「ミリオンダラー・スティーラー」 の解説・あらすじ・ストーリー
2006年にアルゼンチンで実際に起きた銀行強盗事件を映画化したクライムアクション。プロの画家を夢見ながら満たされない生活を送るフェルナンドは、資産家たちの莫大な金と金品が保管されている巨大貸金庫に地下から侵入するという計画を思いつく。
「ミリオンダラー・スティーラー」 の作品情報
製作年: | 2019年 |
---|---|
製作国: | アルゼンチン |
原題: | EL ROBO DEL SIGLO/THE HEIST OF THE CENTU |
「ミリオンダラー・スティーラー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督: | アリエル・ウィノグラード 、 アリエル・ウィノグラッド |
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出演: | ギレルモ・フランチェラ 、 ディエゴ・ペレッティ 、 ギレルモ・フランセーヤ 、 パブロ・ラゴ 、 ルイス・ルケ 、 ラファエル・フェロ |
脚本: | アレックス・シート 、 フェルナンド・アラウホ |
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収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 日・吹 | 西:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
FMDR8134 | 2021年02月19日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
236枚 | 24人 | 20人 |
収録時間:
114分
字幕:
日・吹
音声:
西:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
レイティング:
記番:
FMDR8134
レンタル開始日:
2021年02月19日
在庫枚数
236枚
1位登録者:
24人
2位登録者:
20人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
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114分 | 日・吹 | 西:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
FMDR8134 | 2021年02月19日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
236枚 | 24人 | 20人 |
収録時間:
114分
字幕:
日・吹
音声:
西:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
レイティング:
記番:
FMDR8134
レンタル開始日:
2021年02月19日
在庫枚数
236枚
1位登録者:
24人
2位登録者:
20人
入力内容に誤りがあります。
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1〜 2件 / 全2件
賢いヤツラだ!すんごい、参考になりました(笑)
(2020年・アルゼンチン)
2006年、ブエノスアイレスで実際に起こった25億円銀行強盗を描く。
発端から、実行、アクシデント、その後の人生まで丁寧に描かれていて、
地下の下水道を利用して侵入、死者やけが人は出さないという、どこかで
聞いた事のある話ではあるけれど、大変興味深く観ました。
テンポよく、ユーモラスな会話。
主犯のフェルナンド(ディエゴ・ペレッティ)が脚本に参加。
どうりで、逃走経路の綿密な計算などリアリティがありました。
人質の老婦人が誕生日とわかると、覆面ながらお祝いしブチュブチュキスしてあげたのが
心和みました。
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あっぱれで痛快な実際の銀行強盗を描く
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
成功するには理由がある。けれど、さすがのクレバーなフェルナンドであってさえも予測不可能な、ひとりのメンバーの不用意なヒューマンエラー(つまり浮気なんですけどね)によって完全犯罪になり損ねた、実際に起こった銀行強盗を描いています。警察に「アルゼンチン犯罪史上類を見ない、合理的で巧妙なプロの犯行」と言わしめた、周到な計画と準備に基づく知能犯罪なのに、どこかユーモラスで人間的らしくもある犯罪で、とっても面白い映画になっています。
強盗犯5人のリーダー、フェルナンド・アラウホは、学校時代は常にクラスの首席で頭脳明晰、教養もあるのに人生に飽き足らず、雨で地下に流れていく吸い殻の行方を見て、これこそ天職だと閃き、銀行強盗を思いつく。(この辺が尋常じゃありません。)必要な機材を購入するために出資者を探すところから始まり、金庫室まで穴を掘って(侵入や)逃走に使う下水道の調査から、銀行の防犯装置の研究、銀行内外の写真を撮りまくって(怪しまれた時の対応も予め考えてある)、銀行の見取り図を自ら作成。
交渉人とのやり取りを想定して、前もって警察の交渉マニュアルまで手に入れ、チームの交渉担当のメンバーには演劇のレッスンを受けさせるほどの念の入れよう。不測の事態に備え、誰も傷つけないよう武器はモデルガン。貸金庫の鍵も手に入れ、開けるのにかかる時間を計算し、効率的な開け方を工夫する。下水道には事前に簡易ダムを作り、意表をついて誰もが予想するのとは反対方向にボートで逃げる。逃走用の車も、人間心理を逆手にとり、わざと派手な車を選び、本番に備えて予め一度は怪しまれる状況に陥っておくという周到さ。
ここまで完璧な準備をして決行した銀行強盗は、人質を含め怪我人を誰ひとり出すこともなく、実に鮮やかに成功。25億円相当の莫大な金品を前にして全員で喝采を挙げ、勝利の余韻に浸る。映画は、その後の顛末も丁寧に描いている。どんなに完璧に思えても、人間が行う以上、どこかにほころびが生じる。すると、すべてはあっけなく瓦解。人間のする犯罪に完全なんて、そうそうあり得ないのだという教訓にもなっている。ゆめゆめ真似をしようなんて考えませんように。けれど、準備がいかに大切かを学ぶことはできます。
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ミリオンダラー・スティーラー
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ユーザーレビュー:2件
2021/02/20
(2020年・アルゼンチン)
2006年、ブエノスアイレスで実際に起こった25億円銀行強盗を描く。
発端から、実行、アクシデント、その後の人生まで丁寧に描かれていて、
地下の下水道を利用して侵入、死者やけが人は出さないという、どこかで
聞いた事のある話ではあるけれど、大変興味深く観ました。
テンポよく、ユーモラスな会話。
主犯のフェルナンド(ディエゴ・ペレッティ)が脚本に参加。
どうりで、逃走経路の綿密な計算などリアリティがありました。
人質の老婦人が誕生日とわかると、覆面ながらお祝いしブチュブチュキスしてあげたのが
心和みました。
2021/03/05
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
成功するには理由がある。けれど、さすがのクレバーなフェルナンドであってさえも予測不可能な、ひとりのメンバーの不用意なヒューマンエラー(つまり浮気なんですけどね)によって完全犯罪になり損ねた、実際に起こった銀行強盗を描いています。警察に「アルゼンチン犯罪史上類を見ない、合理的で巧妙なプロの犯行」と言わしめた、周到な計画と準備に基づく知能犯罪なのに、どこかユーモラスで人間的らしくもある犯罪で、とっても面白い映画になっています。
強盗犯5人のリーダー、フェルナンド・アラウホは、学校時代は常にクラスの首席で頭脳明晰、教養もあるのに人生に飽き足らず、雨で地下に流れていく吸い殻の行方を見て、これこそ天職だと閃き、銀行強盗を思いつく。(この辺が尋常じゃありません。)必要な機材を購入するために出資者を探すところから始まり、金庫室まで穴を掘って(侵入や)逃走に使う下水道の調査から、銀行の防犯装置の研究、銀行内外の写真を撮りまくって(怪しまれた時の対応も予め考えてある)、銀行の見取り図を自ら作成。
交渉人とのやり取りを想定して、前もって警察の交渉マニュアルまで手に入れ、チームの交渉担当のメンバーには演劇のレッスンを受けさせるほどの念の入れよう。不測の事態に備え、誰も傷つけないよう武器はモデルガン。貸金庫の鍵も手に入れ、開けるのにかかる時間を計算し、効率的な開け方を工夫する。下水道には事前に簡易ダムを作り、意表をついて誰もが予想するのとは反対方向にボートで逃げる。逃走用の車も、人間心理を逆手にとり、わざと派手な車を選び、本番に備えて予め一度は怪しまれる状況に陥っておくという周到さ。
ここまで完璧な準備をして決行した銀行強盗は、人質を含め怪我人を誰ひとり出すこともなく、実に鮮やかに成功。25億円相当の莫大な金品を前にして全員で喝采を挙げ、勝利の余韻に浸る。映画は、その後の顛末も丁寧に描いている。どんなに完璧に思えても、人間が行う以上、どこかにほころびが生じる。すると、すべてはあっけなく瓦解。人間のする犯罪に完全なんて、そうそうあり得ないのだという教訓にもなっている。ゆめゆめ真似をしようなんて考えませんように。けれど、準備がいかに大切かを学ぶことはできます。
1〜 2件 / 全2件