プリンス・オブ・シティー / トリート・ウィリアムズ
プリンス・オブ・シティー
/シドニー・ルメット
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全体の平均評価点: (5点満点)
(3)
解説・ストーリー
ニューヨーク市警、その麻薬捜査員たちの間にはびこる汚職。マフィアや麻薬の売人たちから賄賂を取り、警官とは思えない羽振りの良さで、彼らは”街のプリンス”と皮肉られるほどだった。だが、警察の内部調査機構が彼らの摘発に乗りだし、一人の潜入捜査官が派遣されて来る。そして彼と汚職警官たちは、やがて壮絶な心理戦を展開することに……。 JAN:9999207103799
ニューヨーク市警、その麻薬捜査員たちの間にはびこる汚職。マフィアや麻薬の売人たちから賄賂を取り、警官とは思えない羽振りの良さで、彼らは”街のプリンス”と皮肉られるほどだった。だが、警察の内部調査機構が彼らの摘発に乗りだし、一人の潜入捜査官が派遣されて来る。そして彼と汚職警官たちは、やがて壮絶な心理戦を展開することに……。 JAN:9999207103799
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「プリンス・オブ・シティー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ニューヨーク市警、その麻薬捜査員たちの間にはびこる汚職。マフィアや麻薬の売人たちから賄賂を取り、警官とは思えない羽振りの良さで、彼らは”街のプリンス”と皮肉られるほどだった。だが、警察の内部調査機構が彼らの摘発に乗りだし、一人の潜入捜査官が派遣されて来る。そして彼と汚職警官たちは、やがて壮絶な心理戦を展開することに……。 JAN:9999207103799
「プリンス・オブ・シティー」 の作品情報
「プリンス・オブ・シティー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
プリンス・オブ・シティの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
197分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
1000590688R |
2021年02月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
1人
|
0人
|
プリンス・オブ・シティの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
197分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
1000590688R |
2021年02月10日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:3件
ぼくは『 セルピコ 』との二部作に相当すると考えています。
( ネタばれあり )
Discasさんの作品紹介はかなり違うので、これから観る人をミスリードさせそうです。
そこでかなりネタバレ気味に踏み込んで書きますが、ニューヨークの司法・警察の腐敗ぶりを描く本作を、ぼくは『 セルピコ 』との二部作に相当すると考えています。
邦題からは「 ザ 」が抜けていますが、「 The City 」つまりニューヨークを指し、この街を撮って来たシドニー・ルメットが広く各地をロケして見せています。
ヘンリー・フォンダが演じた『 十二人の怒れる男 』の「 陪審員8番 」も、アル・パチーノの『 セルピコ 』も、確固たる信念があり清廉な男。
それに対して本作の主人公ダニエル・チェロは汚職警官なのです。
実話を元にしていて、モデルはロバート・レウチ刑事。 当時31歳。
彼の属する特別捜査班( Special Investigation Unit 略称SIU )は総勢73名、麻薬犯罪対策のエリート刑事チーム。 4人1組で構成され、独自の秘密捜査活動を行う完全な自治権が認められていた。
秘密に包まれ、やりたい放題の捜査、一方で高級スーツ、わに革の靴に身を包み、マイカーを持つなど羽振りがよくて、うさんくさいがしっぽがつかめない彼らを皮肉って、「 街の王子様 」と呼ばれていたのが、作品タイトルとなっています。
ジェロがどういう風に情報屋を使っているか、マフィアの幹部のいとこなどウラの世界のイタリア系たちとどういう風に「 貸し・借り 」の関係を築いているか、どういう風に「 役得でおいしい 」生活をしているかがなまなましく描かれます。
セルピコからのリークをもとにしたニューヨーク・タイムズの暴露記事の反響の大きさから、市長は調査委員会を立ち上げますが、多くの同僚と同様チェロも最初はそれに反発を感じていました。
しかし後ろめたさと、根っからの悪党への義憤から、彼は検察チームへの協力を申し出ます。
自分の身体に盗聴マイクを仕込み、調査対象に接近、ばれたら殺される危険な任務。
条件は申告した過去の違法行為を免責にすること。 家族同様の仲間への調査には協力しないこと。
しかし、現実は過酷で、彼はひとつひとつ真綿で締め付けれられるように、のっぴきならない状況に追い込まれていきます。
チェロを演じるのはトリート・ウィリアムス。 当時『 1941 』で少し知られていた程度でパチーノやデ・ニーロのようにビッグ・ネームではありません。
共演者もリンゼー・クルーズ、ジェリー・オーバック、ボブ・バラバン、ランス・ヘンリクセンといったところで、演技派そろいですが知名度はそれほどでもなく、むしろマニアック。
それだけにドキュメンタリーのような実にリアルな演出であり、シドニー・ルメットはニューヨーク映画批評家協会賞で監督賞を受賞しています。
IMDBによると、黒澤明はカメラワークの美しさと作品全体についてルメットを称賛したらしい。 撮影はポーランド出身で本作がアメリカ映画第1作のアンジェイ・バートコウィアク>
この後『 評決 』『 愛と追憶の日々 』を撮ります。
本作2時間47分と長く、地味で内容の重さがずしりとくるので、評価や好みが分かれると思います。
ただ個人的な思いを書くと、シドニー・ルメットの昨比を10本選ぶとしても、ニューヨークの映画を30本選ぶとしても、『 セルピコ 』とともにセットで入れたい作品です。
数年に一度観てしまう忘れがたく、思い入れのある映画なのです。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
2000件目のレビューもシドニー・ルメット
投稿日:2021/10/31
レビュアー:趣味は洋画
プリンス・オブ・シティ(1981年・アメリカ、カラー、167分)
2000件目のレビューに、シドニー・ルメット監督の「プリンス・オブ・シティ」を選びました。
1000件目のレビューも、シドニー・ルメット監督の「十二人の怒れる男」でしたが、これは私が最も好きな映画ということで選択したのでした。(2016年11月27日の投稿でした)
振り返れば、1件目のレビューはフランク・キャプラ監督の「毒薬と老嬢」で、たった2行でした。
(2013年1月28日のことでした)
ここまで続けてこられたのは、DISCAS会員の多くのレビュアーの皆様の応援の御蔭であり、心から感謝しています。本当にありがとうございます。これからも好きな映画を観て、少しずつですがマイペースでレビューを書いていきたいと思います。引き続いて宜しくお願い致します。
********
この映画は、警察内部の汚職の構造を告発せざるをえなくなった刑事が、仲間たちから裏切り者視され、孤立していく姿を描いた社会派作品です。
ニューヨーク市警特別麻薬捜査班(通称SIU)は、その特権的な捜査権力のため ‘プリンス・オブ・シティ’ と呼ばれていた。SIUに11年勤務するダニー・チェロ(トリート・ウィリアムス)を中心とする5人の刑事たちは、互いを信頼し合い強い絆で結ばれていた。一見エリート然としたダニーらも、実際には誰もが貧しいイタリア系移民だった。彼らは職権を乱用し、賄賂も当然のように受け取っていた。一方、ニューヨーク市警の腐敗と堕落ぶりに業を煮やした地方検事局は、カパリーノ検事補(ノーマン・パーカー)とブルックス検事補(ポール・ローブリング)に調査を命じ、ダニーが目をつけられた。以前から汚職に後ろめたさを感じていたダニーは、自身の過去の汚職は不問という条件で調査に協力する。だが仲間は絶対に裏切らないと宣言していた。やがて汚職警官の証拠が次々と明らかになっていくが、ある日、追い詰められた警官が自殺してしまう。
まさに緊迫した心理戦が描かれ、トリート・ウィリアムスが見事な演技をみせています。
主人公のダニー刑事は汚職警官であることは認めつつも、調査に赴いた地方検事補には苦言を呈します。
‘司法取引で殺人罪を軽犯罪に減刑している貴方達(地方検事補)のほうが、よっぽど汚職ではないのか、金さえ払えば裁判官にもなれる’ と。
そうは言っても、ダニーは自責の念にかられ、次々と‘あの手この手’ で攻めてくる検事局、更にはFBIの介入もあり、捜査協力を断り切れなくなります。反面、仲間は絶対に裏切らないという信念。このあたりは汚職警官たち、地方検事局、FBI、それぞれの思惑と駆け引きの様子が巧みに描かれています。
その意味では、「セルピコ」との二部作に相当するとご指摘の、ロキュータスさんのご意見は的を得ていると思います。両作品とも、主人公の刑事の葛藤に重点が置かれているのですから。
社派派シドニー・ルメットは ‘ニューヨーク派’ の中心的存在の監督でした。ハリウッドの伝統に頼らず、ニューヨークを活動の拠点とし、「街としてのニューヨーク」にこだわった映画人です。事実、ニューヨークを舞台にした傑作が多いです。73年「セルピコ」、75年「狼たちの午後」、86年「キングの報酬」、89年「ファミリービジネス」、90年「Q&A」、97年「NY検事局」、これらはすべてニューヨークという都市の個性をも効果的に作品に生かしています。彼の映像センスですね。
本作のクレジット紹介は本編終了後、出演者の写真入りで紹介されています。
出演時29歳か30歳だったトリート・ウィリアムスも、もう69歳になっています。
ボブ・バラバンやジェリー・オーバック、ランス・ヘンリクセン、エディ・ジョーンズ、そして紅一点のリンゼイ・クローズら、当時から脇役としてスクリーンを賑わした名優たちが顔をそろえています。
シドニー・ルメットは、奥深い人間ドラマを描くために、社会性のあるテーマを取り上げているのだろう。あらためてそう感じました。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
あなたの授業は受けません
MGMアルヒーフですう シドニールメットに3時間越えの作品があるんですよう 何となく
TVドラマかなあと思ったんですが そうでもなさそうで映画してるんですが 画質が悪くて
長いので早送りしてしまいました 意外に良さげw すいません 顔洗っていつか見直します 誰かレヴューしてにゃ
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ユーザーレビュー
ぼくは『 セルピコ 』との二部作に相当すると考えています。
投稿日
2021/07/13
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり )
Discasさんの作品紹介はかなり違うので、これから観る人をミスリードさせそうです。
そこでかなりネタバレ気味に踏み込んで書きますが、ニューヨークの司法・警察の腐敗ぶりを描く本作を、ぼくは『 セルピコ 』との二部作に相当すると考えています。
邦題からは「 ザ 」が抜けていますが、「 The City 」つまりニューヨークを指し、この街を撮って来たシドニー・ルメットが広く各地をロケして見せています。
ヘンリー・フォンダが演じた『 十二人の怒れる男 』の「 陪審員8番 」も、アル・パチーノの『 セルピコ 』も、確固たる信念があり清廉な男。
それに対して本作の主人公ダニエル・チェロは汚職警官なのです。
実話を元にしていて、モデルはロバート・レウチ刑事。 当時31歳。
彼の属する特別捜査班( Special Investigation Unit 略称SIU )は総勢73名、麻薬犯罪対策のエリート刑事チーム。 4人1組で構成され、独自の秘密捜査活動を行う完全な自治権が認められていた。
秘密に包まれ、やりたい放題の捜査、一方で高級スーツ、わに革の靴に身を包み、マイカーを持つなど羽振りがよくて、うさんくさいがしっぽがつかめない彼らを皮肉って、「 街の王子様 」と呼ばれていたのが、作品タイトルとなっています。
ジェロがどういう風に情報屋を使っているか、マフィアの幹部のいとこなどウラの世界のイタリア系たちとどういう風に「 貸し・借り 」の関係を築いているか、どういう風に「 役得でおいしい 」生活をしているかがなまなましく描かれます。
セルピコからのリークをもとにしたニューヨーク・タイムズの暴露記事の反響の大きさから、市長は調査委員会を立ち上げますが、多くの同僚と同様チェロも最初はそれに反発を感じていました。
しかし後ろめたさと、根っからの悪党への義憤から、彼は検察チームへの協力を申し出ます。
自分の身体に盗聴マイクを仕込み、調査対象に接近、ばれたら殺される危険な任務。
条件は申告した過去の違法行為を免責にすること。 家族同様の仲間への調査には協力しないこと。
しかし、現実は過酷で、彼はひとつひとつ真綿で締め付けれられるように、のっぴきならない状況に追い込まれていきます。
チェロを演じるのはトリート・ウィリアムス。 当時『 1941 』で少し知られていた程度でパチーノやデ・ニーロのようにビッグ・ネームではありません。
共演者もリンゼー・クルーズ、ジェリー・オーバック、ボブ・バラバン、ランス・ヘンリクセンといったところで、演技派そろいですが知名度はそれほどでもなく、むしろマニアック。
それだけにドキュメンタリーのような実にリアルな演出であり、シドニー・ルメットはニューヨーク映画批評家協会賞で監督賞を受賞しています。
IMDBによると、黒澤明はカメラワークの美しさと作品全体についてルメットを称賛したらしい。 撮影はポーランド出身で本作がアメリカ映画第1作のアンジェイ・バートコウィアク>
この後『 評決 』『 愛と追憶の日々 』を撮ります。
本作2時間47分と長く、地味で内容の重さがずしりとくるので、評価や好みが分かれると思います。
ただ個人的な思いを書くと、シドニー・ルメットの昨比を10本選ぶとしても、ニューヨークの映画を30本選ぶとしても、『 セルピコ 』とともにセットで入れたい作品です。
数年に一度観てしまう忘れがたく、思い入れのある映画なのです。
2000件目のレビューもシドニー・ルメット
投稿日
2021/10/31
レビュアー
趣味は洋画
プリンス・オブ・シティ(1981年・アメリカ、カラー、167分)
2000件目のレビューに、シドニー・ルメット監督の「プリンス・オブ・シティ」を選びました。
1000件目のレビューも、シドニー・ルメット監督の「十二人の怒れる男」でしたが、これは私が最も好きな映画ということで選択したのでした。(2016年11月27日の投稿でした)
振り返れば、1件目のレビューはフランク・キャプラ監督の「毒薬と老嬢」で、たった2行でした。
(2013年1月28日のことでした)
ここまで続けてこられたのは、DISCAS会員の多くのレビュアーの皆様の応援の御蔭であり、心から感謝しています。本当にありがとうございます。これからも好きな映画を観て、少しずつですがマイペースでレビューを書いていきたいと思います。引き続いて宜しくお願い致します。
********
この映画は、警察内部の汚職の構造を告発せざるをえなくなった刑事が、仲間たちから裏切り者視され、孤立していく姿を描いた社会派作品です。
ニューヨーク市警特別麻薬捜査班(通称SIU)は、その特権的な捜査権力のため ‘プリンス・オブ・シティ’ と呼ばれていた。SIUに11年勤務するダニー・チェロ(トリート・ウィリアムス)を中心とする5人の刑事たちは、互いを信頼し合い強い絆で結ばれていた。一見エリート然としたダニーらも、実際には誰もが貧しいイタリア系移民だった。彼らは職権を乱用し、賄賂も当然のように受け取っていた。一方、ニューヨーク市警の腐敗と堕落ぶりに業を煮やした地方検事局は、カパリーノ検事補(ノーマン・パーカー)とブルックス検事補(ポール・ローブリング)に調査を命じ、ダニーが目をつけられた。以前から汚職に後ろめたさを感じていたダニーは、自身の過去の汚職は不問という条件で調査に協力する。だが仲間は絶対に裏切らないと宣言していた。やがて汚職警官の証拠が次々と明らかになっていくが、ある日、追い詰められた警官が自殺してしまう。
まさに緊迫した心理戦が描かれ、トリート・ウィリアムスが見事な演技をみせています。
主人公のダニー刑事は汚職警官であることは認めつつも、調査に赴いた地方検事補には苦言を呈します。
‘司法取引で殺人罪を軽犯罪に減刑している貴方達(地方検事補)のほうが、よっぽど汚職ではないのか、金さえ払えば裁判官にもなれる’ と。
そうは言っても、ダニーは自責の念にかられ、次々と‘あの手この手’ で攻めてくる検事局、更にはFBIの介入もあり、捜査協力を断り切れなくなります。反面、仲間は絶対に裏切らないという信念。このあたりは汚職警官たち、地方検事局、FBI、それぞれの思惑と駆け引きの様子が巧みに描かれています。
その意味では、「セルピコ」との二部作に相当するとご指摘の、ロキュータスさんのご意見は的を得ていると思います。両作品とも、主人公の刑事の葛藤に重点が置かれているのですから。
社派派シドニー・ルメットは ‘ニューヨーク派’ の中心的存在の監督でした。ハリウッドの伝統に頼らず、ニューヨークを活動の拠点とし、「街としてのニューヨーク」にこだわった映画人です。事実、ニューヨークを舞台にした傑作が多いです。73年「セルピコ」、75年「狼たちの午後」、86年「キングの報酬」、89年「ファミリービジネス」、90年「Q&A」、97年「NY検事局」、これらはすべてニューヨークという都市の個性をも効果的に作品に生かしています。彼の映像センスですね。
本作のクレジット紹介は本編終了後、出演者の写真入りで紹介されています。
出演時29歳か30歳だったトリート・ウィリアムスも、もう69歳になっています。
ボブ・バラバンやジェリー・オーバック、ランス・ヘンリクセン、エディ・ジョーンズ、そして紅一点のリンゼイ・クローズら、当時から脇役としてスクリーンを賑わした名優たちが顔をそろえています。
シドニー・ルメットは、奥深い人間ドラマを描くために、社会性のあるテーマを取り上げているのだろう。あらためてそう感じました。
あなたの授業は受けません
投稿日
2021/06/22
レビュアー
裸足のラヴァース 2.0
MGMアルヒーフですう シドニールメットに3時間越えの作品があるんですよう 何となく
TVドラマかなあと思ったんですが そうでもなさそうで映画してるんですが 画質が悪くて
長いので早送りしてしまいました 意外に良さげw すいません 顔洗っていつか見直します 誰かレヴューしてにゃ
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