ジェノサイド００４

（2020年制作・オーストラリア）
本作の予告編を観たら、レンタルせずにいられなくなりますね！
空からロボット4体が投下され、1体のロボットだけパラシュートが開かない？
これは1体のロボットが、埋込み型モジュラーを地元の少年に持っていかれ、
ロボットとしての自分探しに目覚める話なのか？
（いや、全然違いましたよ）笑。
これはナーニ？と殺した人間の顔の皮を自分に貼り付けたり、心臓をグシャリと握るシーン、
そんなの一瞬だけでした。（まぁそこそこグロいです）
またロボット君たちも戦闘用として近未来型ヴィジュアルでカッコイイものの、
歩く姿は日本人みたいにセカセカして腰が低い、ハッキリ言って迫力ねーな、おぃ、
と、言わせればどんどん辛口になっちまいますが、あまり期待値を上げないで観た方がよろしいでしょうね。はい。

ロボット4体はCIAに遠隔操作され、ベトナムカンボジアの境界地域に落ちた。
そこには、麻薬の密売組織あり、元ネイビーシールズの男、そしてたまたま、道に迷った国境なきボランティアの医者団6人組がいた。
鬱蒼としたジャングルにこれだけの訳あり人間たちがわらわらといるのだ。
（CIAは人がいない場所で実験しようと考えていたらしい。そこから間違ってんのに、
見られたから殺してしまえ、口封じしろって考え方なんだもん・・）
さらに出張地点に、映像転送やロボットをコントロールする班があり、こちらの３人組も
謎の組織に狙われる。ドカンドカン爆破されるって、地雷とはまた違う怖さだよ。

というわけで、ロボットの出番は期待したより少なかったのが残念ポイントでした。
元は人間が作ったものであり、（権力をカサに、不都合なものは皆殺戮してしまえというお方たち用だから、そりゃぁ、ガンガン殺しちゃうよね。）
悪いのは製造元。プログラミングした人間。
そういう醜さ、いやらしい争いはタップリと描かれていた。

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レビュアーさんたちの評判が良いので、観てみることにしました。
低予算作品でしたが、監督さんの観せ方や作品の構成が上手く、それなりに楽しむことができました。
ご紹介ありがとうございました。

さて、本作ですが、ストーリーや登場人物たちの設定には突っ込みどころが満載です。
演出の関係もあると思いますが、必要以上にワーワーキャーキャー騒ぎすぎ。
生き死にがかかっている場面でそれはないだろう・・・

ロボットを送り込む側も微妙な人たち。
戦闘用ロボット開発者たちも人道を唱えるあたり、それはないだろうと冷めた目で観てしまいましたし、黒幕の人たちもあまりにも小物。
このあたりの設定や人物描写にもう一工夫あると良かったと思います。

ロボットたちのターミネータばりの追跡や、村人の虐殺シーンはなかなかに観応えがありました。
惜しむらくはクライマックスでの4号の行動。
いきなり過ぎて、唐突感が否めませんでした。

それでもCGを上手く使い、カメラワークもなかなかに良かったと思います。

次作に期待したいです。

これは良作。展開が早いから引き込まれる。

ストーリーもしっかりしているし、エンディングは想像におまかせみたいなのも良かった。

退屈だとか言ってる人もいるけど、これが退屈ならほとんどの映画は退屈だろうと思う。

俳優、CG.、ロケなどに金をかけていないが、完成度は80点。AIの進化過程に一工夫欲しかった。

　理不尽な展開。
　そして運営の無能っぷり。

　すごい話だな。

　全体的には長いけど、意外と体感時間は短い。

　自我を持ったＡＩとの戦闘だけど、学習能力のすごさと、技術者側の無能さ……いや、これを作ったなら有能か。
　ともかく巻き込まれた人たちの奮闘っぷりに賞賛を。