靴ひも / ネボ・キムヒ
靴ひも
/ヤコブ・ゴールドヴァッサー
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(6)
解説・ストーリー
発達障害のある息子と一度は家族を捨てた父親が約30年ぶりの共同生活を送る中で、戸惑いながらも互いに思い合い成長していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。主演はネヴォ・キムヒとドヴ・グリックマン。監督はイスラエルのベテラン監督、ヤコブ・ゴールドヴァッサー。エルサレムで自動車整備工場を営むルーベンは、30年以上前に別れた妻が交通事故で亡くなったとの知らせを受ける。妻が面倒見ていた一人息子のガディには発達障害があり、一人暮らしが困難なため、受け入れてくれる施設が見つかるまで一緒に暮らすことに。ガディには日常生活において彼なりの様々なこだわりがあり、長年疎遠だったルーベンは戸惑うばかり。それでも少しずつガディとの生活に慣れ始めた矢先、ルーベンは末期の腎不全で人工透析が必要と診断されてしまうのだったが…。 JAN:4571431217764
発達障害のある息子と一度は家族を捨てた父親が約30年ぶりの共同生活を送る中で、戸惑いながらも互いに思い合い成長していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。主演はネヴォ・キムヒとドヴ・グリックマン。監督はイスラエルのベテラン監督、ヤコブ・ゴールドヴァッサー。エルサレムで自動車整備工場を営むルーベンは、30年以上前に別れた妻が交通事故で亡くなったとの知らせを受ける。妻が面倒見ていた一人息子のガディには発達障害があり、一人暮らしが困難なため、受け入れてくれる施設が見つかるまで一緒に暮らすことに。ガディには日常生活において彼なりの様々なこだわりがあり、長年疎遠だったルーベンは戸惑うばかり。それでも少しずつガディとの生活に慣れ始めた矢先、ルーベンは末期の腎不全で人工透析が必要と診断されてしまうのだったが…。 JAN:4571431217764
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「靴ひも」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
発達障害のある息子と一度は家族を捨てた父親が約30年ぶりの共同生活を送る中で、戸惑いながらも互いに思い合い成長していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。主演はネヴォ・キムヒとドヴ・グリックマン。監督はイスラエルのベテラン監督、ヤコブ・ゴールドヴァッサー。エルサレムで自動車整備工場を営むルーベンは、30年以上前に別れた妻が交通事故で亡くなったとの知らせを受ける。妻が面倒見ていた一人息子のガディには発達障害があり、一人暮らしが困難なため、受け入れてくれる施設が見つかるまで一緒に暮らすことに。ガディには日常生活において彼なりの様々なこだわりがあり、長年疎遠だったルーベンは戸惑うばかり。それでも少しずつガディとの生活に慣れ始めた矢先、ルーベンは末期の腎不全で人工透析が必要と診断されてしまうのだったが…。 JAN:4571431217764
「靴ひも」 の作品情報
「靴ひも」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
靴ひもの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
日 |
ヘブライ:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
OED10776 |
2021年07月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
1人
|
靴ひもの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
日 |
ヘブライ:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
OED10776 |
2021年07月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
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ユーザーレビュー:6件
「この世界は残酷かもしれない」
それでも生きていかなければならない。ガディは、新たな場所で、新たな友と、力強く生きていく。ガディを見ていると、障がいを持った我が子がどんな状況でも生き抜いていけるように、慈しみながらも、ときには厳しく(たぶん)、優しく心を尽くして38歳になるまで育て上げた母親の強い思いと愛情を、背後に感じないではいられない。
ガディは発達障がいで、生活に独自のルールと強いこだわりがあり、発作を防ぐ薬の服用が欠かせない。けれども、そこまで重度ではなく、基本的な身の回りのことはだいたいこなせるし(たぶん母親が根気強く教えたのだろう)、理解力はかなりあり、自分が特別なサポートを必要とする立場だいうことも自覚している。ゆっくり丁寧に教えられたら、新しい事柄や環境にも適応できる。掃除のチャンピオンを自認していて、そういった仕事なら大得意。自作の歌や彼の語る言葉は、素朴で率直で力強い。初めて出会った人々はガディに当惑するだろう。けれど、彼がシンプルに明るく懸命に生きているからこそ、やがて皆を笑顔にする。
こんなガディに不幸が次々と襲う。彼を独り残し、母親が不慮の事故で死亡。ケースワーカーのイラナは、30年以上疎遠だった独り暮らしの父親ルーベンに、施設に空きが出るまでと、ガディの世話を依頼する。ルーベンは戸惑いながらも、自分が捨ててしまった息子を今になって理解しようと、彼なりに努力を始める。ルーベンの気苦労にはお構いなく、父さんと暮らしたくないと暴言を吐いたり、自分のルーティンに固執し、マイペースのガディ。それでも、父親の零細な整備工場で洗車の仕事を任されると、歌いながら得意な仕事に励む。
障がいを持った息子に対するルーベンの愛情が深まり、もう施設にはやらないと、ふたりにかけがえのない絆ができたと思ったら、今度はルーベンが透析が必須の重い腎臓病で倒れる。腎臓移植が必要な病状なのに、移植委員会は、ガディには理解力がないからと、彼の父親への腎臓提供を却下する。それでもあきらめずに、委員会に必死に訴えるガディ。「母さんが死んで、僕には父さんしかいない。父さんは単なる僕の親じゃない、僕にとって大事な親友だ。父さんを死なせたくない」と。父親を救いたいという、ガディの率直で熱意のこもった力強い言葉には心を打たれる。
この世界は残酷かもしれない。けれど、ガディは負けることなく自分の力で生きていく。彼にその力を与えたのは、母親と父親の、かけがえのない我が子を案ずる強い思いだ。この映画は、障がいを持つ子どもを残して、老いていかざるを得ない親たちの気持ちや願いを代弁している。心の琴線に静かに触れるエンディングソングがとてもとても美しい。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
「僕は頭がおかしいんじゃない。ただ特別なサポートが必要なだけ」
(2018年制作・イスラエル)
整備工場を営むルーベンは、36年前、妻と発達障害の息子ガディを捨てた。
養育費だけは送っていたが、乗り越えられない何かがあったのか。
飾られている妻子の写真の妻の顔はとても寂しそうだ・・
その妻が急死したという事で、施設に入るまでの一時期、ルーベンはガディと30年ぶりに一緒に暮らすことになった。
発達障害と言ってもルーティンを侵される事を極度に嫌がったり、突然の出来事に対応できないというタイプで彼は頭も良いし、面白い事も言える。
しかし、わがままな感じというか自己主張が強い。30も後半のヒゲ濃い男の駄々っ子ぶりは可愛くも何ともない。洗車とか手伝ったりするがマイペースすぎ。社長のルーベンと上手くやれるのか?
ところが工場の人も近くの食堂の常連さんたちも、意外なほどガディを偏見の目で観ないのですね。
ガディの人柄なのかな(笑)
さてルーベンには実は、身体の変調があった。医者からは透析を勧められる。
しかし、ガディの面倒を見るために周囲には告げず、こっそりと通院する。
特別給付金受給のため、ルーベンとガディは行政官の面接を受けるが、
ルーベンと別れるのが嫌なガディは「靴ひもを結べないフリ」をする。
(これ、靴ひもをちゃんと結べれば自活も出来るだろうという判断なのでしょうけど、
ひっかけクイズみたいなもんですねぇ。ヘンだわ、イスラエル。笑)
さてさて、もはや腎臓移植しか道がないルーベンはしかし、ガディのドナー申し出を固く断ります。
「30年もあの子を捨てた俺。これ以上、あの子から奪えるものなんかない」
再構築されたように見えた父子関係。ガディだって母と、このうえ父まで失いたくないのです。
物語は甘くないというか、現実的に描かれるけども、ふわふわした感じでない地に足のついた作風はいいと思いました。
ラストで鮮やかな手付きで靴ひもを結ぶガディ。それでいいんだよ、ガディ。
失ったものもあったけど、ちゃんと手にしたものもあったよね♪
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父と息子の絆が熱いハートウォーミングなお話
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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30年ぶりに暮らす発達障害のある息子と父親の心の交流を描いた
ハートウォーミングな作品。
母親が事故で急死したことで、唯一の肉親である父親のもとにやってきたガディ、37歳。
彼は発達障害がありますが、とても性格がいいので
周りの皆に愛されている様子です。
施設が見つかるまでのほんの数日か、数週間だからとソーシャルワーカーに言われ
しぶしぶガディを引取る父親。
生活習慣に強いこだわりを持つガディは
なかなか父親との暮らしになじめません。
父親の方も思うようにならない息子に苛立ちを覚えます。
それでもやはり親子ですね。
次第に互いのことを判りあえていく件がとても良かったです。
悪い人は一人も出てきません。
皆一様にガディには優しいし、親切だし
彼が障害者であることをさして気にしていない様子がみてとれました。
タイトルになっている『靴ひも』は、生活給付金の認定を受けるために
わざとガディは靴ひもを結べないフリを父親にさせられるのですが
このことが、後々腎臓移植の認定を受ける際に問題になるのです。
ああ、この映画、いい話だな〜って思いながら見ていました。
透析がきかないほどの腎不全を患っている父親が、息子の腎臓をもらって
きっとこの親子は幸せに暮らせるんだろう、とばかり思っていました。
移植手術の前に交わした二人の会話。
『じゃあな、相棒』
『じゃあね、僕の友達』
この会話が最後になるなんて、悲しすぎます。
こういうラストにはして欲しくなかったというのが見終わった後の気持ちです。
それでも、彼は前を向いて生きていこうとします。
そのキラキラした瞳がとても美しいと思いました。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
笑いと涙のとっても素敵な作品
父子の臓器移植の実話がベースのイスラエル映画
母親の急死によって約30年ぶり、家族を捨てた父と発達障害の息子が一緒に暮らすことになる
特別給付金の認可を得る為に息子が、父親の指示で靴ひもを結べないふりをする
心が離れていた親子が絆を築くまでの笑いと涙の素晴らしい感動作品
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
腎移植をめぐって
エルサレムの自動車修理工、ルーベン。30年以上前に別れた妻と息子がいる。息子のガディには発達障害があった。それが離婚の理由ではなかったが、妻におしつけたことに、ずっと負い目を感じていた。その妻が交通事故で急死し、しばらくの間息子を預かることになる。仕事をしながら世話をするのは大変だ。かといって適当な預け先もない。そういう時、ルーベンは腎不全のため腎移植が必要だと告げられる。ドナーを探すが、弟は冷たかった。中国から金で買えという。かといって一度「棄てた」息子の腎臓をもらうわけにはいかないではないか。透析仲間のミハルは家族が何人もいるのにドナーが決まらず他界する。自分もこれまでかと観念するが、ガディが「ぜひ自分の腎臓をもらってほしい」と申し出る・・・。米国のTVドラマ「LOST」を思い出した。あちらは生き別れになった息子(ジョン・ロック)をひそかに捜し出し、だまくらかして腎臓を奪う話であった。こちらは老いた父親が、自分の命と息子の負担をはかりにかけて葛藤する話である。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
「この世界は残酷かもしれない」
投稿日
2021/07/17
レビュアー
hinakksk
それでも生きていかなければならない。ガディは、新たな場所で、新たな友と、力強く生きていく。ガディを見ていると、障がいを持った我が子がどんな状況でも生き抜いていけるように、慈しみながらも、ときには厳しく(たぶん)、優しく心を尽くして38歳になるまで育て上げた母親の強い思いと愛情を、背後に感じないではいられない。
ガディは発達障がいで、生活に独自のルールと強いこだわりがあり、発作を防ぐ薬の服用が欠かせない。けれども、そこまで重度ではなく、基本的な身の回りのことはだいたいこなせるし(たぶん母親が根気強く教えたのだろう)、理解力はかなりあり、自分が特別なサポートを必要とする立場だいうことも自覚している。ゆっくり丁寧に教えられたら、新しい事柄や環境にも適応できる。掃除のチャンピオンを自認していて、そういった仕事なら大得意。自作の歌や彼の語る言葉は、素朴で率直で力強い。初めて出会った人々はガディに当惑するだろう。けれど、彼がシンプルに明るく懸命に生きているからこそ、やがて皆を笑顔にする。
こんなガディに不幸が次々と襲う。彼を独り残し、母親が不慮の事故で死亡。ケースワーカーのイラナは、30年以上疎遠だった独り暮らしの父親ルーベンに、施設に空きが出るまでと、ガディの世話を依頼する。ルーベンは戸惑いながらも、自分が捨ててしまった息子を今になって理解しようと、彼なりに努力を始める。ルーベンの気苦労にはお構いなく、父さんと暮らしたくないと暴言を吐いたり、自分のルーティンに固執し、マイペースのガディ。それでも、父親の零細な整備工場で洗車の仕事を任されると、歌いながら得意な仕事に励む。
障がいを持った息子に対するルーベンの愛情が深まり、もう施設にはやらないと、ふたりにかけがえのない絆ができたと思ったら、今度はルーベンが透析が必須の重い腎臓病で倒れる。腎臓移植が必要な病状なのに、移植委員会は、ガディには理解力がないからと、彼の父親への腎臓提供を却下する。それでもあきらめずに、委員会に必死に訴えるガディ。「母さんが死んで、僕には父さんしかいない。父さんは単なる僕の親じゃない、僕にとって大事な親友だ。父さんを死なせたくない」と。父親を救いたいという、ガディの率直で熱意のこもった力強い言葉には心を打たれる。
この世界は残酷かもしれない。けれど、ガディは負けることなく自分の力で生きていく。彼にその力を与えたのは、母親と父親の、かけがえのない我が子を案ずる強い思いだ。この映画は、障がいを持つ子どもを残して、老いていかざるを得ない親たちの気持ちや願いを代弁している。心の琴線に静かに触れるエンディングソングがとてもとても美しい。
「僕は頭がおかしいんじゃない。ただ特別なサポートが必要なだけ」
投稿日
2021/07/06
レビュアー
くまげらの森
(2018年制作・イスラエル)
整備工場を営むルーベンは、36年前、妻と発達障害の息子ガディを捨てた。
養育費だけは送っていたが、乗り越えられない何かがあったのか。
飾られている妻子の写真の妻の顔はとても寂しそうだ・・
その妻が急死したという事で、施設に入るまでの一時期、ルーベンはガディと30年ぶりに一緒に暮らすことになった。
発達障害と言ってもルーティンを侵される事を極度に嫌がったり、突然の出来事に対応できないというタイプで彼は頭も良いし、面白い事も言える。
しかし、わがままな感じというか自己主張が強い。30も後半のヒゲ濃い男の駄々っ子ぶりは可愛くも何ともない。洗車とか手伝ったりするがマイペースすぎ。社長のルーベンと上手くやれるのか?
ところが工場の人も近くの食堂の常連さんたちも、意外なほどガディを偏見の目で観ないのですね。
ガディの人柄なのかな(笑)
さてルーベンには実は、身体の変調があった。医者からは透析を勧められる。
しかし、ガディの面倒を見るために周囲には告げず、こっそりと通院する。
特別給付金受給のため、ルーベンとガディは行政官の面接を受けるが、
ルーベンと別れるのが嫌なガディは「靴ひもを結べないフリ」をする。
(これ、靴ひもをちゃんと結べれば自活も出来るだろうという判断なのでしょうけど、
ひっかけクイズみたいなもんですねぇ。ヘンだわ、イスラエル。笑)
さてさて、もはや腎臓移植しか道がないルーベンはしかし、ガディのドナー申し出を固く断ります。
「30年もあの子を捨てた俺。これ以上、あの子から奪えるものなんかない」
再構築されたように見えた父子関係。ガディだって母と、このうえ父まで失いたくないのです。
物語は甘くないというか、現実的に描かれるけども、ふわふわした感じでない地に足のついた作風はいいと思いました。
ラストで鮮やかな手付きで靴ひもを結ぶガディ。それでいいんだよ、ガディ。
失ったものもあったけど、ちゃんと手にしたものもあったよね♪
父と息子の絆が熱いハートウォーミングなお話
投稿日
2021/07/07
レビュアー
飛べない魔女
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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30年ぶりに暮らす発達障害のある息子と父親の心の交流を描いた
ハートウォーミングな作品。
母親が事故で急死したことで、唯一の肉親である父親のもとにやってきたガディ、37歳。
彼は発達障害がありますが、とても性格がいいので
周りの皆に愛されている様子です。
施設が見つかるまでのほんの数日か、数週間だからとソーシャルワーカーに言われ
しぶしぶガディを引取る父親。
生活習慣に強いこだわりを持つガディは
なかなか父親との暮らしになじめません。
父親の方も思うようにならない息子に苛立ちを覚えます。
それでもやはり親子ですね。
次第に互いのことを判りあえていく件がとても良かったです。
悪い人は一人も出てきません。
皆一様にガディには優しいし、親切だし
彼が障害者であることをさして気にしていない様子がみてとれました。
タイトルになっている『靴ひも』は、生活給付金の認定を受けるために
わざとガディは靴ひもを結べないフリを父親にさせられるのですが
このことが、後々腎臓移植の認定を受ける際に問題になるのです。
ああ、この映画、いい話だな〜って思いながら見ていました。
透析がきかないほどの腎不全を患っている父親が、息子の腎臓をもらって
きっとこの親子は幸せに暮らせるんだろう、とばかり思っていました。
移植手術の前に交わした二人の会話。
『じゃあな、相棒』
『じゃあね、僕の友達』
この会話が最後になるなんて、悲しすぎます。
こういうラストにはして欲しくなかったというのが見終わった後の気持ちです。
それでも、彼は前を向いて生きていこうとします。
そのキラキラした瞳がとても美しいと思いました。
笑いと涙のとっても素敵な作品
投稿日
2021/07/09
レビュアー
ラストシアター
父子の臓器移植の実話がベースのイスラエル映画
母親の急死によって約30年ぶり、家族を捨てた父と発達障害の息子が一緒に暮らすことになる
特別給付金の認可を得る為に息子が、父親の指示で靴ひもを結べないふりをする
心が離れていた親子が絆を築くまでの笑いと涙の素晴らしい感動作品
腎移植をめぐって
投稿日
2021/11/06
レビュアー
daichan
エルサレムの自動車修理工、ルーベン。30年以上前に別れた妻と息子がいる。息子のガディには発達障害があった。それが離婚の理由ではなかったが、妻におしつけたことに、ずっと負い目を感じていた。その妻が交通事故で急死し、しばらくの間息子を預かることになる。仕事をしながら世話をするのは大変だ。かといって適当な預け先もない。そういう時、ルーベンは腎不全のため腎移植が必要だと告げられる。ドナーを探すが、弟は冷たかった。中国から金で買えという。かといって一度「棄てた」息子の腎臓をもらうわけにはいかないではないか。透析仲間のミハルは家族が何人もいるのにドナーが決まらず他界する。自分もこれまでかと観念するが、ガディが「ぜひ自分の腎臓をもらってほしい」と申し出る・・・。米国のTVドラマ「LOST」を思い出した。あちらは生き別れになった息子(ジョン・ロック)をひそかに捜し出し、だまくらかして腎臓を奪う話であった。こちらは老いた父親が、自分の命と息子の負担をはかりにかけて葛藤する話である。
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