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薬の神じゃない!

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薬の神じゃない! / シュー・ジェン
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「薬の神じゃない!」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

中国で実際にあった事件をモチーフに、最初は金もうけのためにジェネリック薬の密輸に手を染めた男が、やがて患者のために危険を冒すようになる姿を描いたサスペンス・ドラマ。主演は「帰れない二人」のシュー・ジェン。監督は本作が長編デビューのウェン・ムーイエ。上海でインドから輸入した強壮剤を販売する店を営むチョン・ヨン。家賃も払えないほど金に困っていたある日、慢性骨髄性白血病の患者リュ・ショウイーからインドのジェネリック薬を購入してほしいとの相談を受ける。国内で認可されている治療薬は非常に高額な正規品のみで、多くの患者には手が届かなかった。最初は断ろうとするが、大きな儲けになると気づき、ジェネリック薬の密輸・販売に乗り出すことに。やがて白血病患者らでチームを組み、急速に販路を拡大していくチョン・ヨンだったが…。 JAN:4907953218888

「薬の神じゃない!」 の作品情報

作品情報

製作年: 2018年
製作国: 中国
原題: 我不是薬神/DYING TO SURVIVE

「薬の神じゃない!」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 3件 / 全3件

薬をちゃんと飲んで、一人でも多く、少しでも長く生きていてほしい

投稿日:2021/03/04 レビュアー:くまげらの森

(2018年・中国)2014年に中国で実際に起こり、中国の医薬業界の改革のきっかけともなったジェネリック薬の密輸販売事件を映画化。
チョン・ヨン(シュー・ジェン)は、上海でインドから輸入した強壮剤などを販売する店を営んでいた。だが、売上はなく、金欠で妻に逃げられ家賃も滞納している。
そんな時、、慢性骨髄性白血病の患者リュ・ショウイーが訪れ、インドのジェネリック薬を仕入れて欲しいという相談を受ける。
中国国内で認可されている治療薬は非常に高額なもので、多くの患者には入手困難だった。
最初は申し出を断ったチョンだったが、家賃その他の費用を捻出するため、ジェネリック薬の密輸・販売に手を染めるようになる。
うまくいって、白血病の患者さんたちに喜ばれ、そしてより多くの薬を仕入れるため、チョンは代理店契約を結び、安定の販売のため購入グループを結成する。
このあたりの「成り上がりぶり」は順調に描かれ、エンタメ要素も含んで「飛ぶ鳥を落とすチョン」とさえ言っていいだろう。

だが・・チョンはある時、聞いた言葉にがく然とする。
『ニセ薬販売は刑期20年』(中身は本物でも認可されていなければニセという扱い)
もし、俺が逮捕されたら、入院中の父はどうなるだろう、息子は海外に連れて行かれ一生会えない・・
怖くなったチョンは、薬販売から手を引き、一転、縫製工場を営む。
だが・・安い薬が手に入らなくなった患者たちは悲惨だった。自殺者も出ていた。

後半は再びチョンが薬の密輸販売ビジネスに手を染める様子がシリアスに描かれる。
顔が変わったようにすら感じるチョンの演技は、今度はお金のためではない、
正しい事をしたいと突き進み、鳥肌がたつくらいだ。
採算度外視はもちろん、マイナスを負担してまで薬を配った。一人でも生きてほしかった、
それだけだったのだ。
安く売られているとスイスの製薬会社が苦情を申し出、警察は「違法」捜査に動き出す。

これは誰の問題だろうか?もちろんチョンの問題ではない。5年の刑期を受けて
護送車に乗るチョンを、沿道で1000人の患者が見守り続けた。

実情とあっていない政府の薬価の見直しが、2014年始まり、
2015年、医薬品と医療機器の価格の改定がされた。(2015年、つい最近ですよ!)
2018年、政府は輸入抗がん剤の関税を撤廃。
2002年の統計で30パーセントだった白血病の生存率は、2018年85パーセントになった。

本来、国が早急にやるべき事を、チョンが少し早くやっただけだろう。
だが、国というヤツは、患者の命より大事なものがあるらしいのだ。
待っていては、何もやらないのが国というものだ。手遅れになったっていくらでも
弁明できるのだ。ならば、命を守りたいならどうするか、だよね。

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ジェネリック医薬品で救える命があるのに

投稿日:2021/03/16 レビュアー:kazupon

監督:ウェン・ムーイエ(2018年・中国・117分)
原題:我不是薬神(私は薬の神じゃない)
英題:DYING TO SURVIVE
2014年に中国で実際に起きた「陸勇事件」を元ネタとした映画。

主人公のチョン・ヨンは、上海でインド製強壮剤を販売していたが、商売は上手くいかず家賃も払えずにいた。
妻は息子を連れて出て行き、自分の父親も病気で“にっちもさっちも行かない”状態だ。
そこへ、マスク3枚重ねのリュ・ショウイーという男が訪ねて来た。以下、彼の訪問目的。
-自分は白血病で、中国国内で認可されている治療薬は高くて買う事が出来ない。インドには安価で成分も同じ薬がある。インドまで買い付けに行ってはくれないだろうか?-
国内には白血病の家族に高価な治療薬を買うために家を手放した者、働き詰めで体を壊した者もいると言う。
チョンは、密輸に手を貸すことは出来ないと最初は断ったが、少しでもお金が手に入るなら…と、インドへ向かう。

チョンが持ち帰った薬は、白血病患者掲示板の運営者リウ・スーフェイやリウ牧師、茶髪の不良少年ボン・ハオらの協力で、薬を求める患者やその家族に安価で売りさばくことが出来た。さらに安定した供給のためにチョンはインドの会社と代理店契約を結び、事業は拡大していく。滞納した家賃も払えるようになった。
その頃、中国国内で認可薬を売っている会社が「ニセ薬を密輸している者がいる」と警察に通報したのだ。
ニセ薬の販売は重罪で、捕まれば刑期は20年にもなると言う。チョンが捕まれば、病気の父はどうなるのか?息子は別れた妻と海外に移民するだろう。
チョンは、販売から手を引くことにした。
*****  *****  *****  *****     
それから一年後。チョンは他の事業(縫製工場)で成功していた。(身なりも良くなり、見かけも立派な社長サン。)
ある日、リュ・ショウイーの妻がやって来て、チョンの事業を引き継いだ男は薬価を値上げし、患者たちはまた薬を買う事が出来なくなった。夫も病状が悪化して寝たきりだと訴える。
薬を絶たれた患者たちの窮状に、チョンは再び密輸を決意し、今度は営利目的ではなく患者のために自分が損をしても仕入れ値以下で薬を提供することにした。
*****  *****  *****  *****
映画は面白可笑しくコメディ・タッチで描かれるが、悪徳業者に「貧乏を治す薬はない」と言わせ、中国の医薬行政は患者の方を向かず、同じ成分のジェネリック医薬品をニセ薬だと言って認めない。
チョンは逮捕され裁判にかけられたが、営利目的ではないことで減刑され判決は5年の実刑だった。実際には3年で出て来れたらしいが、この事件がきっかけとなり政府も薬価を見直し、患者たちの福音となった。
(メモをせずDVDを返却してしまった。)間違ったことを書けないので、詳細は「くまげらの森」さんのレビューをご参照頂きたい。
なお、チョンがインドから密輸したのは、ジェネリック医薬品。有効成分、品質、安全性が先発医薬品と同等であると認められたものである。先発医薬品には開発費がかかっているが、後発品にはそれがないため低価格で提供され、患者の薬剤費負担の軽減につながる。
認可されれば本物。不認可ならば偽物。
患者のためを思うなら、さっさと検査して認可しろよ!と言いたい。
因みに、チョンがムロツヨシに似ていて、絶対悪人ではないと思った。

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実在した素晴らしい神

投稿日:2021/04/13 レビュアー:ラストシアター

中国の医薬政策に改革を起こさせた実話のニセ薬事件

人生のどん底の強壮剤販売店主の男は、慢性骨髄性白血病患者からの依頼をきっかけに、中国で高価な薬品のジェネリック薬をインドから密輸販売を始める

男は金儲けから患者のために人生をかける

感動と涙の素敵な作品

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薬の神じゃない!

ユーザーレビュー

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薬をちゃんと飲んで、一人でも多く、少しでも長く生きていてほしい

投稿日

2021/03/04

レビュアー

くまげらの森

(2018年・中国)2014年に中国で実際に起こり、中国の医薬業界の改革のきっかけともなったジェネリック薬の密輸販売事件を映画化。
チョン・ヨン(シュー・ジェン)は、上海でインドから輸入した強壮剤などを販売する店を営んでいた。だが、売上はなく、金欠で妻に逃げられ家賃も滞納している。
そんな時、、慢性骨髄性白血病の患者リュ・ショウイーが訪れ、インドのジェネリック薬を仕入れて欲しいという相談を受ける。
中国国内で認可されている治療薬は非常に高額なもので、多くの患者には入手困難だった。
最初は申し出を断ったチョンだったが、家賃その他の費用を捻出するため、ジェネリック薬の密輸・販売に手を染めるようになる。
うまくいって、白血病の患者さんたちに喜ばれ、そしてより多くの薬を仕入れるため、チョンは代理店契約を結び、安定の販売のため購入グループを結成する。
このあたりの「成り上がりぶり」は順調に描かれ、エンタメ要素も含んで「飛ぶ鳥を落とすチョン」とさえ言っていいだろう。

だが・・チョンはある時、聞いた言葉にがく然とする。
『ニセ薬販売は刑期20年』(中身は本物でも認可されていなければニセという扱い)
もし、俺が逮捕されたら、入院中の父はどうなるだろう、息子は海外に連れて行かれ一生会えない・・
怖くなったチョンは、薬販売から手を引き、一転、縫製工場を営む。
だが・・安い薬が手に入らなくなった患者たちは悲惨だった。自殺者も出ていた。

後半は再びチョンが薬の密輸販売ビジネスに手を染める様子がシリアスに描かれる。
顔が変わったようにすら感じるチョンの演技は、今度はお金のためではない、
正しい事をしたいと突き進み、鳥肌がたつくらいだ。
採算度外視はもちろん、マイナスを負担してまで薬を配った。一人でも生きてほしかった、
それだけだったのだ。
安く売られているとスイスの製薬会社が苦情を申し出、警察は「違法」捜査に動き出す。

これは誰の問題だろうか?もちろんチョンの問題ではない。5年の刑期を受けて
護送車に乗るチョンを、沿道で1000人の患者が見守り続けた。

実情とあっていない政府の薬価の見直しが、2014年始まり、
2015年、医薬品と医療機器の価格の改定がされた。(2015年、つい最近ですよ!)
2018年、政府は輸入抗がん剤の関税を撤廃。
2002年の統計で30パーセントだった白血病の生存率は、2018年85パーセントになった。

本来、国が早急にやるべき事を、チョンが少し早くやっただけだろう。
だが、国というヤツは、患者の命より大事なものがあるらしいのだ。
待っていては、何もやらないのが国というものだ。手遅れになったっていくらでも
弁明できるのだ。ならば、命を守りたいならどうするか、だよね。

ジェネリック医薬品で救える命があるのに

投稿日

2021/03/16

レビュアー

kazupon

監督:ウェン・ムーイエ(2018年・中国・117分)
原題:我不是薬神(私は薬の神じゃない)
英題:DYING TO SURVIVE
2014年に中国で実際に起きた「陸勇事件」を元ネタとした映画。

主人公のチョン・ヨンは、上海でインド製強壮剤を販売していたが、商売は上手くいかず家賃も払えずにいた。
妻は息子を連れて出て行き、自分の父親も病気で“にっちもさっちも行かない”状態だ。
そこへ、マスク3枚重ねのリュ・ショウイーという男が訪ねて来た。以下、彼の訪問目的。
-自分は白血病で、中国国内で認可されている治療薬は高くて買う事が出来ない。インドには安価で成分も同じ薬がある。インドまで買い付けに行ってはくれないだろうか?-
国内には白血病の家族に高価な治療薬を買うために家を手放した者、働き詰めで体を壊した者もいると言う。
チョンは、密輸に手を貸すことは出来ないと最初は断ったが、少しでもお金が手に入るなら…と、インドへ向かう。

チョンが持ち帰った薬は、白血病患者掲示板の運営者リウ・スーフェイやリウ牧師、茶髪の不良少年ボン・ハオらの協力で、薬を求める患者やその家族に安価で売りさばくことが出来た。さらに安定した供給のためにチョンはインドの会社と代理店契約を結び、事業は拡大していく。滞納した家賃も払えるようになった。
その頃、中国国内で認可薬を売っている会社が「ニセ薬を密輸している者がいる」と警察に通報したのだ。
ニセ薬の販売は重罪で、捕まれば刑期は20年にもなると言う。チョンが捕まれば、病気の父はどうなるのか?息子は別れた妻と海外に移民するだろう。
チョンは、販売から手を引くことにした。
*****  *****  *****  *****     
それから一年後。チョンは他の事業(縫製工場)で成功していた。(身なりも良くなり、見かけも立派な社長サン。)
ある日、リュ・ショウイーの妻がやって来て、チョンの事業を引き継いだ男は薬価を値上げし、患者たちはまた薬を買う事が出来なくなった。夫も病状が悪化して寝たきりだと訴える。
薬を絶たれた患者たちの窮状に、チョンは再び密輸を決意し、今度は営利目的ではなく患者のために自分が損をしても仕入れ値以下で薬を提供することにした。
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映画は面白可笑しくコメディ・タッチで描かれるが、悪徳業者に「貧乏を治す薬はない」と言わせ、中国の医薬行政は患者の方を向かず、同じ成分のジェネリック医薬品をニセ薬だと言って認めない。
チョンは逮捕され裁判にかけられたが、営利目的ではないことで減刑され判決は5年の実刑だった。実際には3年で出て来れたらしいが、この事件がきっかけとなり政府も薬価を見直し、患者たちの福音となった。
(メモをせずDVDを返却してしまった。)間違ったことを書けないので、詳細は「くまげらの森」さんのレビューをご参照頂きたい。
なお、チョンがインドから密輸したのは、ジェネリック医薬品。有効成分、品質、安全性が先発医薬品と同等であると認められたものである。先発医薬品には開発費がかかっているが、後発品にはそれがないため低価格で提供され、患者の薬剤費負担の軽減につながる。
認可されれば本物。不認可ならば偽物。
患者のためを思うなら、さっさと検査して認可しろよ!と言いたい。
因みに、チョンがムロツヨシに似ていて、絶対悪人ではないと思った。

実在した素晴らしい神

投稿日

2021/04/13

レビュアー

ラストシアター

中国の医薬政策に改革を起こさせた実話のニセ薬事件

人生のどん底の強壮剤販売店主の男は、慢性骨髄性白血病患者からの依頼をきっかけに、中国で高価な薬品のジェネリック薬をインドから密輸販売を始める

男は金儲けから患者のために人生をかける

感動と涙の素敵な作品

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