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はちどり / パク・ジフ
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「はちどり」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

これが長編デビューとなる韓国期待の女性監督キム・ボラが、急速な経済発展を続ける1994年の韓国を舞台に、男性優位社会の中で様々な理不尽に傷つけられながら孤独な日常生活を送る14歳の少女の葛藤と成長を繊細に見つめた思春期ドラマ。主演は本作が映画初主演のパク・ジフ、共演に「それから」のキム・セビョク。1994 年、ソウル。両親とそれぞれに問題を抱えた姉と兄と暮らしている中学2年生の少女ウニ。仕事で忙しい両親の関心はもっぱら長男の大学受験のことだけ。ウニのことなど気にかける素振りもみせることはなかった。ウニは学校でもクラスメイトに馴染めず、孤独な日々を送っていた。そんなある日、ウニは初めて自分に関心を示してくれる大人と出会う。それは通っていた漢文塾に新しくやって来た女性教師だった。 JAN:4562474226318

「はちどり」 の作品情報

作品情報

製作年:

2018年

製作国:

韓国/アメリカ

原題:

HOUSE OF HUMMINGBIRD

「はちどり」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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シンデレラ

ユーザーレビュー:6件

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1〜 5件 / 全6件

普通に純粋

投稿日:2022/01/24 レビュアー:icy

韓国の90年代の世相や今に残るマッチョ文化とそのための性差別などで説明されることが多いようだが、この映画はそんな背景で評価しようとするとつまらない。文化に切り込む鋭さや厳しさはまったく感じられない。それを狙ったなら失敗作だと思う。
では何がいいのかと言えば、それは単純に思春期の女の子の心の揺れを多くのエピソードで描いていることだろう。エリセのミツバチのささやきの主人公の少女はまだ本当に幼い子供なので、あの純粋さとは当然に異なるのだが、スペイン内乱時代を90年代韓国に移して主人公の年齢を10歳ほど上げた感じではなかろうか。
バタ臭い日本人のおっさんの視点から見ても、ウニの心の揺れには感じるところがあるのが不思議なものだ。ただし、映画としては盛り上がりに欠けるのに長いので、あまり面白いという感想にはならない。

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「良い映画」なんでしょうけどね。

投稿日:2022/01/23 レビュアー:MIGHTY MOE AND JOE

昨年末、慌ただしい中を縫って観た
草野翔吾監督「彼女が好きなものは」は、
瑞々しい感性が光る好作でした。
最近の若い俳優さんは、男女問わず
普通に「アイドル売り」できるような人が
際どい役に挑戦していて、素晴らしいですね。
遊園地のシーンでの映像も、これまで
どんな映画やMVにおいても観たことの無い
斬新なものでした。

映画のテーマであるLGBTQの問題に関しては、
僕は特段に思うところはありません
(彼らが、ある種の人々にとって
有色人種や障害者などと同様に
「踏み絵」や「分かりやすいシンボル」に
されている状況が嫌だっていうのもあるし)。
個人的には、ロック音楽を通じて
性的少数者の文化・表現は
「マイノリティーだからといって
特権化されることもなく」身近に存在し続けました。
最近、一部のミュージシャンを妙に称揚する
人たちのように、性的少数者「だから」好き、
なのではなく、好きになった音楽人が
「たまたま」そうだった、ということ。
それは平凡だけど、自然なことじゃないでしょうか
(脱線したようですが、多少は
「彼女が……」のテーマ性とも通じているかと)。

で、そんな「彼女が……」に推薦コメントを寄せていたのが、
本作「はちどり」の監督キム・ボラ。
そういう縁で、公開時から気になっていた本作、観てみました。

結論から言うと
「確かに、いわゆる『良い映画』には違いないけど、
そんなにいいか?」というのが正直なところ。
「各論賛成、総論反対」的な。
何と言うか、各々のパーツの描写は良いのに、
全体としては凡庸な印象なのです。
要するに「リベラル・メディア御用達の
単なるフェミ映画じゃん」っていう。

現在のような、日本を凌ぐ
「デジタル&エンタメ大国」に発展する前の、
家父長制的な男尊女卑の体質が支配し、受験競争が過熱する
90年代半ばの韓国。
日本でもよく知られたイメージですが、それを裏付けるような
描写が色々と出てきます。
全編を通して、男たちは徹底して尊大で、暴力的で、
そのくせ弱く惨めに描かれる。
一方、女たちは、曰くありげな塾の講師やヒロインの母親といった
「優秀な人たち」に象徴されるように、
お互いの苦しみや「生きづらさ」を理解し合い、分かち合い、
最後は「希望めいたもの=『強さ』」へと繋げていく……
なんだか、日本の
「市民運動の周辺にいる『元気な』カルチャーおばさん」や
「既存メディアの内側から当事者性を欠いた
『正義』を説く人たち」が喜びそうな要素が満載で、
僕は少し興ざめしてしまいました
(社会的弱者に寄り添うことは、エリートの特権的な領分か?
だから某新聞は、ネット投稿者による
「生の必然」に導かれての「釜ヶ崎探訪記」を
執念深くウソや物見遊山と決め付けるんだな。まさに独善の極み)。

しかし、少女の内面と成長を見詰めた
台湾映画にも通じる静謐な描写と映像は、
好きな方には強い訴求力があるでしょうね。
橋の崩落や立ち退きに反対する民家、北朝鮮の代替わりなど、
時事性のある映像や挿話の使用も
作品世界に説得力を与えています。
一般に人気のある「濃い味付け」の韓国映画・ドラマが
庶民向けの唐辛子やチーズたっぷりのジャンクフードなら、
本作はチョン・ジェウン「子猫をお願い」や
「韓国のロメール」ホン・サンス作品などと同様、
辛くない宮廷料理や朝鮮白磁を思わせる味わいでしょうか。

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思春期に揺れる少女

投稿日:2021/04/23 レビュアー:ラストシアター

キネマ旬報2020年外国映画ベストテン第2位

1994年の韓国ソウルで、両親、姉、兄と団地で暮らす一般的な家庭の14歳の少女

少女の思春期の傷つきやすく不安定な心情、家族や友人との関わりを繊細に丁寧に描いている

1994年10月21日ソンス大橋が崩壊して32人が犠牲となった悲惨な出来事などを経験しながら成長する少女を描いた作品

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良かったです

投稿日:2021/11/30 レビュアー:スヌーピー

少女の思春期の気持ちがすごい丁寧に描かれていて良かったです。時代的にポケベルの時なんだなと思い韓国もポケベルはやったんだなと思いました。家の雰囲気、お父さんとの関係日本に近い感じで親近感がわきました。

橋が破壊するニュースは驚き怖かったです。そして大切な人との死、彼女の成長も知れて良かったです。

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いやはや

投稿日:2021/06/14 レビュアー:課長

秀作。
時間を忘れて見入ってしまう。

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はちどり

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:6件

普通に純粋

投稿日

2022/01/24

レビュアー

icy

韓国の90年代の世相や今に残るマッチョ文化とそのための性差別などで説明されることが多いようだが、この映画はそんな背景で評価しようとするとつまらない。文化に切り込む鋭さや厳しさはまったく感じられない。それを狙ったなら失敗作だと思う。
では何がいいのかと言えば、それは単純に思春期の女の子の心の揺れを多くのエピソードで描いていることだろう。エリセのミツバチのささやきの主人公の少女はまだ本当に幼い子供なので、あの純粋さとは当然に異なるのだが、スペイン内乱時代を90年代韓国に移して主人公の年齢を10歳ほど上げた感じではなかろうか。
バタ臭い日本人のおっさんの視点から見ても、ウニの心の揺れには感じるところがあるのが不思議なものだ。ただし、映画としては盛り上がりに欠けるのに長いので、あまり面白いという感想にはならない。

「良い映画」なんでしょうけどね。

投稿日

2022/01/23

レビュアー

MIGHTY MOE AND JOE

昨年末、慌ただしい中を縫って観た
草野翔吾監督「彼女が好きなものは」は、
瑞々しい感性が光る好作でした。
最近の若い俳優さんは、男女問わず
普通に「アイドル売り」できるような人が
際どい役に挑戦していて、素晴らしいですね。
遊園地のシーンでの映像も、これまで
どんな映画やMVにおいても観たことの無い
斬新なものでした。

映画のテーマであるLGBTQの問題に関しては、
僕は特段に思うところはありません
(彼らが、ある種の人々にとって
有色人種や障害者などと同様に
「踏み絵」や「分かりやすいシンボル」に
されている状況が嫌だっていうのもあるし)。
個人的には、ロック音楽を通じて
性的少数者の文化・表現は
「マイノリティーだからといって
特権化されることもなく」身近に存在し続けました。
最近、一部のミュージシャンを妙に称揚する
人たちのように、性的少数者「だから」好き、
なのではなく、好きになった音楽人が
「たまたま」そうだった、ということ。
それは平凡だけど、自然なことじゃないでしょうか
(脱線したようですが、多少は
「彼女が……」のテーマ性とも通じているかと)。

で、そんな「彼女が……」に推薦コメントを寄せていたのが、
本作「はちどり」の監督キム・ボラ。
そういう縁で、公開時から気になっていた本作、観てみました。

結論から言うと
「確かに、いわゆる『良い映画』には違いないけど、
そんなにいいか?」というのが正直なところ。
「各論賛成、総論反対」的な。
何と言うか、各々のパーツの描写は良いのに、
全体としては凡庸な印象なのです。
要するに「リベラル・メディア御用達の
単なるフェミ映画じゃん」っていう。

現在のような、日本を凌ぐ
「デジタル&エンタメ大国」に発展する前の、
家父長制的な男尊女卑の体質が支配し、受験競争が過熱する
90年代半ばの韓国。
日本でもよく知られたイメージですが、それを裏付けるような
描写が色々と出てきます。
全編を通して、男たちは徹底して尊大で、暴力的で、
そのくせ弱く惨めに描かれる。
一方、女たちは、曰くありげな塾の講師やヒロインの母親といった
「優秀な人たち」に象徴されるように、
お互いの苦しみや「生きづらさ」を理解し合い、分かち合い、
最後は「希望めいたもの=『強さ』」へと繋げていく……
なんだか、日本の
「市民運動の周辺にいる『元気な』カルチャーおばさん」や
「既存メディアの内側から当事者性を欠いた
『正義』を説く人たち」が喜びそうな要素が満載で、
僕は少し興ざめしてしまいました
(社会的弱者に寄り添うことは、エリートの特権的な領分か?
だから某新聞は、ネット投稿者による
「生の必然」に導かれての「釜ヶ崎探訪記」を
執念深くウソや物見遊山と決め付けるんだな。まさに独善の極み)。

しかし、少女の内面と成長を見詰めた
台湾映画にも通じる静謐な描写と映像は、
好きな方には強い訴求力があるでしょうね。
橋の崩落や立ち退きに反対する民家、北朝鮮の代替わりなど、
時事性のある映像や挿話の使用も
作品世界に説得力を与えています。
一般に人気のある「濃い味付け」の韓国映画・ドラマが
庶民向けの唐辛子やチーズたっぷりのジャンクフードなら、
本作はチョン・ジェウン「子猫をお願い」や
「韓国のロメール」ホン・サンス作品などと同様、
辛くない宮廷料理や朝鮮白磁を思わせる味わいでしょうか。

思春期に揺れる少女

投稿日

2021/04/23

レビュアー

ラストシアター

キネマ旬報2020年外国映画ベストテン第2位

1994年の韓国ソウルで、両親、姉、兄と団地で暮らす一般的な家庭の14歳の少女

少女の思春期の傷つきやすく不安定な心情、家族や友人との関わりを繊細に丁寧に描いている

1994年10月21日ソンス大橋が崩壊して32人が犠牲となった悲惨な出来事などを経験しながら成長する少女を描いた作品

良かったです

投稿日

2021/11/30

レビュアー

スヌーピー

少女の思春期の気持ちがすごい丁寧に描かれていて良かったです。時代的にポケベルの時なんだなと思い韓国もポケベルはやったんだなと思いました。家の雰囲気、お父さんとの関係日本に近い感じで親近感がわきました。

橋が破壊するニュースは驚き怖かったです。そして大切な人との死、彼女の成長も知れて良かったです。

いやはや

投稿日

2021/06/14

レビュアー

課長

秀作。
時間を忘れて見入ってしまう。

1〜 5件 / 全6件