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日本独立 / 浅野忠信
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「日本独立」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「プライド 運命の瞬間」の伊藤俊也監督がGHQ占領下の日本で吉田茂の側近として奔走した白洲次郎を主人公に、敗戦から新憲法制定へと至る歴史の裏側をイマジネーションを交えて描き出したドラマ。主演は浅野忠信、共演に宮沢りえ、小林薫。終戦直後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の占領下にあった日本。外務大臣に就任した吉田茂は、実業の第一線を退いて、郊外で農業に専念していた白洲次郎を呼び寄せ、GHQとの交渉役を託す。やがてGHQは、松本国務大臣が中心となり作り上げた憲法改正案を拒否し、GHQ自らが作成した憲法草案を提示するのだったが…。 JAN:4988166107008

「日本独立」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

製作国:

日本

「日本独立」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

監督:

伊藤俊也

出演:

浅野忠信宮沢りえ小林薫柄本明

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2時間ドラマ「茂と次郎の戦後」

投稿日:2021/07/12 レビュアー:哲郎

日本国憲法の制定過程を、日米関係者のエピソードを中心に大まかに描いたものだが、これはちょっと軽い出来かなぁ...
キャストが全体的にライト級だし、白洲次郎・正子夫妻を進行の軸に置いてるんだけど、二人のドラマ部分も希薄で全体の完成度がどうかなぁと。この脚本なら、タイトルは「茂と次郎の戦後」くらいで十分。

戦後初期の憲法改正から独立までを扱った映像作品というと、映画なら『小説吉田学校』(1983)や『東京裁判』(1983)、テレビ番組だとNHKのドラマ『憲法はまだか』(1996)ほか関連のドキュメンタリー作品などをこれまで見てきた。それらと比較するのは酷かもしれないが、この大テーマを扱うならもっと重厚な製作を心掛けてほしかった。小林薫さん演じる吉田茂の特殊メイクや当時のモノクロ映像と本作撮影映像との合成など技術面での精工さばかりが目立って、憲法改正における日米間の限界の駆け引きの感じがあまり伝わってこない。大島ミチルさんの手掛けた楽曲が大仰に聞こえてしまうほどなのだ。

と、不満ばかり書いてしまったが、日本国憲法制定の経緯をまったく知らない人なら見て損はないと思う。ただ、史実をすべて正確に再現したものではないはずだし、日米双方に難しい立場があり、実際にはもっといろいろな交渉、折衝があったのだと思う。
この作品では、いわゆる“押し付け憲法論”を意識し、非武装による交戦権の否定や天皇の地位に関する部分などをとくに強調している。アメリカが日本の新憲法制定に強く関与しこだわったのは、ドイツの事があったからではないか。第1次大戦で破綻したドイツ国はナチス政権によって再興・再軍備し、リベンジのため第2次大戦を引き起こした。アメリカ政府は3回目の大戦を防ぐことを最も重視したのだと思う。

伊藤俊也監督作というと『ロストクライム−閃光−』(2010)を覚えている。「三億円事件」を扱った作品だが、これもどうもパッとしない内容だった。自身の思い入れ、こだわりがチグハグに出てしまっている感じで、やはり全体の完成度がもう一つの印象なんだよな。脚本を専門家に任せたらどうかね。

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如何にして日本国憲法が制定されたか

投稿日:2022/05/19 レビュアー:こうさま

1945年8月日本は無条件降伏し戦争は終結した。
米マッカーサー元帥がコーンパイプをくわえて飛行機から降り立った写真を見た人は多いだろう、ここからGHQによる日本統治時代がしばらく続くことになる。
日本が原爆を投下されながらも無条件降伏にこだわったのは国体の維持がどうなるかを考えたからであろう。
即ち天皇陛下の今後の立場を考慮したからに他ならない、戦勝国から見れば天皇は戦争犯罪人であり厳罰に処するべしという考え方は当然あったろう。
日本を統治するにあたりマッカーサーはこれを否定し、天皇を政治に関与させない日本国の象徴とすることと引き換えに、戦争放棄と軍隊所持の禁止を骨子とした日本国憲法の作成を命じる。
本作は日本国憲法の作成過程、首相として日本独立を成し得た吉田茂やその片腕としてアメリカ側と渡り合った白洲次郎などを描いており、なかなか興味深い。
日本が独立するにはその礎となるべき憲法は不可欠、日本側の草案作成委員会は「自衛のための軍隊を持たない国家など存在しない」と異を唱えるがこの草案は却下、アメリカ主導で作業は進められる、メンバーに憲法学者は一人もおらず、素人集団が作成したのが現日本国憲法なのである。
マッカーサーはソ連が参加する戦勝国の会議である極東委員会の前に日本国憲法を完成させたいという意図で、僅か8日間の作業であった。
勿論歴史的に考えるとソ連が日本統治に割り込んで来ていたら、ひよっとすれば日本国は分割されていたという可能性は否定できないところ。
吉田茂はマッカーサーと対峙し、軍隊を持たない日本国の将来の安全保障を求め、日本が完全に独立した後に憲法改正をすれば良いという考えを示す、しかし今日まで憲法は一度たりとも改正されていない。
多分日本人の大部分、特に若い世代は日本国憲法がどういった経緯で制定されたのかを知らない人がほとんどだろう、そういう意味で本作は日本国憲法の在り方を再考させてくれる。
もうひとつ最後の沖縄戦に出撃する戦艦「大和」の乗務員たちの魂の叫びはなかなか印象的であった。

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勉強になりました

投稿日:2022/03/05 レビュアー:スヌーピー

出演者が豪華で驚きました。憲法の作成がこんな形で出来た事を知れて良かったです。この映画を見てる時に父から日本の戦争の話の本を借りて読んでいたのですごい色々と考えさせられました。
吉田茂役の小林薫さんがすごく似ていて驚きました。
ちょうど見ている時にウクライナとロシアの戦争が始まって戦争は過去のことだと思っていたら現実世界で起きてることに悲しくなり、日本もまたこの時代のようになってしまうのではないかと思うと恐怖を感じました。

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評価のみ

投稿日:2021/10/13 レビュアー:redrose

評価のみ

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白洲次郎が主人公

投稿日:2021/07/19 レビュアー:モモイチゴ

だが、新憲法をめぐるGHQと日本政府の間で、あまり活躍の様子がみられない。吉田茂が一日も早く独立を願っていたことは伝わった。しかし、小林薫の吉田は似ていた。

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日本独立

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2時間ドラマ「茂と次郎の戦後」

投稿日

2021/07/12

レビュアー

哲郎

日本国憲法の制定過程を、日米関係者のエピソードを中心に大まかに描いたものだが、これはちょっと軽い出来かなぁ...
キャストが全体的にライト級だし、白洲次郎・正子夫妻を進行の軸に置いてるんだけど、二人のドラマ部分も希薄で全体の完成度がどうかなぁと。この脚本なら、タイトルは「茂と次郎の戦後」くらいで十分。

戦後初期の憲法改正から独立までを扱った映像作品というと、映画なら『小説吉田学校』(1983)や『東京裁判』(1983)、テレビ番組だとNHKのドラマ『憲法はまだか』(1996)ほか関連のドキュメンタリー作品などをこれまで見てきた。それらと比較するのは酷かもしれないが、この大テーマを扱うならもっと重厚な製作を心掛けてほしかった。小林薫さん演じる吉田茂の特殊メイクや当時のモノクロ映像と本作撮影映像との合成など技術面での精工さばかりが目立って、憲法改正における日米間の限界の駆け引きの感じがあまり伝わってこない。大島ミチルさんの手掛けた楽曲が大仰に聞こえてしまうほどなのだ。

と、不満ばかり書いてしまったが、日本国憲法制定の経緯をまったく知らない人なら見て損はないと思う。ただ、史実をすべて正確に再現したものではないはずだし、日米双方に難しい立場があり、実際にはもっといろいろな交渉、折衝があったのだと思う。
この作品では、いわゆる“押し付け憲法論”を意識し、非武装による交戦権の否定や天皇の地位に関する部分などをとくに強調している。アメリカが日本の新憲法制定に強く関与しこだわったのは、ドイツの事があったからではないか。第1次大戦で破綻したドイツ国はナチス政権によって再興・再軍備し、リベンジのため第2次大戦を引き起こした。アメリカ政府は3回目の大戦を防ぐことを最も重視したのだと思う。

伊藤俊也監督作というと『ロストクライム−閃光−』(2010)を覚えている。「三億円事件」を扱った作品だが、これもどうもパッとしない内容だった。自身の思い入れ、こだわりがチグハグに出てしまっている感じで、やはり全体の完成度がもう一つの印象なんだよな。脚本を専門家に任せたらどうかね。

如何にして日本国憲法が制定されたか

投稿日

2022/05/19

レビュアー

こうさま

1945年8月日本は無条件降伏し戦争は終結した。
米マッカーサー元帥がコーンパイプをくわえて飛行機から降り立った写真を見た人は多いだろう、ここからGHQによる日本統治時代がしばらく続くことになる。
日本が原爆を投下されながらも無条件降伏にこだわったのは国体の維持がどうなるかを考えたからであろう。
即ち天皇陛下の今後の立場を考慮したからに他ならない、戦勝国から見れば天皇は戦争犯罪人であり厳罰に処するべしという考え方は当然あったろう。
日本を統治するにあたりマッカーサーはこれを否定し、天皇を政治に関与させない日本国の象徴とすることと引き換えに、戦争放棄と軍隊所持の禁止を骨子とした日本国憲法の作成を命じる。
本作は日本国憲法の作成過程、首相として日本独立を成し得た吉田茂やその片腕としてアメリカ側と渡り合った白洲次郎などを描いており、なかなか興味深い。
日本が独立するにはその礎となるべき憲法は不可欠、日本側の草案作成委員会は「自衛のための軍隊を持たない国家など存在しない」と異を唱えるがこの草案は却下、アメリカ主導で作業は進められる、メンバーに憲法学者は一人もおらず、素人集団が作成したのが現日本国憲法なのである。
マッカーサーはソ連が参加する戦勝国の会議である極東委員会の前に日本国憲法を完成させたいという意図で、僅か8日間の作業であった。
勿論歴史的に考えるとソ連が日本統治に割り込んで来ていたら、ひよっとすれば日本国は分割されていたという可能性は否定できないところ。
吉田茂はマッカーサーと対峙し、軍隊を持たない日本国の将来の安全保障を求め、日本が完全に独立した後に憲法改正をすれば良いという考えを示す、しかし今日まで憲法は一度たりとも改正されていない。
多分日本人の大部分、特に若い世代は日本国憲法がどういった経緯で制定されたのかを知らない人がほとんどだろう、そういう意味で本作は日本国憲法の在り方を再考させてくれる。
もうひとつ最後の沖縄戦に出撃する戦艦「大和」の乗務員たちの魂の叫びはなかなか印象的であった。

勉強になりました

投稿日

2022/03/05

レビュアー

スヌーピー

出演者が豪華で驚きました。憲法の作成がこんな形で出来た事を知れて良かったです。この映画を見てる時に父から日本の戦争の話の本を借りて読んでいたのですごい色々と考えさせられました。
吉田茂役の小林薫さんがすごく似ていて驚きました。
ちょうど見ている時にウクライナとロシアの戦争が始まって戦争は過去のことだと思っていたら現実世界で起きてることに悲しくなり、日本もまたこの時代のようになってしまうのではないかと思うと恐怖を感じました。

評価のみ

投稿日

2021/10/13

レビュアー

redrose

評価のみ

白洲次郎が主人公

投稿日

2021/07/19

レビュアー

モモイチゴ

だが、新憲法をめぐるGHQと日本政府の間で、あまり活躍の様子がみられない。吉田茂が一日も早く独立を願っていたことは伝わった。しかし、小林薫の吉田は似ていた。

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