1. DVDレンタルTOP
  2. すべてのジャンル
  3. 洋画のDVDレンタル
  4. ドラマのDVDレンタル
  5. グランド・ジャーニー

グランド・ジャーニー

グランド・ジャーニーの画像・ジャケット写真

グランド・ジャーニー / ジャン=ポール・ルーヴ
  • 画質は本編映像とは異なります。

全体の平均評価点:(5点満点)

7

全体の平均評価点:

予告編を観る

DVD

まだまだ話題作

ジャンル :

「グランド・ジャーニー」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

まだまだ話題作

解説・ストーリー

長年にわたり、ヨーロッパで絶滅が心配される渡り鳥の保護に尽力し、自ら渡り鳥たちに安全な“渡り”のルートを教える活動を続ける気象学者クリスチャン・ムレクの実話をモデルに、父と子の絆の物語を織り交ぜ描いたアドベンチャー・ドラマ。出演はジャン=ポール・ルーヴ、メラニー・ドゥーテ、ルイ・バスケス。監督は「ベル&セバスチャン」のニコラ・ヴァニエ。南仏の田舎町で雁の研究をしている一風変わった気象学者のクリスチャン。彼は超軽量飛行機(ULM)を使い、絶滅が危惧される渡り鳥に安全な飛行ルートを教えるという無謀なプロジェクトに心血を注いでいた。ある日、別れた妻と暮らしている14歳の息子トマが5週間を過ごすためにやって来る。引きこもりがちでゲーム漬けだったトマは、ネットもつながらない田舎での退屈な生活に不満を募らせるが…。 JAN:4532640324087

「グランド・ジャーニー」 の作品情報

作品情報

製作年:

2019年

製作国:

フランス/ノルウェー

原題:

DONNE MOI DES AILES/SPREAD YOUR WINGS

「グランド・ジャーニー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

ロスト・ボディ 〜消失〜

悪の華

狩人と犬、最後の旅

アメリ

ユーザーレビュー:7件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全7件

渡り鳥と一緒に飛行し、安全ルートを教えた少年

投稿日:2020/12/18 レビュアー:くまげらの森

(2019年・フランス、ノルウェイ)
人は昔々、鳥だったのかもしれないね
こんなにも〜空が恋しい (♪中島みゆき)

トマは14歳。夏休みを実父クリスチャンのいるフランス・カマルグで過ごすことになった。
家でゲームばかりしてたトマは、Wi-Fiも繋がらない田舎にきて早くも「帰りたい」とボヤく。
実父は渡り鳥(雁)の研究をしていた。
おりしもヒナが孵る頃で、(刷り込み)で自分を親にみせようと、茶色のマント茶色の帽子で全身をカヴァーする実父。
そんな中、トマがたまごをジィーと見ていると、パキン!と殻が割れてきたではないか!!
さぁ、それからは、雁のヒナたちがトマを親だと思い?なつくなつく・・・
トマも早起きしてエサやりしたり、散歩やら実に面倒見が良い。

さて、実父クリスチャンには計画があった。渡り鳥が減ってきているのは、人間がアスファルトを増やし、電線が飛行の障害になり、ハンターなどもいるからだ。それらの危険が少ないルートを鳥に教えて、往復させれば、やがて子供が生まれて渡り鳥も増えるのではないか、という希望だ。
自然保護区のあるラップランドまでヒナたちを連れてゆき、今度は自身のモーターパラグライダーとともに鳥は空を飛び、デンマークを通過し、北海を横断する。ドイツ〜ルクセンブルグを通って、フランスのカマルグまで戻る。という壮大な計画だ。

だが、なんという事だろう!ノルウェーの役所で文書偽造がばれて、父たちは揉める。
『鳥を没収する』という言葉を耳にして、トマはパラグライダーを発進させて、飛べるようになった雁たちを連れて大空に舞い立つのだった・・

雁たちがパラグライダーを追い編隊を組む映像が息を飲む美しさ、
北欧の素晴らしい自然を空からたっぷり見られます。
トマみたいな子供が、ノルウェーからフランスを目指すのですよ・・心配ですよね。
はたして、如何なる旅になりますやら。
とても感動的な作品でした。環境問題にも示唆しながら、家族愛でまとめたトマの冒険。
(嵐とか雷ってほんと、こわいわ。よく死ななかったわ。あんな軽飛行機で・・)

このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています

地球は、野鳥たちのものでもある!

投稿日:2020/12/20 レビュアー:カマンベール


大空を翔ることの素晴らしさ・・・
20羽の雁と“渡り”を助ける超軽量飛行機に乗る少年トマ。
映像が最高です。胸躍ります。
音楽も飛行を後押しするようです。

2019年(フランス)
《バードマン》と呼ばれて親しまれるクリスチャン・ムレクをモデルに、
モレクの実体験を元に映画化しました(脚本にも参加)

鳥たちに安全な“渡り”のルートを教える・・・
それがトマの別居している父親・クリスチャンの夢でした。
そのためにはフランスのカマルグから鳥と一緒に車で移動して、
ノルウェーのラップランドまで行き、車そして、ある地点からは軽量飛行機を使い
一緒に飛んで、またカマルグマで戻り安全ルートを教える。
それが計画でした。

最初は卵から孵化してヨチヨチとトマを追いかけた雁。
モーターの音に慣れる訓練。
軽量飛行機の後ろをくっ付いてくる訓練。
もう雁が可愛い・・・ゲームとスマホにしか興味のなかったトマが、
生まれ変わったように生き生きするのが、魔法のようです。

最初の計画が頓挫しそうになったその時。
トマは咄嗟に決断します。
(冒険とは無謀と紙一重・・・ときにはダメ元で飛び立つことも必要なんですね)

大空を翔るオモチャみたいな超軽量飛行機。
運転しているのは無免許の14歳の少年・トマ。
そしてトマを親と思い必死でついてくる20羽の雁。
その映像の美しいこと、素晴らしいこと。
本当に大空と地上の美しい風景に癒されます。

トマのお母さんと別れて、野性の鳥の保護と繁殖に命を懸ける父親のクリスチャンが、
変わり者で魅力的でした。
自然環境の保護のために家族を忘れることもしばしば・・・。

この映画はトマの母親のパメラと父親のクリスチャンと息子のトマの《家族再生》の物語でもあります。
トマの飛行は動画サイトで沢山の人に見られて、応援されるようになるのも、
今風ですね。

沼地や豊かな水辺を、開拓で野鳥たちを住めなくする。
愚かなことです。
自然を破壊すると、自然は牙をむいて、ゆくゆくは人も住めなくなるのですから。
限られた資源を、野鳥やさまざまな生物や動物で分け合い助け合い、
共存して行くことの大切さを痛感しました。
オススメです。

このレビューは気に入りましたか? 7人の会員が気に入ったと投稿しています

人々の優しさに支えられて、少年は空を飛ぶ

投稿日:2021/01/10 レビュアー:飛べない魔女

とても良かったです。
凄く感動しました。
実話に基づくお話ということですが、なんて素敵な人たちなのでしょう。

14歳のトマは部屋でゲーム漬けの日々を送る覇気のない少年でした。
そんなトマは鴈の研究をしている気象学者の父親が住む田舎で
5週間の夏休みを過ごすことになったのです。
電波も届かない、Wi-Fiなど存在しない
退屈で死にそうだ、ママ早く迎えにきてよ
なんて悪態をついていたのも束の間、大自然の中で少年が出会ったのは
父親が人工孵化させた雁のひな達でした。
最初に見たものを親と思う習性がある鴈はトマを親だと思って彼について歩きます。
まあ、その姿が何とも可愛いいこと!
父親の研究成果を試しにノルウェーの北極圏まで旅をするだけでも
14歳の少年には大きな冒険なのに
何と彼は、グライダーで鴈たちに『渡り』を教える大冒険をすることになるのです。

父親のクリスチャンは相当な変わり者なのでしょう。
自分の研究には余念がありません。
母親はそれに耐えられず別れたのでしょうね。
母親の恋人ジュリアンもいい人で、クリスチャンの手伝いをしたりして和みました。
そして何よりトマの『渡り』を無償で応援してくれる優しい人々。
その気持ちが凄く素敵でした。
引き籠り少年の巣立ちの物語でもあり、家族の再生物語でもあります。
感動的なBGMも手伝って、最後は爽やかな涙が頬を伝いました。
とても良い映画でした。

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

ニルスのように鳥と一緒に空を飛べたら

投稿日:2020/12/31 レビュアー:hinakksk

 強い愛情と責任感で、それを実現してしまった14歳の少年の物語。しかも単なる自分の夢や憧れのためではなく、自然保護を実践し、野性の雁を絶滅から救うために。最小限の装備の、水上で離着陸する超軽量飛行機で、雁の群れと飛行するシーンは、息を呑むような美しさで、それを観るだけでもこの映画の価値があります。どうやって撮影したのだろうと思うシーンの連続です。

 両親が離婚し、母パオラと母の新しい恋人ジュリアンと暮らしているトマは、テレビゲームに夢中の今どきの少年。夏休みの間、南仏カマルグの父の家で過ごすことになる。父は自然史博物館の研究員で、絶滅のおそれのある野性の雁に安全な渡りのルートを教え、繁殖をより確実にするというプロジェクトに取り組んでいる。カマルグは自然豊かな美しい湿地帯だが、開発の波にさらされ、反対運動が起こっている。

 電波もろくに届かない田舎の生活に最初はうんざりしていたトマだが、卵からヒナが生まれる瞬間に立ち会い、次第にプロジェクトに関心を抱き、父の手伝いをするようになる。鳥の刷り込みの習性を利用して、ヒナたちの親代わりとなり、間違って1羽だけ種類の違うカオジロガンをアッカ(『ニルスのふしぎな旅』中の鳥の名)と名付け、特に可愛がる。(どこに行くにも、トマの後を追っていくムクムクのヒナたちの何と愛らしいこと!)

 準備が整い、成鳥になった雁たちを、ノルウェーのラップランド保護地区まで運び、渡りを始めるという段階で、許可証の偽造が発覚し、雁が役人に没収されるという瞬間、とっさにトマが飛行機を操縦し、雁たちと飛び立ってしまう。20日間に及ぶ、トマと雁たちとの苦難の旅が始まる。トマは親のような愛情と責任感で雁を励まし導き、雁たちは野性の危機察知能力でトマを助ける。美しく雄大な自然のなかを親子のように飛んでいく姿に、胸がいっぱいになる。

 地上ではトマを心配する母も加わって、行方不明になったトマを懸命に探す。アップされた動画でトマの無事が確認され、また、テレビや雑誌のニュースにもなり、応援する人々も増えていく。自分の無謀さを反省しプロジェクトを諦めようとする父親に対し、強硬に反対していた母親が、逆にトマを助けるようになるのが面白い。カマルグに無事たどり着いても、6か月後、雁たちが今度は自力でラップランドまで渡らなければ、プロジェクトは成功したとは言えない。トマたちは家族でそれを見届けようとする。

 軽量飛行機で北極圏から南仏までの雁との渡りを成功させた少年の成長の物語であると同時に、家族の絆の話でもあり、また一貫して自然保護の観点で描かれた作品でもある。ヨーロッパでは、この30年で、4億2千万羽の鳥が消えてしまったそうだ。「自然の恵みは永遠じゃない、守らなければ絶滅してしまう」という女性記者の言葉が重い。

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

癒やし系映画

投稿日:2021/01/14 レビュアー:勇光

なかなか面白かった。
北欧の景色が美しく、エンジンつきのハンググライダーで少年が渡り鳥をつれて飛んでいく映像がばえていた。
嵐のシーンはホントに冒険って感じだった。観ていて怖かった。24年前の「グース」では主人公が女の子だったが、この作品では主人公を男の子にしている。女の子には無理な冒険だと思った。
ドラマとしては、絶滅寸前の渡り鳥に人間が生き方を教えられるのかどうかっていうところがひとつのポイントとなっているが、メインとなっているところは少年の冒険を心配する母親の感情の動きであった。
主役の子どもはまだ幼い顔で芝居もイマイチだったが、母親役のメラニー・ドゥティという女優さんがうまくフォローしていた。
渡り鳥を救いたい気象学者の父親を演じたジャン=ポール・ルーヴは歳が行きすぎていて最初は祖父なのかと思ったりしたが、でも、まあこれもいい味を出していた。

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全7件

グランド・ジャーニー

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:7件

渡り鳥と一緒に飛行し、安全ルートを教えた少年

投稿日

2020/12/18

レビュアー

くまげらの森

(2019年・フランス、ノルウェイ)
人は昔々、鳥だったのかもしれないね
こんなにも〜空が恋しい (♪中島みゆき)

トマは14歳。夏休みを実父クリスチャンのいるフランス・カマルグで過ごすことになった。
家でゲームばかりしてたトマは、Wi-Fiも繋がらない田舎にきて早くも「帰りたい」とボヤく。
実父は渡り鳥(雁)の研究をしていた。
おりしもヒナが孵る頃で、(刷り込み)で自分を親にみせようと、茶色のマント茶色の帽子で全身をカヴァーする実父。
そんな中、トマがたまごをジィーと見ていると、パキン!と殻が割れてきたではないか!!
さぁ、それからは、雁のヒナたちがトマを親だと思い?なつくなつく・・・
トマも早起きしてエサやりしたり、散歩やら実に面倒見が良い。

さて、実父クリスチャンには計画があった。渡り鳥が減ってきているのは、人間がアスファルトを増やし、電線が飛行の障害になり、ハンターなどもいるからだ。それらの危険が少ないルートを鳥に教えて、往復させれば、やがて子供が生まれて渡り鳥も増えるのではないか、という希望だ。
自然保護区のあるラップランドまでヒナたちを連れてゆき、今度は自身のモーターパラグライダーとともに鳥は空を飛び、デンマークを通過し、北海を横断する。ドイツ〜ルクセンブルグを通って、フランスのカマルグまで戻る。という壮大な計画だ。

だが、なんという事だろう!ノルウェーの役所で文書偽造がばれて、父たちは揉める。
『鳥を没収する』という言葉を耳にして、トマはパラグライダーを発進させて、飛べるようになった雁たちを連れて大空に舞い立つのだった・・

雁たちがパラグライダーを追い編隊を組む映像が息を飲む美しさ、
北欧の素晴らしい自然を空からたっぷり見られます。
トマみたいな子供が、ノルウェーからフランスを目指すのですよ・・心配ですよね。
はたして、如何なる旅になりますやら。
とても感動的な作品でした。環境問題にも示唆しながら、家族愛でまとめたトマの冒険。
(嵐とか雷ってほんと、こわいわ。よく死ななかったわ。あんな軽飛行機で・・)

地球は、野鳥たちのものでもある!

投稿日

2020/12/20

レビュアー

カマンベール


大空を翔ることの素晴らしさ・・・
20羽の雁と“渡り”を助ける超軽量飛行機に乗る少年トマ。
映像が最高です。胸躍ります。
音楽も飛行を後押しするようです。

2019年(フランス)
《バードマン》と呼ばれて親しまれるクリスチャン・ムレクをモデルに、
モレクの実体験を元に映画化しました(脚本にも参加)

鳥たちに安全な“渡り”のルートを教える・・・
それがトマの別居している父親・クリスチャンの夢でした。
そのためにはフランスのカマルグから鳥と一緒に車で移動して、
ノルウェーのラップランドまで行き、車そして、ある地点からは軽量飛行機を使い
一緒に飛んで、またカマルグマで戻り安全ルートを教える。
それが計画でした。

最初は卵から孵化してヨチヨチとトマを追いかけた雁。
モーターの音に慣れる訓練。
軽量飛行機の後ろをくっ付いてくる訓練。
もう雁が可愛い・・・ゲームとスマホにしか興味のなかったトマが、
生まれ変わったように生き生きするのが、魔法のようです。

最初の計画が頓挫しそうになったその時。
トマは咄嗟に決断します。
(冒険とは無謀と紙一重・・・ときにはダメ元で飛び立つことも必要なんですね)

大空を翔るオモチャみたいな超軽量飛行機。
運転しているのは無免許の14歳の少年・トマ。
そしてトマを親と思い必死でついてくる20羽の雁。
その映像の美しいこと、素晴らしいこと。
本当に大空と地上の美しい風景に癒されます。

トマのお母さんと別れて、野性の鳥の保護と繁殖に命を懸ける父親のクリスチャンが、
変わり者で魅力的でした。
自然環境の保護のために家族を忘れることもしばしば・・・。

この映画はトマの母親のパメラと父親のクリスチャンと息子のトマの《家族再生》の物語でもあります。
トマの飛行は動画サイトで沢山の人に見られて、応援されるようになるのも、
今風ですね。

沼地や豊かな水辺を、開拓で野鳥たちを住めなくする。
愚かなことです。
自然を破壊すると、自然は牙をむいて、ゆくゆくは人も住めなくなるのですから。
限られた資源を、野鳥やさまざまな生物や動物で分け合い助け合い、
共存して行くことの大切さを痛感しました。
オススメです。

人々の優しさに支えられて、少年は空を飛ぶ

投稿日

2021/01/10

レビュアー

飛べない魔女

とても良かったです。
凄く感動しました。
実話に基づくお話ということですが、なんて素敵な人たちなのでしょう。

14歳のトマは部屋でゲーム漬けの日々を送る覇気のない少年でした。
そんなトマは鴈の研究をしている気象学者の父親が住む田舎で
5週間の夏休みを過ごすことになったのです。
電波も届かない、Wi-Fiなど存在しない
退屈で死にそうだ、ママ早く迎えにきてよ
なんて悪態をついていたのも束の間、大自然の中で少年が出会ったのは
父親が人工孵化させた雁のひな達でした。
最初に見たものを親と思う習性がある鴈はトマを親だと思って彼について歩きます。
まあ、その姿が何とも可愛いいこと!
父親の研究成果を試しにノルウェーの北極圏まで旅をするだけでも
14歳の少年には大きな冒険なのに
何と彼は、グライダーで鴈たちに『渡り』を教える大冒険をすることになるのです。

父親のクリスチャンは相当な変わり者なのでしょう。
自分の研究には余念がありません。
母親はそれに耐えられず別れたのでしょうね。
母親の恋人ジュリアンもいい人で、クリスチャンの手伝いをしたりして和みました。
そして何よりトマの『渡り』を無償で応援してくれる優しい人々。
その気持ちが凄く素敵でした。
引き籠り少年の巣立ちの物語でもあり、家族の再生物語でもあります。
感動的なBGMも手伝って、最後は爽やかな涙が頬を伝いました。
とても良い映画でした。

ニルスのように鳥と一緒に空を飛べたら

投稿日

2020/12/31

レビュアー

hinakksk

 強い愛情と責任感で、それを実現してしまった14歳の少年の物語。しかも単なる自分の夢や憧れのためではなく、自然保護を実践し、野性の雁を絶滅から救うために。最小限の装備の、水上で離着陸する超軽量飛行機で、雁の群れと飛行するシーンは、息を呑むような美しさで、それを観るだけでもこの映画の価値があります。どうやって撮影したのだろうと思うシーンの連続です。

 両親が離婚し、母パオラと母の新しい恋人ジュリアンと暮らしているトマは、テレビゲームに夢中の今どきの少年。夏休みの間、南仏カマルグの父の家で過ごすことになる。父は自然史博物館の研究員で、絶滅のおそれのある野性の雁に安全な渡りのルートを教え、繁殖をより確実にするというプロジェクトに取り組んでいる。カマルグは自然豊かな美しい湿地帯だが、開発の波にさらされ、反対運動が起こっている。

 電波もろくに届かない田舎の生活に最初はうんざりしていたトマだが、卵からヒナが生まれる瞬間に立ち会い、次第にプロジェクトに関心を抱き、父の手伝いをするようになる。鳥の刷り込みの習性を利用して、ヒナたちの親代わりとなり、間違って1羽だけ種類の違うカオジロガンをアッカ(『ニルスのふしぎな旅』中の鳥の名)と名付け、特に可愛がる。(どこに行くにも、トマの後を追っていくムクムクのヒナたちの何と愛らしいこと!)

 準備が整い、成鳥になった雁たちを、ノルウェーのラップランド保護地区まで運び、渡りを始めるという段階で、許可証の偽造が発覚し、雁が役人に没収されるという瞬間、とっさにトマが飛行機を操縦し、雁たちと飛び立ってしまう。20日間に及ぶ、トマと雁たちとの苦難の旅が始まる。トマは親のような愛情と責任感で雁を励まし導き、雁たちは野性の危機察知能力でトマを助ける。美しく雄大な自然のなかを親子のように飛んでいく姿に、胸がいっぱいになる。

 地上ではトマを心配する母も加わって、行方不明になったトマを懸命に探す。アップされた動画でトマの無事が確認され、また、テレビや雑誌のニュースにもなり、応援する人々も増えていく。自分の無謀さを反省しプロジェクトを諦めようとする父親に対し、強硬に反対していた母親が、逆にトマを助けるようになるのが面白い。カマルグに無事たどり着いても、6か月後、雁たちが今度は自力でラップランドまで渡らなければ、プロジェクトは成功したとは言えない。トマたちは家族でそれを見届けようとする。

 軽量飛行機で北極圏から南仏までの雁との渡りを成功させた少年の成長の物語であると同時に、家族の絆の話でもあり、また一貫して自然保護の観点で描かれた作品でもある。ヨーロッパでは、この30年で、4億2千万羽の鳥が消えてしまったそうだ。「自然の恵みは永遠じゃない、守らなければ絶滅してしまう」という女性記者の言葉が重い。

癒やし系映画

投稿日

2021/01/14

レビュアー

勇光

なかなか面白かった。
北欧の景色が美しく、エンジンつきのハンググライダーで少年が渡り鳥をつれて飛んでいく映像がばえていた。
嵐のシーンはホントに冒険って感じだった。観ていて怖かった。24年前の「グース」では主人公が女の子だったが、この作品では主人公を男の子にしている。女の子には無理な冒険だと思った。
ドラマとしては、絶滅寸前の渡り鳥に人間が生き方を教えられるのかどうかっていうところがひとつのポイントとなっているが、メインとなっているところは少年の冒険を心配する母親の感情の動きであった。
主役の子どもはまだ幼い顔で芝居もイマイチだったが、母親役のメラニー・ドゥティという女優さんがうまくフォローしていた。
渡り鳥を救いたい気象学者の父親を演じたジャン=ポール・ルーヴは歳が行きすぎていて最初は祖父なのかと思ったりしたが、でも、まあこれもいい味を出していた。

1〜 5件 / 全7件