「ラ・ヨローナ 〜彷徨う女〜」 の解説・あらすじ・ストーリー
デビュー作「火の山のマリア」で注目されたグアテマラの俊英ハイロ・ブスタマンテ監督が中南米に伝わる怪奇譚“ラ・ヨローナ伝説”をモチーフに、自国の負の歴史を描いた社会派スリラー。主演は「火の山のマリア」のマリア・メルセデス・コロイ。内戦が長きにわたって続いていたグアテマラでも、1980年代初頭の数年間はとくに多くの犠牲者を出した暗黒の時代だった。それから30年が経ち、当時将軍だったエンリケは虐殺を指揮したとして裁判にかけられることに。やがてエンリケは夜な夜な女の泣き声に苦しめられ、メイドたちも次々と屋敷を去っていく。そんな中、新たなメイドとして若くて美しいアルマがやって来るが…。 JAN:4589921412391
「ラ・ヨローナ 〜彷徨う女〜」 の作品情報
製作年: | 2018年 |
---|---|
製作国: | グアテマラ |
原題: | LA LLORONA |
「ラ・ヨローナ 〜彷徨う女〜」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督: | ハイロ・ブスタマンテ |
---|---|
出演: | マリア・メルセデス・コロイ 、 マルガリータ・ケネフィック 、 サブリナ・デ・ラ・ホス 、 フリオ・ディアス |
脚本: | リサンドロ・サンチェス |
---|---|
撮影: | ニコラス・ウォン・ディアス |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
97分 | 日・日(大字幕) | オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GADR2239 | 2021年01月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
148枚 | 3人 | 4人 |
収録時間:
97分
字幕:
日・日(大字幕)
音声:
オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
GADR2239
レンタル開始日:
2021年01月08日
在庫枚数
148枚
1位登録者:
3人
2位登録者:
4人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
97分 | 日・日(大字幕) | オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GADR2239 | 2021年01月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
148枚 | 3人 | 4人 |
収録時間:
97分
字幕:
日・日(大字幕)
音声:
オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
GADR2239
レンタル開始日:
2021年01月08日
在庫枚数
148枚
1位登録者:
3人
2位登録者:
4人
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?
1〜 3件 / 全3件
グアテマラの大量虐殺(史実)を怪談テイストで・・・。
2018年(グアテマラ)ハイロ・ブスタマンテ監督。
てっきり『ラ・ヨローナ 泣く女』の続編のホラーかと思って借りました。
ジェームズ・ワンのホラーとはなんの関係もないので、お間違いなく!!
アート(芸術)系の政治ドラマに、中南米に伝わるヨローナの怪談をまぶしたような作品。
結構、惹きつけられて夢中で観ました。
凄く良いんだけど、悲しみが胸に迫ってこないのです。
(なんか惜しいです)
グアテマラの血塗られた歴史。
20万人以上が殺された大量虐殺の罪で裁かれるエンリケ老将軍。
1981年から1983年には先住民のインディオを、一ヶ月に3000人殺したと言う。
裁判で政治的決着がつけられエンリケは無罪になり自宅軟禁に。
弾劾する民衆に取り囲まれ邸宅は家族も怒号を浴びながら、邸宅に閉じこもるしかない。
そこへ新しいメイドのマリアが手伝いに来る。
(実はマリアはエンリケに子供2人を殺された上、夫が行方不明なのだ)
当然マリアの目的は復讐かと疑われます。
ヨローナとは中南米に伝わる怪談で、殺した子供を後悔する母親が嘆きのあまり入水自殺する・・・と言う怪奇譚です。
《マリア、行動せよ》・・・今か今かと待てど暮らせど、やたら持って回って、
髪洗ったり、風呂に入り裸を見せたり・・・ラチがあかない!!
そのうちに将軍の老妻がストレスでおかしくなる。
自分が虐殺の被害者になって、夢の中を彷徨らうことに・・・。
当のエンリケはまったく罪を悔いる様子もなく、
老妻、女医の娘、孫のサラに罪の重さがのしかかる。
回想シーンが真に迫り、映像も幻想的です。
やはりマリアの復讐にポイントを置いて、悪い奴・・・エンリケを徹底的に糾弾してほしいです。
ラストで方向性がさらにズレるのが、残念です。
グアテマラのハイロ・ブスタマンテ監督は才気溢れて将来に期待が持てます。
政治告発を芸術的映画として撮る。
やはりここに弱点を感じました。
このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています
褒めようと思えば褒められるのかもしれないが・・
わたしには無理な映画だった。驚異的にスローでストーリーもないと思う。とても観てられなくて早回しにしたので見落としたのかもしれないが、痴呆症の白人のジイさんが過去に犯した罪で裁判にかけられ、釈放はされたものの家のまわりを怒った市民が取り囲んでいた、というだけの話だった。家の中に閉じこもっている家族やメイドは不安に怯え、奥さんが悪夢にうなされていたが、その夢が実際に起きたことなのかどうかはわからない。
このレビューは気に入りましたか? 1人の会員が気に入ったと投稿しています
迷惑な将軍
かつての内戦時代、指揮を執っていた将軍が虐殺の罪で裁判に。
当然本人は認めない。だが有罪判決。しかしそれが無罪になってしまう。
納得いかない国民。襲撃される将軍。
とまあ、この将軍のせいで迷惑を被る周囲には同情できても、この男は最初から最後までどうしようもない。
認知症なのか夢遊病なのかよくわからない部分もあるが、普段の生活からして最低。
使用人だって辞めたくなるわ。いきなり深夜に撃たれそうになるとかイヤでしょ。それにこんな状況だし。
家の周囲に集まったデモ。その中に不思議な人たちが。
それもあまり描かれてないのでよくわからないまま。
新しくやってきた家政婦も謎っぽいだけでよくわからないまま。
最終的には不思議な現象が起こるんだけど、本当に終わり間際だけ。
結局なんだったのさ。
終始、最悪な男の家庭を見せられるだけ。
このレビューは気に入りましたか? 0人の会員が気に入ったと投稿しています
1〜 3件 / 全3件
ラ・ヨローナ 〜彷徨う女〜
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:3件
2021/01/15
2018年(グアテマラ)ハイロ・ブスタマンテ監督。
てっきり『ラ・ヨローナ 泣く女』の続編のホラーかと思って借りました。
ジェームズ・ワンのホラーとはなんの関係もないので、お間違いなく!!
アート(芸術)系の政治ドラマに、中南米に伝わるヨローナの怪談をまぶしたような作品。
結構、惹きつけられて夢中で観ました。
凄く良いんだけど、悲しみが胸に迫ってこないのです。
(なんか惜しいです)
グアテマラの血塗られた歴史。
20万人以上が殺された大量虐殺の罪で裁かれるエンリケ老将軍。
1981年から1983年には先住民のインディオを、一ヶ月に3000人殺したと言う。
裁判で政治的決着がつけられエンリケは無罪になり自宅軟禁に。
弾劾する民衆に取り囲まれ邸宅は家族も怒号を浴びながら、邸宅に閉じこもるしかない。
そこへ新しいメイドのマリアが手伝いに来る。
(実はマリアはエンリケに子供2人を殺された上、夫が行方不明なのだ)
当然マリアの目的は復讐かと疑われます。
ヨローナとは中南米に伝わる怪談で、殺した子供を後悔する母親が嘆きのあまり入水自殺する・・・と言う怪奇譚です。
《マリア、行動せよ》・・・今か今かと待てど暮らせど、やたら持って回って、
髪洗ったり、風呂に入り裸を見せたり・・・ラチがあかない!!
そのうちに将軍の老妻がストレスでおかしくなる。
自分が虐殺の被害者になって、夢の中を彷徨らうことに・・・。
当のエンリケはまったく罪を悔いる様子もなく、
老妻、女医の娘、孫のサラに罪の重さがのしかかる。
回想シーンが真に迫り、映像も幻想的です。
やはりマリアの復讐にポイントを置いて、悪い奴・・・エンリケを徹底的に糾弾してほしいです。
ラストで方向性がさらにズレるのが、残念です。
グアテマラのハイロ・ブスタマンテ監督は才気溢れて将来に期待が持てます。
政治告発を芸術的映画として撮る。
やはりここに弱点を感じました。
2021/01/28
わたしには無理な映画だった。驚異的にスローでストーリーもないと思う。とても観てられなくて早回しにしたので見落としたのかもしれないが、痴呆症の白人のジイさんが過去に犯した罪で裁判にかけられ、釈放はされたものの家のまわりを怒った市民が取り囲んでいた、というだけの話だった。家の中に閉じこもっている家族やメイドは不安に怯え、奥さんが悪夢にうなされていたが、その夢が実際に起きたことなのかどうかはわからない。
2021/02/02
かつての内戦時代、指揮を執っていた将軍が虐殺の罪で裁判に。
当然本人は認めない。だが有罪判決。しかしそれが無罪になってしまう。
納得いかない国民。襲撃される将軍。
とまあ、この将軍のせいで迷惑を被る周囲には同情できても、この男は最初から最後までどうしようもない。
認知症なのか夢遊病なのかよくわからない部分もあるが、普段の生活からして最低。
使用人だって辞めたくなるわ。いきなり深夜に撃たれそうになるとかイヤでしょ。それにこんな状況だし。
家の周囲に集まったデモ。その中に不思議な人たちが。
それもあまり描かれてないのでよくわからないまま。
新しくやってきた家政婦も謎っぽいだけでよくわからないまま。
最終的には不思議な現象が起こるんだけど、本当に終わり間際だけ。
結局なんだったのさ。
終始、最悪な男の家庭を見せられるだけ。
1〜 3件 / 全3件