ヲタクに恋は難しい

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（2020年・福田雄一監督）。にしては・・・。

幼馴染みの二人、という事は同い年だとは限らないですね。
だけど、山崎賢人と高畑充希では、見た目もキャリアも彼女が上に見えてしまいます。

ストーリィもそこそこに、歌い踊りだすミュージカル仕様。
う〜ん、話がゆるくてメリハリがないなー。
斉藤工の大人なダンスが良かったです。

あっけない終盤だったが、ラストの歌が『残酷な天使のテーゼ』♪をリスペクトしたもの
だったので、少し気分が良くなって私はディスクを閉じた。

福田監督作品と、常連俳優さん達が好きなので観ましたが、微妙。
主役２人は美男美女過ぎて、清潔感ありすぎて、オタクっぽさが無い。
（オタクが不潔という意味ではないです）
ミュージカルシーンが長い。
序盤からオタクカップル成立しちゃう。
カップルになるまでの苦悩とか見たかったな。
ラストあっさりしすぎ。
もっと盛り上がるネタは無かったのか？

雰囲気は、冒頭から終盤までずっと明るい。
福田作品常連俳優達の見せ場はやっぱり楽しい。
高畑充希さんが魅力的。
クルクル変わる表情、ナイスリアクションと台詞回し。
特に地雷踏んで爆発する高畑さんは面白かった。
ラストのエヴァ風の歌は良かった。

７０点

福田ワールド全開！
福田監督の笑いのセンスが好きなので
私はけっこう楽しかったです。
ところどころで大笑いさせてもらいました。
福田監督作品でおなじみの佐藤二郎さん、賀来賢人さんらは
もうこれ絶対アドリブでしょ？的なやりすぎ感たっぷりな演技にも
おかしくて笑っちゃいました。
オタク言葉は字幕付きで見たにもかかわらず
テンポは早いし
意味不明だしだけど(笑)
それはそれで楽しかったです。

成海役の高畑充希ちゃんが、めちゃ可愛かった〜。
斉藤工さんとのどこかぎこちないダンスは
《ラ・ラ・ランド》を意識したのかなぁ？
そういや全体的な映画のトーンも、ラ・ラ・ランドみたいでした。

原作漫画ファンには、不評みたいだけど
原作知らない私には
けっこう楽しめたので、見てよかったです。

監督：福田雄一（2020年・日本・114分）
原作：ふじた氏の同名漫画

私は本作を2021年2月13日のTV放映で観ました。
ところが、ラストの部分を観ることが出来ませんでした。
何故なら、23：08に福島県沖で地震が発生し、地震の報道番組に切り替わってしまったからです。
映画のシーンで言えば、成海（高畑充希）が樺倉（斎藤工）の部屋について行くと、花子（菜々緒）と宏嵩（山崎賢人）がコスプレをしていたシーンです。

まあ色々と、ツッコミどころ満載でした。
ミュージカルになっているとは知らず、最初は面喰いました。
安心して観て聞いていられるのは、高畑充希だけでした。ムロツヨシはお世辞にも上手いとは言えないかな。
山崎賢人は、もっと堂々と歌えたらよかったのに。『あの頃。』の松坂桃李よりはずっと上手だったけど。（笑）
斎藤工も高畑充希と歌って踊るシーンがあり、大人の男性の魅力があったかも。
また違うシーンでは、斎藤工が酔っ払って、喧嘩した彼女のことを愚痴るのですが、そこは演技過剰でした。愚痴を聞いている高畑充希の顔がニヤニヤしていて、あれは本物のニヤニヤではないでしょうか。
絶対そうです。福田監督ですもの。

「ヲタク」と言っても、「ゲーオタ」「アニヲタ」と色々あるんですね。
「ヲタクはキモイ」と言う人もいるでしょうが、表現方法が独特で一生懸命が強いだけで、感情の動きは「ヲタク」じゃない人と一緒です。
ディスカスでレビュー投稿に明け暮れる私たちも一種のヲタクでしょ。（笑）
そう言えば賀来賢人も出ていますが、どこにでもハマる器用な人ですね。（笑）
見逃したシーン（ラスト10分ほど）は、サブスクで観ることが出来ました。
宏嵩（山崎賢人）の純情さが際立つラブコメで、何だかんだで楽しかったです。

2020年。監督:福田雄一
つまんなくはなかった。普通に楽しめた。
途中でやめようとか、まったく思わなかったから、
普通に面白いのだった。
しかし！ヲタク語がほとんど意味不明。
字幕付きで観たんだけれど、これ日本語かい？
JKの使うやたら縮めて意味不明の言語にみたいで、呆れる。
こんな言語で話すヲタクって、不気味だわ！

しかも、ミュージカル映画だった。
高畑充希はミュージカル女優のキャリアが長いそうで(ピーターパン役を8年)、
普通に上手いが、突出した歌声でも踊りでもない。
山崎賢人も普通にこなしているが、どうもラジオ体操的で魅力がない。
彼も難しいポジションにいるみたい。

踊りのシーンなら、斎藤工の方が数段上手い。
夜の屋上でのタップダンスはセンスがあり驚いたし、
高畑充希と屋上庭園一杯のスペースで踊る2人は、
「ラ・ラ・ランド」のゴズリングとエマ・ストーン
そっくりだった。
ちょっと《ほろ酔い気分》を味合う！！
原作漫画にあまり似てないそうだが、この「ミュージカル映画」の設定は、
漫画でも歌い踊るのだろうか？
読んだ人に聞いてみたい。
ミュージカル映画なのは、映画的変更なのかな？

それにしても声優ブームとか聞くけれど、これまた不可解な盛り上がりの追っかけ男子だった。
まるで「応援団の乗り」
色々な意味で知らない世界を教えて貰える《貴重でマイナーな映画》でした。