道化師の夜 / オーケ・グレンベルイ
道化師の夜
/イングマル・ベルイマン
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(4)
解説・ストーリー
巡回サーカスの座長が、旅回りに疲れ、昔別れた妻のもとを訪ねる。しかし妻に拒絶された彼は、再び旅に出る……。老境の男の悲哀を描いたベルイマンの小品。 JAN:4988182113298
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「道化師の夜」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
巡回サーカスの座長が、旅回りに疲れ、昔別れた妻のもとを訪ねる。しかし妻に拒絶された彼は、再び旅に出る……。老境の男の悲哀を描いたベルイマンの小品。 JAN:4988182113298
「道化師の夜」 の作品情報
「道化師の夜」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
道化師の夜の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
92分 |
日 |
スウェーデン:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
JVD3429 |
2021年05月25日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
0人
|
0人
|
道化師の夜の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
92分 |
日 |
スウェーデン:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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JVD3429 |
2021年05月25日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:4件
旅芸人の悲哀 「熊」に同情
「道化師の夜」(1953、スウェーデン、白黒、92分)。イングマール・ベルイマン(1918〜2007)の初期の作品で、初めて見ました。中期の晦渋と思われる作とは異なり、わかりやすい物語ですが、皮肉なユーモアを込めた作風は出ています。
サーカス一座の団長「アルベルト」(オーケ・グレンベルイ)は昔、妻と二人の子を捨て、曲馬師で娘のように若い恋人「アン」(ハリエット・アンデルセン)とともに巡業していた。老い疲れ、故郷に巡回してきた時、捨てた妻「アグダ」(ギュールドン・ブロスト)との復縁を望む。が、当然ながら彼女に断られる。「アン」は、妻を忘れられなかった「アルベルト」を恨み、前から自分を口説いていた野外劇団のハンサムな若い二枚目俳優「フランス」(ハッセ・エクマン)にとうとう身を任せた。それにまた嫉妬した「アルベルト」は「フラン」にサーカス小屋で決闘を申し込むが、簡単に殴られて負けてしまう。
冒頭のタイトル部分のあと、音楽は止み、土手の上をサーカス団の荷車とそれを引く馬が何台も何台も連なっていくのが見える。橋を渡る、御者の泣くような歌、馬の顔、檻の中で立ちあがる熊が映る。そして愛憎と悲哀・悔恨に満ちた旅芸人たちの劇が展開する。土砂降りの雨の中で、小屋が組み立てられ、サーカスがやってきた! と歓迎する村人たちのわくわくした高揚も伝わってくる。しかしこのサーカス団は儲からないらしく、団員からの不平が沸く。でも、サーカスを描く映画は楽しいものです。
撮影は、スベン・ニクビスト、ヒルディング・ブラドの二人。ニグビストは初期・中期の白黒時代から、後期のカラー作品「叫びとささやき」「秋のソナタ」まで一貫してベルイマン映画を支えた名カメラマン。風景描写、人物描写に陰影を込める。サーカスの一団が、霧の中を馬車の一団が去っていくラストの映像が美しい。
「アンナ」を演じるハリエット・アンデルセンは同年公開の前作「不良少女モニカ」(1953)にも主演していました。
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詩的表現の美しさ
投稿日:2022/02/02
レビュアー:趣味は洋画
道化師の夜(1953年・スウェーデン、モノクロ、92分)
しがないサーカスの旅芸人一座。老境にさしかかった、その一座の座長の悲哀を描いた作品。
監督は、スウェーデン映画の名声をより高めた名匠イングマール・ベルイマンです。
彼の作風として、人生観の深さや、研ぎ澄まされた映像感覚などが評価されている反面、難解さが存在するのもまた事実。ところが、この「道化師の夜」は実に分かりやすいストーリーで、後年、次々と発表される名作への序章にすぎないのかもしれません。
巡業サーカス団の座長アルベルト(オーケ・グレンベルイ)は、陽気で恰幅のいい男。今日も何台ものワゴン車を率いて、次の公演地に着いた。雨中の中、会場作りが始まる。この地はアルベルトの妻アグダ(アニカ・トレトウ)と2人の息子を残してきた街で、アルベルトは長旅に疲れ、平凡な家庭生活が恋しくなっていた。一方で彼は、若い女曲馬師のアン(ハリエット・アンデルセン)を愛人としていたが、一座の財政難もあって、苛立ちをアンにぶつけている。アルベルトは秘かにアグダを訪ね、‘サーカス稼業を引退するから一緒に暮らそう’ と言う。だが、アグダは ‘貴方が出て行ってから自分を取り戻すことが出来て、ホッとしている’ と答えた。夫の申し出を拒否したのだ。アンはアルベルトが妻のもとを訪れたのを察知しており、嫉妬したアンは別の劇団俳優フランス(ハッセ・エクマン)の誘惑に負けてしまう。
今度はそれを知ったアルベルトが激怒し、フランスと劇場で戦うことになる...。
イングマール・ベルイマンの監督作品は、57年「第七の封印」、57年「野いちご」、66年「狼の時刻」、66年「恥」、73年「叫びとささやき」、そして78年「秋のソナタ」を観ています。本作が7本目の鑑賞でしたが、もっとも分かりやすい内容でした。
ただ、ベルイマン監督が主張したかった「人間の苦悩」とか、「人間の孤独」といったようなものが底辺にあるようで、気づけば内省的になっている自分がいました。
ベルイマン映画の常連、ハリエット・アンデルセンが出ていますが、彼女は本作出演時21歳。
デンマーク映画の、03年「ドッグヴィル」には71歳で出演していました。現在は90歳で御存命のようです(2022.02.02現在)が、彼女の出演したベルイマン作品で、未見のものがあります。
52年「不良少女モニカ」、55年「夏の夜は三たび微笑む」、61年「鏡の中にある如く」、これらは機会があれば観てみたい作品です。
いずれにしても、ベルイマン監督の代表作とえいば、個人的には「第七の封印」を挙げます。
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第七の封印への序章
投稿日:2021/07/15
レビュアー:Sari
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
強弱の強い音楽を用いたタイトル・クレジットが流れた後に、無音で始まるサーカス団の移動場面は、『第七の封印』を彷彿とさせ、(第七の封印はニクヴィストのカメラでは無いが)これこそベルイマンだというほど、特色が強く現れた冒頭から圧倒される。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ジュネス企画の誉
投稿日:2021/07/09
レビュアー:スーさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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音楽が非常に巧。鏡に映るのは、本音か建て前か。
新しい何かが、ないのが残念。他の作品では発見やら新鮮味があったんだけど。
魔術師、処女の泉、第七の封印等。
古今東西を問わず、男女の機微を煮詰めると、サスペンス風になるのか。
成瀬監督や溝口監督作品でも見たような光景が。デジャブ。浮雲だっけ?。
手垢のついた言い回しだが、夫婦は他人じゃ分からない。
腕相撲がエロチック。
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ユーザーレビュー
旅芸人の悲哀 「熊」に同情
投稿日
2021/09/25
レビュアー
ちゅく
「道化師の夜」(1953、スウェーデン、白黒、92分)。イングマール・ベルイマン(1918〜2007)の初期の作品で、初めて見ました。中期の晦渋と思われる作とは異なり、わかりやすい物語ですが、皮肉なユーモアを込めた作風は出ています。
サーカス一座の団長「アルベルト」(オーケ・グレンベルイ)は昔、妻と二人の子を捨て、曲馬師で娘のように若い恋人「アン」(ハリエット・アンデルセン)とともに巡業していた。老い疲れ、故郷に巡回してきた時、捨てた妻「アグダ」(ギュールドン・ブロスト)との復縁を望む。が、当然ながら彼女に断られる。「アン」は、妻を忘れられなかった「アルベルト」を恨み、前から自分を口説いていた野外劇団のハンサムな若い二枚目俳優「フランス」(ハッセ・エクマン)にとうとう身を任せた。それにまた嫉妬した「アルベルト」は「フラン」にサーカス小屋で決闘を申し込むが、簡単に殴られて負けてしまう。
冒頭のタイトル部分のあと、音楽は止み、土手の上をサーカス団の荷車とそれを引く馬が何台も何台も連なっていくのが見える。橋を渡る、御者の泣くような歌、馬の顔、檻の中で立ちあがる熊が映る。そして愛憎と悲哀・悔恨に満ちた旅芸人たちの劇が展開する。土砂降りの雨の中で、小屋が組み立てられ、サーカスがやってきた! と歓迎する村人たちのわくわくした高揚も伝わってくる。しかしこのサーカス団は儲からないらしく、団員からの不平が沸く。でも、サーカスを描く映画は楽しいものです。
撮影は、スベン・ニクビスト、ヒルディング・ブラドの二人。ニグビストは初期・中期の白黒時代から、後期のカラー作品「叫びとささやき」「秋のソナタ」まで一貫してベルイマン映画を支えた名カメラマン。風景描写、人物描写に陰影を込める。サーカスの一団が、霧の中を馬車の一団が去っていくラストの映像が美しい。
「アンナ」を演じるハリエット・アンデルセンは同年公開の前作「不良少女モニカ」(1953)にも主演していました。
詩的表現の美しさ
投稿日
2022/02/02
レビュアー
趣味は洋画
道化師の夜(1953年・スウェーデン、モノクロ、92分)
しがないサーカスの旅芸人一座。老境にさしかかった、その一座の座長の悲哀を描いた作品。
監督は、スウェーデン映画の名声をより高めた名匠イングマール・ベルイマンです。
彼の作風として、人生観の深さや、研ぎ澄まされた映像感覚などが評価されている反面、難解さが存在するのもまた事実。ところが、この「道化師の夜」は実に分かりやすいストーリーで、後年、次々と発表される名作への序章にすぎないのかもしれません。
巡業サーカス団の座長アルベルト(オーケ・グレンベルイ)は、陽気で恰幅のいい男。今日も何台ものワゴン車を率いて、次の公演地に着いた。雨中の中、会場作りが始まる。この地はアルベルトの妻アグダ(アニカ・トレトウ)と2人の息子を残してきた街で、アルベルトは長旅に疲れ、平凡な家庭生活が恋しくなっていた。一方で彼は、若い女曲馬師のアン(ハリエット・アンデルセン)を愛人としていたが、一座の財政難もあって、苛立ちをアンにぶつけている。アルベルトは秘かにアグダを訪ね、‘サーカス稼業を引退するから一緒に暮らそう’ と言う。だが、アグダは ‘貴方が出て行ってから自分を取り戻すことが出来て、ホッとしている’ と答えた。夫の申し出を拒否したのだ。アンはアルベルトが妻のもとを訪れたのを察知しており、嫉妬したアンは別の劇団俳優フランス(ハッセ・エクマン)の誘惑に負けてしまう。
今度はそれを知ったアルベルトが激怒し、フランスと劇場で戦うことになる...。
イングマール・ベルイマンの監督作品は、57年「第七の封印」、57年「野いちご」、66年「狼の時刻」、66年「恥」、73年「叫びとささやき」、そして78年「秋のソナタ」を観ています。本作が7本目の鑑賞でしたが、もっとも分かりやすい内容でした。
ただ、ベルイマン監督が主張したかった「人間の苦悩」とか、「人間の孤独」といったようなものが底辺にあるようで、気づけば内省的になっている自分がいました。
ベルイマン映画の常連、ハリエット・アンデルセンが出ていますが、彼女は本作出演時21歳。
デンマーク映画の、03年「ドッグヴィル」には71歳で出演していました。現在は90歳で御存命のようです(2022.02.02現在)が、彼女の出演したベルイマン作品で、未見のものがあります。
52年「不良少女モニカ」、55年「夏の夜は三たび微笑む」、61年「鏡の中にある如く」、これらは機会があれば観てみたい作品です。
いずれにしても、ベルイマン監督の代表作とえいば、個人的には「第七の封印」を挙げます。
第七の封印への序章
投稿日
2021/07/15
レビュアー
Sari
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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強弱の強い音楽を用いたタイトル・クレジットが流れた後に、無音で始まるサーカス団の移動場面は、『第七の封印』を彷彿とさせ、(第七の封印はニクヴィストのカメラでは無いが)これこそベルイマンだというほど、特色が強く現れた冒頭から圧倒される。
ジュネス企画の誉
投稿日
2021/07/09
レビュアー
スーさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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音楽が非常に巧。鏡に映るのは、本音か建て前か。
新しい何かが、ないのが残念。他の作品では発見やら新鮮味があったんだけど。
魔術師、処女の泉、第七の封印等。
古今東西を問わず、男女の機微を煮詰めると、サスペンス風になるのか。
成瀬監督や溝口監督作品でも見たような光景が。デジャブ。浮雲だっけ?。
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