「TENET テネット」 の解説・あらすじ・ストーリー
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督が、“時間の逆行”を巡る謎を解き明かし、第三次世界大戦を阻止すべく過酷な任務に挑む男の戦いを圧倒的なスケールで描いたSFスパイ・アクション超大作。主演は「ブラック・クランズマン」のジョン・デヴィッド・ワシントン、共演にロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ。ウクライナのオペラハウスで起きたテロ事件で、人質救出作戦に参加し捨て身の活躍をしたその男は、適性を見込まれあるミッションを託される。それは、未来からやって来た敵と戦い、世界を救うというものだった。彼は“TENET(テネット)”と呼ばれる謎の組織の存在を知らされるとともに、ある女性科学者から時間を逆行させ、人や物を過去へと移動させる不思議な装置について説明を受けるのだったが…。 JAN:4548967446388
「TENET テネット」 の作品情報
製作年: | 2020年 |
---|---|
製作国: | アメリカ |
原題: | TENET |
「TENET テネット」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督: | クリストファー・ノーラン |
---|---|
製作: | エマ トーマス |
製作総指揮: | トーマス・ヘイスリップ |
出演: | ジョン・デヴィッド・ワシントン 、 ロバート・パティンソン 、 エリザベス・デビッキ 、 ディンプル・カパディア 、 アーロン・テイラー=ジョンソン 、 ヒメーシュ・パテル 、 クレマンス・ポエジー 、 マイケル・ケイン 、 ケネス・ブラナー 、 マーティン・ドノバン 、 ジョン・デイビッド・ワシントン 、 エリザベス・デビッキ |
撮影: | ホイテ・ヴァン・ホイテマ |
---|---|
音楽: | ルートヴィッヒ・ヨーランソン |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
150分 | 日・英・吹 | 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
1000783576 | 2021年01月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1,531枚 | 58人 | 61人 |
収録時間:
150分
字幕:
日・英・吹
音声:
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
1000783576
レンタル開始日:
2021年01月08日
在庫枚数
1,531枚
1位登録者:
58人
2位登録者:
61人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
150分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
1000783575 | 2021年01月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
826枚 | 44人 | 54人 |
収録時間:
150分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
1000783575
レンタル開始日:
2021年01月08日
在庫枚数
826枚
1位登録者:
44人
2位登録者:
54人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
150分 | 日・英・吹 | 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
1000783576 | 2021年01月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1,531枚 | 58人 | 61人 |
収録時間:
150分
字幕:
日・英・吹
音声:
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
1000783576
レンタル開始日:
2021年01月08日
在庫枚数
1,531枚
1位登録者:
58人
2位登録者:
61人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
150分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
1000783575 | 2021年01月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
826枚 | 44人 | 54人 |
収録時間:
150分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
1000783575
レンタル開始日:
2021年01月08日
在庫枚数
826枚
1位登録者:
44人
2位登録者:
54人
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ノーラン監督の頭の中を覗いてみたい
(コロナの影響で観客を思うように動員出来なかったのか
早くもDVDレンタル開始が決まったのですね!)
非常に難解なのに音響が素晴らしいのでひきこまれた。
一度観だけでは到底理解出来ず、2度鑑賞。
オチを知ってみた2度目の方が伏線の回収を認識できて面白かった。
とはいえ、2度でもまだ理解するには足りない。
ノーランの世界は奥が深い!深すぎる!
2度目の鑑賞後、パンフレットを買った。
パンフレットにはかなり詳細な説明が!
それも東工大の物理学助教授が解説している!
それでも読んでもまだスッキリしない(;^_^A
私の頭の構造では、到底ついていけない複雑な流れ。
果たして演じている人たちは理解して演じてたのかな?と思っていたら
俳優たちも何度もノーランにわけがわからず確認したという(笑)
1度観てフィーリングを感じ
2度目に仕組みを感じ
そして3度目で完璧に楽しめる映画なのかもしれない。
完全に評価が分かれそうな作品。
私は理解できないながらもハマった。
見事にノーランマジックに踊らされて
3度目を見にいこうかと考えていたけど
3度目はDVDで見ます!
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ふざけるな! って叫びたくなった
画像はそこそこ面白い。次から次へとアクションがあって緊張感もある。
だが、登場人物たちがだれなのか、何をしているのか、逆回しで動く映像はなんのことなのか・・さっぱりわからない。エントロピーを減らすと時間が逆戻りするとか言っていたが、そんな話は聞いたことがない。時間を逆戻りさせればエントロピーは減るのかもしれないが・・。百歩譲ってエントロピーを減らすと時間が逆戻りするとしても、時空というのは一体のものだろう。逆戻りしてる時空の中を普通に時間が進む状態で人間が行動しているのはおかしい。撃った弾丸が逆戻りしてるところに当たると怪我がひどくなるとか言っていたが、逆戻りしてるのは弾丸だけではない。空気だって逆戻りしてるのだから、空気が身体を貫通するだろう。タイムスリップものはだいたい胡散臭いものなので、そのあたりは目をつぶってもいいのだが、しかし、登場人物がだれなのか、どういう組織に所属してるのか、今そこで何をしてるのか・・といったことが皆目わからないまま映像だけがどんどん進んでいくのは観てる側にとってはひどくストレスを感じる。主人公の身元については最後までわからないままだったが、こんなことはあり得ない。ノーラン監督は楽しくてしょうがないのかもしれないが、そんなものを観せられているわたしは不愉快で仕方がない。ノーランが喜んでるんだと思うとなおさら不愉快になる。「メメント」というわけのわからないひどいゴミ映画があったが、これはあれよりもひどい。
このレビューは気に入りましたか? 11人の会員が気に入ったと投稿しています
「インセプション」風なのを期待したが・・・。
なにがなにやら分からない。
登場人物の特徴が弱く、誰が誰やら・・・。
どうやったら時間を逆行させられるのかが分からない。
主役に華がない。
時間を順行する者と逆行する者が同時に存在し、バトルまでするのがウリだと思うが
あまりにも不自然。
アクションはどうやって撮影したの?というくらい凄いが、
観ててドキドキワクワクするエンタメ要素は少ない。
50点
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TENET(回文)=進行と逆行の挟み撃ち
2020年。クリストファー・ノーラン監督作品。
コロナ禍の中、劇場公開にこだわったクリストファー・ノーラン監督の
スパイ・アクション映画。
監督は007のフリーク。
ノーランが撮れば007もこんな新しい感覚の映画になるのか!
予算は2億ドル。
実写にこだわって、ボーイング747を買い取って、実際に爆破したとのこと。
時間の逆行シーンも、役者が実際にひとコマ、ひとコマ演技したそうです。
もともと、こだわらない性格の私は、面白いアクション映画だと楽しみました。
《一言で言えば、時間の逆行を使って、世界危機を救う話です》
@悪党(ケネス・ブラナー)の悪巧み(第三次世界戦争)を阻止できるか?
A名もなき男(主人公=ジョン・テヴット・ワシントン)の敵は、時間の流れに逆行して、
過去に干渉して来る未来人との戦い。
逆再生のアクションは見ものでした。
(カーチェイスが逆行するのは本当に珍体験だった、笑)
B名もなき男と同僚ニール(ロバート・パティンソン)の友情。
Cニールの決断(パティンソン、男をあげたね!)
Dラストのネタバラシには驚愕・・・次作がありそう。
凄く観た後に宿題が出た感じで、その後すごくみんなの感想が読みたくなった。
何回も観たい映画。
ブルーレイが出たら、巻き戻し→停止→巻き戻しを繰り返して確認したいです。
楽しみです!!!
このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています
ノーラン監督は「女」を描けるのか?
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ノーラン監督らしい、「順行する時間と逆行する時間」がテーマの上に、アクション、サスペンスの娯楽要素をふんだんに盛り込んでいて、映像はやはり面白い。
ジャンボジェットを建物に突っ込ませて爆発させるみたいな、明らかにお金のかかった大がかりな見せ場もワクワクした。現行の時空における人物のみの逆行現象とか、現行の人間と逆行の人間の交わりなど斬新で楽しめた。
ジョン・デイヴィッド・ワシントンに名前くらい与えてやってもよかったと思うのだが、
(過去もない背景もない色々不明)仕方なくレビューでは「名無し男」と表現するが、
観客が彼と同じ視線で体験しやすいからだろうか。
その「名無し男」は、特に性格が描かれるわけではない。が、ケネス・プラナー扮するロシア人武器商人セイターは、極悪人である。自分の体に脈拍数装置を付けており、脈がなくなったら核爆発が起こる、つまり世界を握っている男だと思ってるわけさ。
名無し男一行は、アルゴリズムの作動により核爆発が生じ、それに伴ってエントロピーがひっくり返るのを防ぐためにシャカリキになる話なんだけど。
男たちは地球を守るために、プルトニウム回収ミッションを見てれば楽しいだろう。
だけど、私はこの映画のキャット(シュレーデンガーの猫?)への夫ケネス・プラナーの扱いに時代錯誤な強権暴力男を見るのみで実に不愉快だった。
伯爵令嬢の地位をあてこんで結婚したくせに、キャットの腹を蹴る、顔を踏もうとする、
銃で腹部を撃って苦しめる。(逆行酸素を与えてまで)。拘束して車に置き去りにして殺そうとした。言葉責めはもっとひどい。
あぁ、俺は汚い仕事をしている。そのおかげでお前は好きな服を買い、息子は名門にゆける」とかさぁ。いつの時代?
キャットも何も出来なくて怯えているだけかい?
190センチのエリザベス・デビッキはまるで「棒」のようであり体脂肪などゼロかと見えるムダ肉のないシャープな体だ。それをケネス・プラナーは・・・おぉ、なにサマであろうか。時代に関係なくゲス男である。
これまでクリストファー・ノーランは「温かい家庭」というものを描いてこなかった。
母親が早くに亡くなって母性不在の話が多い。『インセプション』と『メメント』に関しては、「妻」という女性が、夫に縛られるもの、囚われるものという描かれ方をしており、最後は「死」によって解放されている。
ケネス・プラナーは最後に(どこが最初で最後か把握していない私だが)こう言う。
「一番の罪は息子をもうけた事だ・・」
いや、頭をカチ割りたいセリフですね。罪ですと?
しかし、このセリフはどうしてもケネス・プラナーに言わせたかったのだね。
言わせたかったからケネス・プラナーをキャスティングしたかもしれない。
それほど示唆に富むセリフだと思う。
映画のラストは、わかりやすいセリフに溢れている。唯一、魅力的に描かれるロバート・パティンソン演じるニール。崩れた色気があり、また背景をそれとなく感じさせる。
名無し男に雇われたニール。『出発点で会おう』
『起きた事は変えられない。運だけじゃない。何もしない理由にはならない。』と。
うん。回文になってるように、観方や視点を変えてみろ、と言いたい映画なのね。
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TENET テネット
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:35件
2020/12/01
(コロナの影響で観客を思うように動員出来なかったのか
早くもDVDレンタル開始が決まったのですね!)
非常に難解なのに音響が素晴らしいのでひきこまれた。
一度観だけでは到底理解出来ず、2度鑑賞。
オチを知ってみた2度目の方が伏線の回収を認識できて面白かった。
とはいえ、2度でもまだ理解するには足りない。
ノーランの世界は奥が深い!深すぎる!
2度目の鑑賞後、パンフレットを買った。
パンフレットにはかなり詳細な説明が!
それも東工大の物理学助教授が解説している!
それでも読んでもまだスッキリしない(;^_^A
私の頭の構造では、到底ついていけない複雑な流れ。
果たして演じている人たちは理解して演じてたのかな?と思っていたら
俳優たちも何度もノーランにわけがわからず確認したという(笑)
1度観てフィーリングを感じ
2度目に仕組みを感じ
そして3度目で完璧に楽しめる映画なのかもしれない。
完全に評価が分かれそうな作品。
私は理解できないながらもハマった。
見事にノーランマジックに踊らされて
3度目を見にいこうかと考えていたけど
3度目はDVDで見ます!
2021/01/17
画像はそこそこ面白い。次から次へとアクションがあって緊張感もある。
だが、登場人物たちがだれなのか、何をしているのか、逆回しで動く映像はなんのことなのか・・さっぱりわからない。エントロピーを減らすと時間が逆戻りするとか言っていたが、そんな話は聞いたことがない。時間を逆戻りさせればエントロピーは減るのかもしれないが・・。百歩譲ってエントロピーを減らすと時間が逆戻りするとしても、時空というのは一体のものだろう。逆戻りしてる時空の中を普通に時間が進む状態で人間が行動しているのはおかしい。撃った弾丸が逆戻りしてるところに当たると怪我がひどくなるとか言っていたが、逆戻りしてるのは弾丸だけではない。空気だって逆戻りしてるのだから、空気が身体を貫通するだろう。タイムスリップものはだいたい胡散臭いものなので、そのあたりは目をつぶってもいいのだが、しかし、登場人物がだれなのか、どういう組織に所属してるのか、今そこで何をしてるのか・・といったことが皆目わからないまま映像だけがどんどん進んでいくのは観てる側にとってはひどくストレスを感じる。主人公の身元については最後までわからないままだったが、こんなことはあり得ない。ノーラン監督は楽しくてしょうがないのかもしれないが、そんなものを観せられているわたしは不愉快で仕方がない。ノーランが喜んでるんだと思うとなおさら不愉快になる。「メメント」というわけのわからないひどいゴミ映画があったが、これはあれよりもひどい。
2021/01/20
なにがなにやら分からない。
登場人物の特徴が弱く、誰が誰やら・・・。
どうやったら時間を逆行させられるのかが分からない。
主役に華がない。
時間を順行する者と逆行する者が同時に存在し、バトルまでするのがウリだと思うが
あまりにも不自然。
アクションはどうやって撮影したの?というくらい凄いが、
観ててドキドキワクワクするエンタメ要素は少ない。
50点
2020/12/02
2020年。クリストファー・ノーラン監督作品。
コロナ禍の中、劇場公開にこだわったクリストファー・ノーラン監督の
スパイ・アクション映画。
監督は007のフリーク。
ノーランが撮れば007もこんな新しい感覚の映画になるのか!
予算は2億ドル。
実写にこだわって、ボーイング747を買い取って、実際に爆破したとのこと。
時間の逆行シーンも、役者が実際にひとコマ、ひとコマ演技したそうです。
もともと、こだわらない性格の私は、面白いアクション映画だと楽しみました。
《一言で言えば、時間の逆行を使って、世界危機を救う話です》
@悪党(ケネス・ブラナー)の悪巧み(第三次世界戦争)を阻止できるか?
A名もなき男(主人公=ジョン・テヴット・ワシントン)の敵は、時間の流れに逆行して、
過去に干渉して来る未来人との戦い。
逆再生のアクションは見ものでした。
(カーチェイスが逆行するのは本当に珍体験だった、笑)
B名もなき男と同僚ニール(ロバート・パティンソン)の友情。
Cニールの決断(パティンソン、男をあげたね!)
Dラストのネタバラシには驚愕・・・次作がありそう。
凄く観た後に宿題が出た感じで、その後すごくみんなの感想が読みたくなった。
何回も観たい映画。
ブルーレイが出たら、巻き戻し→停止→巻き戻しを繰り返して確認したいです。
楽しみです!!!
2021/01/18
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ノーラン監督らしい、「順行する時間と逆行する時間」がテーマの上に、アクション、サスペンスの娯楽要素をふんだんに盛り込んでいて、映像はやはり面白い。
ジャンボジェットを建物に突っ込ませて爆発させるみたいな、明らかにお金のかかった大がかりな見せ場もワクワクした。現行の時空における人物のみの逆行現象とか、現行の人間と逆行の人間の交わりなど斬新で楽しめた。
ジョン・デイヴィッド・ワシントンに名前くらい与えてやってもよかったと思うのだが、
(過去もない背景もない色々不明)仕方なくレビューでは「名無し男」と表現するが、
観客が彼と同じ視線で体験しやすいからだろうか。
その「名無し男」は、特に性格が描かれるわけではない。が、ケネス・プラナー扮するロシア人武器商人セイターは、極悪人である。自分の体に脈拍数装置を付けており、脈がなくなったら核爆発が起こる、つまり世界を握っている男だと思ってるわけさ。
名無し男一行は、アルゴリズムの作動により核爆発が生じ、それに伴ってエントロピーがひっくり返るのを防ぐためにシャカリキになる話なんだけど。
男たちは地球を守るために、プルトニウム回収ミッションを見てれば楽しいだろう。
だけど、私はこの映画のキャット(シュレーデンガーの猫?)への夫ケネス・プラナーの扱いに時代錯誤な強権暴力男を見るのみで実に不愉快だった。
伯爵令嬢の地位をあてこんで結婚したくせに、キャットの腹を蹴る、顔を踏もうとする、
銃で腹部を撃って苦しめる。(逆行酸素を与えてまで)。拘束して車に置き去りにして殺そうとした。言葉責めはもっとひどい。
あぁ、俺は汚い仕事をしている。そのおかげでお前は好きな服を買い、息子は名門にゆける」とかさぁ。いつの時代?
キャットも何も出来なくて怯えているだけかい?
190センチのエリザベス・デビッキはまるで「棒」のようであり体脂肪などゼロかと見えるムダ肉のないシャープな体だ。それをケネス・プラナーは・・・おぉ、なにサマであろうか。時代に関係なくゲス男である。
これまでクリストファー・ノーランは「温かい家庭」というものを描いてこなかった。
母親が早くに亡くなって母性不在の話が多い。『インセプション』と『メメント』に関しては、「妻」という女性が、夫に縛られるもの、囚われるものという描かれ方をしており、最後は「死」によって解放されている。
ケネス・プラナーは最後に(どこが最初で最後か把握していない私だが)こう言う。
「一番の罪は息子をもうけた事だ・・」
いや、頭をカチ割りたいセリフですね。罪ですと?
しかし、このセリフはどうしてもケネス・プラナーに言わせたかったのだね。
言わせたかったからケネス・プラナーをキャスティングしたかもしれない。
それほど示唆に富むセリフだと思う。
映画のラストは、わかりやすいセリフに溢れている。唯一、魅力的に描かれるロバート・パティンソン演じるニール。崩れた色気があり、また背景をそれとなく感じさせる。
名無し男に雇われたニール。『出発点で会おう』
『起きた事は変えられない。運だけじゃない。何もしない理由にはならない。』と。
うん。回文になってるように、観方や視点を変えてみろ、と言いたい映画なのね。