アースフォール

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他のDVDの作品紹介で面白そうだなと思いレンタルをしましたが・・・
いや〜キツかったです。
途中で寝落ちし巻き戻ししながらなんとか観終わりました。

作品紹介では、それぞれの格闘技の達人的な人が出て来て宇宙人と力試しをするのかとおもいきや・・・
全然違う・・・・詐欺に近いものがありますよ！
これは（笑　
今時ないわ〜

本来のタイトルは柔術・・・
まあこんなタイトルでは誰もレンタルしないので、アースフォールにしたのでしょう。

さてストーリーですが、6年に1回彗星と共に現れる謎の宇宙人。
地球の最強の9人と戦い終わると帰っていくということが2000年続いていたとのこと。
もし9人が戦いを拒めば、人類を滅亡させるらしい。
その9人がどうやって選ばれるのかは謎のまま？？？

出てくる宇宙人は、戦いにおいて公平を大事にしているとのことですが・・・
死なない体、透明化、手裏剣バシバシ・・・どこが公平じゃ（笑

殺陣もヒドイ。
全然、柔術じゃないじゃん。
コマンドサンボと柔術、合気が混ざった感じで、戦闘シーンも全然迫力がありません。

ニコラス・ケイジも出演して、かなり重要な役どころを演じていますが・・・
なんかな〜意味が分からない。

本作で唯一、良かった点は、フィルムの予算削減のために、途中途中に差し込まれるアメコミ風のカット画の数々。
これは使い方が上手いな〜って思いました。

とにもかくにも酷い作品でした。

ニコラス・ケイジが出演しているのと、日本語吹き替えがあったので借りてみました。

結果は大失敗でした。彼が出てくる前に断念しました。
最近のニコラス・ケイジは何でもかんでも出ているのでよく失敗します。

こんなの映画ではないですよ、借りないで下さい。

皆さんがこき下ろしてる通りつまらない作品。
中でも私は無意味なカメラの回転とつまらないスローモーションをやり玉にあげます。
カメラを回すな！気持ち悪くなるやろ。それとやらせの殺陣のスローモーション、いらん。

敵の能力もわけわからん。銃で乱射されてもすぐ回復するのに素手の打撃は効くのかい？
ストーリーが破綻してるから面白みも半減するよな。
どうせなら戦闘シーンばかりに特化してそれぞれの武術のすばらしさを伝えるとかにするほうがいくらかましです。

制作費30億かけて、この出来！にはビックリです。
ニコラス・ケイジなど意外と豪華な出演陣がもったいないと思わせる残念な脚本。

ところどころ寝落ちしました。

トンデモ設定のアクション映画です。アクション映画で組手系が多いのになぜかもっちゃりとしたアクションです。物足りない、と思いますが、早送りすると見やすくなります。なるほどなあ。

だいたいね、戦い方が柔術とか言っておきながら、組手主体でありつつ、飛び道具あり、剣戟あり、となんか戦い方が一貫しておりません。ここらへん統一しておかないと、やっぱり観る方としては冷めます。都合よすぎるもん。

ニコラス・ケイジさんが、相変わらずのB級（いやC級）作品に出まくりの感じですが、今作も必要だったのかどうかわからんような感じの役でした。でもまぁ、見せ場はちゃんともらっているから、役者としての格はまだまだあるんやね・・・

結局、宇宙人はなにがしたかったのか、こっちもなにをすべきなのか、よくわからんまま終わりました。設定だけで終わった作品ですね。でもまぁ、えぇんちゃう、こんな映画も・・・