
本質的にはアナーキーじゃないですか!
真面目で模範的な作家に一流は居ません。
本来、文学は「危険で非常識」なもの。

大御所作家の國村隼・・・凄いキレキレでした(モデル、いますねー)
美少女ファッション・モデル(池田エライザ)の心の闇。
覆面作家(宮澤氷魚)の存在なんて騙し絵そのもの。

文芸春秋社を思わせる「薫風堂」
その廃刊寸前の雑誌「トリニティ」の新編集長・速水の手法は非合法スレスレ。
文春砲のスキャンダラスな一面を連想しちゃいますね!!

そして編集者・高野(松岡茉優)はその映画の良心を担う重要な役どころ!!
可愛くて真面目でしたたか!!
「図書館戦争」どころではない出版社の生き残り戦争。
原作者の塩田武士さんの本音と出版業界への提言と希望を乗せています。
是非ご覧ください。

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勝者は二転三転して、最終的には誰にも分からない

投稿日:2021/11/23 レビュアー:hinakksk

 日本の出版界の現状を背景にしていて、よくよく考えれば実際には深刻な話なのだが、内容は企業内の派閥抗争に特化しており、生き馬の目を抜くような狐と狸の騙し合い、負けるのかと見せかけてまんまと形勢逆転という、スピーディで無駄のない展開が、とても面白かった。安定した制作陣に、面白いアイデアと優れた脚本、サブキャストに至るまで手を抜かない見事な俳優たちが揃えば、いい作品になるに決まっているという映画。久々に、様々な点で満足できる邦画を観たという気がする。

 伝統ある大手の出版社、薫風社のカリスマ社長、伊庭喜之助氏が急死して、後継と目される社長の息子は早々にアメリカ支社に転勤、宮藤常務派と東松専務派との間で派閥抗争が勃発する。薫風社のカルチャー誌「トリニティ」の新編集長として速水(大泉洋)が着任し、新機軸を次々と打ち出して、薫風社の看板雑誌「小説薫風」との間に軋轢が生じる。飄々として派閥争いに距離を置いているように見えて、実は速水こそが策士で…という内容。タイトルの牙が、KIBAプロジェクト、K・I・BA、K・IBA、最後に牙と変わっていくのが、ストーリーの展開と結びついていて、なかなか洒落ている。

 あえて難を言えば、結末が少し弱いかな。本当の意味で文学作品を大切にして、弱小でも個人の書店で最大限できることを模索していくという終り方でよかったのではないだろうか。会社は、強くて大きいものに巻かれるという決断をしたのだから、最後の配信云々のくだりは蛇足だったのではないだろうか。現実に生き残るための割り切った選択だろうと思うし、批判をするつもりは毛頭ないけれど、そこには商品はあっても、面白さも文学の未来も感じられない。

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タイトルが悪いが中身はけっこうよかった。

投稿日:2021/11/04 レビュアー:勇光

面白かった。
次から次へとストーリーが展開していき、厳しい出版業の裏側を痛快活劇に仕上げてあった。
グラビアモデルが実は絵も文もかけるハードボイルド作家だったとわかり、これをガンガン売り出してみたら、いきなり犯罪者となって拘束され、さて、どうするか・・! っていう場面は実に楽しかった。

また、作家と出版社の力関係を描いたところも面白い。
結局、出版社もカネと名誉が欲しいだけであって、作家もそのための道具でしかなく、新人賞なんかをやっても、だれを作家として売り出すかはそのときの会社の事情に左右されていて、作品が面白いかどうかなんてことは二の次になってるっていうような実態も描かれてあり、なかなかリアルでいいじゃんって感じがした。

ま、ほとんどのエピソードは荒唐無稽なつくりものって感じであるが、それでも大泉洋がカッコよく見えたし、 松岡茉優が真面目な文学少女に見えた。

ただ、タイトルはよくないと思う。この映画は観に来るなと言ってるようなタイトルだと感じる。

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騙し絵の牙

ユーザーレビュー

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騙されるのを期待しすぎると騙されます(笑)

投稿日

2021/08/25

レビュアー

くまげらの森

大泉洋が『ダ・ヴィンチ』の表紙になるたび、
「オススメの本は何?映像化されたら俺が主役になれるヤツだよ」
と、イヤになるほど言うもんで編集者は、あきれて、
「じゃぁ、大泉さん主役の本を書いてもらいます」
そんな子供の無理強いみたいな案件に答えて『あて書き』して下さったのが、なんと
『罪の声』などの社会派の塩田武士さん。あの、シリアスで骨太な作風の・・。
はたして、どんな作品になったのか。監督は「桐島、部活やめるってよ」などの吉田大八監督。
**********    **********
大手出版社の派閥争いをメインに、出版業界の裏事情、アマゾンなどの参入による出版業界の斜陽ぶりの中で雑誌『トリニティ』の編集長として活躍する速水(大泉洋)を描いてゆく。
國村隼があれほどユーモラスだとは初めて知ったが、笑える部分もあり、池田エライザは
イメージ刷新しての犯罪者?松岡茉優や木村佳乃など芸達者、佐藤浩市、佐野史郎の重役対決など、エキサイティングに展開する。が、とりあえず(楽しめる)だけで、さほどの感動とか驚きがあるわけではないと感じた。
すたれゆく街の書店に一縷の希望を示したのは良かったと思う。

文学は世間の常識に収まらない、とか熱っぽいセリフが舞う編集会議は、学生時代を思い出した。
そういえば、筒井康隆が『断筆宣言』の中で、犯罪者の心理も理解できない文壇など脱退してやると
永山則夫の出版に関して一人吠えていた事もあったなぁ。
そんな事すら思い出してしまった。
大泉洋の顔をジーーと見てると笑ってると見えたのが、(ほくそ笑んでる)とか(あざ笑ってる)ように見えませんか?(どっちにしろ笑ってるのか・・)騙し絵というほどの衝撃はないかも。
ただ、『牙』に関しては、これは『K・IBA』なんですね。
ネタバレになるのでここまでにしときます。
(あ、ケイバではありませんからね)笑

いい意味で予告がだまし絵でした(笑)

投稿日

2021/08/03

レビュアー

飛べない魔女

予告で想像していた内容とは全然違っていて
いたって真面目な人間ドラマでした。
凄く面白かったです。
最初から最後まで引き込まれました。
企業戦士たちの駆け引きが
だまし絵というわけですが
ハードルが高くても面白ければやる価値があるという
大泉洋さん演じる速水編集長のやり口には
見事に騙されました。
牙にも二重の意味があって憎い演出でした。
キャストも何気に豪華。
それぞれの役割に意味があって
それぞれいい味出していました。

吉田大八監督の作品はすべて見ているけど
どれも私には外れがなく
常に高い期待値で応えてくれる出来ばえで
本作も期待通り面白かったです。
大泉洋さんを想定して書かれたという原作小説の方も
読んでみようと思います。

騙し絵度90%、満足度90%

投稿日

2021/09/13

レビュアー

アーモンド

非常に楽しかったです。
評価がわりと低かったので期待しないで観たのですが、
騙し絵・・・ストーリー展開の反転度は10回はあります。
スピーディーだしストーリー展開が速いし、先が読めない!!
「題名」に偽りなし・・・でしたよ。

2021年。原作:塩田武士。監督:吉田大八。
創業110年の老舗出版社「薫風堂」のお家騒動に絡めて、生き馬の目を抜く敏腕編集長の速水を大泉洋が演じます。
「清濁併せ呑む」って言葉を思い出しました。
イエ、もっと策略家です。けど憎めない。
原作者の塩田武士さんが大泉洋に当て書きしたストーリー。
さすがです。嫌われない男、切れ者でも憎めないキャラ・・・大泉生きてます。

「文学の毒」とか「小説家」とか「出版社」って、
本質的にはアナーキーじゃないですか!
真面目で模範的な作家に一流は居ません。
本来、文学は「危険で非常識」なもの。

大御所作家の國村隼・・・凄いキレキレでした(モデル、いますねー)
美少女ファッション・モデル(池田エライザ)の心の闇。
覆面作家(宮澤氷魚)の存在なんて騙し絵そのもの。

文芸春秋社を思わせる「薫風堂」
その廃刊寸前の雑誌「トリニティ」の新編集長・速水の手法は非合法スレスレ。
文春砲のスキャンダラスな一面を連想しちゃいますね!!

そして編集者・高野(松岡茉優)はその映画の良心を担う重要な役どころ!!
可愛くて真面目でしたたか!!
「図書館戦争」どころではない出版社の生き残り戦争。
原作者の塩田武士さんの本音と出版業界への提言と希望を乗せています。
是非ご覧ください。

勝者は二転三転して、最終的には誰にも分からない

投稿日

2021/11/23

レビュアー

hinakksk

 日本の出版界の現状を背景にしていて、よくよく考えれば実際には深刻な話なのだが、内容は企業内の派閥抗争に特化しており、生き馬の目を抜くような狐と狸の騙し合い、負けるのかと見せかけてまんまと形勢逆転という、スピーディで無駄のない展開が、とても面白かった。安定した制作陣に、面白いアイデアと優れた脚本、サブキャストに至るまで手を抜かない見事な俳優たちが揃えば、いい作品になるに決まっているという映画。久々に、様々な点で満足できる邦画を観たという気がする。

 伝統ある大手の出版社、薫風社のカリスマ社長、伊庭喜之助氏が急死して、後継と目される社長の息子は早々にアメリカ支社に転勤、宮藤常務派と東松専務派との間で派閥抗争が勃発する。薫風社のカルチャー誌「トリニティ」の新編集長として速水(大泉洋)が着任し、新機軸を次々と打ち出して、薫風社の看板雑誌「小説薫風」との間に軋轢が生じる。飄々として派閥争いに距離を置いているように見えて、実は速水こそが策士で…という内容。タイトルの牙が、KIBAプロジェクト、K・I・BA、K・IBA、最後に牙と変わっていくのが、ストーリーの展開と結びついていて、なかなか洒落ている。

 あえて難を言えば、結末が少し弱いかな。本当の意味で文学作品を大切にして、弱小でも個人の書店で最大限できることを模索していくという終り方でよかったのではないだろうか。会社は、強くて大きいものに巻かれるという決断をしたのだから、最後の配信云々のくだりは蛇足だったのではないだろうか。現実に生き残るための割り切った選択だろうと思うし、批判をするつもりは毛頭ないけれど、そこには商品はあっても、面白さも文学の未来も感じられない。

タイトルが悪いが中身はけっこうよかった。

投稿日

2021/11/04

レビュアー

勇光

面白かった。
次から次へとストーリーが展開していき、厳しい出版業の裏側を痛快活劇に仕上げてあった。
グラビアモデルが実は絵も文もかけるハードボイルド作家だったとわかり、これをガンガン売り出してみたら、いきなり犯罪者となって拘束され、さて、どうするか・・! っていう場面は実に楽しかった。

また、作家と出版社の力関係を描いたところも面白い。
結局、出版社もカネと名誉が欲しいだけであって、作家もそのための道具でしかなく、新人賞なんかをやっても、だれを作家として売り出すかはそのときの会社の事情に左右されていて、作品が面白いかどうかなんてことは二の次になってるっていうような実態も描かれてあり、なかなかリアルでいいじゃんって感じがした。

ま、ほとんどのエピソードは荒唐無稽なつくりものって感じであるが、それでも大泉洋がカッコよく見えたし、 松岡茉優が真面目な文学少女に見えた。

ただ、タイトルはよくないと思う。この映画は観に来るなと言ってるようなタイトルだと感じる。

1〜 5件 / 全18件