レフト　−恐怖物件−

2020年にアメリカで配信された作品。

「恐怖物件」って副題、なんか「事故物件　恐い間取り」の真似してで付けたんかな？
その家・・迷路は続くよ、どこまでも・・・そんな感じ！
ドアは開けも開けてもまだ部屋そして部屋・・廊下や階段は異常に長い・・・
ドアを開けて出て行った子供が、突然消えたり・・・そりゃパニクルよ！

しかし、この映画「怖い」とか「面白い」とか言ったら嘘になるもんね。
正直、テンポ悪い、ストーリー面白くない。スリルもない！！
予算もケッチい！

お金持ちの主人公レオ(ケヴィン・ベーコン)は30歳近く年下の女優の妻
（アマンダ・サイフリッド)と6歳位の娘(めちゃ可愛い)と、
イギリスのウェールズの人里離れた貸別荘に休暇で行きます。

その家はなにか不吉。
レオは悪夢を見て、うなされる。
それが現実なのか？妄想なのか？
分からなくなる・・・（観客の私も、もちろん半信半疑)

実はレオには過去に前妻がお風呂で溺死して、関与が疑われた事件があった。
トラウマを抱えて、治療中。
ドラッグストアに行くと主人が、家主の「ストックラーに会ったか？」
と、何度も聞く。
しかし、ストックラーは現れない！！
そしてその家にまつわる怖い話をしゃべる。
「悪魔の建てた代々続く屋敷・・帰ってこない住人も、居る！」
妻の浮気がバレて、妻を追い出すレオ。

家が主張始めて、手に負えない。
レオは家を後にするが？？？

レオの「罪の意識」が招いた「妄想？」
オチはどうぞ、ご覧になって下さい。

ケヴィン・ベーコンは渋くてなかなか良かったです。
62歳のハリウッド俳優で、痩せてスッキリ、スリム！
禿げてもいない・・・あり得ないケースですよ。
アマンダちゃんも魅力的なので、キャスティングは楽しめますね。

　ウェールズが舞台というので、観たのですが、肝心の家が全然魅力的でない。怖さの魅力がない。逆の効果を狙ったのかもしれないけれど、田舎の家なのに、余りにモダンで場違い、土着の怪しげな雰囲気をまとっていないし、悪魔の塔の話が出てくるほどには悪魔的でもない。わざわざウェールズに設定する意味が分からない。家の冷え冷えとして殺伐な感じは、過去の罪から逃れられない心理の反映だというのは、次第に伝わってくるけれど、どこかしっくりしない。

　美しい妻や愛らしい娘がいても、心理療法を受けても、ついに癒されることのない、心の奥底の罪悪感と心理的葛藤に怯え、苦しむ男性を描いた映画です。恐怖の家は彼の潜在意識の産物と言えるのかもしれない。結局彼はその家に捉えられ、閉じ込められたままになってしまうのだろうか。

冒頭の あまりの演出の下手糞さで5分で早送り ブラムハウスにしてはハズレは珍しいか しかしデヴィッドトープは 決して悪くない
同じくケヴィン主演の「エコーズ」を演出しているんだよね 内容的にもエコーズのエコーの様な作品で家が主人公 その家に魅力が
無いんだよね まあ家の撮り方だけど 結局カマンベールさんじゃないけど キャスティングだけのホラーか

観終わると、なんとなく流れは分かったけど、怖さはあんまりないなあ、って感じの話でした。

ケビン・ベーコンとアマンダちゃんで悪くはないんだけど、描き方がもひとつ。基本は怖い家の秘密なんだけど、その謎解きが適当なんだな。

怖さってわけのわからんところが大事なんですが、そのわけのわからんところをうまく解きほぐしつつ、それでも怖いっていうのがいいんです。

この作品は一応、謎的なものの解明はあるんですが、主人公の精神的な不安定さを加味してるから、怖さが弱いんですね。

オチもふーーんって感じです。あんな気持ち悪い家なのに、さっさと出ていこうとしない主人公たちも変でしたね。一応その説明もあるんですが、弱かったし。

まあ、ホラー映画はあんまり見ないんで、判断は難しいのですが、そこまで怖くなかった作品でした。特殊すぎるんだよな、設定がね。

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