ザ・ボーイズ　シーズン１

字幕で観るので十分な人は趣味が合えば借りてもいいですが、吹き替えがいいor吹替ならではの声優の演技を聞きたいって人はアマプラで観ましょう。
少なくともそういった点で、レンタルDVDは配信より劣ってます！

有吉弘行のサンデーナイトドリーマーのリスナーです。
このラジオの中で有吉さんは
自分の好きなもの
その時ハマっているものを楽しそうに語るのですが
このドラマもその好きなもののひとつでした。
「ヒーローがクズばっかりで最高」
「観だしたら止まらない」
「はやく続きが観たい」
と賛辞の嵐だったので
とても気になり
今回観てみましたが期待ハズレでした。
ラジオで話を聴いている分には
ヒーローが毎回クズエピソードを披露し
汚いやり口でそれを誤魔化す
もっともっと安いゲス野郎ども
みたいなイメージを抱いたのですが
いやいやいやいや
このヒーロー
もっともっと性根の腐っているクズでした。
ドラマはコメディに寄るどころか
シリアスモードが中心となる
しっかりしたストーリで進むものでした。
そういう意味では期待ハズレでしたが
面白さは抜群です。
期待を裏切りません。
エピソード数が８話なのが物足りないぐらい
しかもクズの種類も色々で
安いクズもいれば
闇の深遠に手が届かないようなクズ
そしてクズじゃないヒーローもいて
面白さが多角的です。
対抗組織である人間側のメンバーと共に
キャスティングが見事としか言いようがありません。
ヒーローのリーダーであるホームランダー
あの顔はもうホームランダーしか有り得んって感じだし
人間側もリーダー格は
周りを巻き込んで他人の迷惑なんのそのって感じなのですが
そのキャラクターに見事に合致する顔面の持ち主がキャスティングされている
そのため全く応援したくならない（笑）
辛い過去を持っているのにも関わらず（笑）
対してリーダーを補佐する面々は
誰もかれもが応援したくなるキャラと顔面で
こちらの感情をコントロールするのがうまいなぁと
感心してしまいます。
シーズン２も楽しみです。
とにもかくにも
しっかりと作り込んで
変に間延びさせずに
終わるところでちゃんと完結してもらいたいドラマです。

キャストを知らずに観たので
まさかここでエリザベス・シューに出会えるとは
なんともうれしい限りでした。
上手に年を重ねている姿がまた
素敵だなと思いました。

このドラマはアマゾンが製作しているアマゾンプライム作品
つまり配信ドラマです。
現在は
ドラマはテレビ
映画は劇場、そしてレンタルという時代から
配信時代になり
その後、アマゾンやネットフリックスなど
動画配信会社が製作して
その配信サービス内で視聴するという作品が増加しました。
面白い作品がたくさん作られるのはいいことですが
動画配信サービスに加入してなければ見られないという弊害も生まれています。
プラスマイナスです。
そういう作品は一般的なレンタル市場に作品がリリースされることがなかったり
その時期がかなり遅れたりしています。
この作品も配信開始から
かなり時間が空いての今回のレンタルとなりました。
正直レンタルされないかもと思っていました。
ネットフリックスオリジナル作品も
どんどんレンタル開始してほしいものです。
「アイリッシュマン」は特にね。