トランス・フューチャー

　そのために、主人公ダン（ダニエル）が、2012年から2016年の間で、タイムトラベルを繰り返す話。そして、これにさらに、1978年から続いている28件の未解決殺人事件がからんでいる。

　2013年にダンは、17階建てのビルの屋上で見知らぬ男に殺されそうになるが、男は「今度はもっと急げ」と言い残して、突然屋上から飛び降りて忽然と姿を消す。ダンの傍には、恋人マル（マリア）の遺体が横たわっていた。ダンは、恋人殺害の嫌疑をかけられて警察署に連行されるが、犯人は別にいるという結論になり釈放される。

　彼に事情聴取をした警察署長は、28件の未解決連続殺人事件の話をして、ダンの恋人の殺害もそれに関連があると語る。署長の兄もその被害者であり、必死に捜査をして、犯人のひとりは撃ち殺したがもうひとりを取り逃がしてしまい、そのためにダンの恋人が殺されることになったのかもしれないと言う。ダンは署長から捜査資料のコピーをもらい、恋人マルを救い出すため、懸命に考察をして、タイムトラベルを繰り返すことになる。

　このように書くと面白そうなSFサスペンスに思えるけれど、プロットがあまり緻密とは言えないので、複雑そうに見せているわりには、何だかなあというスッキリしない結末。タイムトラベルに関心のある人には興味深いかもしれません。

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謎の殺人事件に巻き込まれた主人公が、自分で作ったタイムマシン？で過去に戻り改変を試みる話・・・

アイデア自体は良い作品でした。
ただ残念ながら、役者の選定、設定、ストーリーの不足が目立ってしまい残念でした。

主人公に華が無い・・・
なんかチャラチャラした設定で、信念の欠片もありません。

そしてタイムリープを時間をかけて解明しますが、あまりにもこの点が雑過ぎに思えました（笑
もう少しらしくすれば良かったのに・・・
むしろこの部分に割いた時間をもっとストーリーや登場人物たちの作り込みに使えば良かったと思います。

そして犯人の動機やそれに至るエピソードも良く理解できませんでした。
感の良い人は犯人が直ぐに分かると思いますが、ただなんでそうなったのか？
さっぱり分かりませんでした。

組み立て次第ではもっと面白くなったと思います。

残念でした。

　設定はすごくいいんだけど、内容がさっぱりなんだが。


　いろんな事件があるけど結局はひとつなんだよな。


　このループは終わるのか？　もっと急げ！

なんだかよくわからん
暗い話