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実際に事故物件に住んでいるという松原タニシさんの「事故物件こわい間取り」が原作。
亀梨和也と瀬戸康史が出ていなければ、おそらく一顧だにしなかった（ホラーはイヤだ人間）の私である。
これが本当にこわくなるのはおそらく、鑑賞後ふと一人で部屋にいる時であろう。
ある程度、気を張って観ているので（急にお化けが出ないか）、なんだ、こわくないじゃん、
と思いつつ「ラーメン食べようぜ」とズルズル・・寒い時はバター味噌だよねーとか
言いながら、
「亀梨もごくせんの頃より顔が2倍じゃな。沢田研二化するんだろか。彼も野球が好きだし」などと芸能ツーぶったら、スターウォーズのダースシディアス酷似が登場しました。わぉ。
これ、肖像権とか問題にならないのだろうか。しかも、お守り札や線香の煙で撃退されるとか。
（弱すぎてプライド的に申告できないか）
ダースの衝撃に対抗できるのはやはり、この人、江口のりこである。
出てきただけで画面にコクが出て、このダシはホタテ？とか思わせる。（あ、ラーメンの話じゃなかった）、
出てきただけで、急に画面に緊張が走り、「やらかした時」にはマジ驚いた。
亀梨のワナワナ3分より江口のりこの3秒だと思う。

別のドラマとまったくイメージの違う奈緒さんは、本当はこういう人かもと思わせる演技で評価は高い。同じファッションバッグを持ち続けているのも好感だ。
亀の目標。大事なセリフはここだ。
『笑いで人を幸せにしたい。1回笑うと173秒長生きする』
なーんだ、笑っても良かったんじゃん。こわさは期待しないでおいて。（笑）

2020年。中田秀夫監督作品。

２日続けて２回観るほど面白かった。
ホラーに詳しくないので素人の意見です。

10年コンビで漫才をやって芽の出なかった山野ヤマメ（亀梨和也)
「事故物件に住んで、リポートしてみないか？もし霊を撮影したら、
しギュラーにしたる」
ヤマメは流されるまま、事故物件レポートにハマって行きます。
亀梨くんの自己主張しない、流されっぷりが凄くいい。
恋人未満のファンで霊感の超鋭いヘアメイクの梓ちゃんも、控え目でいい感じ。
すごいトバッチリの被害をモロ受ける相方中井（瀬戸康史)

霊はバンバン出ます。
「出過ぎやろ！」と言うほど見える見える。
事故物件が二軒目、三軒目、四軒目と進むに従って、霊もパワーアップ。
再現ドラマをやるやら、ラスボス状態の霊大名王が向かってくるシーンは
アクションだし、ラブ要素も絡めてエンタメですよ。
悪評も聞くけど、大ヒットしたんだから、間違いなく面白いですよ。
子供なんか大喜びすると思う。
ホラーに詳しくないし、ホラーはこうあるべし・・・なんてぜんぜん分からない私は、
大満足。
不動産屋の江口のりこは、最高でした。
恐い間取りの説明が、ドライで辛口の早口、情け容赦ない・・・
で、で、ラスト！！

この映画の面白さの何割かは彼女の存在ですね〜。

今年のある意味話題作を鑑賞。劇場は満員御礼。ホラー映画で、公開からかなり経過して、しかも昼間で満員は凄い。それだけみんなこの映画に期待しているということだろう。

ちなみに客層は女性が8割方。こわごわ子供2割か。みんな亀ちゃん目当てかな。

亀梨は大阪弁を使う売れない芸人役。しかし、メガネを外せば完全にどっから見てもイケメン。もとい亀梨。キャスティングミスだろー。まぁ亀ちゃんだからヒットしてるんだから仕方なし。

えーと、ホラーとしては充分怖かったです。呪怨系の、バッチリ霊が出てくるやつです。出過ぎて笑える要素は無いけど。

終盤までは怖かった。しかし、ラストで出てきたラスボス的なやつが現れてから、ジャンルがバトルファンタジーに変貌。

思わず、笑ってしまった。この時点で落第の判定を出しても仕方ない。

だがしかし、それまでの恐怖演出が良かったので、甘めに☆4つ。

あと、なかなかラスト以外でも笑えます。

事故物件は、一度買い手が付けば、その次は告知義務がなくなる。これは怖い。

怖い映画、小説何でも好きで色々見てきましたが・・・
これから見る人に分かり易く書くと、この映画100点満点中2点かな（汗）

CGが安っぽくて三流の短編恐怖動画みたいだった。リリースを楽しみにしてたのに残念だった。